|
No.1 of the Week: Invincible / Michael Jackson (New Entry)
|
|
マイケル、無事に1位をゲットしましたねえ。オリジナルアルバムは何と1982
年の「Thriller」以来すべてがNo.1になってることになります。まあ、約20年
をかけて、今回を含めて5枚しか出てないんですが。
日本ではここ数年ジャクソン5が妙に再評価されてますが、そのリードボーカリ
ストとして1969年にデビューしたのがマイケル。天才少年シンガーとして一世を
風靡しますが70年代後半にはいったんその勢いが落ちます。
が、79年にクインシー・ジョーンズの力を借りて「Off The Wall」をリリース
すると、これが爆発的な大ヒットに。ところが本当に爆発したのはその後。当時
「Off The Wall」は本当に大きなヒットだったので、まさかそれを何倍もの規
模で上回るヒットが続くとは誰も予想してなかったようですが、82年発売の
「Thriller」は8ヶ月に渡ってアルバムチャートの首位を独占し、その売上げ
枚数はギネスブック級。アメリカだけでもその出荷枚数は2000万枚を越え、イー
グルスの「Their Greatest Hits」と抜きつ抜かれつのトップ争いが、この数年
続けています(「Thriller」は先ごろボーナストラック入りで再発されたので、
ここでイーグルスにぐっと差をつけるかも)。
この頃まで、マイケルは普通の青年でした。「Thriller」ヒット中から色々と
怪しげな噂は伝わってきたものの、これだけ爆発的なヒットを出した超大金持ち
の超大スターなんだから、ちょっとぐらい変ったところもあるだろうと、あまり
「変人ぶり」は気にならなかったような気がします。
87年の「Bad」は、これまでの良い子なイメージを覆すべく奮闘していたのです
が、その無理矢理なイメージ戦略が逆効果となります。これまでの、歌もダンス
もうまい洗練された都会的なイメージが、変にロックや白人文化に媚びたダサい
「裸の王様」的なイメージへと変っていきます。
お城のような豪邸に閉じこもり、たまに交流をもつのは子供や動物ばかり。更に
みるみる肌が白くなり、顔の形が変っていくにつれ、彼の「変人」としてのイメ
ージは加速度的に増していきます。
92年の「Dangerous」はサウンド的には「Bad」での迷いを断ちきり、当時の流行
のR&Bサウンドにしっかり乗って、まだまだイケてるところを見せつけました。
ただ、流行を取入れた副作用として「マイケルならでは」という持ち味は薄まり、
彼の存在感は相対的に低くなりました。自ら流行を作り出してきた彼が、今度は
世間の流行を取入れてしまうことで、自分のパワーダウンを自ら認めてしまった
ことになります。
96年にはDisk1がベスト盤、Disk2が新作という変則的な2枚組「HIStory」を
リリース。当時レコード会社はこれを「全世界で1億枚売る」などと豪語してい
ましたが、これは意外なほど平凡なセールスに終ります。
「HIStory」ではマイケルはジャケで自らブロンズ像になり、ブックレットの中
ではしきりに自分が「King of Pop」であると強調しています。が、それと反比
例するように、この頃からアメリカでマイケルの扱いがすごく冷たくなります。
「HIStory」からのシングルはイギリスでは軒並み大ヒットしたのですが、アメ
リカではジャネット、R.ケリーの力を借りた2曲がヒットしただけ。
更にこの後リリースされたリミックスアルバムからは「Blood On The Dance
Floor」というシングルがトップ40入りさえ逃がし、アメリカでは「マイケルは
もう終った」感が強烈に漂い始めます。
その後は時々パーティに顔を出した姿とかが散発的に報道されるだけで、もう彼
は現役アーティストとしてやっていく気はないのかな、なんて思わせたりもした
のですが...
今年は彼がソロデビューして30周年を迎えます。若手スターをごっそり迎えて、
その記念コンサートが行われました。
また、彼は昔から「良い子」なイメージの強い人で、多くのチャリティ系、慈善
系のイベントに関ってきました。まだリリースされてませんが、9.11テロ後にい
ち早く若手をかき集めてチャリティソングを録音したのも、「大物」で「クリー
ンな」マイケル健在を印象づけました。
先行シングル「You Rock My World」はあまり大きなヒットにはなっておらず、
新作「Invincible」は大して売れない、というのがマスコミの大方の見方でした。
結果、約37万枚のセールス。
インシンクやバックスはもちろん、先週まで次々に初登場してきたジェイZやDMX
あたりにも全然及ばない数字。ギネスブック級の売上げを記録した超スーパース
ターにしては寂しい数字と言えるでしょう。でも、プレスに言わせれば「これで
も上出来」なんだそうです。
それだけ、マイケルの現役アーティストとしての存在感がなくなっていたという
ことなんでしょう。
ちなみにmeantimeで募ったアンケートでは「強い相手にぶつからなければなんと
か1位」と予想する人と、「余裕で1位になる」という人がほぼ3割ずつで、
(http://www.meantime-jp.com/ のトップページのWhat's Hotのコーナー)
まあ皆さんの予想通りになったと言っていいでしょう。
|
|
No.2 New Entry: Escape / Enrique Iglesias
|
|
。今週2位初登場という大金星を手にしたのはエンリケ・イグレシアス。
しかしこれは偶然の賜物としか言いようがないですねえ。ここからの先行シング
ルは「Hero」。かいつまんで言ってしまえば、この曲はよくあるラブソング。と
ころが、9.11テロ事件が発生。現場で自らの命の危険を顧みず、救助や避難の誘
導にあたった消防士や、警官たちをアメリカのヒーローとして称える空気が漂い
始めます。
そこで、折りよく売出し中だったのがエンリケの「Hero」。消防士のことなんか
なーんにも意識してない曲で、歌詞を読んでも、その言葉はすべて恋人に向けら
れています。一部「Now would you die / for the one you loved ?」という
一節が、あの事件での「ヒーロー」たちの活躍ぶりを思わせないこともないです
が、ずばりこの曲、「Hero」というタイトルじゃなければ、こんなにもてはやさ
れることはなかったでしょう。ラストで主人公(エンリケ)が死んでしまうビデ
オクリップも、お涙頂戴的観点から言えば、効果的でした。
(ちなみに共演しているのはエンリケの現在の実生活での恋人であるジェニファー
・ラヴ・ヒューイット)
実は同じ「Hero」というタイトルのマライア・キャリーのヒットも、このところ
ラジオでよくかかってるそうです。こちらは、勇気をふりしぼればあなたもヒー
ローになれるわ、という感じの歌なので、要は女のことを考えてるだけのエンリケ
より、こっちのほうがヒーローたちへの鎮魂歌としては相応しいですね。
ということで、もちろんこのアルバムがこんなに大きなヒットになったのは「He-
ro」のおかげ。1曲、社会現象的な強力な収録曲があれば、アメリカではアルバ
ムがガンガン売れてしまうことは、チャンバワンバやルー・ベガなどの一発屋た
ちが実証してきました。
確かにエンリケは英語デビューアルバムから「Bailamos」他大ヒット曲を連発し
てきた実績があります。しかしそれもリッキー・マーティンやマーク・アンソニー
らの活躍によるラテン・ブームの追い風にうまく乗ったからこそのヒット。
その前からラテン圏ではスターの地位を確立していましたが、それも元はと言え
ば父・フリオ・イグレシアスの威光のお陰。
ってボロボロにけなしてますが、私はこいつがどーもダメで。父親のフリオはす
ごく評価していて、素晴らしいボーカリストだと思ってます。あの、甘くて艶が
あって、懐の深い歌声はまったく見事と言うほかありません。それだけに女たら
し以外に何の芸もないドラ息子にはイラ立つんですよねえ。
|
|
No.4 New Entry: Greatest Hits: Chapter One / Backstreet Boys
|
|
バックスのベスト盤は約20万枚のセールスで4位に初登場。日本のオリコンチャート
でも2位になってるし、今は来日を控えて日本で彼らの人気が盛上がってるところ
なので、これを意外だと感じる人も多いでしょう。今週のチャートはこのアルバムと
マイケルの首位争い、と予想していた人は少なくないと思います。
しかしどういうわけか、一般に、アメリカってのはベスト盤がガンと売れることって
ないんですよね。細く長く売れ続けるので、累計セールスは多いのですが、瞬発力
のある作品にはなかなか出会いません。
ここ数年ではU2のベストが2位になったのと ...他に何がありましたっけ。
まあとにかくイギリスと違って、アメリカではベスト盤はチャート的には決して
“有利”なアイテムではありません。
バックスは「Millennium」「Black And Blue」と過去2作を初登場週に100万枚
以上売っていますが、今回の成績をもって彼らを「落ち目」と評することは
できないでしょう。あ、まあ、全盛期を過ぎてるとは思いますが。
|
|
No.12 New Entry: Lenny / Lenny Kravitz
|
|
レニクラのオリジナルとしては6作目。前作「5」がロングセラーになった上に、昨年はベスト盤が出たので、実はオリジナルとしては98年5月以来、3年半ぶりになるのですが、全然久しぶりという感じがしませんね。
ベスト盤もよく売れたし、このところセールス的にも好調だったのですが、今回は今ひとつ売れませんでした。やっぱこの人がこれだけ売れてきたのは、アルバムが出れば毎回即買い、というコアなファンよりは、たまたま今売れてるシングルが気に行ったのでアルバムを買う、という一見さんが多かったんでしょう。今のところこのアルバムからはヒット曲が出てないので、アルバムも出足は不調だった、というだけで、また後でアルバムからヒット曲が出れば、それにつられてアルバムも売れ出す、というのが今までのパターンでした。
ま、私はレニクラ嫌いなので別にどうでもいいんですが。しかし私のようなアンチ・レニクラには今回のジャケは相当キツいです。
|
|
No.15 New Entry: Instructions / Jermaine Dupri
|
|
その仕事ぶりを考えれば大物であることは疑いようがないんだけど、どうにも小物感が抜けないジャーメイン・デュプリ。ちょうど彼が指揮をとったチャリティシングル「What's Going On」と発売が重なりました。「What's Going On」のほうがあれだけの豪華メンバーが参加してますから、黙っててもある程度は売れるでしょうが、こっちのソロ作のほうは今いち自信がない...じゃあ発売日を重ねて、CD屋店頭で一緒に平積みに展示してもらい、「ついでに一緒に買っていく」層を狙うか、ってな意図でわざと重ねたんではないかと私は見てますが。
相変らず内容は評判が悪いです (^^; もともとラッパーとしては全然評価されてない人だし、今回は作りが散漫すぎると叩かれてますね。
|
|
No.17 New Entry: Christmas Extraordinaire / Mannheim Streamroller
|
|
クリスマス専門のグループ。って本当にそうなのかどうかは知りませんが、チャートを見てる限りそういう印象しか受けません。とにかくチャートインしてくるアルバムはみーんなクリスマス物。で、それがよく売れる。音楽的には「ニューエイジ」に分類されるようで、まあ、チャートに登場している他の作品とは購買層がまったく違うんでしょう。
|
|
No.18 New Entry: What's Going On (EP) / All Star Tribute
|
|
問題の作品。え、これってシングルじゃないの?なんでアルバムチャートに入ってるの?というのはもっともな疑問。まあ、9曲も入ってて収録時間が長いのでアルバム扱いになった、と言えば納得できなくはないですが。イギリスのチャートは、この辺の基準が非常にはっきりしていて、4曲以上を収録していたらシングルチャートの集計対象とはならない、なんてことがはっきり謳われてます。一方Billboardはとかく集計基準とか集計方法など、手の内を明かしたがらなくて、どこまでがシングルでどこまでがアルバムなのか、その具体的な判断基準はわかりません。ちょっと思い浮ぶところでは、スマッシング・パンプキンズの「Mellon Collie And The Infinite Sadness」からのシングル「Zero」は、シングルなのに7曲も入っていたのでアルバム扱いされてしまい、アルバムチャートに登場した、なんてことがありました。
この曲自体について、一応おさらい。U2のボノが発起人、ジャーメイン・デュプリが
プロデューサーとして今の若手を中心にスターを集め、みんなでマーヴィン・ゲイの
「What's Going On」をカバー。これは、チャリティシングルとして、収益の一部
をエイズ基金に寄付するのが目的でした。
ところがこの曲の収録直後、9.11テロが発生。急遽、この曲の収益はテロ復興支援
にも回されることになりました。ビデオクリップは2種類あるようですが、最初の
バージョンはレコーディング風景と、テロ事件後の救助や復興の様子を写す映像を
交互に重ねたような感じで、ビデオを見る限り「エイズ基金という当初の目的は
いったいどこに消えてしまったの?」という印象を受けました。
実際には収録されたのは事件前なので、歌詞もエイズを念頭においたものになって
ます(歌の部分はオリジナルバージョン通りの歌詞だけど、ラップの部分は今回
作られたもの)。それだけにあの映像でこの歌詞だと、「この曲はいったい何?」
と視聴者に思われてしまう可能性もあります。もしかすると、わざわざ後から
新しいビデオが作られたのは、そういうあらぬ誤解を招かないように、かもしれ
ません。
かなりつまんないバージョンもありますが、9バージョンも入って約1200円って
のは安いし、これを買うことが、ほんの少しとは言え、何かの役に立つんだと思え
ば、買っておくべきものでしょうね。
そうそう、これの輸入盤に1300円以上の値をつけてる輸入盤屋がありますが、
日本盤は税込1260円です。よりによってこういうアイテムで金儲けしようなどと
いう魂胆の店に金を落すことなかれ。
|
|
No.19 New Entry: Three 6 Mafia & Hypnotize Minds Presents Choices - The Album / Various
|
|
うーん、タイミングが悪かった。こんな激戦の週に出てしまっては、流石のスリー6マフィアでもこのぐらいが限界でした。
No Limit軍団が「I'm Bout It」や「I Got The Hook Up」を作り、CA$H MONEY
軍団が「Baller Blockin'」を作ったように、Hypnotize Minds軍団はこの
「Choices」という映画を作りました。まあ、各レーベル所属のラッパーがぞろぞろ
出てきて、先の展開読めまくりのベタなストーリーをイモ役者が演じる、という
酷い代物なのですが、何しろ日本ではこの辺の人々が動く姿は滅多に拝めない
ですし、彼らの「地元」や「日常」を垣間見るチャンスでもあるので、実は資料と
してなかなか貴重な代物だったりします。決して「映画」として期待しちゃいけま
せん。なーんて言ってすげえ良く出来てたりして。侮れないからなあ、スリー6マフィア。でも「I'm Bout It」も「Baller Blockin'」も観ましたが、映画としては
泣くほどつまんないです。
|
|
No.32 New Entry: Christmas Memories / Barbra Streisand
|
|
今週は3枚のクリスマスアルバムがエントリーしましたが、その二番人気。バーブラ
さんはよくアメリカの国民的なシンガーと言われます。映画女優としても活躍し、
どちらかと言うとシンガーよりは「大物タレント」という存在感なのかもしれま
せんが。
バーブラさんは1967年に出した「A Christmas Album」というクリスマス作品が
超ロングセラーで、クリスマスシーズンになると毎年クリスマスアルバムチャート
にリエントリーしてきて、90年代に至るまで売れ続けていました。さー果して
今回のこれがその「定番」の地位にとって代れるかどうか。
|
|
No.33 New Entry: [Music] / Erick Sermon
|
|
一体どうなってしまったのかよくわからないままリリースされたエリック・サーモン
の新作。何やら大怪我をして入院したのは間違いないようなのですが、その怪我の
原因が自動車事故だと言われたり、自殺未遂だと言われたり。その後噂を聞かなく
なったなあ、と思った頃にこのアルバムがチャートイン。一体どうなったんだ
エリック・サーモン。
|
|
No.52 New Entry: Harry Potter & The Sorcerer's Stone / Soundtrack (John Williams)
|
|
see UK chart
|
|
No.59 New Entry: 8 Days Of Christmas / Destiny's Child
|
|
今週登場した3枚のクリスマスアルバムのうち、意外にも一番人気がなかったのは
デスチャ。まあ、そうは言ってもまだクリスマス商戦は本格化してないので、これ
から12月に入って、どれだけ売れるかが勝負です。
このアルバムはさすがにデスチャらしく、いかにもな曲をいかにもな風に歌ってる
曲は全然なく、どれもアッパーな変則ビートの、いつものデスチャ色に染められて
いて、かなり好感が持てます。
各メンバーの実質ソロ曲も1曲ずつあり、中ではミッシェルがすごい子供声で
ちょっと意外。ビヨンセは当然歌いまくります。ビヨンセの妹、ソランジュが何曲
かに参加してデビューに向けて着々と足場固めをしてるあたり、いかにもここの
家族らしいです。
|
|
No.84 New Entry: The Benzino Project / Benzino
|
|
米ヒップホップ雑誌「The SOURCE」を読んでる人にはお馴染みのラップグループ、
メイド・メン。で、そのメンバーの一人がこのベンジーノ。
というか逆にSOURCE読んでなきゃ誰も知らないでしょう。編集長と
仲がいいってことで「ここまでやる?」ってぐらい超エコ贔屓されてます。
というか、今までも充分にえこ贔屓されてきてると思ってましたが、今回はその
極めつけ。なんと、今月号のSOURCEの表紙がそのベンジーノですよ。今月号は4種類の
表紙があって、そのうちの一つとは言え、表紙に起用ですか...。
ライバル誌「XXL」では早くもそのことがおちょくられていて、毎号隅っこに
ちょこっと載ってる「Negro Please」というコーナーで茶化されてます(いつもは
ラッパーたちの変な発言とかを取り上げて笑い物にするコーナー)。
ま、これもSOURCE関係者だけが気にしてればいいんでしょう。
...って聴いてないんでわかりませんが。実はすげえいいのかなあ。
|
|
No.1 of the Week: Invincible / Michael Jackson (New Entry)
|
|
なんだかんだ言われつつ、流石は世界に名だたるスーパースター。久しぶりの英米同時制覇となりました。アメリカでは商業的に決して成功したとは言いきれない「HIStory」の頃も、イギリスではしっかりシングルヒットを連発していたし、むしろ今回はイギリスでは1位は堅くて、アメリカで1位を取れるかどうかが焦点になっていた気がします。
|
|
No.3 New Entry: Lickin' On Both Sides / Mis-Teeq
|
|
UKでの2ステップの盛り上がりは昨年がピークで、今年はあまり話題になりませんが、そんな中で最大級の話題が、このミスティークの活躍でしょう。女の子3人組で
見た目はUKのR&B風アイドルグループなんですが、実は実力派。人数は違いますが
女版クレイグ・デイヴィッドみたいな存在でしょうか。
|
|
No.5 New Entry: Greatest Hits: Chapter One / Backstreet Boys
|
|
see US chart
|
|
No.6 New Entry: Encore / Russell Watson
|
|
ラッセル・ワトソンは、クラシック系のシンガー。とは言っても若いだけにどっぷりクラシック
の人ではなく、ポップス系の曲も取上げたりして、男性版シャルロット・チャーチという感じの
存在感。これが2作目ですが、デビュー当初からイギリスでは人気を確立しており、今回は
シャルチャーに続く全米進出を、本人も(というかその周囲が)意識してるでしょう。
デュエット相手にルルだとかライオネル・リッチーを担ぎ出したりするあたり、ちょっと戦略的
には怪しいですが。
|
|
No.17 New Entry: The Definitive Collection / ABBA
|
|
流石のABBA好きのイギリスでも、これは目立って大きなヒットにはなりませんでした。UKアルバムチャートを見てると、このぐらいの順位に毎週のように70年代ぐらいの大物アーティストの新装ベスト盤が登場していますが、これもその一つとなりました。
何と言ってもABBAの場合「ABBA Gold」「More ABBA Gold」という超定番アイテムがあり、イギリスでは発売以来売れまくってますから、今更わざわざこれを買い換える人も、あまりいないでしょう。イギリスでは、ABBAって「もっともベスト盤が広く普及してるミュージシャン」のひとつだと思うので、この新装ベスト盤もイギリス以外の国をターゲットにするのが正しいマーケティングですね。
|
|
No.19 New Entry: Harry Potter & The Sorcerer's Stone / Soundtrack (John Williams)
|
|
ファンタジー映画「Harry Potter & The Sorcerer's Stone」サントラ。映画自体も話題作ですが、ジョン・ウィリアムスが全面的に手懸けたということで、サントラ単独でも話題になっています。「ジョーズ」「スター・ウォーズ」など数々の名サントラを残してきたジョン・ウィリアムス、これがまたマイルストーンとなるかどうか。
|