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Weekly Column 2000/7/4 |
| No.3 New Entry: White Pony / Deftones | |
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ヘヴィ・ロック・バンド、デフトーンズの3作目。過去2作もゴールドディスクにはなっていますが、今回大ブレイク。シングルがヒットしたわけでもないし、メディアで特に大きく取上げられたわけでもなく、ひたすらツアーを重ねてファンを獲得してきたようなバンド。ヘヴィロックバンドが次々に登場して、支持層の下地ができていたのが大きいんでしょう。 メキシコ国境まで歩いていけるような辺境で育ったというメンバー、ルックス&苗字から判断するに、メキシカンの血が入っている(人もいる)ようです。ただ、音にはそういう要素はほとんどなく、ずしっと重いヘヴィなギターロック。曲もメロディ重視と言う感じではなく、かなりハード&ヘヴィ&複雑な曲展開。わめいたり、叫んだり、爆音を出すような派手なところがなく、かなりマジメな印象が残ります。彼ら自身も「リンプ・ビズキットみたいに10歳の子供が一緒に歌えるようなもんじゃなく、もっと複雑だ」と言ってます。 |
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| No.4 New Entry: Anarchy / Busta Rhymes | |
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バスタ・ライムスの4作目。この人は独自のスタイルを持ってるし、スキルもセンスもしっかりしてるんだけど、どーもアルバムを通して聴くとあんまり面白くないんだよなあ。キャラが立ってるのを活かそうとし過ぎて、逆効果になってる気もします。 リーダーズ・オブ・ザ・ニュー・スクールというグループに在籍していた頃は「変な奴」として一部の人に知られるのみでしたが、ソロデビューしてからはその強烈なラップスタイルと猿人系のルックスで一躍有名人になりました。しかし当初は奇人として珍しがられていたのが、実はしっかりしたスキルの持主であることが明るみに出てくるにつけ、玄人の支持もしっかりしたものになり、今や完全に「大物ラッパー」の仲間入りをした感があります。凄く奇妙なタイミングでシングルカットしてくる人なので、シングルコレクターは要注意。 |
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| No.12 New Entry: Welcome II Nextasy / Next | |
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デビューアルバムから「Too Close」を大ヒットさせた男性R&Bグループ。同系統のグループの中では別に歌は上手いほうではなく、プロダクションに恵まれたということでしょう。グラミーだったか、何かの授賞式で「Too Close」をアカペラを交えながら歌ってるのを見たことがありますが、かなりキツかったような記憶が残ってます。 今回も基本的に前作の路線を踏襲したエロR&Bみたいで、「Cybersex」とかいう曲もあります。シングルの「Wifey」も「Too Close」っぽい感じの軽いグルーヴが心地いいですね。 |
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| No.43 New Entry: Quality Control / Jurassic 5 | |
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西海岸からは時々、自然体で変なラップグループが登場してくることがあって、このジュラシック5もその一つ。人種混合で、従来のヒップホップのスタイルにこだわらない音楽性はアルバムデビュー前から高く評価され、97年にインディから出たEPがかなり評判になってました(現在はInterscopeから再発されてる)。 彼らの場合は「変」といっても妙な音楽をやってるわけではなく、音楽性はむしろオールド・スクールのヒップホップに近いですね。まあ、今のこの時代に敢えてそういう音をやるのが「変」ということで。 このデビューアルバムはけっこう評価が分れてて、「あのジュラシック5がついにメジャーデビュー!」と、グループ自体のことは誰もが誉めているものの、アルバムそのものについてはお茶を濁して明言を避けているレビューが多い気がします。世間の評判を気にせずに無心で聴けばかなり楽しめるとは思いますが、評判を鵜呑みにしてあまりにも過大な期待を抱いて聴いてしまうと、ちょっとハズされるかも。 |
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| No.58 New Entry: Invincible Summer / k.d.Lang | |
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デビュー当時は「ちょっと毛色の変ったカントリーシンガー」だったのが、どんどん音楽性を拡張させて、今や全然カントリーの人というイメージがなくなったk.d.ラング、3年ぶりの新作。ジャケはイギリスの若手バンド風(またはそれに憧れる日本のバンド風)ですが、音の方は「古き良き時代のポップス」風だそうで、バート・バカラックを歌うディオンヌ・ワーウィックが引合いに出されたりしてます。 ちなみにタイトルはカミュの引用だそう。 |
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| No.96 New Entry: 'N My Neighborhood / MC Eiht | |
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コンプトンズ・モスト・ウォンテッドというグループを率いて4枚のアルバムを出し、その後ソロ名義でこれが4作目。8枚もアルバムを出してるラッパーって意外といなくて、ぱっと思いつくのはトゥ・ショートとかルークぐらいなもんです。まあマジメに考えればいっぱいいるでしょうが。 しかしちょうどソロになる直前ぐらい(93〜94年ぐらい)はかなり売れてる人だったのに、すっかり売れなくなりましたねえ。地元の西海岸ではまだ根強い人気があるようですが、全米規模で見ればもうすっかり過去の人ですね。ラップそのものにはそれほど特徴があるわけではないのですが、顔が犬なので面白いです。 |
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| No.98 New Entry: Rising Tide / Sunny Day Real Estate | |
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こういう音は意外と言葉で表現しにくいんですが、今の基準で言えば普通のロックバンド、80年代までの基準で言えば暗めのハードロックバンド、という感じでしょうか。曲にもよりますがけっこうギターが激しく鳴る、ややラウドなロック。ただ、アコースティックな曲も少なくないし、ボーカルがそれ風じゃないし、全体にメロディアスだし、サウンド的にこれが聴けないという人はあまりいないはず。 バンド名はなんだか明るい感じがしますが、音はそういう感じではなく、ジャケ写の雰囲気に近く、ちょっと暗いですね。しかしこの抑えたメロディラインの美しさと、見事な静と動のコントラストはなかなかのもの。アルバム1曲目の幕開けの抑えたダイナミズムはけっこうぐっと来ます。 93年にデビュー、アルバムを2枚出して95年に一度解散したものの、再結成し、これが再結成後の3作目(ライヴ盤含む)となります。ボーカルの声が独特なのでちょっとこれで拒否反応を起す人もいるかもしれませんが、ペリー・ファレルとかフレイミング・リップスとかが大丈夫ならこれも大丈夫。音楽的には一聴の価値有りです。 |
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77 Wonderful / Everclear (Capitol) 79 Sour Girl / Stone Temple Pilots (Atlantic)
まずは“ダンモ”モダン・ロック系が2曲。エヴァークリアーのもうすぐ発売されるニ
ューアルバム「Songs From An American Movie Vol.1: Learning How To Smile」からの
先行カットが今週のホット・ショット・デビュー(77位)。落語で「欠伸(あくび)指南
」というネタがありますが、このアルバムタイトルはさしずめ「笑顔指南」といったとこ
ろか?本当はもっと深い意味があるとは思いますが。ここら辺は私なんかより全然詳しい
人がいっぱいいるので、追加情報頼みでさっさと次へ。79位はなんだか久しぶりな感じの
ストテン、昨年のアルバム「No.4」からカットされたこの曲はかなりポップでラジオ向き
。久々の大型ヒットとなるか?
フォロー情報 エヴァークリアは今回の Vol.1 がアコースティック・タッチ、秋に出る Vol.2 がロック色が強いなんて言われてます。この曲は今までの彼らからすると「えっ?」というくらい聴きやすくて、マチボの「Bent」とかよりよっぽどきれいなメロディ。 2年くらい前、セミソニックとかファーストボールとかが全然アルバム売れない中、彼らだけがきちんと売っていた&ツアーをこなしていたということでアルバムTOP10入りも期待しています。(最近予想外しまくってるけど...あと EVE 6 もかなり来そう) STP は久しぶりってよりHOT100では初ヒットですよね? アルバム・ロック(メインストリーム・ロック)トラックスではこの曲で16曲目のヒット(うち6曲が1位)になるんですけど。今回はソフトな曲調&ビデオ(サラ・ミッシェル・ゲラーだっけ?)の評判&レッチリとのツアー好調ってことでチャートインしたんでしょう。才能あるんだからちゃんと働けば認められるってことか。 以上、けいさん ストテンのHot100ヒットは、けいさんご指摘通り、今回の「Sour Girl」が初です。エアプレイヒットはかの「Interstate Love Song」「Plush」「Lady Picture Show」 など多々あるんですがね。ちなみにこの曲のビデオについては、VH1のメイキングでやってました。メンバーがディレクターの指示に従ってまじめに演技してるのが変におかしかった。 以上、阿多さん |
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94 Faded / SoulDecision feat. Thrust (MCA) 97 Dancing Queen / A*Teens (Stockholm)
今度はアイドルもの。まず94位のソウルディシジョンはトレヴァー、ケン、デイヴの歌
って踊って楽器も弾ける“カナダのBBマック(??)”。結成は94年というから意外に古株
かも。この曲ではサヴェガの1枚目やエイス・オブ・ベイスなどを手がけたチャールズ
・フィッシャーがプロデュースを担当、メルマガ掲示板で増加中の“王子様評論家”の皆
さんにはどのような評価を得ることが出来るのでしょうか?なおカナダではこの曲に続い
てアルバムタイトル曲「No One Does It Better」が現在ヒット中。続いて97位は出たぁ
、Aティーンズの「Dancing Queen」!アメリカではこの曲でチャート入りを果たしまし
た。本家アバがビヨルンとベニーの二人に、新たに女性を二人加えて再びライブ活動を始
めるかも・・!?なんて噂も囁かれる中、この子供たちはどこまで頑張ることが出来るでし
ょうか?彼らはこの夏パッケージツアーに参加し精力的にアメリカをキャンペーンして回
る予定。
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98 Don't Call Me Baby / Madison Avenue (Vicious Groove)
98位はこれまたHOT100初登場、オーストラリア発の男女ダンスユニット、マジソン・ア ヴェニュー。曲調はこの前流行ったソニック系です。このシングルの発売元はソニーグル ープのC2レコードなのですが、あそこは本当に節操なくいろんなものを出しますね。ユ ーロダンスものは現在アメリカ市場で狙い目ですから、戦略的に間違っていないことは確 かですけど・・。本国オーストラリアでは現在やはりダンスもの「Who The Hell You Are 」がヒット中。 フォロー情報 この人たちビデオで見て女性5人組かと思ってましたが、男女ユニットだったんですね。後ろの4人はただの踊子さんか。Now45の解説を読むと女性はソングライターで、本人が歌うつもりではなかったみたいで。どうりで「最近のダンスグループのリードシンガーにしてはルックスが今いち」なわけで すね。我が家ではヘビー・ローテーション中です。 以上、飯田さん |
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最後はこれも今後恒例にしたいと思っている「もうすぐHOT100」、今週の101位のご紹
介。
101 Change Your Mind / Sister Hazel (Universal) 前作のアルバムから「All For You」がウンザリするほどのロングヒットとなったシス ター・ヘイゼルがカムバック。大手ユニヴァーサル移籍第一弾「Fortress」からの第一弾 カットが今週HOT100目前まで上昇しています。更に詳しくは来週にしておきましょう。 |