|
1998年にシングル「You're
Still The One」およびアルバム『Come On Over』の大ヒットにより、本国カナダやアメリカに止まらず、世界中で旋風を巻き起こしたシャナイア・トウェイン。その後出産と子育ての充電期間を経て昨年リリースされたアルバム『UP!』が初登場No.1に輝くという快挙を果たした。このアルバムでは全19曲を、アメリカ盤では赤盤(ポップ・ミックス)と緑盤(カントリー・ミックス)の2枚組、それ以外では赤盤と青盤(ワールド・ミックス)の2枚組で発売されているものの、前作の『Come
On Over』と比較すると売り上げは伸び悩みの様子。(というより前作が売れすぎたのかもしれないけど・・・)さらに同じく昨年リリースされたシングル「I'm
Gonna Getcha Good!」も最高位34位と今までのような勢いは感じられなかった。 再度勢いを取り戻すべく(?)リリースされたのが、「Forever And For Always」。この曲も今までと同様シャナイアと旦那のロバート・ジョーン・マット・ランジの作曲によるもの。「あなたのそばにずっといつまでもいるわ。この時代を二人で一緒に過ごすのよ。毎朝目覚めたときにいつもあなたの優しい顔がそばにあってほしいから」と歌うこの曲は、最近リリースされたシングルの中ではややカントリー色が強く、落ち着いて聞けるナンバーとなっている。また、シャナイアの歌い方も、今までの力強さに加え、優しさが見え隠れしているような気がする。それはもしかしたら、この曲がシャナイアから旦那に捧げたラブソングというよりも、子供に対する子守歌的な役割を果たしているからかもしれない。 この曲はカントリーシングルチャートではすでにトップ10ヒットとなっており、Hot100でも「I'm Gonna Getcha Good!」よりはいいチャートアクションを示している。 また9月8日にカナダのカルガリーで行われるカナダ・カントリー・ミュージック・アワードでは、すでにこの曲が最優秀シングル賞にノミネートされている他、最優秀アルバム賞、ファンが選ぶベストアーティスト賞など全部で6部門にノミネートされている。 7月24日に行われるシカゴ・カブス対フィラデルフィア・フィリーズの試合で始球式を担当し、大リーグで7回に入る前に球場全体の観客が一体になって歌うことでおなじみの「Take Me Out To The Ballgame」をシカゴ・カブス側代表として歌うなど、以前のような勢いがつきはじめたシャナイア・トウェイン。今回のシングル「Forever And For Always」でシングル・アルバム共に名誉挽回できるのか、これからの動きが楽しみだ。 |
||||||||||||
(かん) |
|||||||||||||
| リストへ戻る | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
「赤い川の谷間(Red
River Valley)」という、アメリカの民謡がある。別に川に赤い水が流れているわけではなく、土壌が日本の黒土と違って赤土であり、それが地表を覆っているという意味なんだけど。アメリカ中部の土壌はアルティソルというミネラルが流れ出した赤い粘土質で、植物の生育にはあまり向かない。だから荒れた路面だけの単調な景色がどこまでも続く。前作『Steers
& Stripes』から3曲の40ヒットを出し、復活をとげたブルックス&ダン2年ぶりの新作からのタイトル曲「Red
Dirt Road」では、そんな景色の中で繰り広げられる思い出が歌われる。
車を走らせ、恋に落ちて、酒を飲んで、事故に遭って、彼女と別れて、またよりを戻して。すべての出来事は赤土の道沿いに起きる。ほとんどのアメリカ人は自分の生まれた街でずっと暮らしつづける。変わらない日常が続くから、日常を歌った曲も変わらない。ブルックス&ダンは前作でかなりポップ寄りになり、今回はその路線をさらに推し進めた。一部のファンからはバッシングも受けてるけど、変わったといってもほとんどの人は気付かないだろう。それでも最近のカントリー勢が急速にロックっぽくなったということは、アメリカの田舎に住む人の日常も、ちょっとだけ変わってきたということなのだろうか。 ところで歌詞に出てくる車のGTOって、たぶんポンティアックGTOだよね。時代的には三菱GTOの方が合ってるけど、ちょっと雰囲気には合わないかな。 |
||||||||||||
|
(松本) |
|||||||||||||
| リストへ戻る | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
「トリプルX」で一躍トップスターに上り詰めたヴィン・ディーゼルがギャラが折り合わず降板し、結局ヴィン抜きのまま完成した「ワイルド・スピード×2」。それでもデヴォン・アオキ(ベニハナレストランで知られるロッキー青木の娘でトップモデル)などフレッシュな顔ぶれを揃えて初登場週の興業収益1位と、前作に見劣りしないビッグヒットに。ジョン・シングルトン監督がメガホンをとったためか、タイリースやファボロスなどR&B/ヒップホップ勢もスクリーンに登場。もちろんサントラもジョー・バドゥンの「Pump It Up」をはじめトリック・ダディにデヴィッド・バナー+リル・フリップの共演曲など微妙でオイシイ顔揃えが豪華。そこからの先行シングルとなるのがリュダクリスのこの曲。いつもながらのリュダらしいパーティー・チューンで、「ACT A FOOL」っていうのは昔から南部で良く使われているフレーズ。誰かが凄いことをしでかした時などに使われるとか。そしてリュダもストリート・レースを組織するTaj役で「ワイルド・スピード×2」にカメオ出演しているそうなのでこれから観に行く人はチェック。自宅に「リュダプレックス」なるホームシアターがあるほど映画好きのリュダ、この作品の後も映画の話が続々と決定しているようで、リュダがプロデュースし、サウンドトラックも手掛けるコメディ「Skip Day」では主演の高校生(だいじょぶか?)を演じる。その他「Radio」というロマンス映画も控えているらしい。また年末にはリュダのファッションブランド「CP Time」も立ち上がる予定。CP TimeとはColored People Timeのことで「全ての有色人種」の意味。でもリュダ曰く、白だって色なので基本的にすべての人ってことだそうだ。ペプシのCMを降ろされたことについて人種差別的だと感じているリュダだが、一方でいつもリリックには女性差別用語が満載。それについては「俺っち、リリックの中で自分のこともHoって読んでるんだよね〜。つまり俺そういうコトバに男女の別をなくそうとしてるわけだよ〜ん。」ってことであの「Move B***h」も女性に対して言ってるわけではないのかも。さてさて本業である音楽でも手を抜く気はまったくないリュダ、50セントとの共演曲も収録した新作「Chicken And Beer」がまもなく発売、またまた楽しい曲が満載の予感。 | ||||||||||||
|
(中村) |
|||||||||||||
| リストへ戻る | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
「Gimme
The Light」でストレートなダンスホール・レゲエをアメリカの音楽シーンに放ち、大きなインパクトを与えたショーン・ポール。そのインパクトが大きかった分、ショーン・ポールは一発屋で終わると考えた人が多かったようだ。このような噂に対し、本人は真剣な面持ちでこう答えたそうだ。「アメリカで一発屋で終わるのは怖くない。いい音楽をやっている自信があるから。」果たしてこの自信はどこからくるのだろうか?それはショーン・ポールがリリックを書き始めてからファーストシングル「Baby
Girl」をリリースするまでに6年、さらにファーストアルバムの『Stage
One』のリリースに至るまでトータルで8年と時間をかけ、その間に業界内で徐々に力をつけてきた実績に他ならない。 その結果はアメリカをはじめとする世界各地でのショーン・ポールの大ブレークぶりが物語っている。初のメジャーレーベルからリリースされたアルバム『Dutty Rock』はすでにアメリカだけで100万枚のセールスを達成。また過去にリリースしたシングル「Gimme The Light」はトップ10ヒット、「Get Busy」は堂々No.1に輝いている。この勢いに続けとばかりにリリースされた3枚目のシングルが「Like Glue」。 「周りの人が何と言おうが俺には関係ない。周りの人がやってることを見る気もない。ただ女の子達とのりみたいにべったりくっついていたいだけなんだ。」と歌うこの曲も、今までの曲と同様にパトワ(=ジャマイカ英語)で歌われているダンスホール・レゲエ。ところが今回は「Gimme The Light」や「Get Busy」などで使われているDiwaliのリディムではなく、Buy Outというリディムにシンセサイザーをフィーチャーし、夏らしい清涼感があるサウンドに仕上がっている。この曲のビデオクリップは5月にニューヨークで撮影され、すでにアメリカMTVのTRL(トータル・リクエスト・ライブ)でもトップ10に入るなど今回も好調な滑り出しを見せている。 7月15日から8月24日までジェイ−Zや50セントとともに「Rock The Mic Tour」を開始するなどますます勢いの止まらないショーン・ポール。この曲のタイトル通り、現在ショーン・ポールを聴いているファンが、これからも「のりのように」くっついてくれるのか、それとも離れてしまうのか。今後のショーン・ポールの快進撃に目が離せない。 |
||||||||||||
|
(かん) |
|||||||||||||
| リストへ戻る | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
1995年に公開されたウィル・スミスとマーティン・ローレンス主演の刑事アクション映画『Bad
Boys』。まさかこの続編が 8年もたって出るとは思わなかったが、このたび『Bad
Boys 2』が封切。で、映画といえばやっぱり音楽愛好家はサントラが気になるわけで。95年の『Bad
Boys』はダイアナ・キングやらジョン Bやら、MN8 (!!)、ビギーに
2パック、と統一感のかけらもなかったわけだが、今回はタイトルにかけたのか知らんがバッド・ボーイレーベルのドンこと
P.ディディ氏が全面プロデュースを務めた。氏の人気も再燃中、更には仲直りしたメアリーJとの共同作業曲もありとあって(かどうかは知らんが)、アルバムチャートでは見事1位デビューとなった。アルバム
1
位にはもちろん、ネリーと氏の顔合わせが超意外なこの曲の手伝うところももちろん多いだろう。彼の持つ特大ヒット「Dilemma」や「Hot
In Herre」に比べると地味だが、それでも原稿執筆時点でトップ
10
目前までせまる活きのいいチャートアクションを見せており、まだまだネリー人気に翳りなはしと言えそうだ。
ところでこのアルバムはバッド・ボーイ・エンターテイメントがユニバーサル・レコーズとディストリビューション契約を交わして以降初となるアルバム。一時期はレーベルの未来が全く見えない状態だったバッド・ボーイだが、これでしばらくは安泰だろう。 |
||||||||||||
|
(はまべ) |
|||||||||||||
| リストへ戻る | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
来たーーー!ラテン系女性シンガーの英語圏進出、シャキーラ、パウリナ・ルビオと来て、いよいよ本命はこの人!...の割にはアメリカでは盛り上がらなかったけど、日本では(現時点で)日本盤未発売ながらMTV
JapanでテレビCMが流れ、HMVの週間セールスチャートでトップ10近くにランクされるなかなかの好評ぶり。
1971年メキシコシティ生まれのアリアドナ・タリア・ソディ・ミランダ。幼少の頃からアイドル・グループに在籍し、87年に女優としてテレビデビュー。これ以後彼女はメキシコのテレビの顔と言っていいぐらい主要ドラマに出演し、輸出された番組を通じてアジア圏でも大ブレイク。フィリピン訪問時は国賓級の扱いで大統領に迎えられるほどだったとか。 さて、そんなタリア。02年作「Thalia」はジャケの気合いの入り方からしていかにも勝負作!という気迫が漂っていたが、やはりスペイン語作品の限界、アメリカではごく限定された市場だけでのヒットに終わった。しかし今年、同じ「Thalia」と題しながらも新しい内容のアルバムで、再度勝負に出た。今度は、初の英語作品だ。しかも先行シングル「I
Want You」がキャッチーでいかにも夏向きのポップ・チューン。これは行けるぞ!…と思ったんだけどなあ。 が、そんなことは忘れよう。もういいから日本で盛り上がろう。 たぶん彼女は今後英語圏でジェニロペのようにビッグな存在にはならないだろうが、そのほうがいいと思う。ヘンにポップ市場を意識したぬるま湯の作品じゃなく、本気を出したイケイケのラテン作品のほうがずっとかっこいいし、彼女に似合っている。ほんの1年前のビデオクリップではシャキーラ並に暴れまくっていた彼女、今回の猫をかぶった演技に飽きたら、またはじけた姿を見せて欲しいな。たかだか2億5千万のアメリカ市場なんて気にしない気にしない。タリアには5億人の中南米市場がついてるんだから。 |
||||||||||||
|
(しんかい) |
|||||||||||||
| リストへ戻る | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
メアリーJとメソッド・マンのコラボレーションといえばチャートファンの脳裏には1995年に3位に昇る大ヒットとなった、あの「I'll
Be There For You/You're All I Need To Get By」の並列メドレーナンバーが浮かんで来るだろう。当時ヒップホップ・ソウル・クイーンの名をほしいままにしていた絶好調のメアリーJと、1993年に『Enter
The Wu-Tang (36 Chambers)』でラップ界にセンセーションを巻き起こしたウータン・クランの中でもローなフロウで圧倒的な存在感を見せていたメソッド・マンが、タッグを組んだあの曲は、R&Bメロディにだみ声のラップが絡むという、後に思いっきり売れ線に料理された形でジャ・ルール+アシャンティによってフォーミュラ化されたアプローチを初めてメインストリームの場でエクセキュートして見せたという意味で、実に画期的なヒットだったと言っていい。 その二人が8年の月日を経た今、同じ顔合わせで改めて放つこの「Love At 1st Sight」。この8年の間、こうしたR&B女性ボーカル+ラップというフォーマットがしゃぶりにシャブリ尽くされてしまった今、この2人が組んでどんな音を届けてくれるのか?それぞれキャリアのピークをちょっと過ぎてしまった感が漂うこの2人が今更組む必然性があるのか?というのヒップホップ・ファンならずとも気になるところ。で、音を聴いてみると...お、か・かっこいい!ここのところネリーとの客演シングル「Shake Ya Tailfeather」その他の仕事で復活の兆しのあるP.ディディの力の入った重たくローな、サンピング・トラックをバックにメアリーJが目を見張るような攻撃的でテンションの張り切ったボーカルで迫る迫る。メスはメスで、うなり声のようなドス黒いフロウで絡む絡む。結果としては、ジャ+アシャンティとかいったようなケチな組み合わせでは多分絶対醸し出せない「これぞ王道ヒップホップトラック!」という感じの圧倒的なトラックができあがっている。この大物2人がこれだけ気合いの入ったパフォーマンスを見せているのだから、この曲間違いなくヒットが保証されたようなもの。この曲が収録された、8/26リリース予定のメアリーJの新作『Love & Life』がもし同じような入魂の出来だとすると、ちょっとピークアウト感のあったメアリーJのキャリアがまた大きな盛り上がりを見せるかもしれない。折しもフットボールシーズン開幕に合わせて9/4にワシントンDCで何千人ものアメリカ軍事関係者を前にして行われる「NFLキックオフ・ライヴ」(去年のスーパーボウルのハーフタイム・ショーでボノが9/11の犠牲者名のロールアップをバックに熱唱したあのパフォーマンスに匹敵するイベントになるようだ。アレサがアメリカ国歌を歌うらしい)にエアロスミス、アレサ・フランクリン、ブリトニーらと出演予定のメアリーJ、この夏から秋にかけてかなりの盛り上がりを見せてくれるのではないかとの予感がひしひし。期待大。 |
||||||||||||
|
(阿多) |
|||||||||||||
| リストへ戻る | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
10年以上カントリー界のトップグループに居座り続け、ヒット曲は数え切れないほど。でも"ナンバー1アーティスト"と呼ばれたことはない・・。アラン・ジャクソンのポジションは面白い。彼が最初の「Greatest
Hits(20曲入り)」をリリースしたのが1995年で、今回リリースされる「Greatest
Hits Vol.2(18曲入り+ボーナスディスクに8曲)」は8年ぶりのベスト盤ということになる。ポップチャート改変後数多くのTOP40ヒットを放ってきた彼だけに、これはなかなかおいしい内容になっている。
この「〜Vol.2」に収録されている新曲2曲のうち先にシングルカットされたのがこの曲で、ファンサービスとしてデュエット相手に選ばれたのは"キー・ウェストの奇人(?)"ジミー・バフェット。「今が何時だって構やしない。今5:00PMのところが世界の何処かにあるはずだから、俺は酒を飲むんだ。」といういかにもな"酒飲みの理屈"をオッサン二人が歌っている姿は、微笑ましい、というか馬鹿馬鹿しい。 1979年の「Fins(最高35位)」以来24年ぶりにTOP40入りを果たしたジミー・バフェットの紹介をしておこう。1946年生まれの彼は1970年代を通じてヒットを飛ばしたシンガーソングライターで、デビュー前はビルボード誌のナッシュビル特派員をやっていたという変り種。70年代半ばにフロリダ州キー・ウェストに拠点を構え、1977年には「Margaritaville」が最高8位を記録。この曲はその後の彼の活動すべてのテーマ曲となり、キー・ウェストには「Margaritaville Store」をオープン、Margaritavilleブランドの服を売り、バーも経営(これらは現在チェーン展開されている)。「Margaritaville」レーベルも立ち上げて現在彼の作品はそこからリリースされているし、「Tales from Margaritaville」なんて小説まで出版している。 日本人には馴染みの薄い彼だが現地では大変な人気で、毎年夏に行われるツアーは全米興行成績の上位にランクインするし、アルバムは出すたび数十万枚を売り上げる。アメリカ・ショービジネスの懐の深さを思い知らされる限りである。音楽的にカントリー寄りの印象のある彼ではあるが、意外にもこの曲は彼にとって初のカントリーTOP10ヒット&ナンバー1ヒット。アラン・ジャクソンにとっては30曲目のナンバー1ヒットだそうで「Greatest Hits」収録に恥じないチャート成績となっている。 |
||||||||||||
|
(八亀) |
|||||||||||||
| リストへ戻る | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
恐ろしい勢いでヒットを量産するネプチューンズ。2003年だけでも、彼らがプロデュースする曲はR&Bチャートに10曲チャートインしている。2002年18曲、2001年18曲。ブリトニーの「I'm
A Slave 4 U」などを手がけて一般にも広く知られた彼らは2000年に9曲のヒットを出して以来、そのヒット量産スピードを加速させ、誰もついてこられないハイペースのまま独走態勢に入った。
この曲はいつもの彼らが得意なヘンな音使いではなく、最近スヌープやジェイZと組んでみせた、レイドバックしたリラックス系の曲。ファレルのへたうまなファルセット・ボーカルがまた絶妙な味を出す。イイ雰囲気だけどちょっと単調かな、と思ったところにジェイZが登場してびしっと締める。こりゃずるいや。案の定R&Bチャートではビヨンセを追い落として1位を獲得。ジェイZは客演する曲でのNo.1リレーという渋い技を決めた。 しかしいつもファレルばっかり色んなところに顔だしたりビデオでまくったりして、相方のチャド・ヒューゴはそれでいいのか?と思ったら、いいらしい。彼はスタジオに隠ってるのが大好きなオタクなんだって。 一応メイン・アクトとしてはこれが初のヒットとなるので、軽くファレルの経歴を見ておこう。 また、彼らはアーティストとしても、これまた高校の同窓であるシェイ・ヘイリーを加えてN*E*R*Dという名義で活動しており、アルバムは評論家筋で高い評価を得た。これから手掛ける予定リストにも、いかにもなヒップホップ系アーティストの他にもロック系など幅広い面々が名を連ねる。なんか、まだもうしばらくは飽きられずにヒットを量産しそうな気がするな。 |
||||||||||||
|
(しんかい) |
|||||||||||||
| リストへ戻る | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
トレインがワールドワイドなバンドとなったのは2001年のこと。二作目のアルバム『Drops
Of Jupiter』から、タイトル曲が最高位5位をマーク。この壮大なバラードは幅広い支持をバックにロングヒットを記録、年間チャートではなんと4位に食い込む大健闘を見せた。そして翌年開催のグラミー賞では年間最優秀レコードにノミネートされるなど、一気に一流バンドへの道を突き進んできた。
そしてこの度彼らは三作目となる『My Private Nation』を発表。今までにない注目を浴びる中での新作発表とあって、かかる重圧も計り知れないところだが、プロデューサーにも引き続きブレンダン・オブライエンを起用するなど、ここは今まで通りの姿勢を貫いてきた。サビメロなどは「Drops Of Jupiter」の終盤のコーラスを彷彿とさせる壮大な展開。広大な大地でメンバーが熱いパフォーマンスを見せるビデオ(何となくクリードの「One Last Breath」っぽい)もまたベタながら、予想通りといった趣きで逆に微笑ましい。必要限度から2割増くらいの適度に必要以上なパフォーマンスでリスナーの目を惹き付け、ヒット曲の王道を行く。 当たり障りがない、と言ってしまえばそれまでだけど、ヒットチャートにはこういう安心して聴けるロックナンバーがないと何となく落ち着かない。最近ではコールドプレイ「Clocks」、マッチボックス・トゥウェンティ「Unwell」なんかがそうだけど、一時に比べてこのところこうした曲がまだチャート上から減少しつつあるような気がするのでまずはTop40入りして一安心。全米チャートになかなかとっつきにくいというような人には、こういうところから接点を持ち始めて欲しいもの。 |
||||||||||||
|
(小川ボ) |
|||||||||||||
| リストへ戻る | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
ブラペことブラッド・ペイズリーの3枚目のアルバム『Mud On The Tires」からのヒット曲。アルバムの方も好調で8月9日付のアルバムチャートでは8位にニューエントリーしている。この夏は8月3日まではブルックス&ダンのツアー「Brooks&Dunn's NewCircus&Wild West Show」でいっしょに全米を回っていた。(ちなみにブルックス&ダンの新作アルバム「Red Dirt Road」の方はこの前の週に4位でニューエントリーしている。)曲調はミディアムテンポのカントリーロックで、もしもセレブになったならどんなことになるのかをコミカルに歌っている。「セレブになるということは現実とさよならすることさ。」「どんなに馬鹿なことをやったってみんなはそれをクールだと言ってくれる、なんてたってテレビに出てるんだから。」「タブロイド誌に載れば載るほどセレブとしての価値は上がるのさ。」「たとえ恋に落ちて結婚したって、もっても1ヶ月だね。」「そうやってセレブは億万長者になっていくのさ。」ビデオの方もこの歌詞をそのまま映像化したような内容になっている。カントリーソングのビデオにフェラーリが出てくるのも珍しい気がする。結構お金のかかったビデオのようだが、彼はインタビューで「確かにお金はかかってるらしいけど僕は知らないよ。」ととぼけてみせる。まあ現実問題としてもカントリースターは、あれだけ大きなスタジアムツアーをこなして、アルバムを売りまくっているんだから相当なセレブなんだろうなということは容易に想像することが出来る内容だ。 | ||||||||||||
|
(篠崎) |
|||||||||||||
| リストへ戻る | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
copyright (c) 2003 by meantime, All rights reserved.