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第4シーズンのアメリカン・アイドル優勝者となったオクラホマ出身の21歳キャリー・アンダーウッド。美人とまでは言えなくともどことなく勝ち組イメージがつきまとうリース・ウィザースプーン/アリシア・シルバーストーン系のブロンド+ガーリーなルックスは、ついにアイドルらしいアメリカン・アイドルが誕生したとの声も聞かれる。早速スケッチャーズやハーシーズのイメージキャラクターに起用されるなど、これまでの優勝者よりもルックス勝負ができるだけに幅広い活躍が期待できそう。審査段階でも毒舌サイモン・コーウェルからお気に入り扱いされていたし、お守りはテディベア、世界一のアイドルは自分のママといった良い子ちゃん的エピソードに加えて、デビューにあたって(?)地元の彼氏と別れるなど周到にアイドル道を進んでいる様子。
さてそんなキャリーのデビュー曲となるのが「Inside Heaven」。デスモンド・チャイルドのプロデュースによるスケールの大きいバラードナンバー。当然のごとくデビューシングルにして初登場1位。新たなアメリカン・アイドル伝説を築き上げた。この曲では初のカントリー系アメアイ優勝者として注目されているわりにはカントリー臭は薄め。それでも低音をしっかり聞かせるキャリーの歌唱は将来の活躍を期待するには充分。 今回アメリカン・アイドルとほぼ同時期にオンエアされていたのが、過去にバディ・ジュエルを輩出しているカントリーのオーディション番組「ナッシュビル・スター」第3シーズン。いつの間にかキレイなお姉さん的雰囲気を漂わせるようになったリアン・ライムスが今期の司会を務めていたが、出場者の年齢層は普通に30代だったりしてかなり高め。その中で優勝したのは番組出演中に高校を卒業した18歳のエリカ・ジョー。ルックス的にはかなりしょっぱいところがあるものの、これは久々のカントリー・アイドル誕生となるか?と期待していたが…。こんなタイミングで強力な対抗馬が現れてしまっては全く歯がたたないようで。とはいえジェシカ・シンプソン出演映画「Dukes of Hazzard」やフェイス・ヒルが久々にカントリーらしさを聞かせるアルバムの成功も手伝って、まだまだこの夏のカウガール系エンターテイメントは熱さを増していきそう。 |
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(なかむら) |
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シーン登場時のコミカルなキャラクターをそのまま残しつつも、ラッパーとして確固たる大物の風格を備えるという絶妙なバランス感覚、俳優として「Crash」「Hustle
& Flow」といった映画に出演し、いずれも大ヒットを収めるなど、持ち前の芸人肌を最大限に生かした仕事っぷりで、ヒップホップのフィールドに止まることなく、エンターティナーとしてショウビズ界においても高位置をキープし続けるリュダクリス。何もかもが順調に進む彼が率いるクルー/レーベルDTP(ディスタービング・ダ・ピース)も、その勢いを受けて順風満帆…と言いたいところだが、チンギーの離脱騒動あたりから次第に翳りを見せ始めていた。現実的な問題として、メンバーのセールス不振がある。名うてのブルースメン、バディ・ガイの娘でラップの腕も実力派の紅一点、ショウナ嬢や、ヒューストン「I
Like That」への客演で一躍その名を知らしめた、"天然スクリュー"とも言われる超低音ラップが魅力のI-20(旧インファマス2.0.)…期待されたそれぞれのソロ作も思ったほどの売り上げを回収することができず、ちょっとヤバい感じに傾き始めてしまったのだ。しかし今回、レーベルの浮沈を賭けた打開策ともとれるボビー・ヴァレンティノの加入は、セルフタイトルのソロ作『Bobby
Valentino』と、ティム&ボブ作の超絶スウィートなシングル曲「Slow
Down」のヒットにより、とりあえず成功と見てよさそうだ。実際、再デビュー作となったアルバムは各メディアの上半期R&Bベスト特集などでは軒並み上位に名を連ね、これどもかというほど絶賛の嵐(しかし、何故か国内盤は出てない)。
さて、そのNice & Smoothな歌声とイメージから、DTPとは全く別のところで成功したかのような印象さえあるボビーだが、もちろんDTP新メンバーとしてリュダクリス親分の作品にも客演してたわけで。今回のボビーの大ヒットを受けて、親分も当たり前のように「Pimpin' All Over The World」を3rdシングルとしてカットしてきた。ボビーのヴォーカルがこの上なくピッタリくる絶妙なスムース・トラック、リュダがラップしてもそれほど違和感ない(笑)明るめのメロウ・チューンで、ヒット・ポテンシャルかなり高め。 毎回毎回おふざけ満載のミュージック・ビデオで楽しませてくれるリュダ、今回は南アフリカのダーバンという街をロケ地に選び、現地でのピンプ活動を映像に収めている。かねてから南アフリカの生活環境改善のためのチャリティ活動に尽力しているリュダは、「ここ(南アフリカ)は、どれだけ居てもホームシックにかからない世界で唯一の場所なんだ。"アフリカ"のイメージから即座に連想されるような疫病や貧困といったネガティヴな面ばかりじゃなく、こんなに美しいところもあるんだぜってのを見せたい」と語っている通り、旅行会社のCMさながらのリゾート気分を体感させてくれるほど情景が非常に美しく、かの国に対する彼の愛情が詰まったMVに仕上がっている。リュダは同国に不動産を購入することも考えているよう。 余談だが、先日、中古屋でボビー・ヴァレンティノが以前所属していたヴォーカル・グループ、ミスタの国内盤('96)を100円で入手。平均年齢16歳のガキんちょグループながら、ゴスペル影響をモロに受けたその歌唱、ハーモニーは驚くほど深く官能的で、発売9年経った今更衝撃受けた(笑)。当時にしてここまで熟していたのだから、そのまま消えるのはやはり勿体ないね(ボビーよくやった)。チャート的には「Blackberry Molasses」と「Lady」の2曲が小ヒットという小物な存在感だが、国内盤にボートラ収録されている「Blackberry Molasses (Amari Remix)」(ミニー・リパートンの「Perfect Angel」使い)はR&Bファンの間ではクラシック扱いされてるとのことだし、しかも卒業生のボビーが今再びここまでの高評価を受けているということで、中古屋で見つけたら「即買い」でしょう。もちろん別にレアではなく、結構普通に落ちてますけど(でも国内盤を100円で拾ったのはラッキーだったな)。 |
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(サカキ) |
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Coming Soon | ||||||||||||
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つながり眉毛がとってもキュートなウェビー両津ことウェブスター・グラッドニーJr(19歳)はルイジアナ州バトン・ルージュからの登場。ご多分に漏れずゲットー育ちの彼は、8歳で母親をガンで亡くしたため、ローティーンにして父親や祖母の面倒を見るべく忙しい日々を送っていたという苦労人だ。学校にもちゃんと行っていたが、成績が悪すぎて大好きなバスケや野球ができず、苦い思いをしていたそう。「学校は好きだったんだけど、ずっと居ることはできなかった。出来るもんなら俺だってオールAとりたかったよ」(ウェビー談)。それも当然。思春期の彼の興味はもちろん勉強なんかには向けられなかった。というのも、ウェビー少年が通知表の赤点と必死の攻防を繰り広げていたころ、世間ではNo
LimitやCa$h Moneyといったニューオーリンズ発のラップレーベルが軒並み凄まじい勢いでメインストリームに殴りこみをかけていたのである。言うまでもなく、ニューオーリンズから一時間たらずの距離にあ(彼の住む)バトン・ルージュへの衝撃も相当なもの。ウェビー君も、この地元起源の大ムーヴメントに感化されまくったわけだ。「以前からラップは聴いたり、実際に自分で演ったりしてたけど、本気で取り組むようになったのはあの時からだね」。
ウェビーは15歳でUGKのピンプ・C擁するTrill Entertainmentと契約を結んだ後、同郷バトン・ルージュ出身のリル・ブージーとタッグを組んでインディでアルバムを数枚発表、いずれも成功を収めている。「実際に何枚売れたのかは知らないんだ。けど、寄って来るオンナの数は格段に増えたよ(笑)」だそうで。そのTrillレーベルも大手Warner傘下Asylumと契約を結び、昨年ようやくメジャー進出。デビュー作『Savage Life』(本人によると"Thug Life"と同意)からの1stシングル「Give Me That」では、大ヒットも記憶に新しいネプ制作・スヌープ&チャーリー・ウィルソンによる「Beautiful」からファレルのヴォーカル部分をサンプリングしたバウンシーなトラックの上で、メジャー・シーンへの挨拶代わりとでも言いたげに余裕あるラッピングをカマす。裏腹に小物感は否めないものの、威勢のいい生意気さ加減はなかなか。何が売れるかわからん世ですから、意外と大化けしたりするかも!?そこそこに期待してみましょう。 おっと忘れちゃいけない。スキル面で明らかに主役を食う存在感を放つ南部の超重鎮、UGKの片割れ(ピンプ・Cの相方)バン・B。ここ最近発売された主要南部ラップ作品には必ずと言っていいほど顔を出してる彼も秋発売予定の新作『Trill』を準備中。新生ゲットー・ボーイズへの参加も囁かれていたほどの実力者である彼だけに、新作発売のトピックは南部ラップファンの注目を独占している模様だ。 |
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(サカキ) |
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アメリカン・アイドルで準優勝者となったアラバマ出身29歳ボー・バイスのソロシングル。今回の候補者の中ではNY出身イケメン系バンドマンのコンスタンティンとともに初のロック系アメリカン・アイドル優勝者への期待を抱かせてくれていた。ミュージカル「レント」のキャスト経験があったりカメラを向けられるとつい目線がキラースマイルしてしまったりとショウビズ慣れしたところがあるコンスタンティンに比べて、もっさりした風貌で土臭いロックの神髄を聞かせるボーへは視聴者からの信頼も厚くより幅広いファンにアピールした様子。
さてデビューシングルとなるこの曲だが…てゆーかキャリーと同じ曲かよ!!とみんなにつっこまれているとおり。それでも退屈なアメ・アイデビュー曲に終わることなくブルージーに盛り上げていく歌唱でしっかり個性をアピール。このシングルはカップリング曲となるアイズ・オブ・マーチの70年のヒット曲のカバー「Vehicle」も話題。リッチー・サンボラが参加し、盟友キャリー・アンダーウッド、ミシェブラやアシュリーのプロデューサーとしてお馴染みのジョン・シャンクスまでバックコーラスに参加した南部スピリット溢れるロックナンバー。もちろんこちらのほうがボーの本領発揮といったところでファンにとっては心躍る曲。 ローリング・ストーンズ誌では「優勝者発表の瞬間は自分の名前が呼ばれないよう祈った。アメリカン・アイドルの肩書きは自分の音楽の方向性に不利になると思ったから」と少々勘違い発言も飛び出した。アメアイ審査員サイモン・コーウェルいわく「過去のアメリカン・アイドル出身者で一番いいキャリアを築いているのはクレイ・エイケンだ。クレイは自分がどういった層に支持されて勝ち残ったかしっかり理解している。MTVはあまり好きではなくマイケル・ボルトンを好んで聞く人々だと。対してケリーはデビュー後にスタイルを変えてしまった」とこれまでのアメアイ出身者に対して手厳しい。サザン・ロックという自分のバックボーンに忠実でありたいと願うボー、この先どんなキャリアを築いていくのかお楽しみに。 |
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(なかむら) |
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トップ40入りするたびに"右"だとか"超愛国主義者"だとかの話になってしまう彼ではあるが、チャート改変によりカントリーアーティストが圧倒的に不利になった今、彼のようなアーティストはどうなってしまうのだろうかと少々気になっていた。この厳しい現状の中、生き残った(?)他のカントリーアーティストのほとんどがアダルトコンテンポラリー寄り人たちばかりだったので、彼のようなアーティストはちょっと苦戦するんじゃないかと思われたからである。でも実際にはこうしてトップ40入りしてきたわけで、そうすると彼はいったいどういう位置づけで見られているのか、ますます分からなくなってきた。確かにアダルトコンテンポラリー系の音かというとそうでもないような気もするし、そうかと言ってロックかと言うとそれもちょっと違うような気がする。そうするとあと考えられるのはトップ40系と言われる、いわゆる総合的なフォーマットのラジオステーションが、いろいろな意味で注目されやすい彼を、言ってみれば"色物"的なおもしろさでかけているのかもしれない。(いずれにせよ私のように遠くはなれた日本にいる者にとってはどれも憶測の域を出ないが。)
この曲は『Honkytonk University』(どういうタイトルじゃ!)からのカットで、彼曰く自分の人生を振り返って作った曲だとか。そう言われるとトビー・キースという男の人生とはどんなものなのかとちょっと興味が湧いたが、いざ歌詞を見てみるとなんだかよく分からない内容で(すみません。私の英語力が足りなすぎるせいかもしれません。)どこが彼の人生のことなのかよく分からない有様で・・・・・・。でもこのあたりのことは実はアメリカでも掲示板等でささやかれていることで、やれここの表現は文法的にいかがなものかとか、この表現はどっちの意味で言っているのかわからないとか言われているようである。もしかすると本当は彼にしか分からないキーワードをちりばめることによって、謎解きをさせようとしているのかもしれない。そうだとするとまた彼にまんまと担がれたのか? |
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(篠崎) |
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各々のソロ活動での活躍の後、満を持して再結成したデスチャ。 3年ぶり4作目のアルバム、『Destiny Fullfiled』だが、意外にもNo.1を奪取できず(最高位2位)。1stシングル「Lose My Breath」も、彼女達らしいパワフルでアゲアゲなナンバーであるにも拘らず、最高位3位。華々しいソロでの活躍の後としては少々物足りないチャートアクションであった。 続くシングルも、今一つ振るわない。 ヴィヨンセのパワフルボイスはもちろん素晴らしいが、その同じ曲の中でミッシェルの癒し系の歌声が同居している。これこそ、グループでのみなせる業だと思うのだが。 |
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(ohsaki) |
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5月の連休にアメリカに行って、ホテルの部屋にいるときはずっとTVつけっぱなし状態で過ごしていたのだが、その時実感したのがまずパリス・ヒルトンの超人気者ぶり。トーク番組などで彼女がネタにならない日はないくらい(主として悪いニュアンスで)頻繁に話題に上っていた。もう一つはジェシカ&ニック夫婦のセレブぶりで、こちらも日本では随分眉唾な印象があるが、アメリカだとTVでも雑誌でも(大してレベルの高いものではないが)当然のように2人をセレブ扱い。日本でも放映されているのかどうか知らないが、2人の夫婦生活がドキュメントとして映し出される番組(僕が観た回では犬のウンチの躾にあれこれ苦戦している2人の姿が30分間延々と映されていた)が毎日のように繰り返し流されていた。
日本の女性誌でも「憧れの髪型ナンバー1セレブ」に選ばれた(本当か!?)ジェシカの新曲は"「うたばん」のクロージング・テーマ"「にくい貴方」のカバー(オリジナルはナンシー・シナトラ1966年のナンバー1ヒット)。これは彼女も出演している映画「Dukes of Hazzard(80年代のTVドラマ「爆発!デューク」の映画版リメイク)」のサントラからのカットで、他の収録曲はサザンロックやカントリーが中心な中、これのみジャム&ルイス・プロデュースのR&B調。この浮ついた実体のなさ加減も「流石はセレブ」といったところか。先行リリースされたこのシングルは初登場でTOP40に飛び込み、続いて封切られた映画も初登場1位を記録と、現在彼女のキャリアは順風満帆の様子。単なる「田舎のヤンキー夫婦」となってしまったブリトニー家を尻目に、ジェシカはまだまだ"セレブ道"をまい進していくのだろう。旦那のニックが「ジェシカの夫」以外の仕事がまったくなさそうなのは少々気になるところではあるが・・。 |
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(八亀) |
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Screwed
& Choppedという独特のミックス手法で名を馳せたDJスクリューの没後も、その意志を継ぐSUC(Screwed
Up Click)構成員らの活発なローカル活動により、ヒューストン(通称Hタウン)のラップシーンは更にアツくユルく煮込まれ、ローカルに収まりきらない威勢の良さでその勢力を拡大し続けている。個人名を挙げていくとそれこそキリがないが、最近に絞っても、SUCの最若手リル・フリップが昨年メジャーで数曲のヒットを放って成功を収めたのを始め、"第2のスカーフェイス"、"サウスの2パック"とも呼ばれ、その呼称に恥じない圧倒的な威圧感と実力を兼ね備える大物Z・ロウらHタウンの要人や、フリップから"フリースタイル・キング"の名を奪い、ネプチューンズをバックにつけてStar
Trakより発表した『Already Platinum』が全米2位の好記録を叩き出したスリム・サグら血気盛んな若手が着実なメジャー侵攻を進めている。しかし、今年最大級の核弾頭(from
Hタウン)といえば、満場一致でこのマイク・ジョーンズ(本名)の名が挙がることだろう。DJスクリューの影を背負いながらも、SUCとはまた違う形でスクリュー道を継承し、レーベルとして形を成していったスウィシャハウス(Swisha
House / 通称:水車小屋)から登場したマイジョンは、もちろん地元レベルではミックステープ売れまくりの大スターだ。しかし、一体彼の何がそんなに凄くて売れてるのか?普通のリスナーにはちょっと分かりづらいかもしれない。彼の「売ろうとする情熱」には実に凄まじいものがある。
たとえば。自分のステージネームやクルーの名前を曲中で叫んだり、韻を踏んだりするのは皆やってることで別に珍しくもないが、彼の場合「曲中で自分の名前を連呼しすぎ」なのが第一の特徴である。「Who (is)?」「Mike Joooones!」のやり取りをそのままパンチラインにしてしまうという頭の使わなさ。このラインはメジャー1stのタイトルにもなっており、洗脳にも近い(笑)強引な宣伝効果を生む。さらに、曲中やアルバムのブックレット内などで自分の携帯番号を公開し、かかってきた電話にはちゃんと自ら律儀に応対するという不思議なプロモーション活動でも話題を呼んでいる。このマイジョン、声質は野太いが、一回聴いてすぐに彼とわかるほどのコミカルなフロウの持ち主なので、そこから来るキャラクター人気みたいなものも、成功の一因かと思う(内容は別にコミカルでもないと思うが)。そんな懸命のプロモ活動の甲斐あって、全米3位の大ヒットを記録したメジャー進出作『Who Is Mike Jones?』からの2ndカット曲が「Back Then」。誰からも相手にされなかった苦労時代から根性でのし上がって、こんなにビッグになってやったぜ!という内容を、メジャーでも成功を手中に収めて自信満々のマイジョンがライムする。もちろんこの曲でも「Who?」「マイジョーン」連発&電話番号公開中。 「昔は全然モテなかったけど、今や俺はホットだからオンナどもはみんな俺のモノ!」(ジャイアント馬場みたいな低音ヴォイスの部分)と、声ネタをScrewed(遅回し)したものをフックに持ってきてHタウン・レペゼンも当然忘れていない。ちなみにこの一節は、スウィシャハウス仲間である前述のスリム・サグと、秋発売予定のメジャー作が期待される白人ラッパー(スクリューワーとしても活躍)ポール・ウォールを客演に迎えて地味に小ヒットした新譜からの1stカット曲「Still Tippin」からのサンプルである。実はこの「Still Tippin」自体、元々スウィシャ軍団コンピ『The Day Fell Broke Loose 2』(ここでマイク・ジョーンズは大半の曲でマイクを握り、相当なプッシュを受けている)に収録されていた原曲をScrewedした上でカットされたものであり、ここでも彼らの故DJスクリューに対する敬意の深さを窺い知ることができる。 ミッシーやインヤンの新作をはじめ、さっそく客演に引っ張りだこ状態、メジャーでも幅をきかせ始めているマイク・ジョーンズだが、早くも次作を視野に入れており、また、自らのクルーであるダ・アイス・エイジ名義の作品の準備にも取り掛かる予定だ。一度掴んだ勢いは決して手放さない、彼の商魂はまだまだ燃え続ける。 |
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(サカキ) |
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「Don't
Wanna Try」、「Suga Suga」、「Obsession (No Es Amor)」と、Baby
Bashとのコラボでのヒットの印象が強いフランキーJ。いっその事、二人でユニット組んじゃえばなんて思ったりしますが。恥ずかしながら、つい最近まで今一つどちらが、Frankie
Jなのか自信がありませんでした。で、この曲を聞いて、あの甘い声の持ち主が彼なんだと再確認した次第で・・・。
さて、相変わらずメロウな曲を出してきます。 更に効果的に良く使われる早口がカラオケ好きの心をくすぐる。 しかし、最初に聞いた時から、デジャブではないが、何か初めてのような気がしない。よくよく考えてみたら、バックのリズムといい、曲の展開といいアッシャーの去年の大ヒット曲「Burn」にクリソツではないか。そう感じたのもきっと筆者だけではないだろう・・・。 |
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(ohsaki) |
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