Top40 New Entries Feb.2000-March 2000

Bye Bye Bye / 'N Sync (Jive)

耳の肥えたベテラン洋楽ファンは理解に苦しむかもしれないが、彼らの新作「No Strings Attached」はバックストリート・ボーイズ(以下バックス)が持つ週間売上記録(113万枚)をダブルスコアで上回る勢い(240万枚!)で売れている。その原因はバックスやブリトニー等のヒットが一段落し「その次」が求められる時期に差し掛かっていることもあるのかもしれないが、いずれにせよ彼らが今新作を発表するのは、確実なニーズを見込んだベストタイミングであると思う。そこで先行カットであるこの曲だが、後の“ハンター100円当確”に脅えず(笑)完全な“刹那”と決め込んでの“旬”性を重視した作品となっている。曲中の各部分には「ここはバックスのあの曲似」「ここはブリトニーのあの曲似」な“美味しいとこ取り”を見ることが出来るし、それを意図的に仕掛けているのがあまりに「ベタ」ではありながらも、大成功していると言わざるを得ない。今どき“オケ・ヒット”の連打が流行るはずはないが何故かしびれてしまうし、やたらとアタックの強いオカズが入るのもアレンジ的にはクドく、本来であれば「感じ悪い」と言いたいところだが、何故か格好良い気がする。つまり、俺は下手に長年(18年間)洋楽を趣味にしてきたがために自尊心が許さず、何とかこの曲を嫌おうとしているのだが、結局それが出来ないという訳だ。きっと直ぐにこの曲には飽きがくるだろう、でも今は素直に商業的成功を勝ち獲った彼らに敬意を払い、愛聴するしかなさそうだ。(奥村)

It Feels So Good / Sonique (Farm Club/Republic)

ポップチャートに比較的マイナーなジャンルの曲が突如としてチャートインするとき、そのジャンルのみならず、ポップチャートそのものの構造に変化をきたすことが、往々にしてある。ダンスチャートとほぼ同時に(余談ながら、ダンスチャートではサトシ・トミイエの「Up In Flames」がTOP5入りしている)チャートインしたガラージ色強い歌ものハウスのこの曲、アメリカのポップスの位相を変えそうな予感がある。イギリスのクラブ専門レーベルから出たこの曲が流行ったきっかけは、フロリダのDJがUK盤の12インチを回したところ反響が大きく、他のクラブのプレイリストにも加わって全米に飛び火したそう。ソニックはイギリスの女性ヒップホップ・ミュージシャン。80年代後半にダンスユニットS-エクスプレスに参加し、ソロデビューは90年という十年選手。初めて買ったレコードがドナ・サマーの「I Feel Love」で、影響を受けたアーティストにロバータ・フラックやオーティス・レディング、グラディス・ナイトなどの名を挙げている。この曲のヴォーカルも彼女で、ライヴでは生音をバックに歌うのだとか。クラブミュージック全盛のUKからの刺客、全米を席巻するか。(Yaz)

I Wanna Know / Joe (Jive)

93年にデビュー、まだアルバムは2枚。真面目に働けよジョー。立て、立つんだジョー。デビュー当初は「歌えて、作曲できて、楽器も弾けて、自分でプロデュースもできる若いマルチタレント・ミュージシャン」としてR.ケリーと並び称されていた。しかしR.ケリーがコンスタントに大ヒットを重ね、着々と大物化していく一方で、ジョーは時々ぽつんとヒットが出ては、また消えていく...の繰り返しで、全然大物感が身に付かないまま、もうデビューから8年目を迎えてしまった。その間、後からデビューしたシンガーたちに次々に抜き去られ... 何か事情があって新作を出せないのか?単なる怠け者なのか?この人はどちらかと言えばブライアン・マクナイト・タイプの爽やか、クリーンなイメージ。この曲も清涼感漂う超爽やかな作りのミディアムテンポで、彼の今のところ最大のヒット「All The Things (Your Man Won't Do)(96年11位)」と似た曲調。曲の構成もやたら似てる。と言うか、すごくありがちな感じの曲ではある。好きだから言いたくないんだけどさ(だってすげーいい曲じゃん)。実はこれも新作からのヒットというわけではなく、サントラ「The Wood」からのカット。新作はいつ出すんだジョー。待ってるぞ。(しんかい)

Untitled (How Does It Feel) / D'Angelo (Virgin)

単に歌がうまいだけではなく、自分の世界を構築し表現できることが求められる現代のR&Bシンガー。女性ではローリン・ヒルやエリカ・バドゥがその代表だが、男性陣では何といってもディアンジェロに期待が集まる。そんな彼もデビュー作『Brown Sugar』から4年が経過、流行廃りの激しい音楽シーンでこんなに空白があって大丈夫なのかとファンを心配させていた。しかしそんな不安など吹き飛ばすように新作『Voodoo』は初登場1位、R&Bアルバムとしてはかなりのヒットとなっている。98年にサントラで発表した「Devil's Pie」はDJプレミアとの共演が大評判を呼び、今回もアルバムからの先行シングルがメソッド・マンとレッドマンを迎えた「Left & Right」。だから新作はヒップ・ホップ色が強まっているのではと予想されたが、実際はその2曲を収録しているものの、全体的に生音基調で前作から大きな変化はない。そのうちの1曲「Untitled」は、これまた"自分の世界を構築できる男"、元トニ・トニ・トニのラファエル・サーディクとの共作・共演で、プリンスの影響を感じさせるねっとりしたナンバー。うねるベースラインの上で、才能のぶつかり合いが生み出す不協和音ぎりぎりのハーモニーが、絶妙の緊張感を作り出す。なおビデオクリップは裸のディアンジェロをひたすら映すというものだが、中途半端な贅肉のつき方が極めて不評。音楽だけで勝負すれば誰も文句言わないのに、何もこんなとこまでプリンスに影響されなくても。(松本)

Falls Apart / Sugar Ray (Lava)

元々はハードコアバンドとして1995年にメジャーデビューを飾った彼らだが、1997年のセカンドアルバム制作時にDJをメンバーに加えるという流行を取り入れた編成になり、いきなりご存知「Fly」が大ヒット。そして昨年発表されたサードアルバム「14:59」から「Every Morning」と「Someday」という同系統のリゾートナンバーのヒットを重ね、安定した人気と高い知名度を築いた。しかし本来彼らは“ハードコア”と呼ばれるカテゴリーに属するバンドであり、タテノリ系の激しい曲が得意なはずである。とは云っても、これまでのシングルヒットの流れからして急に本領発揮のハーコー・ナンバーをカットしても、レコード会社や市場は興味を示さないのは明白な情勢。そこでこの曲の登場だ!!この曲もはっきり言ってミディアムな曲調なのだが、これまでのシングルのような“アコギ”や“ドンカマ”な音は控えめ、正真正銘のバンドサウンド。徐々にリスナーのイメージと、バンド本来の魅力とを接近させるための過渡期的な作品として、このカットはあると見た。つまり今後本作よりもハードな曲(本来のこのバンドらしい曲)を売るための“耳慣らし”的な意味合いを感じたのである。ところで先日、町田市に住む知人に誘われて彼らのライヴを赤坂ブリッツで見てきたのだが、流石にハーコー・バンド、暴れたい奴らで会場は埋め尽くされ、スタート2曲目でミディアム、というこの曲の時にさえダイヴをかます“大馬鹿者達”が多く、年齢的にも体力的にも可也不利な立場と思われる俺は正直言って困った。しかし、ハンサムヴォーカリストのお陰か、俺の周りは沢山の若い美女達が犇めいていたので、も、そいうことはまったく関係なくとにかく存分に楽しませてもらった。よろしくどうぞ。(奥村)

Maria Maria / Santana feat.The Product G&B (Arista)

シングル及びアルバムナンバー1、グラミー9冠(ただしサンタナは「Smooth」の作者ではないから正確には8部門)という部外者には「なんで?」という疑問噴出の彼周辺だが、実際はセールスが地味になった90年代も地元サンフランシスコを中心とするラティーノの間では依然人気が高く、アリーナクラスのアクトだったという事実がある。加えてフィルモアのライヴの発掘や初期のアルバムの再発という話題も再評価を後押ししたと考えられる。そういう状況でラテン人気という追い風が吹いた結果がこれなのだ。さて、中庸さが幅広い層にアピールした「Smooth」に続くこの曲、ボトムはブレイクビーツだが、全体はサンタナお得意のギターむせび泣く(ただしガットギター)哀愁節。プロデュースはワイクレフ・ジョンらによるもので、彼らの配下(?)レフュージー・キャンプのプロダクトG&Bがリードを取っている。“Ghetto & Blues”の頭文字を冠したこの「製品」、マニー・ハームとシンシアという2人組ということしか情報がないが、初夏にアルバムが出るそうで、そこで詳細が判るだろう。この曲で「哀愁のサンタナ」復権なるか。(Yaz)

Thong Song / Sisqo (Dragon/Def Soul)

ハイプ・ウィアムズ監督による中国のお祭りをフィーチャーした「Got To Get It」のビデオクリップも好評だったシスコ、続くセカンドシングルは噂の「Livin' La Vida Loca」使いとなるこの曲。でも歌の内容はダンスフロアをきわどいドレスでセクシーで踊る彼女に「ケツを振れよ、ベイビー」ってなシスコ版「Shake Your Bon-Bon」。邦題は「ソング・ソング」となっているが、「Thong」とは皮製のGストリング(Tバック)のこと。またまたエッチな曲だが実際のシスコはかなりチビ(おそらく160 cm以下)なこともあって、スカしてるつもりでいるところがなんだか愛らしい。サビでの「そーんそそんそんそーん♪」も妙にコミカルな響きでお茶目。「Livin' La Vida Loca」のフレーズも織り込まれている最初のヴァース部分では早口の低音でラップ風の歌唱を披露。しかし意外にもシスコは正統派ソウルにこだわりを持っていて、ヒップ・ホップ・ソウルと呼ばれるのも好まないらしい。そんな彼を生で観たいものだが、姪の一人が日本の学校に通っていてもう一人の姪にも是非日本の教育を受けさせたい、と言っているので学校見学兼来日公演、ってのはいかが?(なかむら)

Forget About Dre / Dr.Dre feat.Eminem (Aftermath)

ヒップ・ホップ・シーンの変化は早い。今ではパフ・ダディが売れまくっていたことなど昔話に思えるし、ノー・リミットも音楽的に安定した途端に力尽きた。新世代のクリエイターともてはやされたティンバランドも失速、スウィズ・ビーツでさえ早くも行き詰まりが指摘されている。まして何年も自分名義のヒットがないDr.ドレに復活の余地などないだろう、誰もがそう思っていた...去年までは。99年に突如現れた白人ラッパー、エミネム。強烈なキャラクターと極端に猥雑で危ないライムであっという間に人気を得、シングルもアルバムも大ヒット。遂にグラミーまで受賞した彼を送り出したのが他でもないドレであった。その勢いに乗って吹っ切れたドレは昨年アルバム『Dr. Dre 2001』をリリース、かつてのキャリアに負けないほどの息の長いヒットとなっている。アルバムからスヌープ・ドッグとの共演が話題を呼んだ「Still D.R.E.」に続いてカットされたこの曲は、そんなエミネムとの共演で、もちろん二人の息もぴったり。最初にドレが自らのキャリアを振り返り、コーラスでエミネムが乱入。“今じゃダサいラッパーが「ドレなんて忘れた」なんてほざきやがる(意訳)”と息巻き、続く自分のパートでも絶好調に早口でまくしたてる。「My Name Is...」ではノベルティっぽく思われていたエミネムだが、この曲を聴くとMCとしてのスキルも高いことがわかる。もちろん一番の売りである緻密で緊張感溢れるプロダクションは健在。その質の高さは、あのメタリカがプロデュースを頼みたいと発言したほどである。(松本)

Back At One / Mark Wills (Mercury (Nashville))

前作「Wish You Were Here」の成功によりポップチャートでもブレイク、カントリー界でもようやく一人前のスターとしてその地位を確立した感のあるマーク・ウィルス。勢いにのる彼が新たにリリースしたアルバム「Permanently」では非常にクリアなサウンドが実現しており、彼の好調ぶりが窺える好作となっている。昨今のカントリー界はポップチャートへのクロスオーバーを睨んで、各アーティストが様々なアイディアを打ち出してきて非常に面白いことになっているのだが、ウィルスの作戦はややオーソドックスで、R&Bバラードのカバーをカット。現在あちらの結婚式では必ずといっていいほどかけられるというブライアン・マクナイトの「Back At One」の焼き直しでは、同じくクロスオーバーな展開を目指すブラマク陣営もバックアップを快諾、TVに二人で登場してこの曲をデュエットしてみせるなど積極的に話題作りをしている模様。アルバムでウィリスはもう一曲ブランディの「Almost Doesn't Count」のカバーも披露しており、現在のところはその勘違いヒゲ(すっかりクマ系入ってしまって男前が下がった!)とともにカントリーファンの失笑の的となっているのだが、これで大成功を収めてしまえば“勝てば官軍”、近年メインストリームには久しくいなかったロマンティックな男性ポップシンガーの誕生となるのだが・・。さてどうなることやら。(八亀)

Smile / Lonestar (BNA)

あれまぁ、ローンスターがHOT100のトップに立つとは。「Amazed」がカントリーとポップチャート両方のナンバー1を記録するのは、ケニー・ロジャースとドリー・パートンの「Islands In The Stream」以来17年ぶりの快挙。で、この曲がナショナルチャートの王座にあるとき、ちょうどカントリーでトップに立っていたのが今回紹介する「Smile」。ポップとカントリーのチャートを同時に別作品で征するというのも、これまた珍しい記録だろう。この曲、はっきり言って“「Amazed」と同じじゃん。”と言われたらそれまで、のバラードではあるが。元々カントリーバンドとしてアップテンポのヒット曲を連発していた彼らの営業方針(?)を大きく変えたのは、彼らにとって初のバラード&ナンバー1ヒット「Everything's Changed(前作に収録)」だった。今回のアルバム「Lonely Grill」もバンドとしての彼らのアイデンティティ確立のためにプロデューサーをダン・ハフに替え、張り切って制作されたはずなのにカットされるのはバラードばかり。オマケにこれが予想外の大成功を収めてしまった訳だから、当初のコンセプトが揺らぎきってしまっているのは間違いないだろう。彼らは早くも次作の制作のためにスタジオ入り。「Amazed」の成功がどのような影響を及ぼすのか、期待半分不安半分で新作の到着を待ちたい。なお現在のところ判っている彼らの新録曲は、映画「Where The Heart Is」サントラのためのプラターズ「Only You」のカバー。不安だ〜。(八亀)

Love Is Blind / EVE feat.Faith Evans (Ruff Ryders)

「スカートをはいた世界一性悪のメスのピット・ブル」とラフ・ライダーズ仲間のDMXからも最大級の賛辞を送られているイヴ。最近ではラジオでの「アタシは×××なしじゃ生きていけない」とレズ疑惑を否定する発言が一部の女性たちを悲しませている。ウェディングドレスを着ちゃったりするデニス・ロッドマン同様の髪型が中性的イメージなのかも?イヴの金髪ベリーショート歴は6年近く、最初この髪型にしたのはある賭けに負けたからだとか。って、何賭けたんだろう?ともあれ、イヴは約束を必ず守る、って証。さて、そんなイヴのいいヤツぶりはこの最新シングルでも発揮されている。シンプルなバックトラックにのせてイヴが語るのはボーイフレンドからひどい目に合わされている親友の状況。2ヴァースめまでは実話だそうで、そんな友達を黙って見ていられないイヴ、ついに3ヴァースめではそのボーイフレンドを殺してしまう。もちろんこの部分はフィクションだが、友情に厚いイヴはマジギレして彼は死んだほうがいいと実際に想ったとか。コーラス部をクールに歌うのは苦いも甘いも恋愛を知り尽くした女、フェイス・エヴァンズ。アルバムではイヴ自身がコーラスも歌っているが、フェイスの登場で説得力がぐんとアップ。女の子も共感できるヒップホップ・チューンに仕上がった。(なかむら)

One Night Stand / J-Shin feat.LaTocha Scott (Slip-N-Slide)

マイアミ出身の22歳。レーベルがSlip-N-Slideと聞いて「おっ」と思った人は鋭い。というか変。そう、あのトリック・ダディの所属レーベルなのだ。トリック・ダディが出てきたときはマイアミ郊外の名も知らぬ弱小インディだと小馬鹿にしていたが、最近はこのJ-シンのも含めて雑誌広告を出したりしてて、アトランティック・レコード傘下に入ったみたいだし、今後成長してくるかもしれない。彼曰く「初めてちゃんと歌ったのは6年生のとき。『We Are The World』を歌って、俺も、周りのみんなも、俺が歌えるってことに気付いたのさ。」その後グループ活動を経て、今回がソロデビュー。デビュー曲の「One Night Stand」は元エクスケイプのラトーシャ・スコットをゲストに迎えるという、南部の家内制手工業レーベルにしてはかなり奮発した作り。まあ、ありがちなスローR&Bではある。「お前は妊娠したって言うけど、誰の子かわかんないんだろ?俺は一晩限りの付き合いのつもり、こんなつもりじゃなかったんだ」という情けないサビがいい味出している。シンガーとしては、まあ並か。特に特徴もないけど、別に下手なわけでもない。そう、こいつは、ずばり歌詞が面白い。何やらアルバムは全編エロネタらしい。この曲なんかはまあ普通なほうで、あんまりエロばっかりなもんで呆れてるcdnow.comのレビューが面白い。全然たいしたことが書いてないJ-シンのオフィシャル・バイオはSlip-N-Slideのホームページ http://www.slipnslide.com/ で。流石はインディ、作りがショボくてこれがまた笑わせてくれます。(しんかい)

Everything You Want / Vertical Horizon (RCA)

ヴァーティカル・ホライズン。バンド名やアルバムジャケットから、ハードコアやミクスチャーを連想しがちだが、実はアコースティック・ギター主体のメインストリーム・ロックである。結成は91年だがバンドスタイルとなったのは95年、98年にはアルバム『Everything You Want』を発表して、そこから2年がかりでタイトル曲をヒットにこぎつけた。全編で鳴り響くギターのボリューム奏法(ふわふわとしたSE音)が印象的だが、毒がなくて聴きやすいとしか言いようがない特徴のないナンバー。売れるロックがいわゆるヘヴィ・ロックばかりになり、ラジオでかける適当な曲が見当たらないためか、彼らのようなコンサバなロックバンドの“ラジオ人気”は高い。反面、どれだけエアプレイされてもそれがアルバムの売り上げに結びつかないという状態になっているのも確か。この状態に陥ると間違いなく人気は長続きしない。ディープ・ブルー・サムシングも、ヴァーヴ・パイプも、シスター・ヘイゼルもそうだった。ましてシングルを発売していないのにアルバムが売れないという彼らの状況はさらに厳しい。アルバムにはIDカードが封入されており、そのIDでウェブサイトにアクセスすると、彼らのライブ音源から数曲を選んで自分だけの「カスタムCD」をつくって買うことが出来るという仕掛けになっている。それだと少数の熱狂的なファンが喜ぶだけのような気がするが、少しは人気拡大に役立つだろうか。(松本)

(編注)なお、エアプレイが頭打ちになった絶妙な頃合にシングルが発売され1位になった。


copyright (c) 2000 by meantime, All rights reserved.