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Weekly Column 2001/7/21 |
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Songs In A Minor / Alicia Keysエミネム率いるD-12に一旦首位を明渡したものの、またぐんとセールスを伸ばしてトップに返り咲き。これは、ロングセラーになるパターンの売れ方ですね。 ジャーメイン・デュプリに育てられた20歳のR&B系女性シンガー・ソングライター。 今彼女を全面バックアップするのはクライヴ・デイヴィス。ということで本作が 晴れてクライヴのJレコード初のNo.1ヒットアルバムとなりました。 とてもキレイな人なのでアイドルっぽく売り出し てるのかと思ってしまいますが本人は作曲や楽器の演奏も自分で手掛ける本格的な ミュージシャンで、何よりもしっかり歌えます。わたしゃ「どうせ半分アイドル だろ」とナメてかかったのでこの歌いっぷりにはマジで驚きました。 まったく恐るべき逸材。 随所で70年代ソウル〜ファンク風味を感じさせて、「Rock Wit U」という曲では アイザック・ヘイズをサンプリング...かと思ったらヘイズ本人を迎えた再演だ そうで。やっぱり超大物がバックについてると何でもアリだなあ。全体的にかなり 渋めの作りなので、シングルヒット連発ってわけにはいかないだろうし、聴いても ピンと来ない、という人は多いでしょうが、とにかく「二十歳の新人のデビュー作」 にしては凄いということは誰もが実感できるでしょう。 こういう凄い人の噂があっという間に広まって、デビュー作がいきなり売れまくる んだから、アメリカ市場も変わりました。 しかしクライヴ・デイヴィスさん、長年の業界経験と、新しい才能を発掘する目と耳は素晴らしいですが、新しい売り方も身に付けなきゃね。Jレコーズのホームページが未だにcoming soonのままってのはいただけません。aliciakeys.comも、ドメイン名を押さえるだけ押さえたようですが、まだ何も中身がない状態。プロモ媒体としてのインターネットの力をナメている? |
8701 / UsherアメリカのR&Bシンガー、アッシャーの3作目が初登場1位をゲット。今はR&B系のアイドルっぽい人はたくさんいますが、アッシャーは彼らより一足デビューが早かったので、初期は売れなくて苦労したものの、今はこの分野の先駆者としてリスペクトされてます。ってのはちょっと嘘っぽいですが。アッシャー自身、ボビー・ブラウンというお手本がいましたからね。 しかし先ごろデビューしたR&Bシンガー、ジャヒームはテディペン、アル・グリーン、スティービー・ワンダーらと並べてアッシャーの名前を挙げてリスペクト発言していたので、単なるアイドルと侮ってはいけません。 日本でも既にリリースされているこのアルバム、アメリカではタイトル通り8/7の発売なので、イギリスでは3週間ほど先行して発売されたことになります。っていうかそもそもこのアルバムタイトルって2001年8月7日発売じゃなきゃ意味ないんじゃないの?他に別の意味があるのでしょうか? 94年デビューのアッシャーは、ベイビーフェイスのレーベルから、製作陣にパフ・ダディ、エディーF、ブライアン・アレキサンダー・モーガン、アルBシュア、デヴァンテ・スウィング、ティンバランド(かなり裏方に近い)といった超大物をずらっと揃えてデビュー。その割にあんまり売れなくて、本国アメリカでもR&Bチャートで何とかトップ10入り(HOT100では50位台がやっと)という状態でした。が、97年のセカンドで大ブレイク。トップ3ヒットシングルを3曲出し、アルバム「My Way」も4位(R&Bでは1位)となりました。 一方、イギリスでも2ndアルバムからの「You Make Me Wanna」が1位になったものの、それ以外にはまともにヒットの出ない、一発屋状態でした。 2000年ぐらいからこのアルバムの発売が予告され続けてましたが、音源が発売前に流出してしまったので作り直してるとか、色んなトラブル&延期を繰り返して、今般ようやくリリース。もともとアルバムからの先行シングルという位置付けだった「Pop Ya Colla」から随分間が空きましたが(この曲が出た当時はアルバムは「All About U」というタイトルで2000年12月の発売だと宣伝していた)、この曲がイギリスでは最高位2位と大ヒットしたのに対し、アメリカではさっぱり売れないという、はっきり明暗の分かれる結果が出ました。 それだけにアルバムがイギリスで初登場1位ってのもあまり驚かないし、果たしてアメリカでどのぐらい売れるのかにも興味を惹かれます。 |
| (以上・しんかい kaz@meantime-jp.com) |