Weekly Column
2001/8/4


No.1 New Entry Celebrity / *N Sync

インシンクが1週間で188万枚を売って、初登場1位。もう、1位になること自体はわかりきっていて、「何枚売れるか」のほうに興味が集中していたわけですが、結果としては前作に50万枚以上も及ばない数字が出ました。これをもって「彼らの人気ももう落ち目だ」と短絡的に評する声が今後出てくるでしょうが、188万という数字をナメてはいけません。昨年のエミネムやブリトニーのアルバムより売れてるんですから。歴代2位の大記録ですから。ま、もっとも恒例のメンバー一人あたりの売上げで計算すれば40万弱となり、ジャネットあたりにも負けてしまいますが(^^;
このアルバム、「2ステップを取り入れた」とかダンス・オリエンテッドな作りになってるような情報が聞こえてきていたので、アメリカで普通にアイドルポップスを聞いてるティーンエイジャーにはちょっとキツい作りになると思われました。実際、硬質なダンス・チューンである先行シングル「Pop」は大きなヒットにならず、これは発売1週間での歴代最多記録を作った前作「No Strings Attached」に比べると商業的にはかなり苦戦するのではないか、というのが世間の大方の見方でした。一足早く発表されたUKチャートで、この手のダンス・ポップに馴染んでいるはずのイギリスで初登場でトップ10入りを逃すと、ヤバい感はますます高まっていたわけですが...。
上出来でしょう。確かにキャッチーな曲のあまりないアルバムなので、前作に比べて早くチャートから落ちていくでしょうし、トータルの売上げも、1000万枚を突破しているデビュー作や前作に及ばないだろうと思います。が、世間の期待に応えて媚びた作品を出すのではなく、やりたいことをやって売れないのなら文句もないでしょう。
と、妙にインシンクの味方をしている私ですが実は私は彼らはかなり苦手です(:-P)
2001/7/29付け

No.1 Survivor / Destiny's Child

前集に続いてデスチャが1位。先週も書きましたがよほど他に売れてるアルバムがないんでしょうね。一流と二流の間の微妙な存在感のアーティストは、こういう時期にアルバムを出して1位をゲットすることを狙わないと。

No.3 New Entry Rings Around The World / Super Furry Animals

ウエールズのロックバンド、スーパー・ファーリー・アニマルスの5作目が3位に登場。雑食性の高い音楽性で、この5年ほどの間一貫して高く評価されてきた存在ながらも、それこそ商業的には一流とは言い切れない存在だっただけに、いいタイミングでの発売だったかも。
今回は音だけでなく、12本の短編映像が納められた同名作のDVDバージョンも同時に発売されており、流石に実験性の高いバンド、相変わらず突っ走ってます。

No.12 New Entry Celebrity / *N Sync

アメリカのグループだから本国よりも人気が劣るのはしょうがないにしても、やっぱりアメリカでは群を抜く人気のトップアイドルですから、この順位にはちょっと驚きました。ま、アイドル大国のイギリスは輸入アイドルに頼らなくても、いくらでも代わりがいますからね。

No.17 New Entry Eternal Flame - The Best Of The Bangles

80年代のガールズ・ギター・ポップ・バンド、バングルスの新装ベスト盤が登場。なぜ今バングルス?って今週のシングルチャートを見ると答えがわかります。アトミック・キトゥンが新曲を初登場1位に送り込んでますが、それがバングルス代表曲、「Eternal Flame」のカバー。ま、いわば便乗商法ですね。
「Manic Monday」「Walk Like An Egyptian」などの代表曲はもちろん全部網羅していて、スザンナ・ホフスのソロ・ヒット「My Side Of The Bed」まで押さえてるのが、ちょっと嬉しいかな。メドレー好きの私はラストに収められた「Bangles Hit Mix (Medley)」にも惹かれます。
(以上・しんかい kaz@meantime-jp.com



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