Weekly Column
2001/10/6




2001/10/13付け

No.3 New Entry: Totally Hits 2001 / Various
「NOW」がアメリカで成功した後を追って登場した、最新ヒット曲寄集めコンピ。 「NOW」とは網羅するレーベルが違うので、両方買ってもダブりはありません。 しかし今週10位に再浮上してきた「NOW7」と比べると、「NOW」がデスチャ、 ジャネット、ブリトニー、インシンクといった超ビッグアーティストを多数抱え てるのに対し、「Totally Hits」のほうはアッシャー、アウトキャストあたり がいちばんビッグな存在で、やっぱりぱっと見て華がないように感じてしまう点 で弱いですねえ。
アリシア・キーズ「Fallin'」をアップテンポのリミックスバージョンで収録し たり、全体的にR&B〜ヒップホップ色が強い感じがします。まあイヴ6とかアン クル・クラッカーとかも入ってますが。
No.14 New Entry: Declaration / Steven Curtis Chapman
日本ではまったく無名の存在ですが、アメリカのCCM界ではかなりの人気を誇る人です。 CCMとはContemporary Christian Musicで、直訳すれば現代キリスト教音楽。 いわゆる教会音楽、宗教音楽のような儀式っぽいものではなく、もっと現代的 な日常生活に根付いたもの。
限りなく無宗教に近い人の多い日本ではすごく理解されにくい分野で、私もこ のジャンルに分類されるアーティストが、どういう層に支持され、どう聴かれ てるのか、いまいち実態がわかってません。 が、アルバムチャートの下位のほうをよく見てると「WOW」を筆頭とするコンピ が年中チャートインしてるし、アメリカではかなり大きな市場を持ってるんで すよね。




2001/9/30付け

No.3 New Entry: Collection / Tracy Chapman
寡作な人だし、昔から落ちついた雰囲気で浮ついたところがなかったので、ちょっと実感が湧きませんが、この人ももうデビューヒットの「Fast Car」から15年になるベテランなんですね。多少の浮沈みはありましたが、アルバムは全部そこそこヒットしてるし、作品の質は高いまま安定しています。自身によるヒット曲「Fast Car」「Give Me One Reason」はもちろん、ボーイゾーンがカバーして大ヒットさせた「Baby Can I Hold You」も収録。今のところアメリカ盤は出てないようですね。
No.11 New Entry: Souljacker / Eels
No.16 Re-Entry: Transformer / Lou Reed
ルー・リードの70年代の代表作がいきなりリエントリー。なんでしょう。テレビで特集でもやったのかな?ストロークス効果ってのもあるのかもしれません。ストロークスはヴェルヴェット・アンダーグラウンドそのまんまと言われるぐらい音が影響を受けまくっているので、VUの中心人物であるルー・リードをこの期に乗じて売り出そうという意図は、わからんでもないです。しかしこれは別に新装再発されたわけでもなく、単なる自然発生的なリエントリーなんですよね。まあUKチャートでは時々あることですが、ちょっと謎の動きです。
アルバム自体は、グラム・ロックの全盛期、当時いちばんイケてたデイヴィッド・ボウイとミック・ロンソンがプロデュースした72年作品。文句無しにルー・リードの代表曲である「Walk On The Wild Side」、カバーされたこともあってUKで人気の高い「Perfect Day」、更に「Satellite Of Love」など彼のキャリアを代表する曲の詰まった名作。
No.20 New Entry: Gold / Ryan Adams
ライアン・アダムスとカタカナで書いても、Bryan Adamsと英字で書いても、ブライアン・アダムスから一文字落しただけ。なんかブライアン・アダムスのそっくりさんタレントの芸名みたいですが、キャラ的には全然そういう感じではありません (^^;
オルタナ・カントリー・バンド、ウイスキータウンのメンバーであるライアンの、ソロ2作目。昨年のソロデビュー作はむしろアメリカのカントリー系評論家筋で評価されたりしてましたが、今回はUKで評価されました。
しかし上下さかさまの星条旗をあしらったジャケは時節柄ちょっと微妙なネタですねえ。


以上・しんかい (kaz@meantime-jp.com)



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