UK Chart New Entries Feb. 2004


Title / Artist (初登場週, 最高位) UK版NOW収録曲の場合、ここにVolを記載
 UK盤
シングルの
ジャケ写
 
曲の解説というか感想というか。【曲の出来を評する点数。10点満点。完全に私の主観です。】
【ジャケ】ジャケのデザインを評価。【ジャケに対する点数。これも完全に主観。】

すべてのコメント by しんかい(kaz@meantime-jp.com



Who's David ? / Busted (04/2/28, #1) NOW57
絶好調バステッド、6曲連続のトップ3ヒットにして、3曲目の1位。今回もポップパンクの佳曲で、派手さを抑えたちょっと切ない系のメロディが巧い。うーんなんだか聴くほどにハマるな。今週は激戦だったので惜しくも他に譲ったけど、Single of the Weekに値する作品。【8】
【ジャケ】随分地味なジャケだな。たしかに曲のほうはぐっと派手さを抑えた作りだから合ってることは合ってるが、ここまで地味にしなくてもいい気はする。【7】

Someone Only We Know / Keane (04/2/28, #3) NOW57
インディで数枚シングルを出しただけで評判となり、メジャーデビュー曲がこの大ヒット。ピアノを中心としたメランコリックな音作りで、非常に伸びのある、情感豊かなボーカルが特徴。楽曲も非常によく出来ているが、やっぱりまだ未熟さを感じさせるところもなくはない。Music Week誌などは早くも「Best New British Band of the Year」と賞賛している。【8 - Single of the Week】
【ジャケ】絵的に美しいし、雰囲気は伝わるが、新人バンドのデビューヒットにしてはやっぱり枯れすぎてるよなあ。【6】

Give It Away / Deepest Blue (04/2/28, #9) NOW57
昨年夏のデビューヒットに続く2曲目のトップ10ヒット。もっとテクノ系の人たちと思ったらボーカルが前面に出た非常にメロディアスな曲で、哀愁のメロディはきっと日本人好み。プロデューサーとシンガーのコンビらしいし、“洗練されたイレイジャー”的に化けるか?【7】
【ジャケ】ここのレーベルのシングルはみんな同じ幾何学模様のつまんないジャケだったんだけど、毎度けなしてるのが伝わったか(笑)、ついにまともなデザインが登場。大都会の夜景というのは非常に安直な絵ではあるが、この曲の雰囲気にぴったり。【7】

Can't Get Enough / Raghav (04/2/28, #10)
2Playのヒットにフィーチャーされていたカナダ人シンガー。渡英してポール・マッカートニーの音楽学校で学び、スティービー・ワンダーのボーカルコーチについてるんだそうな。カナダ出身だというからよくわからんがトラックやコーラスはもろにインド風味。ごく普通のR&Bっぽい楽曲がミスマッチっぽく乗っかる。【6】
【ジャケ】ああ、この紫がかったピンクの衣装はやっぱりアジア系か。アイデアはわかるが曲の雰囲気にもこの人にも合ってない、【4】

Cry / Alex Parks (04/2/28, #13)
フェイム・アカデミー出身のアレックスの2曲目のヒット。アレックスという名前だし顔も声も中性的だけど、女です。盛り上がる部分ではロック的な音使いになるバラードで、この堂々たる歌いっぷりは見事。曲もいいのでもっと大きなヒットになってもよかったのに。【7】
【ジャケ】いつも伏し目がちなアートワークの彼女。まあ曲の雰囲気には合ってる。朝日?の逆光もいい感じ。【7】

I'm A Cuckoo / Belle And Sebastian (04/2/28, #14)
ベルセバの2000年以来となる2曲目のトップ20ヒット。彼らがアルバムから2枚目のシングルをカットするのは初めてなんだとか。60年代のフォークロックのような軽快なポップチューン。終盤近くにはホーンセクションも入ってきて華やかに盛り上がる。非常に繊細で美しい佳曲。【8】
【ジャケ】これまでの彼らのアートワーク同様“人”を前面に出した作品。中身とのつながりを問わずに単品で見れば非常にキレイな写真ではある。【8】



With A Little Felp From My Friends / Sam & Mark (04/2/21, #1)
先月1位になったミッシェルと「Pop Idol 2003」の優勝を争ったサムとマークがコンビを組んで対抗。これがもう見事なまでに何の工夫もないまったくのカラオケで恐れ入る。【1】
【ジャケ】構図は割といい感じ。いかにも“歌えません”という感じの面構えも、ちゃんと中身を表していて良い。【7】

She Believes (In Me) / Ronan Keating (04/2/21, #2) NOW57
ローナンのカントリー有名曲カバーシリーズ。今回はケニー・ロジャースの79年のヒット曲(UKでは42位の小ヒットだった)。今聴くとどことなくボンジョヴィっぽかったりもする盛り上がり型のバラード。今週の1位と比べると「カラオケ」と「カバー」の違いがわかりやすい。ヴァレンタイン商戦狙いで大ヒットにつながった模様。これで10曲連続のトップ10入り。【7】
【ジャケ】田園風景に佇むローナン。しかし何か表情が微妙じゃないか?なんでこんな顔してるの?と想像力をかきたてるジャケではある。【6】

Moviestar / Stereophonics (04/2/21, #5)
ステレオプォニックスの新曲がまた定位置に登場。3位から5位の間のヒットはこれで9曲目。彼らはトップ20ヒットが全部で15曲だから、これは相当な割合だ。
派手さはないが、どことなく「Moviestar」のダークな部分を表現したような楽曲で、なんか90年代後半のU2を想わせる。【6】
【ジャケ】映画館のネオンサインを敷き詰めたような、彼ららしからぬデザインのジャケ。これまた新境地か。【6】

It Takes Scoop / Fatman Scoop feat. The Crooklyn Clan (04/2/21, #9)
大ヒット「Be Faithful」に続くヒット。基本的にやってることは同じで、ヒップホップ・クラシックの「It Takes Two」に乗せてファットマン・スクープが聴衆を煽るような掛け声をのっけてるもの。要はアメリカのDJたちがミックステープでやってるのと同じこと。ネタには「White Lines」など他の曲も登場。【5】
【ジャケ】この曲の暑苦しいまでのハイテンションを表現できたジャケだ。【7】

Rock Your Body Rock / Ferry Corsten (04/2/21, #11) NOW57
色んな名義で活動しているオランダ人DJのこれまでで最大のヒット。ビッグ・ビート系のトラックに、久しぶりに聴くようなロボットっぽいエフェクトをかけたボーカルで、どこか懐かしさを感じさせたりもする。このタイプの曲としては曲構成にメリハリがあって非テクノ系リスナーにも親しみやすい好楽曲。【7】
【ジャケ】ただ幾何学模様と字を並べただけのジャケが多いテクノ系においては、まあマシな方か。しかしこの曲名でこのジャケだとパンク系に見えないこともない。【5】

Can't Turn Back / Speedway (04/2/21, #12)
「Genie In A Bottle」のカバーで登場してイロモノかと思われたバンドの起死回生の普通のポップロック。こんなに素直な曲は久しぶりに聴いたよ。存在感の薄くなったテキサスの後釜に納まるか?【6】
【ジャケ】楽曲同様、ジャケも微笑ましいぐらいに工夫がない。まあ、この曲の場合は内容に見合ったいいジャケだと評するべきだろう。【6】

Reptilia / The Strokes (04/2/21, #17)
通算4曲目のトップ20ヒット。まあいつものストロークス。ジュリアンがかなりガナり気味に歌って、ボーカルがクドめになってるのが特色といえば特色か。【6】
【ジャケ】仮面ライダーの怪人のような生き物。これまでの幾何学模様系とは趣向の違うデザインだ。【6】

Saturday Night / UD Project (04/2/21, #19)
前曲「Summer Jam」に続くトップ20ヒット。タイトル通りパーティ系の曲だが、ボーカルが非常にソフトであっさりしてて、洗練されている。【7】
【ジャケ】ちょっとわかりにくいけどDJがターンテーブルを操作してるのを上から描いた絵。曲名とかの字体のイメージよりはもっと洗練されてるので、もう一工夫できたかな。【6】



Here 4 One / Blazin' Squad (04/2/14, #6)
うわーさすが子供。こないだまでヘナヘナのナヨナヨだったのにえらく逞しくなったな。ハネるビートのストリートっぽい曲だけど、なんとなく全編にかぶさる東洋っぽい旋律が違和感ではある。いやしかし見違えました。これで通算6曲目のトップ10ヒット。【6 - Single of the Week】
【ジャケ】ぞろ〜っと。メンバーのあまりにも多すぎるグループは“全員整列”以外のジャケが作れないのがちょっと痛い。ま、それでもこれはちゃんと絵的に考えられてるいいジャケだね。【7】

Escape Artists Never Die / Funeral For A Friend (04/2/14, #19)
これは凄い。フュネラル・フォー・ア・フレンドのデビュー以来3曲連続トップ20入り。この手の激しめのロックバンドはそうそう簡単にはトップ20に入れないものだが。これも情感たっぷりのエモーショナルなロック。【6】
【ジャケ】アルバムは他のシングルとシリーズ物のジャケ。相変わらず意味はわからないが、まあこのシリーズはそれを求めてはいけないのだろう。【6】



Take Me To The Clouds Above / LMC Vs. U2 (04/2/7, #1) NOW57
U2の「With Or Without You」をちょっとアップテンポにしたリズムトラックに、ホイットニー・ヒューストンの「How Will I Know」(レイチェル・マクファーレーンによる歌い直し)を乗せた軽めのクラブ・チューン。ネタのわかりやすさでウケたという感じか。ボーカルがいい感じだし、組み合わせのセンスもいいと思うけどね。LMCというのは仕掛け人の3人、Lee, Matt, Crisの頭文字。【7】
【ジャケ】クラブ系のお約束の作り。激キャッチーな曲なんだからジャケももうちょっと色気出せばいいのに。【4】

Run / Snow Patrol (04/2/7, #5) NOW57
耽美的で静かに静かにじわーっと盛り上がってくるところが1stの頃のコールドプレイのようだと評される、スノウ・パトロールの初ヒット。スコットランド/アイルランド出身のバンドで、これは3枚目のアルバムから。叙情的で、内に秘めた情熱がだんだん溢れ出すような、見事な6分間の叙事詩。【8 - Single of the Week】
【ジャケ】絵的に美しいだけでなく曲のもつ神秘的で荘厳な雰囲気を見事にとらえた。【10】

I'll Be There / Emma (04/2/7, #7) NOW57
絶好調のエマ、これで3曲連続のトップ10ヒット。導入部はしっとりしたスローだが、今回も途中からストリングスに導かれてサビで大げさなぐらいに盛り上がるゴールデンポップス。全体的によくできているだけに、サビメロにもうひと工夫あるとよかったなあ。【6】
【ジャケ】このところ曲はレトロ風味で攻めてきてるけど今回は見た目まですっかり50年代。まあ今はこれが彼女のキャラなんだろうから否定はしないが。【7】

Last Train Home / Lostprophets (04/2/7, #8)
ウェールズのイケメン・ロックバンドの初トップ10ヒット(トップ20は2曲目)。やや抑え気味の導入部からやや地味なサビへ、と思うとその後に本物のサビが。グッド・シャーロットのメンバーもコーラスに参加してるという、まさにシングアロング型の、ライヴでの必殺技のような曲。【7】
【ジャケ】アルバムジャケとイメージを連動させてるんだろうね、何となく日本のSFアニメの世界を想わせる。【6】

God Is A DJ / Pink (04/2/7, #11)
UKでは超安定人気のピンク、これで10曲目のトップ20ヒット。うちトップ10入りを逃したのはこの曲を含め2曲だけ。ダンス・ビートにロックっぽい音使いというのは彼女らしくはあるが、楽曲に魅力なし。【4】
【ジャケ】まあ、ピンクっぽくはある。けっこうパンク系の印象を持ってしまうジャケかな。【5】

Take Control / Jaimeson feat. Angel Blue & CK (04/2/7, #16)
ジェイマソン、2曲のトップ5ヒットに続く3曲目のヒット。スピード感のある重低音系のビートがかっこいい。ややラテン風味のある女性ボーカルが中心で、途中ジェイマソンもちょっとラップする。これはもう少し大きいヒットになってても良かったかも。【7】
【ジャケ】いかにもUK黒人らしい、都会的で洗練されたシャープな写真。まあ本人的には満足なポートレートなんだろうが、曲の雰囲気にはちょっとあわない。【5】

Fell In Love With A Boy / Joss Stone (04/2/7, #18) NOW57
16歳の天才少女ソウルシンガーと巷で大評判のジョスの初ヒット。かなり渋いファンク系の演奏を務めるのはザ・ルーツ。楽曲はホワイト・ストライプスの「Fell In Love With A Girl」のカバーだが、かなり大胆にアレンジしている。【6】
【ジャケ】何とも言えないなあ。まあこういうタイプのシンガーだと年齢相応には見えないほうがいいんだろうから、子供だとバレない絵のほうがいいのかな。【5】


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