I
Need A Girl (Part One) - P. Diddy Featuring Usher & Loon パフ・ダディは、時代の徒花として消えていくのかと思っていた。ビギーやメイスを引き連れてチャートを席捲した97〜98年。なにしろ安直なカバーみたいな曲が多かった上に、彼自身にラッパーとしての実力がなかったため、売れまくる一方で酷く叩かれ、次作『Forever』が思いの他売れないと、「そらみたことか」と更に叩かれて極端に落ち目感を漂わせた。ファミリーの中で唯一、どんなラッパー相手でも太刀打ちできる実力を持っていたビギーの死。本当はデュプリと働きたがっていたのを引き止めて、一番弟子として可愛がっていたメイスの唐突な引退。パフィの第一の黄金時代は、いとも簡単に崩壊した。 2000年。従来からバックシンガーとしてバッド・ボーイを支えてきたカール・トーマスが112、フェイス・エヴァンス級のスターに急成長。ブラック・ロブという大型新人や、ビギーに似過ぎてると言われながらもシャインという新しい才能も発掘。私生活でも、当時ぐんぐん大物感を増していたジェニロペを彼女にするパフィ。バッド・ボーイ復活かに見えた。 2000年のクリスマス。ジェニロペや子分のシャインを引き連れてニューヨークのクラブへ。発砲事件。現場から逃走。途中、警察につかまり、車内から銃が発見される。パフィ自身が容疑者となり、裁判所通い。しかし、結果、シャインだけが有罪となって刑務所へ送られ、パフィは無罪放免となる。真実がどうだったのか知る由もなく、パフィがシャインに罪を着せたのだという黒い噂が流れる。間もなく、ジェニロペとパフィが別れる。パフィ側はいつまでもグズグズとラヴコールを送り続けたが、ジェニロペはさっさと次の相手を見つけて結婚に至った。一転してどん底のパフィ。 2001年。彼は再びシーンに挑む。P.ディディと改名して、3作目『The
Saga Continues』をリリース。これまでの大ネタ満載の派手派手な作りはすっかり形を潜め、今風の打ち込み主体の音で、ブラック・ロブらの実力派を配した。大きなヒット曲は生まれなかったが、各方面から“意外とやるじゃないか”という評価を得た。流行のネプチューンズへのアプローチもベイビーフェイスほど露骨ではなく、自然にコラボしてみせた。そして、99年秋の「Satisfy
You」(2位)以来、約2年半ぶりにようやくヒットらしいヒットが誕生した。 明るい音使いに、アッシャーのシルクのように滑らかなコーラス。相変わらずヘボなパフィのラップ。いやいや、これも味のうち。あれだけサンプリングに頼りきっていた男が、いっさいのサンプリングに頼らずに、ラップの技術にも頼らずに、これだけの曲を作ってみせた。もちろん共作のマリオ・ワイナンスに負うところは大きいにせよ、有能な共作者を常に傍に置いておくのも才能のうちだろう。 フィーチャーされているのはアッシャーとルーン。まあアッシャーについては説明不要として、ルーンはこれがチャート初登場となる。バッド・ボーイ所属の新人ラッパーだが、これがまた半端じゃないお坊ちゃまらしい。パフィ自身が育ちがいいから、こういう相手のほうが付き合いやすいのかもしれない。別にラップを聴く限りは実力はどうってことはなさそうだけど。 なお6月8日付けチャートでは「I Need A Girl (Part Two)」がHOT100チャートに初登場。同じ曲の別バージョンが別々に同時チャートインというのは、マカレナ以来? なお、パート1、パート2いずれもNo.1アルバム『P.Diddy
& Bad Boy Records Presents... We Invented The Remix』に収録。この両曲のオリジナルとなるバージョンは前のアルバム『The
Saga Continues...』に「I Need A Girl (To Bella)」というタイトルで収録。これはルーン、マリオ・ワイナンス、ロー、ジャックが参加していて、パート1とも2とも違うメロディ。まったくよくやるよなあ。 Here
Is Gone - Goo Goo Dolls で、本題。 Anything
- Jaheim Featuring Next Underneath
Your Clothes - Shakira 物寂しげなギターフレーズと、バングルスの「Eternal
Flame(89年のNo.1ヒッ
ト)」風の歌い出し(某氏の指摘による)でオープニング。序盤はイマイチ印象
に残らない展開だが、サビ部分では意外に声の伸びが伝わってきて思わず惹きつ
けられてしまう。ビデオクリップでもライブパフォーマンスや男性と絡み合う映像が繰り返される。あの野獣さながらのたくましい姿は見られない。 確かに「Whenever, Wherever」の衝撃はすざまじいものがあった。しかしまだ彼女が全米デビューしてから時はさほど流れていない。ここは第一弾シングルと同
じようにアップテンポのインパクトの強いナンバーで、更に音楽界にセンセー
ションを巻き起こして欲しかったところである。日本のラジオでヒットした
「Objection」など、その可能性を秘めた曲は他にもあった。この曲自体は大変よく出来ていると思うし、高い評価の声もよく耳にするが、第二弾シングルとしては果たして適当であったかどうか。実際チャートでも辛うじてTop10入りは果たしたものの、すぐに順位を落としてしまった。「Whenever,
Wherever」で盛り上がった彼女のブームが、一過性のものに終わってしまわないか心配だ。(小川ボ) Saturday
(Oooh! Ooooh!) - Ludacris Featuring Sleepy Brown My
List - Toby Keith I
Breathe In, I Breathe Out - Chris Cagle そこで2000年に製作されたのがデビューアルバム『Play
It Loud』(ただしこのアルバムには今回の曲は収録されていない。)でファーストシングル「My
Love Goes On And On」はカントリーチャートのトップ20入り、セカンドシングル「Laredo」もトップ40入りし一見幸先のいいスタートを切ったように見えた彼であるが、その後レーベルが閉鎖となってしまった。そこで彼は同じEMIの傘下であるキャピトルナッシュビルに移籍し翌2001年に同アルバムを再発することになり、その際にボーナストラックとして新たに2曲が追加されることとなった。そのうちの1曲が今回の曲で、今度はカントリーチャートだけでなくナショナルチャートでもヒットを記録し、紆余曲折を経て彼の苦労はようやく報われたわけである。(篠崎) Rainy
Dayz - Mary J.Blige feat. Ja Rule Young
- Kenny Chesney 「僕はとても小さな街で育った。ハイスクールではフットボールを始めたし、湖に釣りにも出かけた。彼女に振られたこともあった。僕は、僕の歌を聴いてくれるみんなと同じように育ったんだ。」
マブダチのティム・マグロウが年々説教親父化してるのに対し、ケニチェズのスタンスはあくまでもリスナーの目線。「みんなが僕のレコードを買うのは、僕の曲に彼らが共感するからだと思う。僕は僕の生き方について歌ってるし、それはみんなの生き方とそう違いはないはずさ。」 The
Middle - Jimmy Eat World ヒット・チャートに、いつの間にかロック・アーティストの曲がずいぶん増えた。その割にあまりロックっぽい曲がないのは何故だろう。ビルボードのHOT100は様々なラジオ局でのエアプレイを反映しているが、一番反映されるのはCHR(Contemporaly
Hit Radio)局。マルチ・フォーマット(ジャンルに関わらず何でもかける)故に、どのジャンルにおいても万人受けする曲が優先される。モダン・ロックはいつの間にかアダルト・オルタナティヴと同義語になり、元気な曲はアクティヴ・ロックとしてCHRからはじき出されてしまう。これが現状。 ベストを尽くすんだ 80年代前半、メディアにおいては敵対関係にあったハードロックとパンク。しかしやがて両者の要素を併せ持つバンドが続出。対応に困ったメディアは彼らを「ハードコア」と呼ぶようになった。その中でもメロディがはっきりしていてライブで大合唱になるようなタイプはメロディック・ハードコア(メロコア)と呼ばれた。さらにハードさよりメロディ主体になったのがエモーショナル・コア、通称エモ。フガジやゲット・アップ・キッズ、サニー・デイ・リアル・エステートといったやや通受けするバンドがその範疇に入る。メディアや狭量なリスナーによるジャンル細分化は、結局音楽を幅広いリスナーから遠ざけてしまう。どんなに魅力的な音楽も、マニアだけに囲われて終わってしまうことが多い。 ノってるんだろ しかしマニア受けの音楽故に、一般的知名度がないからこそ楽曲だけで支持されることがある。94年、アリゾナで結成されたジミー・イート・ワールド。インディ時代の下積みを経て、2001年ドリームワークスからアルバム『Breed
American』をリリース。親しみやすいメロディに明るく抜けるサウンドとポジティブな歌詞が人気を呼び、いつの間にかエモという殻を突き破り、世界中でブレイク中。すでに二度の来日を果たしている、彼らの初TOP40ヒットが「The
Middle」。(松本) Makin'
Good Love - Avant 今時の軽めのヒップホップ系R&B全盛の時流にあっては、この手の濃厚ディープ・ソ
ウルというのはあまり支持層に恵まれていない気がする。少なくとも90年代初頭のキー
ス・スウェットやジェラルド・ラヴァートらが確実にトップ40ヒットを放っていた頃
に比べると、確実に状況は厳しいはずだ。ジニュワインやマックスウェルなどのよう
に歌一本ではなく(悪い意味ではなくて)それなりにカリスマ的なものを持ったアー
ティストでないとなかなかヒット曲を放つというのは最近は難しいに違いないだけに、
アヴァントがこういう直球ど真ん中でちゃーんとトップ40に入ってきてくれる、とい
うのはソウルファンとしては頼もしい限り。彼にはこの線を是非とも崩すことなく、
今後もネットリ系のマーヴィン・ゲイ的王道をずっと突き進んでもらいたいと思って
いる。(阿多) Drive
(For Daddy Gene) - Alan Jackson That's
When I Love You - Phil Vassar 彼の歌に出てくる物語の主人公たちは、旧友と久々に再会して自分も頑張らなくっちゃと自分に言い聞かせてみたり【I'm
Alright - Jo Dee Messinaに提供】、彼女との短かった一夏の恋を回想するたび別れ際の彼女の笑顔を思い浮かべてしまったり【For
A Little While - Tim McGrawに提供】、ありきたりな生活だけど二人が一緒に居れることに幸せを感じていたり【Just
Another Day In Paradise】、とすごく素朴で好感が持てる人たちだ。何も頭をひねる必要なんてない。 実に前向きな歌が多いのは、フィル自身がたぶんすごく喜びに満ちた人生を歩んでいるからだろう。 Hella
Good - No Doubt copyright (c) 2002 by meantime, All rights reserved.
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2002/4/6
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Bad
Boy
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P.ディディと名前を改めてからは初めての大きなシングルヒット。ヤツが帰ってきた。
で、ジニュワイン、ルーン、マリオ・ワイナンス、タミー・ルギエリを迎えて、また違う雰囲気のこのパート2、翌週にはあっさりトップ40入りしてしまった。ということで再来月、誰かがこの曲を再びここで紹介することになる...
(しんかい)
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2002/4/6
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#18
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Warnet
Bros.
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「確かに「アメリカで最も無名な有名バンド」という皮肉めいたコピーは、彼等にはもう要らないわ。前作『ディジー・アップ・ザ・ガール』は500万枚以上のセールスを記録したしぃ、映画「シティ・オブ・エンジェル」に挿入された「アイリス」の完成度からも、それは言えると思うの。ただ、アタシが言いたいのはねぇ、前作の成功後の彼等のスタンスに不満があるということよねぇ。先ず前作ヒットの後、読者の皆さん知ってます?ベスト盤がでたのよねぇ、本当だったら「ネーム」以降の一連のヒット作プラス気の利いた新曲っていう選曲が、リスナー的にも商業的にも無難だと思うの。それがグーズったら、チャートファンじゃ一曲も知るはずのないベスト盤出したのよ。何がベスト盤よぉ、アッタマきちゃったわ!そして新作。あ〜ら、バラードが一曲も無いぢゃない!よくこんなのレコード会社OKしたわねぇ、ちょっと激し過ぎよ〜ん。アタシ達女の子はもっと優しいアルバムを期待してたのよぉ。」ってなことが言いたかったのである。
そのバラードレス・アルバム 『ガターフラワー』からのシングルカットであるこの曲。冒頭からエレカシばりに歌い出すあたり、多くの日本人には馴染み易く騙され易い。しかし、ギターを弾く人や作曲を試みた経験がある人なら分かるだろうが、何といっても「手癖」感が漂う。ジョン(Vo・G)が、ソファーに座って適当にギターを弾けば、こんなフレーズやリフは幾つでも創れるだろうし、それを組み立てただけという感じがどうしても匂う。さしずめコードが幾つかあって、曲を付けていない余った詞があれば、お湯をかけて出来上がり!みたいなインスタント・ロックに聞こえる。確かに語り掛け方は力強くなり、表現力が増したとも言えるが、俺は手放しには誉めたくない。恐らくアルバムもこの曲も直ぐにチャートから消え、完全に忘れられるだろう。誤解の無いように言っておくが、俺はグーズに好感を持っている人間の一人だ、だからこそ彼等の実力を以って、何でこの程度なんだという不満があるのである。ファンの我が侭かもしれないが、それだけ期待できる人達だからだ。ベスト盤、今作品と、商業的な部分とファン心理を軽視したアルバムばかり出していると、今度は「アメリカで最も下手な実力派バンド」という皮肉めいたコピーが作られてしまうぞ!頑張れグーズ!宜しくどうぞ。(奥村)
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2002/4/6
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#28
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Divine
Mill
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デビュー曲「Could
It Be」が順当にTOP40入りし、続くミディアム「Just In
Case」でもTOP40入りは逃すもR&Bファンの心をしっかり掴んだジャヒーム・ホーランド。アルバム発売後1年近く経ってからのこのシングルで再び40位圏内に戻ってきた。今回はジャヒームと同じくケイ・ジーのレーベルであるディヴァイン・ミル・プロダクションズからデビューした盟友ネクストをバックコーラスに迎えてのスロー・ナンバー。プロデュースはもちろんケイ・ジー。繊細にシンコペイトするビートにのせて「俺の持ってるものは全て捧げるよ」と恋人に向けて歌っているのだが、これが妙に謙虚。
「何でもあげるよなんておとぎ話のようなことを言うつもりはない。高級車もダイヤモンドの指輪も俺は持ってないけど、俺が歌で成功したら全部手に入れるから」
と何とも現実的に愛を語っている。デスチャの一連の男性バッシングソングに始まりアリキーのような本格派アーティストまでもが「ダイヤモンドやパールを買ってくれるのなんて当然でしょ」と歌う女性R&Bシーンをよそに「君がレクサスに乗りたいのも、テキサスに豪邸を持ちたいことも知ってる。でも俺を信じて少しのあいだ辛抱してくれ」と諭す。
確かにジャヒームのオールド・スクールな歌い回しは拝金主義のまかりとおるR&B界に迎合しないリリックに説得力を持たせていて、。デビューアルバムはテディペンやルサヴァンなどかつてよりジャヒームが憧れてたシンガーたちと比較されたが、アルバム発売時のプロモ来日ではステージで歌いながら深紅のバラを女性客に投げるコテコテな演出で、こういう真摯な愛を歌う曲もハマる熱唱。このシングルでも多くの恋人たちを本当の愛に目覚めさせてくれそう。てゆーか、ヒモ男増加につながらないといーけど。見極めが難しいものではある。ところで「なーなななー」と後ろでコーラスをつけてるネクストはつい先日RLがソロ作をJレコーズからリリースしたばかりだが、グループは解散してないとRLは強調している。しかしシスコもソロ作の時ドゥルー・ヒルについて同じように言ってたよーな。いよいよノーティ−・バイ・ネイチャーもケイ・ジーなしで動き出したようだし、ディヴァイン・ミル周辺も気になるところ。(中村)
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2002/4/6
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#9
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Epic
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もの凄い腰の振りは世界中の目を釘付けにした。シャキーラ初の英語アルバム『Laundry
Service』からの第一弾シングル「Whenever, Wherever」は一度聴けば耳から離れないキャッチーなメロディーと、ビデオクリップで見せた彼女の野獣のようなアクションでリスナーを圧倒した。次はどんな強烈な曲が出てくるのかと注目していたところ、このロック風バラードがカットされ、肩透かしを食っ
たという人も少なくないはずだ。何しろこの曲がラジオでかかるようになった
頃、ジュエルあたりのシンガー・ソングライターの曲かと勘違いした人がいくば
くか見受けられたくらいである。
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2002/4/6
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#22
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Disturbing
Tha Peace/Def Jam South
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2002/4/6
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#26
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DreamWorks
(Nashville)
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昨年はブルックス&ダン主催のネオンサーカスとワイルドウエストショウというツアーに同行したため毎年6月に行われる自分のファンの集いにどうしても参加できず幾分悔やんでいたトビー・キース。今年はちゃんとスケジュールを開けて6月11日にはファンの集いに参加する模様。「俺達がアルバムを創り、ツアーをやっているのも、そもそも聞いてくれるファンがいるからだ。」
当たり前といえば当たり前だが、色々売れてくるとファンがいることを当然のように思ってしまい、いつしか無意識にファンを粗雑に扱ってしまうこともあるのだろう。何にもまして優先するものはファンなのだ。反省してアーティストとしての原点に立ち返った彼が今回”優先順位”について唄う。
「銀行いって、それから金物屋いって地下食料庫の新しい鍵こしらえてよ、まあそんな調子で日が暮れる。日が暮れてもまだやることがあんだよ。それはそこらを散
してちょっくらお祈りして、山の空気をうんと深呼吸する、そんでもってグローブはめてちょっくらキャッチボールするとかよ。」何でも無いオヤジの休日の過ごし方を描写した感があるが、今やスターとして忙しいトビーには、適わないオフの過ごし方なのか。そんな彼の様子が想像される。「長い間音信不通だった友達を呼びまくったり、ポーチに座って俺の女にキスなんかしちゃったりしてよ。ムフッ!グフフ、、」
夢想するトビーに時間に追われるオヤジ像がだぶる。彼は唄う。「何百万ドルもの大金の重さで肩がはずれるほどやっても(大金を稼ぐほど働いても)しゃーねーや、あの世まで金持ってけるわけじゃないし。」金は働けば増えて行くけど時間はどう頑張っても有限だものね。はたと人生の優先順位を考えだした41歳のトビーなのでした。(田鍋)
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2002/4/6
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#35
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Capitol
(Nashville)
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クリス・ケイグルは、ルイジアナの生まれであるが4才のときにヒューストンの郊外に移りそこで育った。6才のときにクラシックギターのレッスンをはじめたが数年で挫折。(理由はまだ手が小さかったためギターを弾くのがつらかったためとか)しかし歌は好きだったようで素人参加のコンテストにはたびたび出場していたらしい。高校のころにピアノをはじめ、同じころにギターの練習も再開する。ちなみにそのころの練習曲はレナードスキナードの「Free Bird」だったとか。(彼はインタビューでも最も影響を受けたアーティストとしてチャーリー・ダニエルズやコンウェイトゥイッティなどのカントリー系アーティストのほかにドゥービーブラザースやイーグルスなどのロック系のアーティストの名前もあげている。)その後一時フットボールに夢中になった時期もあったが、たいした実力は発揮できず、大学に入ったもののやはり音楽の道を目指すことを決意し結局ドロップアウト。94年にナッシュビルに向かう。そこで5年ほどアルバイトをしながらソングライティングの勉強を続けていたところ、ナッシュビルの有名なソングライターであるハーラン・ハワードの目にとまりデヴィッド・カーシュに曲を提供することになる。そうこうしてるうちに彼の存在はヴァージンレコードナッシュビルの関係者の知るところとなり、ついには自らデヴューする運びとなった。
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2002/4/13
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#12
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MCA
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2002/4/13
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#35
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BNA
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爽やかロックン・ロール「How
Forever Feels」でポップ・チャートに切り込んで早3年、昨年リリースのベスト盤は早くもダブル・プラチナとなり、着々と大物感を身につけてきたケニー・チェズニー。最近のカントリー界は特定のアーティストしかヒットを飛ばせない閉塞状態にあったが、今年はアラン・ジャクソンに続きケニチェズの新作『No
Shoes, No Shirt, No Problems』 も初登場1位となり、ナッシュヴィルは新たな黄金時代を迎えつつある。さて早くもTOP40入りした「Young」はアルバムのオープニング・ナンバー。シャープなドラムとギターがリードする、ドライブ感あふれるお得意のバンド・サウンドに乗って綴られるのは、誰もが経験する、今はもう帰らない数々の思い出。コーラスでの「ふっ・ふー」という掛け声も印象的。
「Country's Hottest Bachelor」とまで呼ばれるケニチェズ。いつまでも若々しい感覚を売りにしていくのか、それとも所帯持ちになっていずれはティムマグ路線へ方向転換するのか。彼の頭の生え際同様、今後の動きに目が離せない。(松本)
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2002/4/20
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#5
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DreamWorks
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やあ、
思いこむなよ
もう用済みだとか
役に立たないなんて
頭の中だけで考えるなよ
できるだけのことをやってみよう
君がいないときに
みんなが何を言ってるかなんて
気にするなよ
何度かかったって
きっとうまくいく
大丈夫
きっとうまくいく
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2002/4/27
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#27
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Magic
Johnson
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2000年に往年の名バスケットボール・プレイヤー、マジック・ジョンソンが自ら興し
たレーベルから「Separated」忽然とデビューを果たし、その骨太でセクシーさも兼
ね備えた歌声で全米のシスター達の人気を呼んだアヴァント。2年振りにリリースし
たその名も『Ecstacy』からの最初のシングルがこのキース・スウェットを彷彿とさ
せる、ねっとりとしたエッチなバラードだ。そもそもデビューの仕方が元有名スポー
ツ選手のレーベル第一号アーティストという振れ込みだったり、「アヴァント」とい
う名前(実は名字なのだが)も何となく70年代ディスコグループみたいなネーミング
でパッとした感じがなかったりと決してA&R的には感心したデビューではなかったの
だけど、FMやCDを買って聴いたら誰にでもこの男のマーヴィン・ゲイ系譜の才能はす
ぐ分かる歌いっぷりで人気を集めた辺り、新人にしてはなかなかの風格を感じさせて
いた。そういえばこの男、2曲目のシングルが何とあの往年の80年代ネットリソウル
の代表選手、ルネ&アンジェラ(アンジェラは現在あのロナルド・アイズレー夫人と
なったアンジェラ・ウィンブッシュ)の「My First Love」というただ者ではない選
曲で大向こうを唸らしていたっけ。その後しばらく名前を聞かないな、と思っていた
ら、今年に入ってその「My First Love」をデュエットしていたキテラ・ワイアット
改めキキ・ワイアットのデビューシングル、「Nothing
In This World」でデュエッ
ト相手としてそして相棒のスティーヴ・ハフと共に曲作りにも参加して、久々にその
健在さをアピールしていた。案の定、その後まもなくしてセカンド・アルバム
『Ecstacy』を発表、その健在振りをアピールしてくれたのであった。
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2002/4/27
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#28
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Arista
Nashville
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2002/4/27
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#37
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Arista
Nashville
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合成着色料も無認可香料も全く使用していない純粋ポップス。
私なら彼の書く曲にこんな形容をしてしまう。
この曲だってそうだ。
彼女のことが”大好きだ。愛しい”と思えるのはどんなときなのか?
−例えば君がぐーぐー眠ってるとき−
−優しく僕の名前を呼んでくれたとき−
−ラジオから流れる曲に合わせて口ずさんだり踊ったりしてるとき−
そこに描かれるストーリーはとても活きていて。飛び跳ねていて。
秋の日のどこまでも突き抜けるように澄んだあの青い空みたいで。
”It's a beautiful day not a cloud in sight”な世界。
本曲は2000年2月に発売されたデビューアルバム『Phil
Vassar』からのカットで、「Just Another Day In Paradise」に次ぐ2曲目のトップ40ヒット。
なお、彼の公式ホームページでは今年8月に発売されるセカンド『American
Child』が早々と宣伝されている。同アルバムにはマッチボックスのロブ・トーマスやファストボールのマイルズ・ズニガらとの共作も収録される予定。ジャンルを超えたシンガーソングライター同士の共演にファンならずとも胸を躍らせるべし。(はまべ)
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2002/4/27
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#13
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Interscope
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最新作『Rock
Steady』から「Hey Baby」に続いてカットされたのは、これまた彼女達らしいゴキゲンなナンバーである。プロデュースにはなんとHIP
HOP界の重鎮ネプチューンズも参加。それもあってかレゲエテイストをふんだんに盛り込んだ「Hey
Baby」に負けず劣らず、この曲も打ち込みサウンド満載の装飾十分な
展開を見せる。当初はスカ中心の音を見せてきたノー・ダウトだが、リードボーカルのグウェン・ステファニがモービーの「South
Side」やイヴの「Let Me Blow Ya Mind」で共演を果たし、しかもそれらが大ヒットしたことをきっかけに
して、活動領域が更に広まった感がある。それはまた前作『Return
Of Saturn』
までである程度のことをやり尽くし、新たな方向性を見出そうとする彼女達の意思の表れでもあったようだ。但し打ち込み音を導入したからといって、従来のポップな路線を忘れたわけではない。グウェンのロリーポップな声も健在だ。サビ後の間奏部分に入ってから突
然音が薄くなってかっこ悪いのだけは何とかして欲しいが、全編通してのほど良いテンションの高さは聴き手を飽きさせない。クラブ等でかかると思いっきり楽
しめそうな一曲だ。 メガヒットアルバム『Tragic Kingdom』から5年以上が経過した今も、No
Doubt
はまだまだ成長し続ける頼もしい存在である。(小川ボ)
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