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Weekly Column 2000/4/11 |
| No.3 New Entry: Romeo Must Die / Soundtrack | |
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「ロミオは死ね」という凄いタイトルの映画はジェット・リー&アリーヤ主演作。DMXも出てるらしいけど役どころは不明(サントラのジャケに出てる死人がDMXではないかと専らの噂)。 サントラのほうもアリーヤが主役という感じだけど、最近のほかの「ヒップホップ〜R&B系スター勢揃い」的サントラと特に何が違うというわけでもない。なのになんでこれだけ大ヒットするんだろう?謎です。DMX人気という解釈もあるけどサントラには1曲しか参加してないし、アリーヤに他のサントラからこれを際立たせるほどの人気があるとも思えないし。ティンバランドが全体を仕切ってるようだけど、彼に未だにこれほど人気があるかというと、それも疑問だし。参加アーティストは、ざっとこんな感じ: アリーヤ(4曲)、ジョー、B.G.、デスチャ、ジニュワイン、マック10、デイヴ・ホリスター、シャンテ・ムーア。ね、そんなに豪華メンバーってわけじゃないでしょ? しかしこのメンバーの中にB.G.が混じってるのが、南部ラップ=売れるという公式を忠実に守ってる感じがしてナイスです。9割の人は聴き流してて誰も気がついてないんだけど、実はマック10がひっそり混じってるのも彼らしくてナイス。 |
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| No.5 New Entry: Opposite Of H2O / Drag-On | |
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DMXとスウィズ・ビーツ率いるラフ・ライダーズの一員で、このデビュー作にフィーチャーされてるアーティストがLox、EVE、DMX、スウィズと来れば、もう聴く前から音はばりばり想像つきます。まだだいぶ若い奴みたいだし、彼単独のヒットはまだないけど、やっぱりラフ・ライダーズ軍団のバックアップがあればこれぐらいぽーんと売れてしまうんですね。 まあ、どう頑張ってもDMXに並ぶような存在ではないので、よっぽどラフ・ライダーズやスウィズの音が好きな人だけが押さえればOKでしょう。 |
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| No.16 New Entry: Like Water From Chocolate / Common | |
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シカゴのラッパー、コモンの4作目(1stの頃はコモン・センスと名乗っていた)。これまでヒップホップ好きの間では非常に高く評価されていたものの、一般レベルでは全然知名度のない人だったので、これが初めてのヒットらしいヒットとなります。 この人はとにかく非情にマジメで一本筋が通っていて、ビッチとかギャングスタとか銃とかヤクとかファックとか言っていい気になってる今時のラッパーの大半とはその志の高さに100万光年の差があります。今回のアルバムもオープニングはアフリカの闘士・フェラ・クティに捧げられた曲だし、アルバムはブラック・パンサー党のアフェニ・シャクールに捧げられてます。 「シャクール」と聞くと「トゥパック・シャクール」を連想する人もいるでしょうが、名前の由来は同じで、トゥパックの母親とアフェニ・シャクールは共にブラックパンサー党の活動家でした。シャクールはここでの信条に従って改名したもの。米政府(FBI)のブラックパンサー党弾圧は凄まじく(映画「Panther」は必見)、21世紀を迎えようというこの2000年にもなお、無実の罪(と一般的に信じられている)で何十年も投獄されているメンバーが数多く、幸運にもシャバにいるメンバーもアメリカ国内ではとても無事に暮らせないので、国外に逃げているような状況。そこで、ブラックパンサー党支持を(暗に?)表明しているのがカストロ's キューバ。まあアメリカにとって最大の仮想敵国の一つですから、キューバとしても「反米」を掲げる団体を支援しようというのは当然の政策ではあります。で、アフェニ・シャクールは今キューバにいて、コモンもこのアルバム制作にあたって何度もキューバに通ったようです。全然関係ないですがレイクォンの1stソロのタイトル「Only Built 4 Cuban Linx」ってこの辺のことを指してるんでしょうか?確か日本の雑誌が本人に尋ねたところでは、もっとどうでもいい回答が返って来てた気がしますが、彼らはその場の気分次第で全然違う答えをしそうだからなあ。 それはさておき、生音ファンクっぽい曲や、DJプレミアがカッチリと作った曲など、地味ながらも質の高いトラックに、コモンの毅然としたラップ。美しいです。ラッパーはみんなビッチとかファックとか言ってばかりいると思ってる人は必聴。 |
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| No.27 New Entry: Real Live Woman / Trisha Yearwood | |
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90年代にほぼ毎年新作を出してきた女性カントリー・シンガー、トリーシャ・イヤウッドの2年ぶりの新作、これで9作目。 最近の女性カントリーシンガーはシャナイアやフェイス・ヒルのように妙にポップな人たちが多い印象がありますが、それは彼女たちが突出して大ヒットしてるからであって、やっぱり決して「ルーツ系」にこだわる人たちがいなくなってしまったわけではありません。トリーシャは洗練された作風というイメージを私はもっていましたが、今回は素朴な手作り感覚のある音みたいです。ジャクソン・ブラウンが参加してたり、スプリングスティーンやリンダ・ロンシュタットをカバーしてたりと、ロック・リスナーに対する間口も広いようなので、これを機会にぜひ。 |
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| No.102 -> No.98 How Do You Like Me Now / Toby Keith | |
| タイトル曲がカントリーチャートでNo.1独走中の男性カントリー・シンガー。93年デビューで、98年には既にベスト盤を出してます。このアルバムも99年暮れに出ていたもので、4ヶ月かけてようやく100位以内に入って来ました。バラードなしでアップテンポのナンバーが多い作りだそうで、歌詞も面白そうだし(笑えるという意味ではなく)、タイトル曲を聴く限りではあんまりコテコテのカントリーでもないので、ロック・リスナーでも聴けそうな感じがします。 |
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