Top40 New Entries Nov.2004

◆ 2004/11/6 Dare You To Move - Switchfoot
◆ 2004/11/6 Shorty Wanna Ride - Young Buck
◆ 2004/11/6 Mr.Mom - Lonestar
◆ 2004/11/6 In A Real Love - Phil Vassar
◆ 2004/11/13 Let Me Love You - Mario
◆ 2004/11/13 1,2 Step - Ciara feat.Missy Elliott
◆ 2004/11/13 I Don't Want To Be - Gavin DeGraw
◆ 2004/11/13 Baby It's You - JoJo feat.Bow Wow
◆ 2004/11/13 Big Chips - R.Kelly feat.Jay-Z
◆ 2004/11/20 Nothing On But The Radio - Gary Allan
◆ 2004/11/20 That's What It's All About - Brooks & Dunn
◆ 2004/11/20 Tempted To Touch - Rupee
◆ 2004/11/20 Back When - Tim McGraw
◆ 2004/11/27 Lovers And Friends - Lil Jon & The East Side Boyz feat.Usher & Ludacris
◆ 2004/11/27 The Woman With You - Kenny Chesney
◆ 2004/11/27 Daughters - John Mayer

 

Dare You To Move - Switchfoot

Top40 debut  2004/11/2
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  Columbia
Meantime Rate NA
、始まりはサン・ディエゴで90年半ばにメンバーのForeman兄弟とChadってのが知り合い、バンドを結成しようかということになった。で話がまとまったところでバンドをスウィッチフットと名付けて活動を開始している。97年に念願叶いファーストアルバムの『The Legend of Chin』をインディーズからリリースした。その後インディーズの2枚のアルバムを経た後、2003年にはコロンビアレコードより『The Beautiful Letdown』(訳せない、、)でメジャーデビューとなった彼ら。残念ながら、日本デビューはまだということである。

で、『スパイダーマン2』のサントラに参加したりする営業活動もこなし、初のメジャーヒットとなるこの曲。ギターの清涼感と、所謂オルタナティヴ・グランジ以降と言われる曲調で戦っている状況である。

で、この曲、構成的には、前奏・1番・サビ・2番・サビ・Cメロ・Gソロ・サビという基本的なロックの仕組みになっていて、分けが分からなくはないオーソドックスな仕上がりになっている。ややパワー・バラードとも言えなくも無い状況で戦っている。俺の細かい不満を言わせてもらえるならば、やっぱGソロの気合が足りないってことと(イングヴェイとかインペリテリとかちゃんと聞いてきて欲しい)、最後のサビは半音上げてもいいんじゃないか、おい、って感じか。でも、そんな感じで戦うのが今流なのか?難しいことは俺には分からない。

で、何しろクリスチャン・ロックっていうから、俺のような日本人としては非常に分かりにくいが、P・O・Dとかもそうだったと思うので、単純に音を楽しむ方向で検討してみたいと思う。だって、人間だもの。

で、やっぱ残念なのが、日本できっちりこういうバンドを紹介しないのが問題だってことなんだ!!特に90年代以降、ビルボードのチャートに比例しなくなった日本の洋楽チャート(市場)に、こういうのを突っ込んでいかないと、日本は亡国な感じで戦わなくてはならず、今後の我が国の芸術や文化といった側面から、非常に辛い状況で戦うことになりそうな感じがする。その救世主としてスウィッチフットを宜しくどうぞ!!

(洋楽Stay Up Late奥村)

リストへ戻る

Shorty Wanna Ride - Young Buck

Top40 debut  2004/11/2
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  G-Unit
Meantime Rate NA
「G-Unit のメンバー」,「南部出身」。これだけの情報である程度のセールスが想定できてしまう。結果,デビュー・アルバム『Straight Outta Ca$hville』はTop R&B/Hip-Hop Albumsで2位を記録。The Billboard 200 でも3位とほぼ予想どおりだった。内容の方は G-ユニット特有の大げさな効果音を抑え目にしてやや南部に歩み寄ったような簡単に言うとG-ユニットと南部の中間的な作りになっている。これは彼のウリをわかりやすく提示した良い戦略だろう。ただ南部アーティストのCDを大量に買い漁っている自分のようなリスナーには抑え目であるとはいえG-ユニット的な効果音は少し気になる。

先行シングルはクラブで大音量で聴けば確実にテンションが上がりそうなやたらとドラム音を強調した「Let Me In」。G-ユニット関連の他の曲と同じく西のラジオ局で結構プレイされていたため Hot R&B/Hip-Hop Airplay では最高位15位とまずまずのヒットになったものの,彼にとって重要なマーケットである南部のラジオ局の受けはあまり良くなかった。

ヤング・バックに限らず全国的にヒットするにはもはや南部のラジオ局でヒットすることは不可欠である。50セントの一連のヒット曲も南部のラジオ局で頻繁にプレイされていたし,もうすぐ発表されるであろうアーバン系の年間チャートをチェックすると上位は南部のラジオ局でヒットした曲で埋め尽くされているはずだ。

そこでというわけか当初から決まっていたのかは不明だが「サウスにはリル・ジョン」とばかりにリル・ジョンプロデュースの「Shorty Wanna Ride」をカットしてきた。 G-ユニットを意識してか幾分リル・ジョン色は抑え目な気がするが「Let Me In」よりラジオ・フレンドリーなこともあり南部の各ラジオ局でもまずまずのヒット。Hot R&B/Hip-Hop Airplay では最高位8位と「Let Me In」を上回るヒットを記録した。

(いのっぴー)

リストへ戻る

Mr.Mom - Lonestar

Top40 debut  2004/11/9
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  BNA
Meantime Rate NA
「Mr. Mom」、この題名を初めて聞いて、何やら変なことを想像してしまったのは私だけであろうか。

実際はというと、職を失ってしまった主人公が「主夫」となり家事に奮闘し、自分が外に出てる間家庭を守っている奥さんの偉大さを改めて知るという内容の曲である。題材的には失職するなんてシビアであるが、「パンパースを乾燥機にかけたら溶けちゃった」とか、「風船ガムが赤ちゃんの髪の毛の中に!」なんていうエピソードで、やり慣れない家事に四苦八苦する様を面白おかしく描いている。

しかし、"I can go to work until you find another job(貴方が次の仕事を見つけるまで私が働くわ。)"なんて言う奥さん。近頃、女性が強いと言うのはやはりUSでも同じということか。頼もしい限りである。「そんな奥さんほしいな」なんて思う私はダメでしょうか?そんなコミカルな内容通り、テンポ良く、ノリがいいとても聞きやすいカントリーチューンに仕上がっている。昨年のスマッシュヒット、「My Front Porch Looking In」といい、やはりこういう軽快な路線に落ち着いた様だ。

さてこの曲、新作『Let's Be Us Again 』からのカット曲である。昨年発売のベスト盤『From There to Here: Greatest Hits』の後ということも有りヒットが期待されたが残念ながら最高位33位(2004/11/27付)と今一つ振るわない結果に終わってしまった。ただ、カントリーチャートでは流石に強く10曲目の1位に輝いている。
格下と思われたラスカル・フラッツの最近の活躍に、ヤキモキしているかどうかは分からないが。ドラマーのキーチ・レインウォーターも結婚したとのこと。これを弾みに頑張ってほしいものである。

(Ohsaki)

リストへ戻る

In A Real Love - Phil Vassar

Top40 debut  2004/11/9
Peak Pos  #38
Top40 wks  2wks
Imprint  Arista Nashville
Meantime Rate NA
9月に発売されたニューアルバム『Shaken Not Stirred』からのカット。クレイグ・ワイズマンとの共作となるこの曲、ビルボードとラジオ&レコーズの両方のカントリーチャートで1となっており、彼自身が歌った曲では2曲目のbPソングである。(彼が作曲した曲としては6曲目のbPとなる。)ソングライターとしても有名な彼は、これまでにティム・マッグロウ、ジョ・ディ・メッシーナ、コリン・レイ、アラン・ジャクソンなどに楽曲の提供をしてきた。どちらかというとそっちの活動の方が忙しいのではないかとさえ思える彼は、2000年の自身のデビューから2年間隔でアルバムを発表してきたので、この作品で3作目となる。もともとピアノを弾いてきた彼は、ビリー・ジョエルやエルトン・ジョン、マイケル・マクドナルドなどポップフィールドのアーティストに強く影響を受けてきたので、この曲もビリー・ジョエルに対するポップカントリーの回答などと評されている。歌詞も学生のころから好きだった彼女と彼女の父親の反対を押し切って結婚したが、そこに待っていたのは厳しい結婚生活の現実だった。それでもなんだかんだ言ってもやっぱり彼女が好きだというようなよく言えばストーリー性がある、悪く言えばもろに生活臭が漂ってくるようなラブソングになっている。このあたりもビリー・ジョエルに通じるようなところがあり、カントリーのピアノマンもやっぱりストーリーテラーなんだなあと感じさせられる。

(篠崎)

リストへ戻る

Let Me Love You - Mario

Top40 debut  2004/11/9
Peak Pos  #1(?wks)
Top40 wks  -wks
Imprint  3rd Street
/J
Meantime Rate NA
ライヴ・デイヴィスのレーベルJ-Recordsからデビューしたマリオがビズ・マーキーのカバー「Just A Friend 2002」をトップ10ヒットに送り込み、デビューアルバム『Mario』をリリースしたのはその名の通り2002年のこと。
今年18歳になった彼が2年ぶりにリリースするアルバム『Turning Point』からの先行シングルとしてリリースされたのが「Let Me Love You」。

スコット・スコーチとマリオの共作の「Let Me Love You」はミディアムテンポの心地よいR&Bナンバー。この曲についてマリオは次のように説明している。
「この曲は今付き合っている彼氏とこのまま続けるか新しい恋を見つけるかの過渡期にいる女の子について書いたんだ。そんな女の子に『僕が君に何ができるかわかるだろ?君を愛してあげるから僕に決めなよ』と声をかける話にしたんだよ」

うーん、「Just A Friend 2002」では「ただのお友達」と言われてくやしい思いをしていたマリオも、随分積極的になった感じさえするなぁ・・・。今後は歌手活動を続ける一方で、大学への進学、映画『Destination Fame』への出演が決まり、今後は俳優としても活躍したいと思っているマリオ。

「アルバム『Turning Point』をリリースすることで、自分がいかに創造性豊かで、話題の中心にいて、1カ所に留まらないことをみんなにわかってほしい。もうそうする準備はできているよ」と語るマリオが「Let Me Love You」などのリリースで、今後どのような転換期(=Turning Point)を迎えるのかが楽しみだ。

(かんざき)

リストへ戻る

1,2 Step - Ciara feat.Missy Elliott

Top40 debut  2004/11/16
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  Sho'nuff-MusicLine
/LaFace
Meantime Rate NA
リジナル版ではちょっとおませなBガール風。日本盤ではプチゴージャスなセレブ風。一体どっちが本当の姿だと話題になっていたシアラが初来日。その正体は...ちょっと太目のヤンキー風。落胆する日本のリスナーと裏腹に本国では順調にヒットを飛ばし、ショーン・ギャレット&リル・ジョンの必勝コンビでNo.1を独走した「Goodies」に続き「1,2 Step」もTOP10入り。レーベルの社長ジャジー・フェイ自ら制作したトラックは、低迷気味のミッシー・エリオットにとっても久々のヒットとなった。「Goodies」の勢いが落ちる前にプロモーションを仕掛け、ほとんど同じ曲&PVなのでラジオ局もMTVつい惰性でかけてしまったという話もある。

ここ1-2年でアイドル系女性R&Bシンガーの勢力分布は激変した。トップを走るジャネットとj.Loが思わぬ失速。中堅どころではモニカとブランディは人生の修羅場をくぐり別世界へ。アリーヤもいなくなってアリシア・キーズもフィールドが違い、今やビヨンセの一人勝ち。何とか対抗できるのはアシャンティくらいという寡占市場となっている。そんな厳しい市場の中ヒットを立て続けに出したシアラは新規参入の数少ない成功者と言えるだろう。

次のシングルはリュダクリスの「Oh」みたいだしピンではキツいんじゃないかとか、アルバムはRケリーのスロウ以外全部同じ曲だとか、クランクが失速したら心中するんじゃないかとか今後の活動に関する不安も多い。同系統ではリル・フリップと共演したリアの方が可愛いという評判もある。しかし「ダンサーになりたかったけどデスチャのライブを観て歌手になると決めた」「だからチアリーダーの夢もあきらめた」「ボーイフレンドとも別れた」と一度決めたら突進する体育会系ノリは今までにない路線。その根性を持ちつづけ、武闘派アイドルとして末永く活躍してほしい。

(松本)

リストへ戻る

I Don't Want To Be - Gavin DeGraw

Top40 debut  2004/11/16
Peak Pos  #35
Top40 wks  3wks
Imprint  J
Meantime Rate NA
NY北部ニューキャッスル山地出身で今年26歳になるギャビン・デグロウ。彼は音楽好きの一家の元に生まれ8歳で歌とピアノを始める。そしてすぐにレイ・チャールズやサム・クックに夢中になり、10代の頃は実兄とともにカバーバンドを組んで地元で活動したりしていたという。やがて音楽の奨学金を得て大学に進学したものの授業に出るよりも寮にこもって曲作りをすることが多くなり、そのまま自然と退学へ。果てさて今度は心機一転ボストンに拠点を移しソロやロック・バンドで歌ったりしながら名門バークリー音楽学校へ通い始めるも、そこではバークリー独特の教育制度に不自由さを感じ、1年もたつと結局彼は故郷へ舞い戻ってしまう。しかしこのまま地元で燻るのはいやだとばかり自分の居場所を求めて地元で肉体労働をして金をため98年にNYのど真ん中マンハッタンへとやってきたのだった。そしてクラブで演奏して回る内、ある晩有名なアッパー・ウエスト・サイドのクラブで歌った際にそのクラブのオーナーに見初められ翌日そのオーナーがギャビンのマネージャーとして就任することとなる。そして次第に彼のライヴがNYっ子達に話題となり、メジャー争奪戦の中2002年春に現在のJ Recordsとメジャー契約を交わすこととなったのである。さて昨年(2003年)の10月29日、場所はNYのRoseland Ballroom。そこで私はマルーン5のオープニング・アクトとしてギャビン・デグロウのステージを初めて見た。当時は全く素性の知らないこのアーティスト、しかしこの日のショウではメインのマルーン5を(完全とはいわないまでも)食い、詰め掛けたオーディエンスの喝采は、ほぼ彼に向けられていたように思う。彼は地元NYを活動拠点にしているからという高下駄分を割り引いても、あらゆるエンターテイメントが気軽に楽しめる目耳の肥えたNYのオーディエンスを虜にするだけあって彼のショウ、もとい歌唱はやっぱりダントツだった。そして今年(2004年)3月10日、ところは変わって東京恵比寿ガーデンホールで行われた彼の日本初ショウケースライヴ、詰め掛けたオーディエンスの空気は当初アイドル青田買い的なノリだったのだが、彼のステージが終わる頃には彼の曲、もとよりシンガーとしての実力に拍手喝采といった熱気に包まれていた。彼はピアノも弾けばギターも弾く。ピアノプレイヤーとしては初期のビリー・ジョエルを彷彿とさせ、ギタリストとしてはジョン・メイヤーをよりエッジを利かせハードにさせたプレイを披露する。そして声、ソウルフルに歌い時折スティーヴィー・ワンダーを感じさせたりもするのだ。

メジャーデビューアルバム『Chariot』から第1弾シングル「Follow Through」に続いて今回カットされた第2弾シングルである「I Don't Want To Be」が遂にBillboardトップ40入り。アルバムの楽曲の中では比較的毛色が違う曲だけど、ともかくこれで彼の名はアメリカ東海岸を越えて全米へと広まり、こうしてミーンタイムのシングルレビューにも彼を紹介できるようになった。いやもっとじっくり時間がかかって浸透してゆくのかなと思ったけど意外と早かったかなぁ。今回の曲だけで判断するとちょっと彼に対するイメージが違うものになると思うので是非アルバムのほうも聞いてくれれば。当初アルバムでは伝えきれない彼のライヴの魅力を何とか伝えようと最近は『Chariot-stripped』と表記を変え、ライヴ音源をアルバムに追加してお得にもなりましたから。

(田鍋)

リストへ戻る

Baby It's You - JoJo feat.Bow Wow

Top40 debut  2004/11/23
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  Da Family
/Blackground
Meantime Rate NA
た来た、ジョジョ嬢ですよじょじょ嬢。この春、めでたく13歳にしてデビューを果たした彼女。デビュー曲「Leave ( Get Out )」はややインパクト勝負な趣きで、もう少しアイドルっぽい可愛い曲調を求めたい向きもありました。アルバムのジャケ写も怖くてね。大丈夫かこの子はと思った矢先、ビデオを見たらこりゃビックリ。可愛いやん。13歳にして、この厚化粧っぷり。頑張って背伸びしてるところが愛らしいじゃないですか。

そんなじょじょ嬢にべいべー、イッツあなたヨとか言われたらこりゃあたまりません。ということで彼女も無事に2曲目のTop40ヒットを記録、おめでとうございます。ミディアムテンポでグイグイ迫った前のシングルと比べ、シンプルな音作りでやや地味な構成。無理にテンションを高めることなく、全体がゆったりと展開し、大人のR&Bナンバーといった香りすら漂います。サビ部分もサラリと歌いこなすものの、曲全体がシンプルな構成であるせいか、概してがやがやとした曲に比べて逆に目立ち、印象に残るかもしれません。よく聴いてみれば、思わず口ずさんでしまいそうなキャッチーさも兼ね備えているので要注意。

そしてまたビデオがまた可愛いと。あんな無邪気な笑顔を見せられたらね。仕事疲れの深夜の身体にはこたえますって。こっちは眠気を何とか押さえ込んでアンタのビデオ見ながらレビューを書いてるわけですよ。それをお前から悩殺してどうすんねん、と。最後はじょじょ嬢の投げキッスで締め。ああもうワタシには耐えられません。

あ、すっかり忘れてたけど、バウ・ワウ氏のラップもちゃんと入ってますので、念のため。

(bo)

リストへ戻る

Big Chips - R.Kelly feat.Jay-Z

Top40 debut  2004/11/23
Peak Pos  #39
Top40 wks  1wks
Imprint  Jive
/Def Jam
Meantime Rate NA
2年ぶりにこの顔合わせが実現。2002年の『Best Of Both Worlds』に続くコラボ第2 弾『Unfinished Business』は初動で約 21 万枚を売り上げ、アルバムチャート1位初登場。この顔合わせの割には売り上げ的にはイマイチという見方もあるが、逆に企画モノは双方のコアなファンには煙たがられたりして売り上げダウンに繋がるので、自分はこれでも健闘しているほうだと思う。

それにしてもこの二人よく働く。ケリーは一時期の煮詰まってた状況を完全に打破し、21 世紀に入ってからはプロデュース業はほぼハズレなし。前作『Chocolate Factory』ではゲストほとんどなし、外部制作も飛び道具にも頼らない、濃厚なソウルアルバムをリリースし、大喝采を浴びた。そして時間を置かずにベストアルバムと、最新 2枚組、そしてこのコラボ盤。ジェイZ のほうも 96年の『Reasonable Doubt』から 03年の引退作『Black Album』までなんと必ず毎年オリジナルアルバムを 1枚リリース。既に公式では引退してる人なので(笑)今年はオリジナルアルバムのリリースはないが、このケリーとのコラボ盤とリンキン・パークとのコラボ盤をドロップして存在感をアピールしている。あとはベスト盤が待たれるのみだが(欧州、日本でアーティストの意向を無視したような中途半端なベストなら既にリリース済)、まあこれはまだ暫くは寝かせておくのかな。

ところでこの二人、前回のコラボ時はせっかく企画してたツアーがケリーの幼児虐待スキャンダルで全日程キャンセル、そして今回も結局二人の息が合わず途中でツアー自体が中止、ケリーが降板して(降板させられてといったほうが正しいか)からはジェイZと豪華ゲストたちによる全然違う内容のツアーになってしまった(ケリー降板後のほうが好評というのもなんだかね・・)。今回のツアー中止騒動に対する二人の言い分は食い違う。ジェイZ「ドタキャンしたり、遅刻してきたりと、あいつの仕事に対するプロ意識のなさが気に食わん。それに俺の人気に嫉妬して仕事が完遂できないような自信のないやつとは一緒に仕事はできん。」、ケリー「俺はがんばってこのツアーやってたよ。俺はあいつのことをリスペクトしてる。なのになんで脅迫や暴力行為受けたり、照明の妨害されたり、こんなむごい仕打ちをされなきゃいけないんだ?意図的に降板させるためにやってるとしか思えないよ。」観客がケリーに対して銃をちらつかせ、ケリーがステージ上で動揺した件もジェイZは「そうだとしてもあんな大勢の客がいる前で、そんなこと言ってみろ。それこそ騒ぎになるだろ。それがプロ意識のない表れだよ。第一そんなことホントにあったのか。」というのに対し、ケリーはそれをジェイZが自分を追い詰めさせるために仕向けたことだと言い張っている。というわけで降板させられた形になったケリーがジェイZ に対して 7500 万ドルの損害賠償を求めている。ジェイZはケリーのことをほんとに嫌ってるようで、ラジオ局のインタビューでも堂々とそう語っているという。嫌いなら仕事引き受けなきゃいいのにね(笑)。

そんな中、ヒットした「Big Chips」。お得意のラテン風味に今回はホーンの味付けまでして、軽いながらも粋な出来。トラックマスターズによるプロデュースでこの二人の顔合わせというと2001年の「Fiesta」が思い出されるが、同曲が R&B チャートで年間1位だったことを考えるとちょっと今回は物悲しすぎる成績かも。まあこの二人のコラボは二度とないような気がするので、汚名返上ならずに何とも煮え切らない形で Business Finished。

(はまべ)

リストへ戻る

Nothing On But The Radio - Gary Allan

Top40 debut  2004/11/23
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  MCA Nashville
Meantime Rate NA
年の前半に小ヒットを記録したゲイリー・アランの作品に「Songs About Rain」という曲があった。彼女にふられたショックで呆然としながら街中をぐるぐるとドライブして回っていたら、ラジオでは「雨の歌特集」をやってて、流れる曲のタイトルがサビの部分でずらずらと出てくるという内容。

ブルック・ベントンの「雨のジョージア」、エルヴィスの「ケンタッキー・レイン」、フォーチュンズの「雨のフィーリング」、ゴードン・ライトフットの「朝の雨」などなど・・。結構ラジオウケのいい曲なのかな、と思ったんだけど、狙いがあざと過ぎるという事なのかチャートでは苦戦、カントリーでもTOP10入りを逃すという結果に終わってしまった。

この曲のリベンジということなのか、続いて彼がカットしたのがこれまたラジオネタのこの曲。今度は恋人と二人きり、二人の他にはラジオから流れる音楽しか存在しない!という随分と狙いのはっきりしたナンバーで、こちらはDJウケがよかったのかエアプレイ好調で、見事カントリーチャートでナンバー1を獲得。約1年ぶりにポップのTOP40にも返り咲いた。

カントリー界に於ける彼の人気はなかなかなもののようで、先日CMTが発表した「抱かれたい男ランキング(カントリー編)」では見事6位にランクイン。因みに彼を挟んで7位にはジョー・ニコルス、5位にはケニー・チェズニーが名を連ねているので、これはかなりの高評価といえるだろう(余計かもしれないが1位はキース・アーバン)。プロデビュー10年目を迎える2005年に向けて、只今ゲイリーは絶好調である。

(八亀)

リストへ戻る

That's What It's All About - Brooks & Dunn

Top40 debut  2004/11/23
Peak Pos  #38
Top40 wks  1wks
Imprint  Arista Nashville
Meantime Rate NA
『The Greatest Hits Collection U』に収められている2曲の新曲のうちの1曲。前回の1作目にあたるベスト盤は97年に出ているがその後98年、99年、01年、03年とコンスタントにアルバムを発表し、(これ以外に正規盤ではない編集物のベスト盤とクリスマスアルバムが出ている。)その都度、大規模な全米ツアーも行っているわけだからすごいバイタリティーである。日々の生活、仕事、家族への愛について歌っているこの曲、ビデオにおいてもそのことを意識して彼らの仕事場であるコンサートの風景とそれを支えているコンサートスタッフ、オーディエンスとして来ているたくさんの家族たちが映っている。カントリーのミュージシャンのコンサートではそのファンは老若男女、世代に関係なく家族で来ている場合も多い。カントリーは音楽そのものも健全な内容がほとんどで、(歌詞について注意を促す例のシールが貼ってあるようなCDは見たことが無い。)親たちも安心して子供たちに勧められる音楽というわけである。それゆえカントリーファンというのは親から子へと受け継がれていくわけで、これがいつの時代も根強く支持され続けている理由ではないかということは容易に想像できる。たぶんこういう家庭では親たちがいつもこういう音楽を聴いているのでその子供たちもいつのまにかカントリーが好きになっていくのだろう。(もっとも何事も例外は付き物なので中には耳にタコができるほど聴かされていい加減嫌いになるような子供もいるとは思うが)その点、よく国民的音楽(?)として比較される日本の演歌は親子二代のファンなんていう家をあまり見かけないような気がする。このあたりが最近の演歌衰退の理由か?(おっと、話がそれました。すみません。)

 (篠崎)

リストへ戻る

Tempted To Touch - Rupee

Top40 debut  2004/11/30
Peak Pos  #39
Top40 wks  1wks
Imprint  Atlantic
Meantime Rate NA
今年の夏、日本を含め、欧米諸国で注目を浴びたのがケヴィン・リトルの「Turn Me On」。この曲でも使われていた1970年代後半、カリブ諸島最西端トリニダードで大流行していたビート、ソカ(「ソウル」+「カリプソ」の造語)に乗せて、冬真っ盛りのこの時期にチャートインしてきたのが、ルピーの「Tempted To Touch」。

ルピー(本名ルーパート・チャールズ)は英国軍に勤務するバルバドス人の父とドイツ人の母の間にドイツで生まれた19歳。10歳のときにバルバドスに移住し、母親の影響でボブ・ディラン、ローリング・ストーンズやビートルズを、父親の影響でボブ・マーリー、ジミー・クリフ、スパロー、レッド・プラスティック・バッグなどを聴いて育った彼は「いろいろな音楽にどっぷりつかっていたから、僕の体に染みついているんだ。僕がソカの曲を書くときにも、この経験はさまざまな影響を及ぼしているよ」と語る。

ケヴィン・リトルの「Turn Me On」と同様に、頭の中をぐるぐる回りそうな「Tempted To Touch」だが、映画『AFTER THE SUNSET』のリード・トラックとしても使用されることとなった。この映画は2005年に日本でも公開される予定だそうだが、このサウンドトラックにはルピー以外にもケヴィン・リトルやショーン・ポール、シャギーなどソカ&ダンスホールの人気アーティストの曲が納められているので、最近のレゲエにはまってしまった方は要チェック!

ルピーによると、「Tempted To Touch」は圧倒される程魅力的な女性に囲まれた自分の事をテーマにして、クラブやステージ上でセクシーな洋服に身を包んでいる美しい女性達を前にすると、触りたくなってしまうという男の衝動心を表現しているとのこと。その衝動心を表現しているのかどうかは不明だが、この曲のビデオクリップでは、サビの部分で揉み手ならぬ両手をすりあわせるダンスを披露している。揉み手が根付いている日本でこの揉み手ダンスの人気が出るかどうかは不明だが、今後も何かと話題を提供してくれそうなルピーの活躍に注目したい。

(かんざき)

リストへ戻る

Back When - Tim McGraw

Top40 debut  2004/11/30
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  Curb
Meantime Rate NA
年11月18日、フロリダ州立大学の就職支援センターに100万ドルを寄付すべくチャリティコンサートをフロリダ州タラハッシーで行ったティム・マクグロウ。さらにその一環として同州立大野球部にも奨学制度を設立した。その名も"タグ・マクグロウ・スカラーシップ"。タグ・マクグロウとはかつてメジャーリーグ、ニューヨーク・メッツとフィラデルフィアフィリーズでピッチャーとして活躍するも今年1月脳腫瘍で他界したティムの父親のことある。「タグ・スカラーシップの恩恵によって大学に行けるチャンスを得る人がいる、ということが私と私の家族にとってどんなに意義深いことかコンサートに来てくれたファン達に説明しようにも説明しきれないくらいだ」とティムは感慨深げにコメントした。さらに今年リリースしたアルバム『Live Like You Were Dying 』がこの度グラミー賞にノミネートされ、かつ楽曲「Live Like You Were Dying 」がSong Of The Yearにノミネート。「ソングライターのCraig Wiseman とTim Nicholsには多大な感謝を評したい。素晴らしい今年を締めくくるにふさわしい素晴らしい出来事ことだ!」父親の死という不幸が年初にあったにもかかわらず今年彼は精力的に仕事をこなし実りある2004年としたのである。

さてその充実ぶりに勢いをつけて今回アルバムからカットされた曲「Back When」。 Jeff StevensとStephony Smithと以前Tom Petty のバンドでドラマーであったStan Lynchによって作曲されたこの曲の歌詞はとある白人達が昔を懐かしむ歌だ。カントリー&ウエスタン風ノスタルジアに満ちたファーストヴァース、人々はテーブルを囲んでマヨネーズとトマトで味付けした定番のフライドボローニャサンドイッチに思いを馳せ、セカンドヴァースではヴィニールアナログレコードを懐かしみ、未だラジオ局がカントリーやロック、ソウルをごちゃ混ぜにかけていた頃に思いを馳せる。(多分現在のようにラジオ局が局ごとにジャンルを分けてかけるようになったのは80年代ヒップホップの登場によって決定づけられたのだろう)そしてコーラスが続くのだ"Back when a hoe was a hoe/coke was a Coke/Crack's what you were doing when you were cracking jokes/Back when a screw was a screw/The wind was all that blew/And when you said, "I'm down with that," it meant you had the flu/I miss back when...."主にアフリカンアメリカンの人々によって意味が変化していった言葉の数々を挙げ、その言葉がスラング化する以前本来の意味であったときを懐かしんでいるのだ。この「Back When」、ブラック音楽特にヒップホップを嫌う人達の一部でアンセム化しているというのだから面白い。

しかしこうした曲を出した一方でティム・マクグロウは、同時にその忌み嫌うはずのヒップホップ界のネリーと組んで「Over And Over」を発表。実に挑発的かつ大胆で挑戦的な試みをしているのだ。こちらは現在チャート急上昇中。「Back When」で旧来のファンの気分を損なわないように配慮しつつ、「Over And Over」でジャンル越えに打って出たのかもしれない。ラジオステーションが今度はヒップホップもひっくるめてかつてのようにごちゃ混ぜにかけてくれる様に。

(田鍋)

リストへ戻る

Lovers And Friends - Lil Jon & The East Side Boyz feat.Usher & Ludacris

Top40 debut  2004/11/30
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  BME
Meantime Rate NA
Coming Soon
 
リストへ戻る

The Woman With You - Kenny Chesney

Top40 debut  2004/11/30
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  BNA
Meantime Rate NA
年は『When The Sun Goes Down』でキャリア初のCMAアウォード(アルバム・オブ・ジ・イヤー)を受賞、AMAアウォードではアッシャーやアウトキャストを下してファン投票によるアーティスト・オブ・ジ・イヤー(もちろん初)を奪取するなど、確実に他の中堅シンガーと一線を画すほどの大躍進を見せたケニー・チェズニー。最近ではアシャンティ&ジャ・ルールからライブ参加してくれませんか、とお誘いがあったりとカントリー界だけにとどまらないセレブっぷりを発揮している。来年初頭にも新作『Be As You Are』のドロップを予定しており、まだまだ減速の兆しはなさそう。ちなみにこの「The Woman With You」は『When The Sun Goes Down』収録。

この曲に登場する女性は、今でこそ家庭に納まっているが、昔はただひたすらに自分の夢に向かって、あらゆる職業経験を積み、相応に高い社会的地位も得た、男顔負けのキャリアウーマンだった。それだけに、結婚してあっさり重役を退いた彼女に批判的な人々も多く、Cop out(責任逃れ)だとか言われたりもした。

西の空が赤く染まり始めた頃、両手いっぱいに食料品を抱えて買い物から帰ってきた彼女は、玄関先のブランコに腰掛けると、夫の肩にもたれ、ため息混じりに話し始める。

「お茶汲み係にお雇い運転手、修理工から会社の取締役まで、"やらなかったことはない!"ってくらい色んな仕事をしてきた。けど、どれも全うできなかった気がするわ」

「でも確かなのは、今あなたの側にいられる女性(The Woman With You)で良かったってことかしらね。」

曲を聴いた時、ケニーはある1人の女性を思い出したという。「Candy Holtって女性。彼女ほど賢い人間を僕は知らないよ。銀行運営から最高裁にまで乗り出すヤリ手だった…もっとも、大学時代から彼女はデキる女だって皆わかってたんだけど。でも、彼女はある男性と知り合って恋に落ちると、それまでやってきた全てを投げ出したんだ。地位も名声もね。」

しかし、曲中の女性と同じく、彼女もまた過去を振り返らなかった。それも、自身の人生を何よりも愛してるからこそ。「The Woman With You」は、そんな女性たちにケニーが送る応援歌なのだ。

(サカキ)

リストへ戻る

Daughters - John Mayer

Top40 debut  2004/11/30
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  Aware
Meantime Rate NA
、コネチカット生まれの青年である彼は、幼少期にスティーヴ・レイ・ヴォーンの影響などでブルースに親しみギターを持ったというお方。日本の小田原の向上高校という所に短期留学の経験もあり、そこでは新聞部だったらしい。その後名門のバークリー音楽院(主な卒業生にカーズのエリオット・イーストンらがいる)を経て、若くして大物な感じで戦っている状況である。

で、インディーズ時代の作品の再発などもあったが、実質2枚目のアルバムとなる『Heavier Things』(訳せない、、、)からの随分待たされた2曲目のシングルカットとなるこの曲。ちゃんとバンド編成で創り込んだ作品の多いアルバムの中で、ある意味目立つ(ミスター・ビッグの「To Be With You」みたいな)曲である。アンプラグ度の高い、音数の少ないシンプルさは、彼の一連のヒット曲とは異なるが、非常に彼らしいメロディーであると言えそうだ。リリックは正直言って「人間だもの」By相田みつをな感じで戦っているが、そもそも日本人が洋楽を聴くのに、歌詞はいいでしょ、スザンヌ・ヴェガの「Luka」だって、単なる爽やかな曲でしょう?だって人間だもの。そんな感じで戦ってる状況がありそうだ。

で、こネタですよんネタだが、俺には難しいことは分からないけど、彼はマックとかいうコンピューターのことが好きらしく、そのファンが読むであろう「Mac Fan」という雑誌の表紙になるほどの熱の入れようらしい。バークリー出身だし、恐らく彼はインテリ原動機付自転車な感じで戦っているような感じでありそうだ。

で、彼もこの静かな曲のヒットにより、あらゆるタイプの曲をヒットさせることの出来る、まるでエルトン・ジョンやビリー・ジョエルのような方向に行きそうな気配がして、俺的には非常に期待が掛かるのだが、皆様はどう思ってこの曲を聴かれているのだろうか?、、、、何となく俺は最初彼を第二のマイケル・マクドナルドな感じの印象を持ったのだが、俺っておかしいすか?、、、、そんなことで、乱文恐縮だとは思うのだが、ある程度語ってすっきりしたので、この原稿は、ここでおしまいな感じで戦っている状況だ。ジョン・メイヤーを宜しくどうぞ!!

(洋楽Stay Up Late奥村)

リストへ戻る

copyright (c) 2004 by meantime, All rights reserved.