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Weekly Column 2001/8/18 |
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2001/8/25付けNo.1 New Entry: NOW That's What I Call Music 7 「NOW7」がまったく危なげなく2週目の1位をキープ。類似シリーズの「Totally Hits」などにももうちょっと頑張ってもらって、お互いに競い合うことで質・量ともに向上に努めていただきたいものですね。この種のコンピはイギリスには非常に多いですが、あちらでは2枚組、約40曲収録というのがほぼスタンダードになっているだけに、アメリカ盤もイギリス盤も同じように店頭に並べられる日本から見れば、どうアメリカを贔屓目に見たってイギリス物に軍配が上がってしまいます。 日本の店頭での扱いに限って言えば、値段が妙に高いのも由々しき問題ですね。というかなんであんなに高いんだろう。最近このUS版NOW7と、UK版NOW49がほぼ同時に店頭に並びましたが、HMVではUS版(1枚物)が2800円ぐらい、UK版(2枚組)が3200円ぐらいでした。US版がもともと現地価格で飛びぬけて高いかと言えば全然そんなことないし、この「売る気」の片鱗さえも感じさせない価格設定は本当に謎です。 No.3 New Entry: Eternal / The Isley Brothers feat. Ronald Isley AKA Mr.Biggs やってくれました。芸歴40年を越える超ベテラングループ、アイズリー・ブラザーズが、アッシャーやらジェイダキスやらアーロン・カーターといった若手の青二才どもを蹴散らして、3位に初登場。70年代の、商業的にピークだった頃には毎作品トップ10に入ってましたが、流石に80年代以降は売れなくなっていたので、トップ10ヒットは80年の「Go All The Way」以来、実に21年ぶりとなります。そして!彼らの全キャリアを通じて、75年の「The Heat Is On」(1位)に次ぐ、二番目に大きいヒットなのです(これまでは78年の「Showdown」の4位)。 超ベテランの商業的復活と言えば、最近ではサンタナの活躍ぶりが飛びぬけてましたが、アイズリーもこのままのペースで売れ続けて年間1位、グラミー主要部門独占とかになってくれないもんでしょうかねえ。 |
2001/8/12付けNo.1 Re-Entry: Right Now / Atomic Kitten いちどチャートから姿を消していたアトミック・キトゥンのデビューアルバムが、いきなりリエントリーで1位に登場。これは、シングルチャートで1位になったバングルスのカバー「Eternal Flame」を追加収録して、デビューアルバムの新装版が発売されたため。 デビュー当初からヒット曲を連発してはいたものの、「Whole Again」をNo.1に送り込み、「Eternal Flame」が連続1位になって大物感が漂い始めたのは今年になってからだし、そもそもデビュー当時とはメンバーが違うし(しかもメインの子が)、このタイミングでセカンドアルバムが出せればそっちが1位になっていたんでしょうが、敢えて1st再発という形をとったのが結果としてオイシイ商売になりました。この後あまり間隔を空けずに次のシングルと、セカンドアルバムを出せれば、それもまた大ヒットして、UK女の子アイドルグループの頂点に君臨するんでしょう。ちょっとそれにしては貧相なグループのような気がしますが、新加入のジェニーはとても可愛いので(ジャケの右端の子)、許しましょう。 ジャケはもちろん今のメンバーの写真に差替えで、「Right Now」などのヒット曲もジェニーを交えてレコーディングし直した新バージョンに差し替えられている模様。 No.6 New Entry: Paper Scisscors Stone / Catatonia 97年の「International Velvet」がUKで超ロングセラーの大ヒットとなった、ウェールズのロックバンド。これでUKを代表するロックバンドにのし上ったかと思わせましたが、99年の次作「Equally Cursed and Blessed」は商業的にも奮わず、評判も芳しくありませんでした。更にはボーカルのセリーズがアル中だとか神経衰弱だとか、ツアーを中止したとか、悪いニュースばかりが伝わってきて、かなり本気でバンドは窮地に立たされていました。 それだけに今回は新作が出たこと自体「return」だと表現されています。商業的には6位初登場と、今ひとつでしたが、amazon.co.ukのカスタマーズ・レビューを見ると、かなり評判はいいですね。まだこれからシングルをヒットさせてうまく売っていけば、商業的にも挽回できるかも。 どうでもいいですが日本語では「ぐーちょきぱー」ですが、このタイトルは「ぱーちょきぐー」の順番。私の持ってる辞書では「Stone-Scissors-Paper」と、「ぐーちょきぱー」の順番だと書いてあるのですが、これって意識して逆の順番にしたタイトルなんでしょうか。それともこっちの言いまわしも一般的なのかな? こういう、ネイティブの人にとってはごく当り前のことを、何年英語を習っても教えてもらえないのが「英語教育」。シェイクスピアを原文で読めるのと、子供とジャンケンについての会話ができるのと、私は後者がまず先だと思いますが。 |
| (以上・しんかい kaz@meantime-jp.com) |