What
About Us ? - Brandy Can't
Fight The Moonlight - LeAnn Rimes そこへこのヒット。そもそも映画『コヨーテ・アグリー』の挿入歌として用意されたこの曲、同じダイアン・ウォーレンの作ながら、同じ映画関連のヒット「How
Do I Live」のポップ・カントリー路線とはガラリと趣向を変えてちょっとヨーロッパ・ポップ風のフックを持った独特のセンスの曲。しかも何とあのイエスの「ロンリー・ハート」やアート・オブ・ノイズなどのエレクトロ系ポップのプロデュースで知られるトレヴァー・ホーンをプロデュースに迎えるという心機一転路線で2000年の秋にリリースされたが、あえなく小ヒット(71位)に終わり、目先を変えて新しいキャリアを求めたリアンの策は潰えたかに見えた。 ところが世の中何が幸いするか判らない。プロデューサーのトレヴァー・ホーンの人脈か、グラハム・スタックがこの曲をエレクトロ・ビートの効いたフロア・アンセムに変貌させたところまずヨーロッパで火が付き、12ヶ国でNo.1という爆発的ヒットを見せ、2000年11月にはUKシングルチャート初登場1位の快挙を達成。その評判を受けてか、2001年の夏頃から次第に全米でもこのダンス・リミックスがジワジワとエアプレイを集めだし、ついに12/8付のHot100に再登場(前回チャートからこぼれ落ちてから実に46週ぶりの再登場だった)。しかしこの曲が本格的にヒットらしき動きを見せたのは今年2002年に入ってからだった。既に2001年の11月に9-11事件に呼応してリリースされたシングル「God
Bless America」がシングル・セールス・チャートで12位まで昇る売上を見せた(Hot100には登場せず)ことでリアン復活の下地はできつつあったが、ついに12月カーブ・レーベルと和解、新たなレコード契約を締結しそれまでのモヤモヤを吹っ切った(父親との訴訟は今年3月までもつれた後和解している)リアンは新たなレーベルによる集中的なエアプレイ・キャンペーンに乗ってこの曲をプッシュ。折から2/8に開催されたソルトレークシティ冬季オリンピックの開会式で大会のテーマ曲「Light
The Fire Within」を熱唱、すっかり大人の女性の魅力を湛えた姿を見せたのがヴィジュアル・プロモーション効果を誘ったか、この週から一気にエアプレイが伸び、翌3月にはあわやトップ10というところまでチャートを駆け上り、もう少しでクリードの持つ「トップ10入りまで最も多くのチャートイン週数をかけた曲」の記録を塗り替えるところだった。折しも映画『コヨーテ・アグリー』のビデオ・DVDが発売されこの曲がラストシーンにフィーチャーされた(リアン自身が出演して歌っている)この映画への関心も再燃していたのが更なるPRにつながったのが良かった。タイミング良くレーベルとの協調を取り戻し、エアプレイ、映画ビデオ、TV出演などのプロモーションがうまくシンクロした、最近では珍しいヒットパターンを目の当たりにすることができたのはヒット曲ファンとして貴重な体験だったな、と思う。 折からリアンは2/23、ダラスでプロ・ダンサーであるディーン・シェレメイ君と見事ゴールイン。シェレメイ君とは昨年5月にAcademy
of Country Music Awardに出演した際に彼女の曲のバックで踊っていたのが馴れ初めだったとか。式までに父親との訴訟にケリをつけて心おきなく人生最良の日を迎えた彼女は友人・家族(父親にも式の10日前にリアン自ら招待の連絡があったとか)とつつましやかな結婚式を挙げたとのこと。10代にして人生の苦楽の山谷を経験してしまった彼女には、この素晴らしい第2の人生のスタートに続き、かのデズモンド・チャイルドをプロデューサーに迎えた新作のプロジェクトが待っているという。それでもまだリアンは19歳。この才能溢れる、そしてポップ界にも大いに進出意欲を見せているナッシュヴィル・スターのキャリアはまだ始まったばかりだ。(阿多) Blurry
- Puddle Of Mudd Can't
Get You Out Of My Head - Kylie Minogue The
World's Greatest - R.Kelly Wrapped
Around - Brad Paisley って、私全然カントリー詳しくないんですけど。
ここ1〜2年毎回カントリーの原稿を必ず1本書かせてもらって
いるんですけど、実はぶっちゃけ今回一番オーソドックスなタイプで
何を書いたらいいのかわからなかったんです。
この前のトビーのラップもどきや、ブルダン・ローンスターのロック調、
数々の女Vo.の爽やかポップス系とは対極的な、私みたいなカントリーを主として聞いていない
連中にとって一番取っ付き難いカントリー。ある意味ホントにこのジャンルが好きな人が
聞いてそうなカントリー。でも何回も聞いていくうちに妙に愛着が湧いちゃうから不思議。
たぶんルート66をクラシックカーにでも乗って走れば、絶対こういう曲聴きたくなるよ。
ていうかちょっとテキサスとか行ってみたい。(はまべ) (追記)ルート66は85年以降公式地図から姿を消したが、今もなお州道などに
名前を変えて存在している。ところどころ分断されてシカゴまで繋がってはいないけど。 Young'n
(Holla Back) - Fabolous 2001年。ファブをマスにアピールする最大の要因になったリル・モの
「Superwoman Part II」がドロップされる。このデジャ・ヴな声及びフロウが
多くの人の耳に残る。そう、メイスだ。最近新人が出るたび何かとこの人は
誰風という規格分けがなされるラップ・シーン。シャインはビギーに、
リル・ゼインはトゥパック、ジャ・ルールはDMXになぞらえられた。
この人も同様であった。「あんまりわかってない奴が初めて聞いたときなんて
所詮『誰かに似てるよ』みたいな事しか言えないだろ?」、と本人は至って余裕の表情だ。 「Young'n」はファブのデビュー盤「Ghetto Fabolous」からの「Can't
Deny It」に
続くセカンドカット。昨年一生遊べるだけは働いたヒップホップ系プロデューサー、ネプチューンズに
よる作品。ノリエガの「SuperThug」とDMXの「Get At
Me Dog」を足して2で割った
緊迫感溢れるトラックに、いささか場違いなほどソフトなメイス風ラップがのっかる。 すまんファブ、結局何かに似てるとしか書けない。君の音楽はもっと耳の
肥えてる人が聴くべきだったようだ。(はまべ) Nothing
In This World - Keke Wyatt feat. Avant Oops
(Oh My) - Tweet この曲「Oops (Oh My)」は、「昨夜私がどんなことをしたか教えてあげようか?」
で始まるちょっとエロい内容。しかしこのトゥイート(本名Charlene
Keys)、実は結構
ナイーヴな人だったりする。まだお互い無名だった時代からミッシーとは親友の仲。
しかし大親友である彼女が売れて名声を得る中、自分のやってるシュガーというグループは
全然鳴かず飛ばず。結局メジャーデビューできず失意のまま彼女は実家のフロリダへ逃げ帰る。
「大好きな音楽の道も絶たれた。もうこんな人生耐えられない」と彼女は自殺まで考えたという。
クスリを買って予行演習までしたというからホンモノだ。そんな折そこにミッシーから
一緒に仕事をしないかと一本の電話が。例えは違うがまさに「地獄に降りた1本の蜘蛛の糸」状態。
そして現在に至る訳である。アルバムのイントロはそんな暗黒時代の自分の心情を
吐露した辛辣な内容。アルバム全編で作曲に携わっている彼女だが、行間から溢れ出る
繊細な感情描写などただのぱっと出とは訳が違うことが窺い知れる。 アルバムのタイトルにもなっている「Southern
Hummingbird」はたぶん彼女を
例えた言葉なんだろう。痛みを体験した人だけが発することができる
優しい空気を随所で感じる良質なヴォーカル・アルバムだ。彼女は現在、音楽の都
アトランタで人生で初めての楽しい時間を音楽と共に過ごしている。(はまべ) Hands
Clean - Alanis Morissette Girlfriend
- 'N Sync feat. Nelly そこで3曲目にカットしてきたのが今をときめくネプチューンズとジャスティンの共作というこの意欲作「Girlfriend」。この曲のシングルとしての最初の御披露目は、大晦日のMTV特番。TRLのカーソン・デイリーが「イン・シンクの新曲です!」と紹介してオンエアされたのが、あのアメグラを意識したかのようなビンテージカーの上でピョンピョン跳ねるインシンクのメンバーがこの曲を歌うビデオクリップ。はっきり言って最初見た時は「ありゃあ」と思ったね。ネプチューンズが絡んでる割には随分とクセのない曲だし、何しろVCの印象がイマイチパッとしなかったのがよくなかった。また同じ番組でジャ・ルールがアシャンティとライヴ出演して「Always
On Time」で大いに盛り上がっていたのにも割を食っていた。「こりゃあこのアルバムからNo.1は出ないな」と密かに呟きつつ新年を迎えた筆者であった。 そんなこの曲の印象がガラリと変わったのが、2/27のグラミー賞授賞式。その前後からラジオでこの曲のリミックスらしきものがちらほらかかり出していたのだが、正直言ってこの曲とそのエアプレイ曲が結びついていなかった。授賞式でスモークと共に登場したのがあのネリー。ギターストロークのイントロにのってネリー独特のフロウがひとしきりグルーヴをこね回したのに続いてジャスティンの声でこの曲の歌い出しが聞こえてきたとき「これはやられた」と思った。確かにこの曲のイントロ部分はアルバムバージョンだとなんとなくスカスカでグルーヴが足りず、曲全体にパッとしない印象だったのが、ネリーの粘っこいフロウが入っただけで曲の表情が一変したのだから驚いた。サビの部分はジャスティン君泣きのボーカルがいい感じだし(彼についてはブラマクのアルバムでの競演以来、個人的に好感度上昇中)。それからラジオでこのバージョンがかかることかかること。うちの嫁さんと娘は(学校の行き帰りが車なのでFMを聴く機会は僕より多い)完全にこの曲イントロ当て可能なレベルまで聴き込んでしまったくらいだ。めでたく3月にこのリミックスバージョンのCDシングルも発売になり現在チャート上絶好調。ダブル・アシャンティやアッシャーといった強敵達に現在(4/13付現在)包囲されてしまっているが、見事なマーケティング展開を見せてくれたこの曲に何とか1位を取って欲しいと思うのは自分だけではあるまい。(阿多) What's
Luv ? - Fat Joe feat. Ashanti それにしてもファット・ジョー、ジェニファー・ロペスといいアシャンティといい共演した女性シンガーは皆ジャと共演暦があり、なんかジャのお下がりって感じがするのが痛い。最近はアパレルブランド「FJ560」を立ち上げたりと、音楽以外の活動が目立っており、そもそも彼の最大の功績はビッグ・パンをデビューさせたこと。ラッパーとして第一線で活躍するより裏方の方が合ってるのか?...ってこの曲が大ヒットしてる最中にこんなこと言うのもなんだけど。(松本) I
Love You - Faith Evans Uh
Huh - B2K そのデビュー盤『B2K』からのファースト・カットがこの曲「Uh
Huh」。
プロデューサーがトリッキー(クリストファー・スチュワート)と言えば
なんとなく売れそうな気もする。地味だけど。ところでこの人、マイアの
「Case Of The Ex」から迷曲JTマネー「Who Dat」までこなす節操のなさだけど、ネプや
シェイクスピアみたくワンパじゃないから若干面白い。この曲もネプ風な
低音とブイブイシンセがちょっと陽気。延々4分間バックで呟き続ける
トリッキーもはなまる。(はまべ) Bring
On The Rain - Jo Dee Messina with Tim McGraw The
Long Goodbye - Brooks & Dunn copyright (c) 2002 by meantime, All rights reserved.
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2002/2/2
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#7
Top40
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Atlantic
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「ブス可愛い」なんて表現で彼女を形容したのは、今から何年前のことだろう?ブランディ3年ぶりのサードアルバム「Full
Moon」が登場。ファーストカットがこの「What About Us?」だ。
前作「Never Say Never」は随分長いことヒットチャートにシングルを送り込んでいたし、メディアへの登場も頻繁にあったし、来日公演も実現した。なのでご無沙汰感はそんなにないような気がする。しかしこの年代(当年23歳)の女の子の変貌ぶりはすごい。なにしろあの「少女タレント」がデキちゃった結婚するんだから。「What
About Us?」はお馴染みロドニー・ジャーキンスのプロデュース作。「既に業界内で確立されてしまったスタイルの曲とは違うものにしたかったの。」とはブランディの弁だが、そこまでユニークなサウンドかどうかはともかく、TVの人気者が歌うヒット曲としては十分なクオリティと、クールさを持った曲であることは確か。すっかり大人になったブランディ。今後の"カリスマ主婦タレント"としての活躍を期待したい。僕も心を入れ替え、彼女のことをもう「ブス可愛い」なんて言わないことにしよう。さしずめ「ブス綺麗」かな・・。(八亀)
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2002/2/2
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#11
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Curb
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忘れた頃に突然エアプレイが再燃、チャートを再上昇してあわやトップ10か、といったヒットを見せたこの曲を改めて聴いてみて、いったい今のリアン・ライムスの立ち位置というのはどういうことになっているのだろう、とふと思った。弱冠13歳でカントリー界に彗星のように現れた大型新人だった彼女も、かのパッツィ・クラインを彷彿とさせるデビュー曲「Blue」の後は映画『コン・エア』の挿入歌カバー、「How
Do I Live」の大ヒットを足がかりに、マネージャーでもある父親のウィルバー・ライムスの方針か、ポップ路線とゴスペル路線の二股を訳も分からず突き進まされ、シンガー・リアン・ライムスとしての確たる存在意義のようなものがよく判らない状態になっていたような気がする。そこへ来てカーブ・レーベルや父親との訴訟騒ぎ、アルバム『I
Need You』がカーブ・レーベルにより本人の承諾無しに半端な出来のトラックを集めてリリースされたでっち上げだ!と主張するなど、彼女が成長して自立を求めることにより生じた軋轢と葛藤とで本業の歌はどこへやら、という感じになっていた。
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2002/2/2
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#5
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Flawless/Geffen
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邦題「ぶら〜り」。って言うと違う曲みたいですが。
こないだSmash Hitsでこの曲を歌ったら、よその団体から声をかけられて「今のってなんて曲ですか?」と聞かれた。「最近よく聞くんだけど、誰のなんていう曲か知らなかった」と。そういう曲だと思う。いかにもラジオでかかってそうだし、ちょっとキャッチーなので耳に残るが、「いいね」ぐらいの感じで終わってしまい、それ以上は追いかけない。その場限りの、ラジオロック。
カンサスシティ出身のウェス・スキャントリン (vo,g)。色んなバンドを転々とし、たまたまバンドが解散してフリーだった時期にファミリー・ヴァリューズ・ツアーのバックステージに潜り込む機会があった。そこでリンプのセキュリティにデモテープを渡したら、後日フレッド・ダーストから連絡があったので、慌ててメンバーを掻き集めて結成した...
のが、このバンドらしい。結成のいきさつはコレクティヴ・ソウルあたりにちょっと似てるかな。まあ、10年間苦労を共にしてきたバンド、みたいな辛気臭さを売り物にしないだけ、いいのかもしれないけど。
デビューアルバム「Come Clean」からは最初に「Control」がモダンロック系ラジオを中心にヒットしたが、よりマイルドな曲調のこの「Blurry」によってトップ40系ステーションでも人気を集めた。リンプのコネということでヘヴィロック系かと思ってしまうが、実際にはずーっとメインストリーム・ロック寄りで、むしろニルヴァーナやパール・ジャムと比較されたりしているようだ。確かに両バンドをモロに思わせる曲が入ってるあたり微笑ましいが、まあ、音の“うるささ”では確かにこの辺に近い。
日本でも意外なほどウケがいいが、ボーカルのウェスが86年ぐらいまでのブライアン・アダムスを思わせる“ハンサムじゃないけど爽やか好青年”風なルックスなのが幸いしていそうだ。ビデオクリップで子供と戯れちゃったりするあたりも、ショッキングで気持ち悪い映像作りに走りがちなヘヴィロック勢とは明らかに一線を画すスタンスをとっている。
日本盤はなぜか大貫憲章が解説を書いている。誰がどう考えてもミスキャストで、全編に渡って非常に冷めた褒め方をしてるのが、なんだかなあ、という感じ。執筆を引き受けるからにはどの作品にも歴史的名作の称号を与え、このCDを手にしたあなたは世界一の幸せ者!というぐらいに熱く盛り上げてくれる伊藤正則を見習って欲しいものだ。
(しんかい)
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2002/2/9
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#7
Top40
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Capitol
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カイリーといえば80年代のストック・エイトケン・ウォーターマン(SAW)製ぴこぴこユーロビートにのって満面の笑顔で「あーいしゅびそーらっきー、らーっきらっきらっきー♪」と歌うイメージ!と思っている人はちょっと浦島太郎。そんなみなさんのカイリーの記憶が途切れはじめるのはおそらく2枚のアルバムリリース後、ぴちぴちスマイル娘にはどう考えても似合わないムサい風貌の故マイケル・ハッチェンス(INXS)とつきあいはじめ、その影響で服装もメイクも急激にケバくなりはじめた90年代初期あたり。そして音楽面ではSAWの操り人形を卒業し、彼等のレーベルPWLから当時ブラック・ボックスやMピープルなどのクラブ・ミュージック系アクトが所属していたデコンストラクションに移籍。だが中ヒットをチャートに送りこみながらも数年後には商業的な不振から契約を切られてしまう。しかし一方でスティングに依頼されてファッションショーのモデルを務めたり、ニック・ケイヴとデュエット、マニックスやペット・ショップ・ボーイズとコラボレートしたりと、渋い人たちの間でカイリー株はなぜか上昇。次第にアート系人脈ではポップ・アイコンとして揺るぎないステイタスを確立していくことに。
そして2000年、新たな移籍先パーロフォンから再起を図る。90年代はきちんと実験的なサウンドに挑戦しながら自己の方向性を模索し続けたカイリー、いきついた答えは「やっぱりディスコ・ミュージック」!復帰第一弾シングル「Spinning
Around」はソングライターにかのポーラ・アブドゥルも名を連ねる強力ポップディスコチューンでリリースされるやいなやUKで10年ぶりの首位を記録しての完全復活。他にもロビー・ウィリアムズのデュエット「Kids」などのシングルを次々とチャートに送り込む。
そしてその勢いも冷めやらぬ2001年、ニューアルバム「Fever」からの第1弾シングルとしてリリースされたのがこの曲「Can't
Get You Out Of My Head」。このシングルのUKリリース日はヴィクトリア・ベッカム初のソロシングルのリリース日とバッティング。ヴィクはスパガで唯一ソロ名義の1位がなかっただけに相当気合いが入っていたはずだが、結果はカイリーが余裕の1位、ヴィクは6位と惨敗。カイリーは「ヴィクのことはかわいそうに思うわ。だって、シングルが売れるかどうかって曲の良さが全てだもの。私は本当に素晴らしい曲に巡り合えたんだから」とのコメント。カイリーにここまで言わしめるこの曲は、今やSクラブ7等UKアイドルのソングライターとしてすっかり売れっ子になってしまったキャシー・デニスのペンによるもの。単調ながらもやみつきになるフィルターハウス風のビートにヨーロッパ風の哀愁メロディーを泳がせて、カイリーが前作で打ち出したディスコ路線をもう一歩進めてクラバーにも一般ラジオリスナーにも受け入れられる音に仕上げている。先日のブリッツアウォードではデビュー13年にして初の受賞に声をつまらせていたカイリー、ステージではミニスカから「Spinning
Around」のビデオで着用した金のホットパンツをのぞかせてエロ&キュートにこの曲を披露。カイリーのキャリア絶頂期はあのアイドル時代ではなく34歳の今(+これから)、といえそう。(中村)
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2002/2/9
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#34
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Interscope/Jive
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スケールが大きくて、ちょっとムズムズするような気恥ずかしいぐらいポジティブなスロー。「I
Believe I Can Fly」と「You Are Not Alone」で、R.ケリーはこの分野のトップアーティストとなった。で、ウザがられつつも、これがバリバリと売れてる頃は、それなりにサマになっていた。
しかし、今回はどうしたんだろう。ウィル・スミスがモハメド・アリを演じるという激しいミスキャストを力技で克服した映画「Ali」主題歌。それなりに豪華な顔ぶれを揃えたサントラは全然ヒットしなかったが、この曲もまた、意外なほどあっさりとチャートから落ちて行った。R.ケリーも、その周辺も、間違いなくNo.1も視野に入れつつ、まあ悪くてもトップ5ヒットぐらいは狙っていたはずだ。それが、トップ40をちょいとかすっただけに終わった。
その後のR.ケリー+ジェイZの超大物共演アルバムも意外と売れてないところを見ると、どうもR.ケリーのイメージダウンはかなり深刻な商業的な打撃となって現れているようだ。
R.ケリーは昔から(当時15歳の)アリーヤに手を出したりしてロリコン(+マザコン)ぶりが半ば公になっているが、このほど、未成年とやってるビデオテープが出回り、警察がそれを捜査している、との噂が流れた。R.ケリー側はそんなビデオは存在しなくて、もし存在するとしても捏造された偽物だとしているが、シカゴ警察が捜査に乗り出したのは事実らしい。
この少女淫行容疑は、「Sex Me」や「Bump N' Grind」のR.ケリーを支持してきた層にとっては、正直言ってそれほどインパクトのない事件だが、「I
Believe I CanFly」や「You Are Not Alone」を支持してきた層には、やっぱりショッキングだろう。多くのR&B界の大物シンガーはどんなに頑張っても発売第1週のセールスは20万から30万ぐらいが限界だ。しかしR.ケリーは前作「T-P-2.com」を50万枚売っている。他のR&Bシンガーの購買層と、R.ケリーの購買層の差にあたる20万から30万、つまり彼を支持する層の半分は、R.ケリーにソフト・ゴスペル的な、耳に心地のいい、AORを求めていた。彼らにもアピールするはずだったこの曲は、しかし、醜聞にかき消された。今の辻元清美が何を言おうと、誰からも相手にされないのと同じように。いや、この比較はケリーに失礼だが。
ビデオクリップでは自らボクシングのチャンピオンに扮し、“ザ・グレイテスト”を演じる。ゆったりとしたバラードで、終盤はゴスペル的に盛り上がるあたり、いつものパターンではあるのだが、しっかりと今までのどの曲とも違う表情を持っている。モハメド・アリという、単なるボクサーではなく、60/70年代黒人闘争のシンボルとも言うべき存在を称えるテーマ曲として、気高く、自信に満ちている。楽曲そのものは全米No.1の資格を充分に備えていると言っていいだろう。
(しんかい)
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Top40
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2002/2/9
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#35
Top40
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4wks
Imprint
Arista
Nashville
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カントリー界のブラピことブラペ。「He
Doesn't Have To Be」、「We Danced」に
続き3回目のトップ40降臨。前2曲が連続でバラードだったということもあり
ブレイクアウトでの反応もイマイチ。「もはや完全な名前負けか?」(ブラペもいい迷惑)
と言う声もあったブラペだが、今回のシングルはちと違う。カントリー・ダンスに
ぴったりなブルーグラス調の能天気なナンバー。もうホントに超わかりやすい。
徐々に音階が上がっていく4音ベースや、ツッコミを入れるようにボーカルの後に
鳴るフィドル、2分ちょいすぎ間奏明け後のブリーズ&ストップ唱法(勝手に命名)
など嬉しくなるほどお約束満載。
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Top40
debut
2002/2/9
Peak
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#33
Top40
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3wks
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Desert
Storm
/Elektra
Meantime
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ファボロスはブルックリンの21歳のラッパー。最近何かと名前が良く出てくる
DJクルーと彼の相方デュロが設立したDesert Stormレーベルからの新人だ。
クルーがつくっているミックステープの出演者募集のオーディションに
参加してきたのがこのファボロスだった。クルーは彼を98年に初めてミックス・テープに
参加させ、その後デビューのタイミングを見計らっていた。クルーも
マライアの「Heartbreaker」なんかで一般的な知名度を上げてくると仕事が
どんどん入ってくるようになった。
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Top40
debut
2002/2/16
Peak
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#27
Top40
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7wks
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MCA
Meantime
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この歌を耳にするたびに、どう接すればいいのか戸惑ってしまう。
アヴァントの「My First Love」にフィーチャーされて既にトップ40には登場済みのキキ・ワイアットが、今度は立場を逆転し、自分が主役となってトップ40に再登場。15歳の頃には、現在のデスティニーズ・チャイルドの原型となるグループに在籍していたという彼女は、ジョーやデイヴ・ホリスターなどを手掛けているスティーヴ・ハフを迎えてデビューアルバムを製作。2001年11月にリリースされたその「SoulSista」から、この曲がセカンドシングルとなる。ちなみにこのアルバムジャケに写るキキは、ピンク(の1st『Can't
Take Me Home』のジャケ)に妙に似てるとの話がある。別に他の写真では似てないんだけど。
で、この曲がR&B系ラジオでじわじわと人気を集めていた...のだが、彼女の知名度をぐっと高めたのは、純粋に「歌」の力ばかりではなかった。2001年12月25日。クリスマスの朝、2歳の子供もいるケンタッキーの自宅で、キキは、マネージャーであり、旦那であるラマット・モートンをステーキナイフで刺した。5回。傷は腹、背中、腕、手に及んだが、命に別状はなかった。キキは第二級傷害罪で逮捕されたが、旦那は起訴しなかった。もし有罪が確定すれば10年から20年の刑になる可能性があるという。事件の前に二人は喧嘩をしていた様子はあるが、詳しい原因などは何も公にされていない。
デビューしたばかりの21歳の有望なシンガーが、こういう形でミュージシャン生命を絶たれてしまうのだろうか。
キキとアヴァントは歌う。
「There's nothin' in this world / I wouldn't do for you boy / I don't
care
what the others say / Now that I got you babe / No one can bring me
joy /
Like you girl / All the little things you do / It's all about you boo」
タイトルや歌詞からは甘いバラードが想像されるが、実はミディアムテンポで二人とも熱唱しまくるので、一途な想いを綴る歌詞も、あまり思い詰めちゃってる感じはしない。何やら犯罪に手を染めている男と、そいつを想う女が裁判所の被告席と証人席に座り、回想場面を折り込みつつ進むドラマ仕立てのビデオクリップだが、とにかく二人とも演技そっちのけで熱唱しまくるので、話の展開がよくわからない。なおビデオバージョンでは、この曲がいったんフェードアウトした後、ほんの10秒ぐらい「If
Only You Knew」(パティ・ラベルの83年R&BチャートNo.1ヒットのカバー)が歌われる(アルバム中ではフルにカバーしている)。
(しんかい)
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Top40
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2002/2/16
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#7
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15wks
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The
Gold Mind
/Elektra
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来た。大本命。
ミッシーのレーベルThe Gold Mindが放つ女性ヴォーカリスト。目先のミリアンや
アシャンティばかりに気を取られてこの人を忘れている輩は相当痛い。
だいたいこのネパールの少数民族に代々伝わる密教みたいな曲調はなんだよ。
ティンバランドにはミッシーの「Get Ur...」とババの「Ugly」で相当痛めつけられた
んだが、まだこんな隠し玉があったとは。勝率10割じゃん。そりゃ優勝しかないよ。
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Top40
debut
2002/2/16
Peak
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#23
Top40
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10wks
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Maverick
Meantime
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キリンのように首を伸ばして待った、待った3枚目のニュー・アルバム『Under
Rug Swept』(この曲の歌詞からとったタイトル)からのファースト・カット。今回からセルフ・プロデュースということもあり、よくありがちな「ファンが聴きたい音楽」ではなく、「ミュージシャンがやって面白い音楽」になってしまうのではないかとの不安感が非常に強かった俺だが、そんな不安をして失礼だったと後悔するほどに「ファンが聴きたい音楽」を引っさげて帰ってきてくれた。初めてラジオで聴いた時、最初のエフェクターをあまりかけていないギターのアルペジオの音。最初バラード気味かと思うも、徐々に曲のテンションは上がっていき、1番とサビ、そして2番とサビ、その後転調し(Cメロって言うの?)静かな部分を迎え、最後サビで盛り上がるという、ティピカルなシングル向き曲な構成になっていることに、大きく驚き感動を覚えた。まさか実力を確信したはずの世界一の女性シンガーが、打ち込み系のリズム・プログラミングや、U2ばりにディレイをきかしたギターを上手く駆使し、このような作品を聴かせてくれるとは・・・。この手のシンガーは下手をすると、「伝説」とか「宿命」とかいう言葉をロック雑誌のライターに用いられ、我々チャートファンとは関係の薄いシーンで、売れないが尊敬されるアーチストになりがちだが、その懸念を上手く払拭した。勿論俺は大歓迎!皆もだよね?ところで聞くところによると、今年中にもう一作新作が出るらしい上、生涯10冊の本を出版すると決意し、そのうちの1冊は書き上げたとのこと。その辺の動きからも、今後の彼女周辺からは絶対に目が離せない。いいぞアラニス!よろしくどうぞ。(奥村)
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Top40
debut
2002/2/23
Peak
Pos
#5
Top40
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17wks
Imprint
Jive
Meantime
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前作『No
Strings Attached』は発売週に240万枚を売り上げた上、トップ5ヒット3曲(含む「It's
Gonna Be Me」の1位)を放った化け物アルバムだったんで、今回の『Celebrity』の188万枚の売上がショボく見えてしまうんだけど、以前しんかい君も書いていたようにこれは歴代2位の記録なわけで彼等の人気の絶大さは何ら変わってないわけで。特にアメリカに住んでいて、ティーンエイジャー手前の娘がいたりする関係で、ついにこの娘も「イン・シンク好き」などとのたまい出す始末で。どうも彼女のクラスでも熱狂的ではないにせよ根強い人気があるらしい。去年の夏とかは少女達の注目は完全にブリトニーだったんですが、ジャスティン・ティンバーレイクとの交際がファン気質の伝染も誘ったのかしら。しかし今回のアルバム、曲とかプロデュースでそのジャスティン君が八面六臂の活躍で頑張ってる割には今ひとつヒットに恵まれず、最初の2曲「Pop」「Gone」はいずれもトップ20止まり。「Gone」なんていい曲だと思うんだけどなあ。ブレイクアウトでは不評だったみたいだけど。
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Top40
debut
2002/2/15
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#2
Top40
wks
25wks
Imprint
Terror
Squad
Meantime
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ヘヴィDがきっかけとなり、ビギーとビッグ・パンによって確立された巨体ラッパー。しかしヘヴィDは現場を退き、ビギーもビッグ・パンももういない。空席の座を狙うのが、ファット・ジョー。彼を男にしようと、アトランティックも多彩なゲストを招き、アルバム『Jealous
Ones Still Envy(J.O.S.E.)』は実に華やかな仕上がりになった。最初のシングル「We
Thuggin'」ではR.ケリーが甘いコーラスを披露したおかげか、初のTOP40ヒットとなったが、ゲストの方が大物なので食われた感は否めない。続いてカットした「What's
Luv」では、アーヴ・ゴッティをプロデュースに迎え、すでにNo.1ヒットを放ったコンビ、ジャ・ルールとアシャンティと共演というダメ押し的な布陣。「We
Thuggin'」がまだヒットしているにもかかわらずカットしたことで相乗効果が起こり、飛ぶ鳥を落とす勢いのアシャンティ人気にも助けられ、あっという間にチャートを上昇した。しかしジャの名前はは契約の問題でクレジットされず、彼のヒット記録に加算されないのが残念。ちなみにこのメンバーは4月9日にベネフィット・コンサートに集結し、この曲をライブでやる予定なので、さらにヒットに弾みがつくかも。
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Top40
debut
2002/2/23
Peak
Pos
#14
Top40
wks
13wks
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Bad
Boy
Meantime
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最近ではDMXの「I
Miss You」にもフィーチャリングされて貫禄のコラボをキメてくれたりしているフェイス・エヴァンズ。3作目のソロアルバムとなる『Faithfully』も相変わらずのシルキー&スモーキーな歌声を聴かせるクオリティの高い作品で好調なセールスを記録中。さてそのアルバムから「You
Gets No Love」に続くセカンドシングルとなるのがこの曲。ひたすら繰り返される切ないループ(サンプリングねたはアイザック・ヘイズ)にしっとりと重ねられたコーラスの掛け合いが絶妙で、フェイス独自の音世界へ誘われるよう。しかしなんちゃって箱根風な温泉旅館が舞台のビデオクリップではこれでもかと妙に巨乳を見せつけるのでちょっとひいちゃいそう。
クレジットにはジェニファー・ロペスも名を連ねているが、この曲の歌詞は現クリス・ジャッド夫人であるジェニロペがまだP.
ディディとラヴラヴだった頃に彼に宛てたラヴレターだとの説が流れている。募る恋心を切々と歌われるリリックには「あなたの顔を見たとたんに過去の男をすべて心から消し去ってしまった」なんて一節もあるが、フェイスも一時はビギーとの結婚&別居、2パックとの噂など恋愛沙汰には事欠かなかったもの。しかし今のマネージャー&夫のトッド・ラッソーとは深い信頼関係で結ばれ、共同でマネージメント会社を設立する(元702のカミーラなどが所属)など公私ともに安定した生活を送っており、ビギーなどの名前が連なるフェイスの胸元のタトゥー群に「Faye
& Todd For Ever」のバラ模様も確認できるはず。そして3児の子育てが一段落し、先月のソウルトレイン・アウォーズではホストを務めたほか、この夏はアッシャーとのツアーも予定されているとか。実は長いこと「バッド・ボーイのファースト・レディ」として君臨してきたフェイス、2月に友好的にバッド・ボーイを離れアリスタと契約(ちなみにフェイスのバックシンガーだったブルー・カントゥレルもアリスタ)。更に「カール・トーマスと一緒にマーヴィン・ゲイ&タミー・テレルのようなデュエットアルバムを作る話があるの」とのことでいよいよシーンに本格復帰の意欲を見せる彼女に乞うご期待。(中村)
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Top40
debut
2002/2/23
Peak
Pos
#37
Top40
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6wks
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Epic
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B2Kはエピックからデビューした男性R&Bカルテット。
15歳から16歳のJブッグ、リル・フィズ、
オマリオン、ラズBがメンバー。最近ではこういう無名のグループが
チャートに踊り出るたび、「またオーディションかよ」と思うようになったがこれは別。
レコード会社のショウケースで発掘されたクチだ。
アルバム等聴いてないのでなんとも言えないけど、「イマチュア(現IMx)
にメンバーが一人増えて改名しました。今後とも宜しくお願いします」
、って紹介されても違和感ないくらい薄い。ファンには悪いけど。
ただやはりアイドル的人気はあるらしく、オマリオン・メンバーがTVCMなんかにも
出演していたり、シングルがほとんどヒットしてない時点でアルバムが
初登場2位ってのが何よりもその証拠だろう。
(初週ファンがドワーっと買っちゃって、翌週12位)
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Top40
debut
2002/2/23
Peak
Pos
#36
Top40
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4wks
Imprint
Curb
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男と女のデュエット。下世話な音楽ファンだったら誰しも『あの二人出来てるのかな?」なんて思ったりするものだが、不思議とそういう邪念が浮かばないのがこのジョ・ディとティムマクの師弟コムビ。これはティムマクの奥さんが美人過ぎるため「まさかこの女とは・・」とこちらが勝手に思い込んでいるだけで、実は陰でしっかり・・・なんて、文字数稼ぎとはいえ自己嫌悪に陥りそうな書き出しになってしまった。。反省して話題を音楽へ。
彼女のアルバム『Burn』が発売されたのは一昨年のこと。そのリリース当時から目玉曲としてカントリーファンの気を惹きながら、これまでシングルカットされていなかったこの曲は、1995年にそれぞれアーティストとしてアルバムを発表していた(ジョ・ディとほぼ同期だ)ヘレン・ダーリングとビリー・モンタナの二人の共作。人気アーティストの共演ということで当然のようにカントリーチャートで1位になったことを祝い、ジョ・ディはナッシュビルで盛大なパーティを開催、そこではソングライターの二人に最大の賛辞をプレゼントしたとか。アルバム『Burn』に対し僕は随分辛口な評価をした覚えがある。正直いってその気持ちは今も変わっていないが、あのアルバムが彼女の人気に翳りを落とすことにならなかったことだけは、ホッとしている。プライベート面の話題としては、彼女は最近ダイエットに成功。数ヶ月で服のサイズをいくつか落とし、女性誌の表紙を飾ったとか。リバウンドだけには気をつけてもらいたいもの。(八亀)
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Top40
debut
2002/2/23
Peak
Pos
#39
Top40
wks
3wks
Imprint
Arista
Nashville
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「あの二人、本当は仲悪いんだよ。」
と言われ続けて幾年月、今年こそコンビ解消、とカントリー好きが酒場に集う度に話題となるキックスとロニー。しかし、お互い割り切ってしまっているのか、それとも全米の"ヒゲ好き"たちの熱意に抗えないのか、2002年も2人は別れることなく好調にヒットを飛ばし続けるのであった。
さて、今回TOP40入りした「The Long Goodbye」はシンガーソングライター、ポール・ブレイディが昨年発表したアルバム『Oh
What A World』収録曲のカバー。彼とこの曲を共作しているのはなんと、元ボーイゾーンのメンバーにしてウエストライフの仕掛け人、ローナン・キーティング。ソロアルバム発表の傍らソングライター活動も行っている彼だが、まさかナッシュビル進出とは。"ビジュアル系売れっ子ソングライター"の誕生なるか?カントリー界はこれから野外イベントの季節が始まる。その頂点である「ファン・フェア」への参加は勿論、今年の彼らはライブとアトラクション「Neon
Circus & Wild West Show」が一体となった大掛かりなツアーのヘッドライナーも務める(サポートはドゥワイト・ヨーカム、ゲイリー・アレン他)。"ヒゲ好き"にはたまらない夏になりそうだ。(八亀)
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