Weekly Column
2000/3/7


●Billboard アルバム・チャート ニューエントリー全作品紹介

No.34 New Entry: The Next Best Thing / Soundtrack
ここから、マドンナの「American Pie」のカバーが既にシングルチャートでヒット中。マドンナはもう1曲提供してるほかは、参加メンバーで過去にヒットを出したことがあるのはクリスティーナ・アギレラだけ。と、やや地味なサントラではあります。ジャケにも登場してるように、マドンナは映画本編のほうにも主役級で出演してて、恋人の子供を産もうと決意するんだけど、実はその恋人ってのはゲイだった、という役どころだそうで。
ちなみに「American Pie」というサントラが昨年出てますが、あっちとマドンナの曲は全然関係ないのでお間違えのないように。

No.71 New Entry: 2Ge+her / Soundtrack
最近はアイドル・グループがやたらと登場してきて、今や地球上のすべての猫の数を超えたとさえ噂されるが、やっぱりそういう状況を茶化す作品が登場しました。「2Ge+her」と書いて「Together」と読むらしいこの映画はMTVが製作したもの。既にビデオクリップが流れている「U + Me = Us」とか、わざとやってるのが分ってるのに馬鹿馬鹿しくて泣けてきます。
ただ、映画のほうはよくわからんけど、このサントラは音は普通のボーイズ・グループ風、歌詞は彼らのパロディといった感じらしいので、結局こういう音を聴いて楽しめるのは「歌詞で何を言ってるのかなんて気にしないボーイズ・グループ・ファン」になってしまうのではないかと。ちなみに歌ってるのは、実際に映画に出演している俳優さんたちだそうで(どっちが本業だか知らないけど)。

No.171->No.79 Step One / Steps
あらら、アメリカでもブレイクしちゃうのか、ステップス?ヨーロッパ先行で売れたアイドルがアメリカ進出するときの王道パターンで、今までのヒット曲をみんな詰込んだ実質的なベスト盤がアメリカデビュー作(バックストリート・ボーイズやロビー・ウィリアムス等のアメリカデビュー作はこういう作り)。タイトルは日本やヨーロッパで出てる彼女たちのファーストアルバムと同じですが、内容は違います。
とにかくヒット曲満載で、ABBAの影響が馬の耳にも明らかないい曲ばっかりなので逆にこれって日欧盤より魅力的かも。どうせならアメリカで大ブレイクして、その勢いでABBA再評価ブームも一緒に輸入して欲しいものです。

女3・男2のこのポップ・グループは、別にルックスがいいわけでもないし、歌が巧いわけでもない中途半端な存在なんだけど、何しろ楽曲に恵まれてきて、イギリスを中心に大ヒットシングルを連発してきました。80年代に一世を風靡したプロデュース・チーム、ストック・エイトキン・ウォーターマン(リック・アストリー、カイリー・ミノーグなど)の残党、ピート・ウォーターマンがバックについているのでとにかく手堅い。
関係ないけどこないだテレビにピート・ウォーターマンが「電車のコレクター」として登場してました。模型とかじゃなくて本物の車両をゴロゴロ揃えてるところがスケールの違いを感じさせます。でもクズ鉄同然の状態のを買ってきて、自分で一個一個部品をメンテナンスして、奇麗に組立て直してるんだって。仕事でも趣味でも突詰めれば同じことをやってるピート・ウォーターマン...(←暴言)

No.162->No.96 Let's Roll / Youngstown
また出てきたボーイズ・ポップ・アイドル・グループ。米オハイオ州出身の3人組、平均年齢22歳。あまりにも似たようなグループが多すぎて、しかもその中でも全然際立った特徴がない、でも一応立場上誉めなきゃいけない、ということで物凄く苦心しながら一生懸命誉めようと努力してる(でもあんまり誉めてない)CDnowのレビューが笑えます。まあ、要はそういうグループなんでしょう。でもこのテのは1曲ヒットが出るとぽーんとブレイクしたりもするから一応要チェック?

No.110->No.98 The Fundamental / P.O.D.
99年夏リリースの作品がじわじわと上昇してやっと100位以内に入ってました。ラップ・メタル・バンド。アルバムの正式タイトルはもっと長ったらしいようですがチャート上では単純に「The Fundamental」とだけ記載されてます。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンよりは荒くてヘヴィメタ寄り、リンプ・ビズキットよりはハードコア、というポジションなのかな?1曲ビデオクリップを見ただけなので、ちょっとまだ全体像が分りません。アルバム聴いた方、教えて下さい。



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