Top40 New Entries Aug.2004

◆ 2004/8/7 She Will Be Loved - Maroon 5
◆ 2004/8/7 Locked Up - Akon feat.Styles P.
◆ 2004/8/7 Headsprung - LL Cool J
◆ 2004/8/14 Breaking The Habit - Linkin Park
◆ 2004/8/14 Let Me In - Young Buck
◆ 2004/8/14 My Happy Ending - Avril Lavigne
◆ 2004/8/14 Accidentally In Love - Counting Crows
◆ 2004/8/21 One Thing - Finger Eleven
◆ 2004/8/21 Let's Get It Started - Black Eyed Peas
◆ 2004/8/28 Let's Get Away - T.I.
◆ 2004/8/28 Days Go By - Keith Urban

 

She Will Be Loved - Maroon 5

Top40 debut  2004/8/7
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  Octone/J
Meantime Rate NA
、俺は「80年代ロックバー」っていう商売をやってるんで、お客様は大半が昭和30年代生まれか40年代前半の世代を相手にしている。その彼らに「最近の洋楽でいいのってあるの?」とか、「メロディーが最近のには無いでしょう、、」などと言われると、必ずお勧めする新しいバンド。これが、マルーン5なのであったりする。

で、今、洋楽が以前に比べて肌で感じにくくなったのは、我々以上の世代の加齢もあり、感じにくくなっただけだと若い奴は言うが、それは違う。マルーン5なら聞こえるからだ。こういうバンドや曲が多ければ、就職や結婚で忙しくて音楽を聴かなくなったなんていう、一般的な洋楽離れの挨拶代わりの理由をうんざりするほど聞かされないで済んだ。言う人は毎回1人だが、聞く俺は100人からでも「今の音楽のつまらなさ」を酒場のマスターとして聞き続けなければならない。俺は演じ手ではないので、音楽そのものは変えられないけど、伝え手として、良い音楽があればそれをお客様に伝えることは出来る立場にいる。そこで、今ならマルーン5の話しをすることが出来るから、正直言って一部助けられた。あとは、お客様に何杯飲んでもらえるかという「本業」に集中できる、これがハードなんだ、、、(笑)

で、この曲、バラード気味である。70年代や80年代にあったタイプの曲構成・メロディーで、誰かの何かに似ている印象を与えるが、簡単に言うと俺や俺の店のお客様が聴いても、どこかレトロで落ち着くサウンドなのである。我々が思春期に聴いてきた、一生懸命エア・チェックした、あの古き良き洋楽の魅力。そこに最近の若者ならではの演奏手法を加味した、非常に聴いてもらえる作品となった。

で、詳細に注目すると、先ず歌は俺的に、どう聴いても90年代以降の声である。オールド・ファンにはやや濃厚すぎる印象を与えるかもしれない。しかし、この声は彼らの絶対の売りだ。ここはこの曲でも勿論味わうべきところ。そして、ギターも実はナウい。古い人は弾かないところをちゃんと弾いている。もっと、エフェクターは使った方が良さそうだが、、、。それと、サンタナかゲイリー・ムーアのようなギター・ソロをやりなさいよ!!で、ベースだ、このバンド、ベーシスト上手いぞ!!新しくはないが、レゲエとかジャズに近いフレーズをこっそり弾いている、名手と見た。で、鍵盤は、普通である。もっと全体にムーグを入れて欲しいと感じるのはカーズ・ファンな俺の発想だが、全体的に何か厚みを加える音を入れて欲しい感じもする。最後にドラム。このドラムは難しい、ドラム本体はオーソドックスなものだろうが、リム・ショットなのか?軽いスクラッチ音みたいなものも聞こえ、それが裏打ちだったりするからナウい。スネアはもっと高い音でいいんじゃないの?好みでしょうが、、、。

で、凄いなと思うのは、アルバム発売から1年以上の時が経ち、3枚目のシングルカットとなったにも関わらず、きちんとトップ10にシングルを送り込むどころか、そのアルバムだって10位に入っている。200万枚を超えたそうだ。音楽が良いから売れているのが分かるチャート・アクション。じわじわきている、これが最近あまり無い。バンド結成11年目に入ってるようで、若者ながら充分なキャリアと実力もあるのだろう。ドラムのライアンの肩の具合は確かに心配であるが、、、。去る9月28日には渋谷公会堂でライヴも行なわれ、持ち歌が少ないながら熱演で観客を魅了したと聞いている。今後も「最近、いいのないの?」に、頼れる唯一気味のバンドである彼らに期待は高い。そんなことで、今後も宜しくどうぞ!!

(洋楽Stay Up Late 奥村)

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Locked Up - Akon feat.Styles P.

Top40 debut  2004/8/7
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  SRC/Universal
Meantime Rate NA
米系以外から久々に現れた実力派のニューカマー、エイコン。本名をアリアウネ・ティアムという彼はアフリカはセネガル出身、6歳でアメリカに渡ったアフリカ系移民で、現在はヒップホップのメッカの一つ、ニュー・ジャージーに在住している新進ヒップホップ・アーティストだ。彼と一緒にアメリカに移住してきた父親は、有名なアフリカン・ジャズ・パーカッショニストのモール・ティアムであることが示唆しているように、元々彼の一族は音楽的な才能にも恵まれていたようだ。だからニューアークとかジャージー・シティとかウェスト・ニューヨークとかいった、白人人口が極端に少なく、犯罪やドラッグ密売が未だに横行しているニュージャージーのダウンタウンで少年時代を過ごして、半ば当然のように犯罪に手を染めて拘留されたこともあるエイコンだったが、拘留中にじっと考え、やおら音楽のアイディアを創り出したのが発端で、出所後も曲作りと自宅スタジオでの録音活動を続け、着々と作品を蓄積していったという。彼が創りためたテープは回り回ってSRC/ユニバーサル・レーベルの手に渡ることとなり、ここで注目されたのがきっかけで今回のデビュー・アルバム『Trouble』 のリリースへの運びとなったという。

その『Trouble』からシングルカットされ、近所のニューヨークはヨンカース出身のザ・ロックスの元メンバー、スタイルズ・Pをフィーチャーしたこの「Locked Up」は思いの外、ポップ・チャートのトップ10に入る大きなヒットとなり、その実力の程が一般にも受け入れられている辺りは今後が期待できるところだが、ブルックリン・ヒップホップにも通じるかなりクールで硬派なビートのトラックに乗って、半分鼻がつまってるんじゃないか(笑)と思うほどにちょっと耳には軟弱っぽいエイコンのボーカルが鼻歌風にリフを繰り返すあたりは、通常のヒップホップトラック、というよりは、アフリカ出身だけあってか何やらポップ・エスニック・チャント風の雰囲気を醸し出していて、不思議な緊張感を曲に与えている。こういった巧まざる楽曲作りはアルバム全体ではかなりクオリティが高いらしく、アルバムの方もチャートトップ40に入る売上でまずまずの様子である。ちょっとヒップホップ全体が何となく曲がり角に来ているように思える今日この頃、こういった硬派なアプローチからの新しい人による新しい試みは大歓迎だし、ちゃんと結果を出してくるあたり、彼の並じゃないところが伺えて頼もしい。曲もプロデュースも自分でやってるので、2曲目で全然違う曲が出てくるということもないだろうから、次のもう一曲でまた「おっ」と言わせてくれることを期待しよう。

(阿多)

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Headsprung - LL Cool J

Top40 debut  2004/8/7
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  Def Jam
Meantime Rate NA
コード・レーベル「Def Jam」の第一弾アーティストとしてLLクールJがデビューしてから20年が経過した。16歳のときにLadies Love Cool James(女の子達はかっこいいジェイムズ君が大好き)の頭文字からステージネームを取った彼が、とりわけ浮き沈みが激しいヒップホップの世界で、これだけの経歴を残しているのは並大抵のことではないことはおわかりいただけるだろう。そんな彼も36歳になり、すでに「アンクルL」の愛称で呼ばれることも多くなった。

8月にリリースされた11枚目のアルバム『The DEFinition』はティンバランドことティム・モスレイをプロデューサーに迎え、全編を通してパーティーチューンが展開されている。LLクールJはインタビューでティンバランドを起用したことに関して「ただ単にビートを作って、プログラミングをするだけのプロデューサーもいるけど、俺が好きなのはいろいろな挑戦を仕掛けるプロデューサーで、ティンバランドはまさにそんなプロデューサーだったよ。ティンバランドに『違う、こういうフローにしたい』と言われれば、曲を書き直して自分のものにしていく。誰かに曲を書いてもらうか、自分が有能なラッパーでなければ、全く逃げ出すことができない状態だったんだ。ここまで充実していたのはマーリー・マールと一緒に仕事をしたときぶりだったよ。ずいぶん前の話だけどね」と述べており、LLクールJ本人も気合いを入れてレコーディングしていたことが伺える。

今回のシングル「Headsprung」はアルバム『The DEFinition』の出だしを飾っているトラック。

「俺たちがクラブに行ったら、後ろの方に陣取るんだ/
そうしたら、女の子達が後ろの方に集まってくるんだ/
そしてみんな頭でビートをとるんだ」

というサビにある通り、周りに女の子達をはべらせるLLクールJのイメージ通りの構図が目に浮かぶ。曲構成はFmの1コードしか使用していないが、ビートの良さと比較的わかりやすいLLクールJのラップも手伝って、あまり単調に感じさせないのはさすがだ。

最近は音楽活動に加えて、映画への出演や、本名ジェイムズ・トッド・スミスというブランド名で衣服のプロデュースも手がけているLLクールJ。「芸術やクリエイティブなことが好き」という彼だが、やはり一番輝いているのは本業のラッパーでいるときであることは間違いない。

(かんざき)

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Breaking The Habit - Linkin Park

Top40 debut  2004/8/14
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  Warner Bros.
Meantime Rate NA
 
ルバムを2枚しか発表していないにもかかわらず、既にベストアルバムを作れてしまうのではないかという勢いのヒット曲を持つリンキンパーク。クリード解散の余波で「今最も売れている」ロックバンドの座に繰り上げ当選です。この曲は大ヒットアルバム「メテオラ」の9曲目、割とアルバムの中では地味目な所に位置されているので、シングルになる前はそれほど印象に残っていないのではないでしょうか?「クイズ100人に聞きました」でリンキンパークのヒット曲は?という問題が出たとして、この曲を答えたら「あるあるある」とは言ってもらえないでしょう。若者には意味不明なたとえはともかく、昨年の来日公演でもこの曲はセットリストから外れていたくらいです。もちろん私も気づきませんでしたとも。

ラジオオンエアが主体のビルボードTOP100はネームバリューだけでチャートアクションが期待できるアーティストは皆無です。それはエミネムだろうがジャネットジャクソンだろうが同じ事です。たとえアッシャーであっても未来永劫ヒットが約束されているわけではありません。そしてリンキンパーク自身もTOP100の世界では出せばヒットという状況にはありません。それなのに何故こんな地味な曲をシングルにして、ヒットしてしまったのでしょうか?

まずはバンドの音楽の傾向性について考えてみましょう。最後のヘヴィロックとかラップメタルとか言われていますが、彼らは過去の誰とも比べる事のできない個性的な楽曲を作り上げております。たまたま21世紀の初頭にデビューしてフォロワーみたいなのも現れたので、21世紀最初の大型新人的な部分はありますが、楽曲の作りは80'sメタルのバラードです。そこにドラムンベースを加えている所が彼らの個性的なところです。機械音が非常に美しくエンヤ並みにレコーディングをこだわった跡が伺えるところも凡百の若手アーティストとの差別化要因でしょう。

本楽曲はラップも楽しめないので、一段と80'sメタル的な要素が強いのですがなかなかそれに気づかせない工夫がこのドラムンベースなわけですね。彼らの楽曲が踊りにくい理由もわかった気がします。ヘッドバンキングのないメタル(ヘヴィロック)と早すぎてステップの踏めないドラムンベースが合わさりゃ踊れるわけがない。
だからこそ自宅で一人の時や車の中のラジオでメロディを楽しむ聴き方がメインなファン層で、ビルボード受けしたというわけです。

確かにこの曲のメロディは親しみやすくシンガロングしたいところですが、最後の方は気が狂ったキーの高さなので、音域に自信のないあなたや私はカラオケではうまくごまかして歌いましょう。

(mz)

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Let Me In - Young Buck

Top40 debut  2004/8/14
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  G-Unit
Meantime Rate NA
ネシー州ナッシュヴィル出身ということで、東海岸出身者で固められたGユニットの中でも1人異彩を放つヤング・バック。ナッシュヴィルというと、やっぱりカントリーの土地柄で、実際行ったことがない私などは、穏やかでのんびりしたイメージしかないのだが、ストリートなど危険なとこは並じゃなく危険らしい。そんな地元ナッシュヴィルの真の姿をレペゼンするべくGユニットよりソロとして出発した彼のデビュー作『Straight Outta Ca$hville』(もちろんNWAの代表作タイトルをパロったもの)は、制作陣・ゲストにも大いに南部フレーヴァ−を盛り込み、他のGユニット関連作品とは明らかに一線を画す一方、50セントのコテ入れもしっかり行き届いて従来のGユニット・サウンドも継承した折衷作に仕上がっている。

例えばこの「Let Me In」。アルバムの中で見るとそれほど南部色の強い楽曲でもないが、ティンバ的な民族音をベースにした中毒性あるビートは言わばダーティ・サウスへの入り口。本能を剥き出しにしたようなバックの荒いラップがさらにディープな世界へといざなう。他のGユニット・メンバーと比べると、ラッパーとしての評価をあまり聞くことがないバック、実はGユニット加入前にベイビーとつるんでキャッシュマネー入りし、名を馳せていた。その後もジュヴィナイルの自主レーベルUTPで活躍(つまり、「Nolia Clap」にバックも加わってたかもしれない)したりしており、意外にキャリアは長い。

さて、50セントがシーンに登場したとき「9発もの銃弾を被弾したにもかかわらず延命した」、というヘヴィな体験談が話題になったりしたが、その点ではヤング・バックも負けていない。そもそも、被弾経験がないとGユニットには入れてもらえないらしい(トニー・イエイヨーのみ例外的に未被弾)ので、「撃たれたけど生き延びたよ」なんて自慢はGユニット内では別段凄いことでもないのだ。ヤング・バックが恐ろしいのは、実際に人を殺したことがあるらしく、しかもそれを反省する気まったくナシという点。事実かどうか確認できないのが残念ではあるが、そういった意味で50セントをも超えるGユニット最強(最凶)の男、それがヤング・バックなのだ。

(サカキ)

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My Happy Ending - Avril Lavigne

Top40 debut  2004/8/14
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  RCA
Meantime Rate NA
2002年、全世界で売れまくり、ややバブリーながらも人気を確立したアヴリルが、2004年春、第二弾アルバム『Under My Skin』を発表。しかし第一弾シングル「Don't Tell Me」は思うようなヒットにならなかった。アルバムの評価も前ほどには芳しくない。デビュー作の成功の折、充実した製作陣ゆえに「創り上げられたアイドル」呼ばわりされたことへの不満からか、本作では出来る限り自身のカラーを出すことを意識しているようだが、世間の反応は予想以上に冷たい感じがする。特に前作で見せたあの最高にポップな楽曲が、本作ではあまり堪能できないとの声を耳にすることが少なくない。確かに少し重いナンバーが多い気はする。

しかししかし。そんな雑音を吹き飛ばすかのように、アヴリルは第二弾シングル「My Happy Ending」を打ち出してきた。おいおい、いい曲じゃないの。これぞアヴリルって感じの気持ちのいい出来栄えじゃないですか。歌い出しはヴォーカルに抑えを利かせ、いつになく「うた」を聴かせる。サビで一気に弾けるのはお約束ながら、これまでの雑なヴォーカルは影を潜め、丁寧に一語一語を搾り出している。ブリッジからエンディングへかけての展開も滑らか。メロディーはやや単調ながら、鼻につくようなものではなく、むしろ聴き手の耳に素直に入ってくるという意味でプラスに作用していると思われる。

リスナーの反応もいい。先のシングル「Don't Tell Me」が最高位22位と、彼女のシングルにしてはあまりにも低調な成績に終わったものの、この曲はしっかりTop10入りを果たした。やはりファンはこうしたポップなナンバーを歌うアヴリルを求めているということだろう。

今回のアルバムでアヴリルが自分の志向を強く打ち出し、ロック色を強めようと試みたこと自体は、どんな巷の批判があろうと彼女にとってマイナスにはならないと私は思う。しかし、だからといって自分が何故ここまでの知名度を手に入れたかということは忘れてはならない。ファンが求めているアヴリルの音楽がどういうものなのかをしっかりと汲み取り、自らの目指す路線との融合を図っていくのが、今後彼女が生き残っていく上で必要になってくるだろう。以上の点に鑑みれば、この「My Happy Ending」は見事にそのポイントを突くことが出来ていると思う。これを偶然ではなく、自ら狙って出来るようになれば、彼女も息の長い「女Vo.シンガー・ソングライター」になることができるかもしれない。

(bo)

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Accidentally In Love - Counting Crows

Top40 debut  2004/8/14
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  DreamWorks
/Geffen
Meantime Rate NA
から伝えればいいのかわからないほど。。。。最近執筆意欲がありませんが、頑張ってみましょう。
邦題「ラブストーリーは偶然に」と名づけられたこの楽曲、意外なことに彼らにとってまだ2曲目のトップ40シングルとなります。映画シュレック2のサントラ用のシングルです。

シンガーのアダムデュリッツのレトリックな歌詞世界と、アメリカ土着的音楽性がどうしても日本に合わず、なんとなく流行に関係なく自分らのやりたいことをやるバンドと認識されている節がありますが、アダムは意外とセレブ嗜好だったりするようです。わかりにくく日本人ミュージシャンに直すと奥田民夫的ポジションなのでしょう。バンド名の由来は「生き甲斐となるような物をかかえていない人生なんて、烏の数を数えて毎日を過ごしているような意味のないことだ」という諺からとったとのことです(皇室批判ではありません)。

全アルバムを聴いてみるとバンドとしての成長というものは感じられず(デビュー時からベテランの風格があった)、しかし金太郎飴というわけではなく、彼らなりに世間の流行を追っており、それに応じて音楽性は常に変化しています。そもそも彼らの名を最初に世に知らしめた「Mr.Jones」(94年)は歌詞が秀逸です。歌詞は転載しませんが、この歌詞でのジョーンズさんがアダムであり、Iと表現される人がカートコベインやエディベターだと想像すると非常に楽しめます。そんなポストグランジのデビュー時代から10年経ち、その間ずっとファンだった私でも、この曲を聴いた時は彼らの楽曲とはとても思えませんでした。

ベイシティーローラーズのカバー曲と思ったくらいです(本当)。歌詞も特別な表現はなく、この曲はまあなんというかストロークスやマクフライ路線というか、映画のサントラってことで子供達とその親にもわかりやすい今風な音をかなり意識しているように感じます。これはこれで楽曲としては良く作りこまれているのですが、普通は歌詞に使わないような変った単語をリズミカルに発声する所にこのバンドの魅力を感じる私としては、素敵なボーナストラックと言った所でしょうか。

あと、大事な事としてもう一点。昨年発売されたベストアルバムは日本で人気の低い彼らを初めて聴く人の入門編として非常にいい選曲なのですが、残念ながらこの曲は含まれていませんので御注意ください。

(mz)

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One Thing - Finger Eleven

Top40 debut  2004/8/21
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  Wind-up
Meantime Rate NA
ィンガー・イレヴン。ある一定以上の年齢の日本人なら「え、フィンガー・ファイヴじゃなくて?」とボケずにはいられない名前のこのバンドはカナダ、オンタリオ州出身のロックバンド。

もともと高校時代の仲間で結成されたバンドは当初レインボー・バット・モンキーというナメた名前で、ファンク・ロック的なバンドだったそうだが、現在は Wind-Upという、クリードでお馴染みのレーベルに所属、ということからも想像がつく通りのオルタナ・メタル系。この曲の収められたアルバム 「Finger Eleven」が3作目にあたるが、今までもカナダでばりばり売れていたわけではなく、本作でブレイクした模様。プロデュースを手がけたのは、ディスターブドをブレイクさせた実績のあるジョニーK。「デアデビル」サントラに参加し、オジー・オズボーンの2003年カナダ・ツアーの前座に抜擢されたあたりから知名度を高めたのだろう。

これまでのアルバムジャケはすべてメンバーのジェームス(ギター)が手がけているとか、割と細々したことは公式サイトのバイオで。http://www.fingereleven.com/

この曲は非常に穏やかなアコースティックな曲で、イントロなんかまるで70年代後半のフリートウッド・マックだ。この手のバンドのお約束で途中からドカ ドカドカバリバリバリとバンドが入って来たりせずに、最後までアコースティックなまま終わる。
「One Thing」というのが何なのかははっきり歌われず、全体的にかなり抽象的な歌詞だが、ほとんど日本の中学生レベルの、驚くほど簡単な単語ばかりなのは ちょっと新鮮。やっぱ難しい単語なんか知らなくたって詞だって書けちゃうんだよなあ。英語教育って間違ってるよなあ。なんてことはいいとして。

モノクロの美しい映像のビデオクリップはかなり凝っているが、意味のわからないイメージ映像的なシーンの連続なのは、やっぱり彼らがちょっと芸術家肌だ からこそなのだろう。

(しんかい)

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Let's Get It Started - Black Eyed Peas

Top40 debut  2004/8/21
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  A&M
Meantime Rate NA
ルバム『Elephunk』から既に4曲目のシングル。
1stシングルの「Where Is The Love」が余りにもヒットしてしまった為、他の曲がかすんで見えてしまうが、毎回趣向を変えたシングルを切ってくる辺り、懐の深さを感じる。

また、「Where Is The Love」の時に今回のアルバムから新しく加わった女性ヴォーカルの必要性がみえなかったが。もう今となってはあの力ら強い声が無くてはならない存在になっている。

アルバムタイトルである、『Elephunk』とは「Electric+Funk」ではなく、「Elephant+Funk」の略なんだそうだ。
でも「Elephant」とは?この曲を聴けば納得できる。

つまり「象のあの歩く速度のグルーヴをコンセプトにしてるんだ」そうだ。
それが聞くと体を動かさざるを得ない、この曲の秘密なのだ。

(ohsaki)

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Let's Get Away - T.I.

Top40 debut  2004/8/28
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  Grand Hustle
Meantime Rate NA
Coming Soon
 
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Days Go By - Keith Urban

Top40 debut  2004/8/28
Peak Pos  #-
Top40 wks  -wks
Imprint  Capitol
(Nashville)
Meantime Rate NA
ース・アーバン、すごいね。出す曲出す曲ヒットが続いて、これで8曲連続のカントリーTOP5ヒット。これはオーストラリア出身のアーティストとしてはエア・サプライ以来の大記録なんだとか(チャートの基準が違うだろっ!という話はさておき)。そんな訳で彼のアメリカにおける3枚目のアルバム、そこからのファースト・カットがまたまたTOP40入り。

「Days Go By」は彼お得意の軽快なロック・チューン(って言っちゃっていいよね?)。彼はこの曲にケルト音楽的な雰囲気を醸し出すため、コーラスなどに工夫を凝らしたのだそうだ。詞に特にメッセージはなく、目の前を通り過ぎる人々や、車や、時の流れをただ眺めているという内容に作者であるアーバン自身が「シンプル過ぎるのではないか?」と不安にも思ったそうだが、アルバムのプロデューサー、ダン・ハフは曲のメロディの元になったギターリフが気に入り、結果的にはこれをテーマにアルバム一枚を作り上げてしまうところまで持っていってしまった。まさに現在の彼の勢いが作り上げてしまった作品といえるだろう。

彼のこの勢い、何処まで続く?そして対抗馬の出現は?お話はまだまだ続く・・。

(八亀)

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