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Weekly Column 2001/6/16 |
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Break The Cycle / Staindステインドが3週目の1位。これはなかなか凄いことかも。 ヘヴィロック系のバンドはほとんど必ず、 1stアルバムがチャート順位としてはあまり上位には行かないけど、じわじわとロングセラーになる →その1年後ぐらいに出る2ndアルバムでいきなり大ブレイク というパターンで、大物になる。KoRnやトゥールやマリマンといったバンドから、クリード、リンプ・ビズキット、ゴッドスマックといった次の世代のバンドまで、必ずこのパターンだ。このステインドも、まさにその同じパターンでブレイク。しかも初登場週70万超というセールスは、このジャンルではリンプに次ぐ好記録。 KoRnに才能を認められ、ツアーに同行させてもらえたことでビッグになったのがリンプ・ビズキットで、そのリンプのフロントマン、フレッド・ダーストに認められ、育てられたのがステインド。レコード会社に認められた、とか、プロデューサーみたいないわゆる業界人に認められた、ってんではなく、同じミュージシャン仲間から認められたというのは、ファンにしてみれば信頼感というか、ある程度の品質保証の安心感のようなものにつながるのだろう。 このタイプのバンドとしては珍しくスローな曲をアルバム先行シングルに選び(「It's Been Awhile」)、ラジオでちゃんとかかってるようなので、一部のコアなリスナーだけでなく、一般人も巻き込んだことが、大きなセールスにつながったのではないかと。リンプが大ブレイクした2nd「Significant Other」も、初登場週のセールスが70万ちょっとだったから、あれ並のセールスと言えば、今回のこのステインドの売れ方がいかに凄いかイメージしやすいでしょ。 しかし私はアルバム1曲目のイントロは一瞬ギャグかと思いました。どうも自分にとってこの辺のバンドのセンスというのはかっこいいのとダサいのが紙一重という気がする。最たる例はクリード「Higher」のサビの「Can you take me higher〜」という歌の後入るちゃららららら〜というギター。いい加減聴き慣れて何も感じなくなりましたが、始めのうちはどうしてもギャグに聞こえて、聴く度にニヤついてしまってた。 |
Amnesiac / Radiohead国民的なロックバンドとなったレディオヘッドが、当然のNo.1。前作「Kid A」と同時期に製作されたという本作は、前作から8ヶ月という短い間隔でリリースされた。まあ、そういう事情があるだけに雰囲気は前作に近く、とても「No.1で売れまくってるアルバム」という感じではない。 今やレディヘはイギリスではビートルズと並ぶ存在と言ってもいいぐらい各所で評価されており、その手放し大絶賛モードはちょっとヤバいんじゃないかと思うほど。個人的には、確かに「The Bends」や「OK Computer」は凄いアルバムだと思うけど、「Kid A」にしても今回にしても、私に「良さ」が伝わってこない。一聴しただけで「自分の聴く音楽ではない」という拒否反応が起きてしまう。こういう執筆活動をしている以上、どんな音楽でも差別せずに聴きたいという気持ちはあるし、できるだけそれに近いことをやってきてるつもりだけど、これは「生理的に受け付けない」というレベルだ。民族音楽からパンクまで大抵の音楽は平気で聴ける自分にとって、こういう音は非常に珍しく、これはこれで何かこの音楽がスゴいことの証明なのかもしれない。違うかもしれないけど。 評論家がレディヘを誉めるのは儀式みたいなものなので彼らの意見はアテにならないとして、一般リスナーの声が聞けるamazon.comのカスタマー・レビューを読んでると、「素晴らしい!」と5つ星をつける者、「まあ、Kid Aと同じようなもんかな」と煮え切らない評価を与える者、「なにこれ?」と星1つを与える者という3タイプにキレイに分かれている。 |
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| (以上・しんかい kaz@meantime-jp.com) | |