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My First Love - Avant |
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昨年リリースされたR&Bのボーカルものの中で例えばカール・トーマスほどのメジャーな注目も集めなかったが、そのシンガーとしての力量や当代の名匠スティーヴ・ハフの手による楽曲の出来振りでは決して引けを取らないクオリティの作品をデビュー作にしてものにし、思わずその筋をうならせたのがこのアヴァント君。かの名バスケ・プレイヤー、マジック・ジョンソンのレーベルからデビューしたこの人、プロモーション次第では今後ぐんぐん大きくなっていくのでは?と言う期待充分の逸材と見た。その彼が早くも放った第2弾シングルは、かのルネ&アンジェラ(現ロナルド・アイズレー夫人のアンジェラ・ウィンブッシュ)の名曲の見事なカバー。原曲の持つ80年代ソウルのラッシュな曲のイメージをうまく活かし、美しいストリングと抑えめのトラックに乗って伸び伸びと歌う彼と相方のキテラ嬢の歌声には思わずほうっとさせられてしまうものがある。K-Ci&ジョジョのようなコブシのグリグリ回った熱唱もソウルの醍醐味なら、ひたすらクワイエット・ストーム・フォーマットの看板を背負ったようなこうしたスムーズなうたもまたソウルの醍醐味。この曲に限らずこのアルバムにはスティーヴ・ハフ入魂の素晴らしいサウンドに遊ぶアヴァント君のパフォーマンス満載なので是非一聴を。(阿多) | ||||||||||||||||||||
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Beautiful Day - U2 |
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90年代のU2は、音的には『テクノ』、視覚的には『虚構』をキーワードに、アルバム「ヨシュア・トゥリー」で世界規模の成功を収めてしまった自らを 皮肉たっぷりに演じることで、成功の重圧から精神の均衡を守ってきたように思います。ところが、世紀末も押し詰まったこの時期に、一気にその頃に戻ってしまいました。その最新アルバムからのファースト・カットは、日本では昨秋マラソンや駅伝のTV中継に使われて、「秋晴れの下、快走する」というイメージが定着してしまったかもしれません。シンプルでヒューマンなバンド・サウンドに、アンビエントなフレーバーをまぶした感じは、スポーティです。真新しさはありませんが、90年代のU2に感じていたモヤモヤが吹っ切れて、私は一聴して気に入りました。(sunhero) | ||||||||||||||||||||
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Again - Lenny Kravitz |
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「これまでの俺の人生、君は一体どこへいってしまったのだろうか?また君に会える
のだろうか?もしもまた会える日が来るのなら、きっと僕達は得がたいものを得るだろう」
一昨年あたりからジワジワとアメリカでまた人気が盛り上がっているレニー・ クラヴィッツ。今回「Again」がめでたくトップ3入り。これはアメリカでは91年の「It Ain't Over 'Til It's Over」以来のビッグヒットということになるけど今 回のヒットはクラヴィッツ本人が一番うれしいのではないかな。何故ならば前回の 「It Ain't Over...」はフィリーソウルを基調とした、言わば彼の肌の色から判 断して保守的なアメリカの大衆に最も分かりやすい曲だったのに対し、今回の 「Again」は肌の色とは全く関係なしのロックバラードだからだ。あまり音楽に対し て肌の色を意識しない我々日本人にとっては何で今更レニークラヴィッツ?はっきり いって旬を過ぎたアーティストじゃない?的疑問が浮かぶのだが、要するに保守的な アメリカを説き伏せるのに10年かかったということなのである。 音楽関係者からは デビュー当初から才能を認められロック、ソウル、いろいろな音楽に精通したレニー であるが故に「It Ain't Over...」以降、ソウルだけに限定されない彼の音楽性 を発揮するにつれアメリカでの人気は低迷を余儀なくされたのだろう。アメリカの無理解さに腹立たく思ったためかどうか知らないけど、以降彼は加速的にスノッブな ロック殉教者を演じて益々アメリカの聴衆から遠ざかっていた。しかし98年の 「Fly Away」当たりから突如分かりやすいロックに徹することによってアメリカでま さかの再ブレイク。新たなるファン、人気を掴んだのである。肌の色は確かに超えた。けれども今度はある意味分かりやすいロック、つまり保守的なロックに転じただけと映らなくもない。その転進はまた才能ある彼ゆえに将来葛藤を生むであろうと予見してしまうのは私の思い過ごしか?また彼に会えるといいのだが。 「これまでの俺の人生、君は一体どこへいってしまったのだろうか?また君に会えるのだろうか?もしもまた会える日が来るのなら、きっと僕達は得がたいものを得るだろう」(田鍋) |
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Without You - Dixie Chicks |
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二作連続ダイアモンド・レコード(売上1000万枚)がいよいよ現実味を帯びてきた南部(本当は西部)3人娘。のアルバムから5曲目のHOT100ヒット。これまでいろんな意味でハイテンションな作品がシングルカットされてきたが、今回はややしっとりめ、独り部屋で「やっぱり貴方がいないとダメなの・・。」と呟く内容。この曲が書かれた頃、ボーカルのナタリーは離婚騒ぎのまっただ中、前夫への未練もかなりあった状態での作曲だったのかも知れない。が、女は強い。離婚確定の数カ月後にはパーティで知り合ったTV俳優、エイドリアン・パスダーと意気投合、彼が出演しているドラマのロケ地、バンクーバーに家を購入して共同生活をスタート、ドラマにもチョイ役で出演して話題を提供したばかりでなく、彼女にとって初めての子宝にも恵まれ、最近は大きなお腹を抱えながらTVショーなどに出演中。一方彼女の脇を固める美人姉妹の方も各々のネームバリューを上げているようで、様々なアーティストのアルバムにゲストとして引っぱりだこな上、TVのクイズショーにゲスト出演するなど、アメリカ芸能界でその注目度は日増しに高まっている様子。華やかな話題の傍ら、ライブツアーではゲストにウィリー・ネルソンやリッキー・スキャッグスなどベテランを招き、スタジアムやアリーナ級の観客に向けて“リアルな”カントリーミュージックの紹介も怠らない彼女たち、その快進撃はまだまだ続くことになりそうだ。(八亀) | ||||||||||||||||||||
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Love Don't Cost A Thing - Jennifer Lopez |
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主演映画も絶好調で、今や映画界・音楽界ともにトップに君臨するジェニファー・ロペス。まあ実際はそれほど大物でもないのだろうけど、人目を引いているのは確かだろう。おかげで自らの体に掛けた保険の額も、一桁多い10億ドルにアップした。さてセカンド・アルバム『J-Lo』に先駆けてのシングルであるこの曲の作者はリック・ウェイク。前作からの「Waiting
For
Tonight」の作者でもあり、どちらかといえばホワイト・ポップス系を得意とするプロデューサーである。今回は今時のR&Bっぽい作風に挑戦しているが、飾りの音だけ今風で基本骨格が白っぽいというのが何か日本のR&Bみたいで興味深い。例えば同じ人畜無害系R&Bであるジャネットの「Doesn't
Really
Matter」あたりと比べてもさらに白い。ましてやアリーヤやトニ・ブラクストンなどは比較対象にもならない。
しかしここが今回のポイントである。つまり、デビュー・アルバム『On The 6』ではR&B系のトラックとの相性がイマイチで、むしろ普通のポップスの方がジェニファーのキャラクターに合っていると感じられた。だからといって今回のアルバムを無難なポップス主体でまとめてしまうと、その無難さがかえってジェニファーらしくない、ということになる。そして(ビデオクリップでの)衣装とかダンスをも視野に入れた場合、メロディはポップでアレンジだけR&B風にしたこの曲の必然性が出てくるというわけ。そんなわけでこの曲、白っぽい歌い回しなのでジェニファーのヴォーカルとの相性も良い。またビデオクリップを見る限りダンスもかなり上達した。"お金よりも愛をちょうだい"という歌詞も彼女には全く似合わないと思っていたら、すかさずパフ・ダディと別れて(ちょっと地味目の)バック・ダンサーと熱愛中とか。このトータル・イメージ作り、さすがである。 (松本) |
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Just Friends (Sunny) - Musiq |
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ターリブ・ジョンソン生まれでフィラデルフィア育ち、年齢不詳の新人ミュージック(Musiq)。
最近はミュージック・ソウルチャイルド(Musiq Soulchild)と改名したみたいだけど、それも納得、彼の音楽は
オールド・スクール風味があり自分こそが「ソウルの申し子」たる自負が
あるのだろう。「俺の親父はよく歌ったり、サックスを吹いたりしてたんだけど、彼が70年代の曲をいろいろ教えてくれたんだ。スティービーワンダー
やパティラベル、スライストーン、、、数え切れないほどのアーティストのグルーヴ
に完全に魅了されたんだよ。」うーんじじいに気に入られる素直な良い子じゃ
(笑)。そんな彼の曲を耳にしたDef Jamの社長ケヴィン・リリースは一発で気に入
り、即効で自分のレーベルに迎え入れたとか。これは絶対当たるはず、でもやっぱり
不安ということで今回のデビュー曲"Just Friends"は手厚く「Nutty
Professor II」
サントラからジャネットの曲に続いてカットされたのでした。でも純粋でいい曲だし
サントラ発売以前からラジオでかかっており、結構ヒットしていたから、そんな小細工しなくても良かったんじゃないかな。
「女性には分かってもらいたいんだけど、いつもセックスばかりじゃないってことさ。僕は君と仲良く図書館に行くような少年にもなれるんだ。」シャイに語るミュージック。そんな彼の綴る今曲のリリックは欲望全開ヒップホップ全盛の今では珍しくストイックな 葛藤を歌ったものだ。彼女への熱い思いが滾る一方で、相手にプレッシャーをかけ ちゃいけない、と自重する男の話。うーん甘いソウルながらも抑制が効いた楽曲とあ いまって良く出来ています。ちょっとストーカー気味のあなたには是非聞いて反芻し て欲しい曲だね。(田鍋) |
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Born To Fly - Sara Evans |
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知性と美貌を兼ね備えた(反論受け付けず)女性シンガーソングライター“サラエバ”サードアルバムのタイトル曲。最近女性カントリー勢が華美な方向に走りがちで、そういった面ばかりが注目されるきらいがあるが、当然のことながら地に足のついた活動をしっかり続けている若手アーティストも多い訳で、中でも代表格といえるのが彼女だろう。冒険はしない、しかし質は毎回向上させていく。こういうスタンスのアーティストの活躍があるからこそ、シーン全体は活況を呈するものなのだ。さてこの曲、非常に軽快なサウンドで前向きなメッセージが投げかけられるなかなかの佳曲だが、ここで注目して欲しいのは通常なら曲が終わるはずの3分過ぎ以降、約2分間に亘ってバンドの演奏がフィーチャーされている点。シングルバージョンではカットされているのかも知れないが、これは現在彼女が率いているツアー/レコーディングバンド(メンバーの中からはラスカル・フラッツというスターも生まれた)の充実ぶりを世に示したかったのではないか?という気がしてくる。今年の彼女は、ケニー・チェズニー初のヘッドライナー・ツアーに同行。彼目当てに集まる女性ファンを圧倒するくらいの充実した演奏を聞かせてもらいたいところ。(八亀) |
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I Lost It - Kenny Chesney |
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アルバム「Everywhere We Go」からヒット曲を連発し、ポップチャートでもお馴染みとなった感のあるケニー・チェズニー。ブレイクを果たした彼がここで打ち出したのは、過去のカタログを紹介する「Greatest Hits」のリリース。彼がこれまでに放ったカントリーTOP5ヒット全曲に加え、新曲やライブで人気のある曲の再録など全17曲のサービス盤からカットされたのがバラード「I Lost It」。曲調的には前作の「You Had Me From Hello」に近い感じで、無難なのをきってみました、といったところだろうか。彼の作風は、現在のカントリーの“直球ど真ん中”なので、そこでの差別化は非常に難しいのではないか?と思われる。むしろ個人的には大したヒットにはならなかったが「She Thinks My Tractor's Sexy」のようなユニークな曲をどんどんリリースしてもらいたいところなのだが、考えてみると彼の世代('68年生まれ)でこのような中庸な曲をカントリーチャートで成功させているのは、現時点では他にいない訳で、ロックファンに「つまんない。」と言われながらもカントリーのメインストリームを背負って立っていくようなアーティストも必要なのかも知れないな・・。とちょっと思った。(八亀) |
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Liquid Dreams - O-Town |
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バックストリート・ボーイズ、イン・シンクをブレイクさせ、その後ギャラの未払問題で解雇された敏腕マネージャー、ルー・パールマン。ボーイズバンド界にこの人ありと言われた彼が新たに打ち出した企画が「TV番組を通じて新しいボーイズバンドを作ろう」というもの。この企画にABCテレビが乗りスタートしたのが公開オーディション番組「Making The Band」。募集に応えて全米から集まった青年の数は実に1800名、そこから毎週様々な試練を乗り越え選考を勝ち抜いたのがアシュレイ、エリック、ダン、トレヴァー、ジェイコブの5人。ボーイズバンドの聖地オーランドに因んで“オー・タウン”と名付けられた彼らはレコード契約獲得のために奔走、ようやく実現した契約交渉ミーティングの場に現れたのは、ななんと伝説のレコードマン、クライブ・デイビス!彼がアリスタを退社後設立した新レーベル、Jレコードの第一弾アーティストとして彼らを迎え入れようという衝撃的事態に発展したんですーっ!ようやくリリースが実現したデビュー曲「Liquid Dream」は圧倒的セールスを記録してTop40内に初登場、続いて発売されたアルバムも初登場で5位を記録と、異例の超展開にメンバー自身も大驚愕っ!4月から始まる番組の第2シーズンに向けて、今後益々彼らは大、大、大注目なんですーっ!(キッチュ) |
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Don't Tell Me - Madonna |
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「Music」からの第2弾シングル。大ヒットしたタイトル曲は、どうも好きになれなかった。ビデオもなんかヤな感じで、目を背けがちだった。とくにマドンナの前歯の隙間が気になってしょうがなかった。
今回は、ビデオがイケてる。まずは、それだけで、おっと思った。アルバム毎に明確にテーマを打ち出す彼女、今回はCowgirlがビジュアル的なコンセプト。砂にまみれて踊る彼女の姿は「場末のストリッパーでもこんな踊りはしない」と評された80年代のダサダサぶりが嘘のように、洗練されている。ダンサーの中村(仮名)曰く、実はあれは「動きが少ない」のだそうだし、グラミー賞のオープニングを飾ったパフォーマンスでは、曲が終わったらハタ目にはっきりわかるほどぜーぜーと肩で息をしていた。出産とか色々あって体力的に厳しい時期なのかもしれないが、もしかすると年齢的に、もう限界なのかもしれない。即ちダンスに限って言えば、これはスワン・ソング的な美しさなのかもしれない。 そして、12月から1月ぐらいに、海外の女性向けファッション雑誌にがーっと出まくった、一連のグラビア。どれもこれもかなりイケてて、私の中でのマドンナ評価熱は一気に高まった。40過ぎの、出産直後のおばさんがあそこまでキレイなのは見事と言う他ない。 どうもマドンナにはどこかダサさや下品さを感じてしまって、素直にキレイだと感じたことはあまりなかった。その適度なダサさこそが、彼女が長年人気を保っている秘訣だと分かってはいるのだけど、だからこそ、自分にとって「気になる人」ではなかった。 それだけに、この曲以降のマドンナの洗練され方には戸惑っている。結婚が契機なのか、出産が契機なのか、彼女は変わった(おそらく前のシングル「Music」は出産前、今回は出産後の製作だと勝手に思ってる)。 曲そのものは特に特徴があるわけでもないのだが、ビジュアル・イメージまで含めたトータルな「作品」として評価したとき、その美しさは際立つ。たぶん、これは、リアルタイムで聴いて、「今」の彼女の姿を見ないと、正しく評価できない作品だと思う。 普通のCDシングルは単にアルバムバージョンとリミックスが1バージョン入ってるだけだが、マキシシングルは7バージョンもリミックスが入ってる上にエンハンスドCDになった豪華版。ビデオよりもかなり前(前の曲と同じ頃)に作られたと思われるジャケ写があまりイケてないのは残念。(しんかい) |
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Hemorrhage (In My Hands) - Fuel |
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1989年、テネシーで結成されたフュエル。 翌98年にはフルアルバム『Sunburn』をリリースした。 さてバンドとしての基礎が固まったところで彼らはセカンド・アルバムの制作に入る。 |
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Stronger - Britney Spaers |
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オフステージでの4文字言葉がネットで世界中にばらまかれるなど、すっかりダーティなイメージが板についてきたブリ。セカンド・アルバム『Oops!
I Did It
Again』は、デビュー・アルバムと全然変わりばえしないじゃないかと言う意見多数だが、実際は楽曲のグレードは段違いに上がっている。音のゴージャス感はもちろんのこと、楽曲自体もバックスのおこぼれみたいなのが多かった前作に比べ、ブリ専用というべきナンバーも多数用意されている。その一つが今回カットされたこの曲「Stronger」。デビューアルバム同様、シングル・カットの順番がタイトル曲→甘めのポップ→インパクトのあるダンス曲となったが(と、なると次はバラードか?)、タイトル通り歌詞の前向きというか強気なところは一段と強調された。曲はいつものマックス・マーティン節、と言えばそれまでだが、今までとはひと味違う仕掛けが。サビの部分、"Stronger
than yesterday / Now it's nothing but my way" から "My loneliness is killin' me no
more"
に移行する部分でコードが変わる。つまり、サビが二段階になっている。何をそんなことでと笑う人もいるだろうが、これは今までの彼の楽曲には見られなかったことである。加えて今までよりもちょっとBPM高めのスピード感が、この曲に適度なテンションを与えている。まあアイドルポップとしては、だけど。しかし"昨日よりも強く"、という言葉、不屈のアイドルにやけに似合う。
(松本) |
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Danger (Been So Long) - Mystikal |
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アルバム「Let's Get Ready」からの「Shake Ya Ass」に続くセカンド。1stシングル「Shake Ya Ass」はネプチューンズのつくったトラックの良さと、モロにJBなミスティカルのボーカルパフォーマンスにより彼最大のヒットになった。トップ40系のラジオ局もこれは面白いと思ったのかこのお下劣なおケツソングを何のためらいもなくかけまくった。普通ならそれでアルバムが売れて「いやー、面白かったね、ミスティカル」って巷の庶民に言われて終わるのだが、最近はそうはいかない。一度トップ40系のラジオ局に目を付けられたアーティストは、なぜかその次のシングルもそこそこ売れてしまう。まさにJ-POPの縮図を見ているかのよう。ネリーもそうだし、ジャ・ルールやルダクリスだってそうだ。ルダクリスなんて「What's Your Fantasy」だって大してポップではなかったのに(テーマはある意味面白かったが)、もっとポップでない「Southern Hospitality」がヒットしているから驚きだ。まあミスティカルの場合、おとぼけJBの次は中近東サウンド(しかもまたネプチューンズ製作!湾岸戦争参加経歴アリ=中近東サウンドを結びつけると興味深い....かも←投げやり)と別切り口からのヒットだけに納得しないわけではないけど。 話は全然変わるのだが、彼のラップはいっつもガナってるようだがよーく聴いてみると、ガナった後に急に何事もなかったように素(す)でラップし、またすぐにガナり出す。これをミニマムに繰り返すというBreathe&Stopなラップをやっていることが発覚。結構芸達者。(はまべ) |
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Crazy - K-Ci & JoJo |
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前作『It's Real』からさほど間をおかずにリリースされた新作『X』からの第一弾シングルは、ここんとこ「All My
Life」あたりから彼らのツボのパターンとなっている、途中から急にメロディ展開がポップになるバラードのこの曲。
但し意外なことに作曲陣を見ると、およそそのようなメロディを書きそうもない、ダレル“ディライト”アランビーと、リンカン“リンク”ボウルダーの、ワッツ2000のメンバーなんで結構驚く。ワッツ2000というとあのLSGやロームといった、どっちかというとドロドロとした重々しい中にも情念漂うソウル、みたいな曲を作るイメージがあったんで、サビで「ブゥエイビィブゥエイビィブゥエイビィ...」とボコーダーを噛ませるこの曲のいい意味での軽さみたいなものは新境地だなあ、という感じ。しかしそこはむしろどんな楽曲も自分たちの色にして歌い上げるこの兄弟のこと(R.ケリーの「Life」なんかもそういえばそんなパターンだ)、当然なのかも。 いよいよ2001年はジョデシィの新作を出す、とインタビュー等で力強く語っていた二人、K-Ciのチン出し事件など何のその、今年も活躍が期待できそう。ちなみにこの曲、低予算にして大ヒットした人種間恋愛映画『Save The Last Dance』のサントラにも収録済。(阿多) |
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So In Love With Two - Mikaila |
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1986年ちょうどブルース・ホーンズビー&ザ・レンジの「The Way It Is」が1位になった週に生まれたまだ若干14歳の彼女は、ダラス出身のミカイラことミカイラ・ドミニク・エンリケス。父はメキシコ人で母はアイリッシュ。地元テキサス・レンジャースの試合で歌を歌っている時から色々と周りの注目は集めていたらしく、その後のカーネギー・ホールでのパフォーマンスといい、レコード会社からの多数のオファーといい、なんかすごく順調な人生だ。 この曲はそんな彼女のデビューシングル。この曲の歌詞は元々もっと甘々なありきたりラブ・ソングだったそうだ。それをミカイラ嬢が見て、「こんなエッジの効いた音にこういう歌詞は合ってないようね。もっとハードで困難な愛について歌ったもののほうがいいわ」というダメ出しを作曲陣に出したとかそのアイデアは無事取り入れられ、完璧なまでの二股ソングが出来上がった。最近ダメ男へのバッシング・ソングばっかり聴かされてたから、こういった自らバカ女を演じて歌うのはすごく新鮮な感じ。「どっちか一人に決めたいけど、それが決めれないのよ。あなたのためならアタシすべてを捨てられるわ。でも問題のはアタシがアナタ達ふ・た・りを好きだってこと!」うーん、どついたろか。(はまべ) |
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