Album Chart New Entries Archive
July 2002


2002/7/13 No.1 New Entry (US) Sales: 714,000
Nellyville / Nelly
ネリーの2作目が70万超のセールスで1位に登場。最初に彼が売れた時は田舎者丸出しのスタイルが面白がられただけかとも思ってましたが、ルックスの良さや、他の誰とも重ならないキャラの出し方もあり、すっかりメインストリームの大スターになっちゃいましたね。デスチャのケリー、インシンクのジャスティンというゲストの選び方も、普通のラッパーならセルアウトだと批判されるのが怖くてなかなかできることじゃないでしょう。
前作からの間隔の開き方もちょうどいいし、ネリーのシンギング・スタイル、パーティー調の楽しさ全開のシングル「Hot In Herre」が1位になっている絶好のタイミングでの発売でした。

2002/7/13 No.3 New Entry (US) Sales: 119,000
God's Favorite / N.O.R.E.
へえ、ノリエガってこんなに人気あるんだ。98年の1作目「N.O.R.E.」(3位)、99年の「Melvin Flynt - Da Hustler」(9位)に続き、3作連続でトップ10入り。カポーン&ノリエガ名義での1stはまだしも、日本ではあまり人気のないラッパーですが、何が良くないのかなあ。チンピラくさい雰囲気が非実力派くささを醸し出してるのかなあ。
そういえば今をときめくネプチューンズが最初に認知されたのってノリエガの「Superthug (What What)」でしたよね。今回も第1弾カットの「Nothin'」など要所をネプが押さえるほか、アーヴ・ガッティやスウィズ・ビーツなど若手大物が中心になって手堅いビートを提供してます。

2002/7/13 No.5 New Entry (US) Sales: 89,000
Truthfully Speaking / Truth Hurts
R&Bシンガー、トゥルース・ハーツのデビュー作。まあデビュー作で5位という成績は充分に立派ですが、強烈なインパクトのシングル「Addictive」もヒットしてるし、ドクター・ドレ一味の全面バックアップ!という強力な宣伝文句があればもうちょっと売れても良かった気はします。内容的には、先行シングルのイメージとは違って割と普通のR&Bみたいですね。

2002/7/13 No.13 New Entry (US) Sales: 60,000
Born To Reign / Will Smith
あちゃー。13位だってさ。大ヒット間違いなしの「MIIB」公開直前なので、公開されたらこれがサントラ代わりに多少は売れるんでしょうが、これは寂しいですねえ。
まあ、俳優としての彼は決して人気は落ちてないと思うので、このセールスはウィル・スミスの人気が落ち目ということではなく、だんだん彼は俳優業が本業だと認知されはじめたということなんでしょう。本人は、ラッパーと俳優業に同じぐらのウェイトを置きたいようなことを言ってますが。 ちなみに彼の1stソロ「Big Willie Style」は900万枚の出荷というビッグヒットながらチャート順位では今いち伸び悩んで最高位8位、2nd「Willennium」は5位で200万枚でした。

2002/7/13 No.23 New Entry (US)
Knock On The Sky / SheDaisy
いやー待たせましたねえ。カントリーの女性3人組。ジャンルや“実力”は違うとしても存在感はコアーズなんかに近いのかな。99年のデビュー作がロングセラーになり、クリスマスアルバムとリミックスアルバムを経て、3年ぶりのオリジナル作が登場。
しかしリミックスアルバムを出してたとは今初めて知りましたが、カントリー界ではけっこう画期的なことじゃないですか?まあ、彼女たちはもともとポップ寄りのスタンスではあるにしても。
デビュー作はまる2年チャートインしましたが、最高位は70位だったので、チャート的には大幅に自己ベスト記録を更新しました。

2002/7/13 No.46 New Entry (US)
3 / Soulfly
元セパルトゥラのマックス・キャヴァレラによるバンドの、タイトル通り3作目。なんか今週初登場してるアルバムって「3作目」が妙に多い気がしますが。
ヘヴィロックにトライバルな要素を組み込んだ独自の音楽性でセパルトゥラの「Roots」やソウルフライの1stは高く評価されていますが、今回はそれらには及ばない、という世間の評価みたいですね。

2002/7/13 No.52 New Entry (US)
Development / Nonpoint
フロリダ出身のラップ・メタル・バンドのメジャー2作目(通算4作目?)。メンバー4人中2人がプエルトリコ人だというのがいかにもフロリダっぽいです。前作は166位に1週チャートインしただけだったので、今回ぐっとハクをつけました。

2002/7/13 No.61 New Entry (US)
This Is Ultimate Dance! / Various
昨年はアリシア・キーズなどの大型新人や、ベテランのルーサー・ヴァンドロスを次々にヒットさせて“さすがクライヴ・デイヴィス”と誰もが納得させられてましたが、今年はまだあまり活躍する場がないJレコーズ。「NOW」や「Totally Hits」の市場を狙ってきたと思われるこのアルバムも、ぱっとしませんでした。収録曲はJのアーティストに限らないので、普通のヒット曲集コンピとして聴けるのですが、ジャネットの「All For You」を筆頭に“今さらそんな曲入れないでも...”と思わされる選曲が妙に気になります。こりゃあ売れないわ。

2002/7/13 No.67 New Entry (US)
Punk-O-Rama 7 / Various
EPITAPHレーベルのお馴染みのシリーズ第7弾。パンク系の曲ばかり1アーティスト1曲で集めたもので、EPITAPHレーベル所属アーティストの顔見せコンピ的な役割ですが、単純に最新パンク・ヒット集として楽しめるでしょう。バッド・レリジョン、ランシド、ペニーワイズらの重鎮に加えて今回はハイヴスが入ってるのが目を引きますね。

2002/7/13 No.70 New Entry (US)
Live At Budokan / Ozzy Osbourne
テレビ番組「Osbournes」が大当たりして今が商機と見たか、オジーのライヴが唐突に登場。まだ最新アルバム「Down To Earth」を出してから1年も経ってないし、ほんの数週間前に番組と連動した「The Osboutnes Album」が出たばかりなんですが。この“焦り”が良くなかったのか、彼のオリジナル/ライヴ作品としては93年の「Live & Loud」の22位を大きく下回る、最低順位記録を作ってしまいました。
ちなみにこのアルバムタイトルの“budokan”。もちろん日本が誇る日本武道館のこと。その昔チープ・トリックが同名のアルバムを大ヒットさせて以来、アメリカでも“budokan”の名が知られるようになったと言われてます。スマッシング・パンプキンズが武道館公演をした時、喜々としてチープ・トリックの「I Want You To Want Me」を演奏してたのが非常に印象的でした。

2002/7/13 No.73 New Entry (US)
Steve Harvey Compilation: Sign Of Things To Come / Various
コメディアンのスティーヴ・ハーヴェイ絡みのコンピ。テレビ番組も持ってるようだから、その関係なのかな?デイヴ・ホリスター、カール・トーマス、ジョー、アンジー・ストーンなど、R&B系のかなりメジャーな人たちが曲を提供してます。

2002/7/13 No.79 New Entry (US)
Una Lagrima No Basta / Los Temerarios
ラテンチャートではお馴染みの、メキシコの5人組バンド。2000年の「En La Madrugada Se Fue」(75位)に続いて、Billboard 200チャートで100位以内に入るのはこれで二度めですが、既に10枚以上のアルバムを出してます。

2002/7/13 No.95 New Entry (US)
The True Meaning / Cormega
ナスやモブ・ディープと同じくNY、クイーンズブリッジ出身のラッパー。もともとナス、フォクシー・ブラウンらとザ・ファームの一員としてデビューするはずだったのが、直前になってその役をネイチャーに奪われてしまい、結局デビューが3年遅れてしまったという不幸な人。評判はいい人なんですが、売れないですねえ。


以上・しんかい (kaz@meantime-jp.com)



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