Weekly Column
2000/12/16


バックストリート・ボーイズが前作「Millennium」に続いて初登場週にアメリカ国内で150万枚以上を売って余裕のNo.1。2作連続100万超は全米初。今回はジャケが激地味で、アイドルからの脱皮を狙ってるのかとも取れますが、内容的には前作の路線そのまま。但し、ポップス史上に残る名作だった前作に比べると楽曲の質が格段に落ちてて、アルバムとしては全然大したモノではないです。第1弾シングル「Shape Of My Heart」は名曲ですが。 日本でも売れまくりのビートルズ初の公式ベスト盤「1」。今大手輸入盤屋はどこでもセールやってるので1500円ぐらいで買えるが、日本盤定価は2800円と、ほぼ倍。この殿様的な堂々たる価格設定が、さすがはビートルズという感じです。彼らのNo.1ヒットを集めただけ、という単純明快なコンセプトで一般大衆にバリバリにアピールするだけでなく、ほんの僅かだけバージョン違いとかミックス違いとかマニアックな要素を混ぜてマニアにも買わせてしまうという戦略も流石です。



No.26 New Entry (USA) : Ghetto Postage / Master P
とうとうここまで落ちぶれたマスターP。これで確実にひとつの時代が終わりました。97年に「Ghetto D」が1位になって大ブレイク、98年の2枚組「MP Da Last Don」もNo.1となり、この間プロデューサーとして、ラッパーとして、そして何よりもビジネスマンとして大活躍しました。しかし明らかにその勢いが落ち目になった99年のアルバム「Only God Can Judge Me」は1位を逃し(2位)、更に1年経った今作ではここまで落ちぶれました。もともと実力とは無縁で、そのキャラの面白さだけで売れてきた人なので、一度飽きられたらもうおしまいでしょう。金はたんまりあるから今後も自己所有のインディで作品を重ねていくだろうけど。

No.32 New Entry (USA) : Lyricist Lounge Vol.2 / Various Artists
以前からラップファンの間ではその安定した質の高さで有名だったRAWKUSレーベルですが、ブラック・スター(モス・デフ&タリブ・クウェリ)あたりからセールスも好調で、このところモス・デフ、ビッグL、タリブ・クウェリ&ハイ・テックと、トップ20級のヒットが続いています。98年のVol.1が非常に評判の良かったこの「Lyricist Lounge」は今名前を挙げたようなRAWKUS所属ラッパーたちが中心となるオムニバスですが、ノトーリアスBIG、エリック・サーモン、ゴーストフェイス・キラーなどなどRAWKUS以外の有名ラッパーも大量に参加してます。
(以上・しんかい kaz@meantime-jp.com



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