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No.4 New Entry: Strange Little Girls / Tori Amos
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初登場一番人気は4位のトーリ・エイモス。出せば必ず初登場で10数万ぐ
らいのセールスは記録するのですが、その後あっという間にチャートを消えていっ
て、固定ファンだけに支えられている感は否めません。
今回はカバー集、しかも男性の歌ばかりを取り上げるという企画物で、エミネム
とかデペッシュ・モードとかスレイヤーなど、意外な選曲も多くてネタ的には面
白い作品。ただ、この人のことだから、単純なカバーなんかやるはずもなくて、
一部かなりマジで怖い曲もあります。今までトーリ・エイモスに馴染みのなかっ
た人は「大ヒットだから」と迂闊に手を出してしまわずに、試聴してから手を出
しましょう。
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No.5 New Entry: Greatest Hits / Martina McBride
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マルマクことマルティナ・マクブライドのベスト盤が登場。中堅女性
カントリーシンガーで、99年のヒット「I Love You」が非カントリーリスナー
からも支持されました。っていうかこの曲は全然カントリーじゃないからですが。
コンスタントにヒットを出しているので、このベスト盤もヒット満載のおいしい
作りとなり、このような大きなヒットに結びつきました。
ちょうど時期的にアメリカ人の愛国心が高まっているので、カントリーが売れや
すいという、タイミングの良さもあったかもしれません。
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No.6 New Entry: Gerald's World / Gerald Levert
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この人の人気は日本にはなかなか伝わってき
ません。いや、黒人以外には、と言ったほうがいいんでしょう。
80年代まではR&Bチャートで大ヒットを連発しててもポップ・チャートでは全然、
というアーティストは珍しくありませんでした。90年代以降はいろんな面での
クロスオーヴァーが進行し、特に歌モノでは、R&Bチャートでヒットした作品は
ほとんどがポップチャートにも顔を出すようになりました。
が、やっぱり黒人層で圧倒的な支持を受けているにも関らずポップ市場では苦戦
するシンガーは時々いて、このジェラルド・レヴァートはまさにその代表格でしょ
う。
オージェイズのエディ・レヴァートを父にもつ二世タレントですが、非常にしっ
かりした実力派で、80年代のデビュー当初からソウル好きの間では高く評価され
ています。レヴァートというグループ名義と、ソロ作品を平行して出していて、
ここ数年はソロ活動のほうが目立っています。
ちょっとこもり気味の声で熱唱する、いわゆる暑苦しいタイプのシンガーなので
非R&Bリスナーからは敬遠されがちですが、最近はそういう層へのアピールを狙っ
て(?)やけにポップな曲も時々やってたりするので、ちょっと気にしてあげて下
さい。
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No.9 New Entry: The Look Of Love / Diana Krall
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9位にダイアナ・クラールが登場。予想できたことではありますが、しかし
ジャズに分類される人がこれだけの大ヒットになるのはかなりレアなことです。
雰囲気としてはアンドレア・ボチェッリの「Sogno」がいきなり4位に初登場し
たときに通じるものがあります。
女性ジャズシンガー/ピアニストのダイアナ・クラールはカナダ出身で93年デ
ビュー。99年の「When I Look Into Your Eyes」が1年半に渡ってずーっと
ジャズ・チャートの1位に居座り続けた、ってのは冗談のような本当の話。
別にポップ系に媚びてるわけでもないのですが、
「O Brother Where Art Thou ?」サントラとか、
エヴァ・キャシディなんてのがバカ売れしてしまう時代ですから、もはや「売れ
線」の定義は80年代や90年代とは違うんでしょうね。
美形ではありますが骨太でふてぶてしい迫力があるので、日本人は苦手なタイプ
でしょう。...って私だけだったりして。
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No.1 New Entry: The Id / Macy Gray
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アメリカでは初登場11位と、あまり大きなヒットにはなりませんでしたが、UKでは初登場1位。こういう、ちょっと癖のあるシンガーは本国であるアメリカよりもイギリスで人気が先行するのは、時々あることですね。昔だとテレンス・トレント・ダービーとかそうでしょうし、最近ではケリスが典型的でしょう。メイシーもアメリカで人気に火がついたのは遅くて、99年のデビューアルバムが2000年春のグラミー賞前後にがーっと盛上がっていました。
とにかく個性的な声がこの人の最強の武器なのですが、今回は「せっかくいいシンガーなのに、曲がよくない」という意見をよく目にします。
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No.3 New Entry: Let It Come Down / Spiritualized
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97年の前作「Ladies And Gentlemen, We Are Floating In Space」がUKプレスで絶賛されたテクノ系バンド...というか実質ジェイソン・ピアースのワンマン・ユニット。間に2枚組ライヴ盤がありましたが、スタジオ録音の新作としては4年ぶりとなります。その間ジェイソン・ピアーズ以外の全メンバーが解雇されたなんてこともありました (^^;
顔の形にくぼんだプラスチックの変なパッケージで売出されているスピリチュアライズドの新作。ああいうことをやるのって、単にモノを作るのにコストがかかるだけでなく、流通とか小売の現場でも特殊な扱いになるから、すごく金のかかることだと思うんですが、やっぱりこういう人たちはこだわりがあるんでしょうねえ。
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No.10 Re-Entry: Gotta Tell You / Samantha Mumba
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サマンバことサマンサ・マンバのデビュー作のリニューアル盤。日本では、いちど発売したアルバムにリミックスやサントラ収録曲などのボーナストラックを加えて再発、ってのは非常にありがちですが、英米ではあまり頻繁にやられることではありません。もちろん“カタログ”扱いの昔のアルバムは別ですが。
最近のアイドルではマンディ・ムーアがデビュー作をジャケ&タイトルを変えて、収録曲を若干入れ替えて仕切り直し再発したのがハシリなんでしょうね。UKではアトミック・キトゥンがメンバー入替えにより、同じ収録曲を録音し直して再発したら初登場1位になっちゃったし、アメリカではジェニロペが「J-Lo」に「I'm Real」のリミックスを追加収録した新装盤を出し直したら、いったんは落ちていたチャートを急上昇して再びトップ10入りした、という実績があります。
既に手元にある材料を、多少器を入れ替えて出すだけでまた売れてしまうんだから、こんなボロい商売にレコード会社が飛びつかないはずがなく、今後こういう売り方は確実に増えていくでしょう。
で、この再発盤は、UKでの最新シングル「Baby Come On Over」の新バージョンを収録してるのが目玉。「Gotta Tell You」のリミックスなど全15曲収録となっています。ジャケ写も、以前はモノトーンのシックな感じでしたが、今回は黄色や赤の原色を大胆に使ったポップなイメージで、少なくともUKでは「R&Bシンガー」ではなく「アイドル」で行くのだという意気込みが感じられます。
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