A
Moment Like This - Kelly Clarkson 最近の例をおさらいしておくと、Oタウンは「メイキング・ザ・バンド」、ドリームはTVではなく実はバッド・ボーイの個別オーディション。で、最近のオーディションはより組織化し、複数のアーティストを継続的にデビューさせるようになった。その筆頭がTV番組「ポップスターズ」。UKでヒアセイを大成功させた後、アメリカではエデンズ・クラッシュをデビューさせた。さらにスケールが大きくなったのが「ポップ・アイドル」。やはりUK発で、ウィル・ヤング、ギャレス・ゲイツが立て続けにデビューした後、先発番組にならって全米進出。しかしすぐに飽きられた先発番組と違うのはタイトルを「アメリカン・アイドル」と変え、よりアメリカ向けの構成にしたこと。そして放映したのが「サバイバー」「ドッグ・イート・ドッグ」など過激な演出で知られるフォックス・ネットワークであったこと。 番組を見た人が電話をして、いわば「サバイバー」のように候補者を次々に落としていくのだが、回を重ねる毎にコールの回数は上昇し、視聴率も最終回には15%という同局の娯楽番組としては史上最高の数値まで跳ね上がった。 本命的存在だった、圧倒的歌唱力のタマイラ・グレイ、女性に大人気のジャスティン・グアリーニは、逆に反発されたためか敗退。最初はほとんど目立ってなく、回を重ねるにしたがって洗練されてきた元ウェイトレス、20歳のケリー・クラークソンが最後の一人となり、RCAからのデビュー権を手に入れた。 用意された曲は2曲。当初のリード・トラックはデズモンド・チャイルドとキャシー・デニスが共作した、流れるようなユーロ調のメロディが印象的な「Before
Your Love」。しかしシングルが発表されると、もうひとつの曲にエアプレイが集中した。それが「A
Moment Like This」。サビでガラっと転調するダイアン・ウォーレン的なメロディで、クライマックスには壮大なコーラスで盛り上がる。この2曲のカップリングで発売されたシングルの初週売り上げは23万6000枚。3000枚も売ればセールス・チャートのトップに立てる現在のシングル市場では驚異的な数値となり、エアプレイの浸透を待たずにチャートを急上昇。52位に初登場し、翌週には1位。一気に51ポイントもアップしてのNo.1獲得はもちろん歴代記録。翌週にはシングルをすかさず廃盤としたため1位から転落してしまうが、その後はエアプレイも浸透してきたためか意外に息の長いヒットとなっている。 ケリーを含む番組出身者達のツアーや、彼らの歌を収録したアルバムも評判となったようで、FOXは番組の続編を03年に開始することを決定。本家UK版のように、連続してヒットを生み出せるかが注目される。 (松本) Goodbye
To You - Michelle Branch シングルヒットを放つ度に、彼女の歌唱は円熟味を増し、成長を見せてくれると感じているリスナーは少なくないだろう。デビューから一年、前述の「The
Game Of Love」で彼女の大人びたヴォーカルを耳にすると、ミシェル・ブランチという少女は、今なお急激に成長を続けているシンガーだと思わずにはいられない。 確かにまだ歌い方はぎこちないし、声量だってお世辞にもあるとは言えない。サビの"Goodbye
to everything I thought I knew"と歌う一番の盛り上げどころの声の張り方も心もとないし、声の裏返し方もまだまだ不格好だ。しかし、「Everywhere」のような若さを前面に押し出した勢いの良い曲ばかりではなく、この曲のように歌唱を前面に押し出し、落ち着いたバラードナンバーにも挑戦してくれると、聴く側としても思わず応援したくなってしまうもの。しかも期待通りに「The
Game Of Love」で成熟したヴォーカルを見せてくれただけに尚更だ。 何といってもギターを始めてまだ5年足らずしか経たない19歳の彼女は、まだまだ発展途上のシンガー。アルバムが大ヒットし、ライブ等を重ねるとともに、日々もの凄いペースで様々なことを吸収していっているのだろう。アルバムの終盤を飾るこのバラードは、彼女の今後の成長へ向けての伏線だったのかもしれない。 (小川ボ) Lose
Yourself - Eminem 果たしてサントラからの第1弾シングル「Lose Yourself」は現在6週目第1位爆走中。フックでは"You
better lose yourself in the music"と唱え、そしてどんずまりの状況を抜け出す為には人生に一度しかない針の穴のようなチャンスを絶対見逃すな、とライムしている。今回エミネムは至って真剣に自分自身の人生観を映画や歌に込めているようだ。「彼みたいに会ってすぐにリラックス出来る様な人は初めてだったかもしれない。そのままの自分でいられるの。そういうのって健康的でしょ。そういう人達に囲まれていたいわ。彼と仕事をするのは楽だった。彼は誠実で正直な人。それって私にとって、一番重要な事なの」とは今回撮影中エミネムとの熱愛が報道された女優ブリタニ−マーフィー(映画『Don't
Say A Word』や、『17歳のカルテ』のデイジー役)の言葉だが、どうやら真実のエミネムはいつもディスしまくって悪態ついている彼ではなくて、彼女の証言に現れているようだ。 Gimme
The Light - Sean Paul そんな中マキシ・プリースト、バハ・メン、シャギー、ビーニー・マンといった人たちが単発的にヒットを飛ばしている。シャギーは結構ヒットが多いけど、まあ存在感的には単発だったということで。彼らがレゲエなのかというとかなり怪しいが、まあ普通の人にはそれで通用するのだし、逆に言うとここまでクロスオーバーしないと、アメリカでの成功は難しいと言うことなのだろう。 そんな状況の中、レゲエ・アーティストが久々にチャートに登場。彼の名は、ショーン・ポール。父がポルトガル系ジャマイカ人、母が中国系ジャマイカ人というハイブリッドな血を持つ、キングストン出身。実は大学も卒業しているという。2000年に国内のレゲエ専門レーベル(が、ほとんどだろうけど)VPからリリースした「Gimme
The Light」が大ヒット(実はこの頃来日もしている)。そしてそのまま人気はNYに飛び火した。元々ダンスホール・レゲエはR&Bなどのリズミック系ラジオ局でオンエアされやすい。しかし彼の場合、ブル・カントレルやバスタ・ライムスなど、R&B/Hip-Hop勢と積極的に共演することでクラブでの支持を集め、大きな人気につながった。今年に入ってアトランティックからリリースされたアルバム『Dutty
Rock』は、ネプチューンズやワイクレフも参加した豪華な作り。ジェイZの新作に早くもゲストで呼ばれたりと、すでの今年の顔となる大活躍を見せている。 The
Game Of Love - Santana feat. Michelle Branch 作風が違うのでブランチ嬢の書き下ろしだったら、彼女の才能の新しい魅力が開花したと断言できるところでしたが、作曲とプロデュースはAlex
AnderとRick Nowelsの二人が務めていました。こういうミディアムテンポの曲では久しぶりにメロディの際立った曲に出会った気がして、彼女の作品なら主役そっちのけで誉めちぎろうかと企んでいたので、ちょっとガッカリでした。ありきたりな内容の歌詞(恋愛なんて所詮はゲーム、ちょっと勇気を出して楽しみましょうよ〜って感じかな?)ですが、メロディに上手く当てはまっていて、この二人の職人技に感心してしまいました。 Dontchange
- Musiq (篠崎) Jenny
From The Block - Jennifer Lopez feat. Jadakiss & Styles 曲の内容はタイトルがすべてを言い表している。どんなに成功しても、どんなにビッグになっても、私は自分のルーツを忘れない。私は今でも"ご近所のジェニー"。 ところで、フィーチャーされるラッパーの2人。こいつらはいったいどういうつながり?ロックスのメンバーである2人は、別に曲のモチーフになっているブロンクスの出身ではない(ブロンクスの北に位置するヨンカーズ出身)。別にジェニロペとレーベルメイトってわけでもないし、以前のビッグ・パンたちとの共演のようにプエルトリカンの血でつながってるわけでもない。ジャ・ルールのように"今が旬"の売れっ子でもない。はて一体… When
The Last Time - Clipse 「When The Last Time」は、アルバムの中では比較的オーソドックスなビートを持つチューン。ジャングル・ブラザーズなどのクラシックを意識したとファレル・ウィリアムズ(ネプチューンズ)が言うように、彼らなりのオールド・スクールの解釈か。マリスとプッシャが交互にマイクを取り、サビはしっかりファレルがおいしいとこ取りするのもいつも通り。バックのヴォーカルは最近ご無沙汰のケリス(彼女こそ秘蔵っ子じゃなかったな?)がつとめている。ベイビーフェイスの「Whip
Appeal」が歌詞にちょこっと出てきたりして面白い。 Die
Another Day - Madonna マドンナについては今さら多弁を弄する必要がないので、007映画について少々。 ところが、曲を聞いてズッコケてしまいました。『ミュージック』と同じミルウェイズ制作による、80年代的エレクトロ/フレンチ・テクノのこの曲は、そんなゴージャス007とはイメージが思いっきしズレる。音楽的にはトレンドど真ん中なのだが…。このサウンドの意図するところは何なんでしょう。プロモビデオの内容も007にしてはシリアスだし。映画もそんなトーンなんだろうか。もしかしたら、単なるやっつけ仕事という気もするし。とにかく保留事項が多すぎて判断がつきかねる。映画を見た人、感想をお願いします。 (Yaz) copyright (c) 2002 by meantime, All rights reserved.
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2002/10/5
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#1(2wks)
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RCA
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オーディション出身のアイドル。
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2002/10/5
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#21
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Maverick
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2001年の暮れにデビューしたミシェル・ブランチが、アルバム『The
Spirit Room』から「Everywhere」「All You Wanted」に続いて3曲目のヒットをチャートに送り込んできた。その後まもなく、サンタナと共演した「The
Game Of Love」が発表され、現在も大ヒットしているが、この「Goodbye
To You」を忘れてはいけない。
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2002/10/12
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#1(?wks)
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Shady
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From
"8 Mile"
自伝的主演映画『8
Mile』が興行収入で100万ドルを突破し、自身の存在感を再認識させたエミネム。「8マイル」は、エミネムの故郷デトロイトの市街地と郊外、住む人の肌の色や、生活レベルを隔てるストリートのことで、映画の内容はエミネム自身がデトロイトで送った貧しい生活を脚色した物語だとか。サントラ盤には今回の「Lose Youself」を中心に三曲ほどエミネムの作品が提供されており、これらの曲について彼は語っている。「音的には、皆がEminemに期待してるものとあまり変わらないと思う。でも歌詩やテーマは違う。テーマは、有名になる前の自分だ。映画は'95年の話だから、Eminemが生まれる以前の事だよ。サウンドトラックにある曲は、そんな少年について語ったり、彼が何を考えているかを表現しようとしたものなんだ」
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2002/10/12
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#7
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Black
Shadow2 Hard
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ブラジルのメディアにこんなことが書いてあった。「レゲエからサンバを守れ」。ブラジルといえばサンバが当たり前のようだが、ティーン達に人気なのは実はレゲエや英米のポップスで、伝統音楽であるサンバはお祭りの時にしか注目されないのだとか。ジャマイカから生まれたレゲエは、まずは英国経由で欧州やアジアへと広まったが、いまや南米中でも愛されているよう。しかしレゲエが浸透しない国がある。それが北中米。ラテンがメインの中米はともかく、アメリカでは不思議なほどレゲエのヒット作が少ない。確かにボブ・マーリーのベスト盤は1,000万枚以上も売れているが、底辺が全く広がらない。
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2002/10/12
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#5
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Arista
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ポップでキャッチーで、それでいてしっかりサンタナの音になっている。ボーカルに起用されたミシェル・ブランチも、自分のデビュー・アルバム『ザ・スピリット・ルーム』よりも肩の力が抜けた円やかな歌唱で、好感度アップ間違いなしか?新作『シャーマン』の内容が明らかになってきた頃には、前作『スーパーナチュラル』の二番煎じかよ!と冷ややかな反応だった筆者は、この曲を一聴しただけで新作を買うことを決意し実行しました。
残念ながら「スムーズ」並みのヒットにはなりませんでしたが、「二番煎じ」という先入観と「売る」ために周到に作り込まれた曲という印象を拭い切れなかったせいでしょうか。ちなみに、ビデオクリップではブランチ嬢がアコースティック・ギターを弾いていますが、アルバムのクレジットを見ると、実際にはRick
Nowelsが弾いています。せめて、ブランチ嬢が自身の次作で、この曲で見せた成長振りを遺憾なく発揮してほしいと、個人的に願っております。
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2002/10/12
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#-
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Def
Soul
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「Soulchild」がとれてただの「Musiq」になったセカンドアルバム『Juslisen』(Just
Listenを縮めたもの)から「Harfcrazy」に続くセカンドヒット。今回も無理やりワンワード化したタイトルでこの調子で無理やり略したりくっつけたりしていったらそのうちみんな訳のわからない造語だらけになってしまいそうでたぶんお堅いおとなたちはおもしろく思っていないんだろうなと余計な心配をしてしまう。歌の内容としては「I'll
love you when your hair turns gray.」などと堂々と言ってしまうようなちょっと恥ずかしいくらい直球なラヴソングである。まあ60年代、70年代のソウルにはこんな感じの歌は数多く存在していた。彼自身もインタヴューで「僕の使命はR&Bの基本に立ち返ること。」と答えている。また「究極の目標としては根源的なものをめざしている。すべての音楽の源となっているような伝統的なものを大事にしたい。」とも答えている。アルバムの中でビートルズナンバー「Something」を取り上げているのもその現われなのかもしれないが彼は次のように続ける。「だけどただ単にそれらをそっくりまねるのではなく、そこからヒントを得てさらに発展させていきたい。」
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2002/10/19
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#-
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Epic
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あーこれはあざとい。ネタに使われるのは3曲。まずイントロ部分で男が裏声で歌う部分は「Heaven
And Hell Is On Earth」という曲。続いて始まる笛みたいな音を使ったループは、ジャズ・フルート・プレイヤーであるハービー・マンの「Hijack」という曲(75年14位)…ということにクレジット上はなるのだが、実態としてはビートナッツが99年にヒットさせた「Watch
Out Now」で使っていたループそのもの。ビートナッツはジェニロペ同様のラテン系ということもあってのネタ採用と思われる。が、問題はクレジット上、ビートナッツの名前がまったく登場しないこと(もちろん原曲「Hijack」の作者はクレジットされる)。誰がどう聴いてもこれはビートナッツの曲のループなのに、タダ乗りされてしまってるわけで、これには流石にビートナッツも黙ってられずにジェニロペに噛み付く発言をしている。ジェニロペのここ1年ぐら
いのヒップホップ志向は、みんな過去のヒップホップ系大ヒット曲に便乗してきてたわけで(「Im
Real (Remix)」のネタは「Flava In Ya Ear」、「I'm Gonna Be
Alright」のネタは「I Got 5 On It」)、もし今回ビートナッツとうまく折り合いがつかない場合は、今後のネタ使い戦略に影響を及ぼすことになるだろう。
さて、ネタ曲はもうひとつ。途中、ジェイダキスとスタイルズがラップする部分でいきなりビートが変わるが、あの部分のビートがブギー・ダウン・プロダクションズの「South
Bronx」。曲中いたるところで "south, south Bronx"
というかけ声が入るのも、この曲がネタ。もちろんこれはジェニロペが生まれ育ってきた土地であり、ヒップホップ発祥の土地であるブロンクスをレペゼンする曲の代表格としてのネタ採用だ。
このように、この曲でサンプリングされ、引用されるネタは、単に音の面白さだけで採用されたのではなく、"意味"があって選ばれている。しかもその"意味"は、ちょっとヒップホップの知識がないと気が付かない。何やら今つきあってるベン・アフレックは相当なヒップホップ・フリークなんだそうで、彼からの入れ知恵がかなりあるんではないかと想像される。
ビデオクリップはそんな内容と全然関係なく、ベンアフとのツーショットを盗撮風に撮影するシーンでさりげなく(堂々と)ラヴラヴぶりを見せつける(だけ)の作り。まあ、水着シーンとか満載でファンサービスには怠りがない。
と、ここで気付く。ロックスは当初、パフ・ダディ(当時)のBad
Boyレーベルからデビューした。が、Bad Boyのカラーに合わないとしてレーベル離脱を求めて騒ぎ出し、それが叶ってRuff
Rydersに移籍してからもパフ・ダディの悪口を事ある毎にひたすら言い続けてきた、パフィの天敵。
いやいくら元彼とは言え、まさかそれが起用の理由ってことはないだろうなあ。別に根は意地悪な奴じゃなさそうだもんなあ、ジェニロペ。でもね、思うに、これも狡猾そうなベンアフの入れ知恵で、ちょっと最近いい気になってるP.ディディへの、ベンアフからのメッセージなんじゃないだろうか。今年商業的に復活したP.ディディは一時期ジェニロペとヨリを戻した、なんて噂もあったし。「ジェニファーはもうキミなんか顔も見たくないってさ。ほら、キミの大嫌いな連中とつるんでるぜ。近寄らないほうがいいんじゃない?ひひひ」とほくそ笑むベンアフ。くーイヤな奴だ(←妄想)。
てなわけで、曲そのものは非常に単純明快な激キャッチーな曲だが、仕掛けは非常に凝っているのだ。なにしろこの年末はジェニロペの他にマラキャ、ホイットニーら先輩格の超大物の新譜が控え、アギレラら若手ライバルの作品も控える。その中で、いかにジェニロペ作品を目立たせるか。単なるいちシンガーではない、世界でも屈指のセレブリティである彼女の、"頂点"を守るために選ばれた曲なのだ。
(しんかい)
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debut
2002/10/19
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#19
Top40
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Star
Trak
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ネプチューンズ秘蔵っ子としてデビュー、シングル「Glindin'」アルバム『Lord
Willin'』、さらにジャスティン・ティンバーレイクのシングル「Like
I Love You」に参加したこで一気に知名度を上げたマリスとプッシャTの2人組クリプス。ネプらしい変則的ながら硬質のビートは彼らのアルバムでさらに強調され、ラッパーとしての腕前よりもサウンドの面白さを前面に出している。こういった作風は白人層にもアピールしやすいためか、今回セカンド・シングルも大ヒットとなった。
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Top40
debut
2002/10/26
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#8
Top40
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Warner
Bros.
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マドンナにとっては、2001年5月の「What
It Feels Like For A Girl」以来、ほぼ1年半ぶりのTOP40ヒット。来年日本公開となるピアーズ・ブロスナン主演の007映画"ダイ・アナザー・デイ"の主題歌だ。映画にはマドンナが出ているとかいないとかの未確認情報もある。
イアン・フレミングの原作による第1作"ドクター・ノオ"(初公開時の邦題は"007は二度死ぬ")が公開されたのは1962年。頭脳明晰身体強健精力絶倫の思い切りキザなMI6諜報部員ジェームズ・ボンドがゴージャスに活躍するこの映画は、それまでノワール的な描写が主だった、この種のスパイ物の常識を覆したという意味で画期的だった。以降007シリーズは、娯楽大作の王道として一世を風靡したのだが、70年代に主役の交代や原作の枯渇などがあり、以来ほば昔日の勢いはなくなった。しかし、60年代のゴージャスなスパイ映画群は、後追い世代にも評価されている。たとえば、"オースティン・パワーズ"がこうした60年代スパイ映画のパロディ(あるいはオマージュ)であることは明白だ。その"オースティン・パワーズ"の主題歌も手がけたマドンナは1958年生まれだから、黄金時代の007映画を経験している世代である。普通の映画に対する意識とは、おのずと異なるだろう。そんな歴史を踏まえての007であり、マドンナの主題歌である、はずなのだ。
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