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*** Rock Festival '04 Special ***

Summer Sonic 2004 (Pt. 1)
Summer Sonic 2004 (Pt. 2)
Fuji Rock Festival '04 (Pt. 1)
Fuji Rock Festival '04 (Pt. 2)
Fuji Rock Festival '04 (Pt. 3)


Summer Sonic 2004 (2004.8.7 幕張メッセ/千葉マリンスタジアム)
 サマソニという略称も充分浸透してきた今年。もう今年は私が観たいバンドを全部出してしまったのではないか、との疑問も残りますが、各々素晴らしい演奏を披露してくださいました。フジロックに少しは譲ってやれよ!見逃したアーティストは多数。11組のアーティストを鑑賞しましたが本当に各々が素晴らしい演奏でした。私はサマソニ関係者ではなく1リスナーとして褒め称えたいと思います。お提灯記事のようですが8割以上は本音です。フェスティバルとしての環境整備に対する批判すべき点は1点だけです。ロスト・プロフェッツのTシャツもっと売ってよ!!売り子さんに聞いてみると、なんと朝の6:30から並んでいる人がいたとの事。そこまでっしないとお目当てが買えないのね。ここまで素晴らしいイベントを提供してくれた主催者にリスペクトの気持ちで、出演アーティストを絶賛していきたいと思いますので宜しくお付き合いください。

 最初にサマソニについて簡単に説明すると、8月7日(土)8月8日(日)の2日間私が好きなパフォーマーをひたすら鑑賞できる機会を与えていただける場所です。日替わりで大阪でも開催されているのですが、私が観させていただいたステージは千葉の幕張、千葉マリンスタジアムと幕張メッセの2拠点です。メッセは3つのステージに別れており、常に音楽を楽しめる環境にあります。海岸沿いに新たなステージを作っていたようですが、時間が許さず行けなかったのでレポートできません。また、私が観ていないアクトも素晴らしい演奏を繰り広げていたと予想されますので、何を蹴ってそのアクトを鑑賞したかも記述していきたいと思います。では始まりから。  9:00くらいから始まっているはずなので、もっと早く会場に到着するつもりが諸所の事情で、14:00頃になってしまいました。キシダンやペニーワイズは観れず。ダークネスのドタキャンをワイルドハーツが埋めるという素敵な環境だったのですが、その時間の私はグッズ売り場です。お目当てはロスト・プロフェッツ、しかし1時間並んだ挙句ロスプログッズは売り切れ。仕方がないのでビースティTシャツとパンフ買って、何でスタジアムに来たのかわからないのですが、歩いて15分のメッセに移動。

16:00-16:40 Load of Brooklyn (SonicStage)

 やっとライブにありつけます。全く知らないバンドだったのですが、ずっとお絵かきしてる人がいました(ウォールアートというのでしょうか)。空いてたけど演奏は良かった。キッドロックに近い音楽性です。ミクスチャーロックというんでしょうか?誰が正式メンバーなのかはよくわかりません。MC、ボーカル、ギター、ベース、ドラム、お絵かき、の6人組なのかもしれませんし、サポートメンバーがいるのかもしれません。ギターは2人いたような気もするし、DJもいたのかもしれません。全然覚えていないのですが、盛り上がりました。とりあえず今後もう少し掘り下げてみたいと思います。

16:45-17:35 Go-Go's (RockStage)

 あのゴーゴーズです。おそらくオリジナルメンバーだと思うのですが、ベースの人は女子高生ルックでかわいい。ギターの片割れはショートカットのナース服でそれも素敵。ベリンダはドレス調の服装でセレブっぽく決めててそれもいい。3曲目くらいでグリーンデイのビリージョーが飛び入り。個人的に超盛り上がり。すごい!すごい!すごい!すZZZいzzzzzzz。いかん思わず寝そうになった。「Vacation」くらいしかしらないのですが、この曲で飛び起きて気持ちよく聴けました。でもやっぱベースの人は綺麗だったのが一番かな。

17:15-18:15 Lee Perry & Mad Professor (SonicStage)

 天才!!感動!!ダブ!!アブリル見に行かなくて本当に良かった素晴らしい時間。ゴーゴーズが終わってダッシュしました。みんなすでにマリンスタジアムに移動しているようで、メッセ全体がらがらでしたが、ステージもガラガラ。

 たしかに本日の面子の中ではジャンル的に浮いていたかな。このジャンルには明るくないのですが、派手派手衣装の人がリーペリー、DJの人がマッドプロフェッサー、あとバックコーラスという布陣でいいのでしょうか?家で聴いてもつまらなそうですが、ロックフェスにこういうゆるい空間があるのはいい事です。

 少し時間があったので、ソニックマニアの時食べられなかった塩焼きそばをようやく食べる事ができました。メッセ会場内にスクリーンがあってちょうどアブリルがパフォーマンス中ということでそれを見ながらゆっくり食べました。スタジアム激込みだなあと思いつつ、スケーターボーイが聴けたところで、ようやくマリンスタジアムに戻ってグリーンデイを待ちます。

19:30-21:00 Green Day (Marine Stage)

 バレンタイン監督もびっくりの凄い人入りです。スタンドまで超満員に近く、3万人は客がいたのではないでしょうか。いわゆる外野席の2階にようやく空きを見つけました。2階席は初めてなので音響に不安が募りますが、全くの稀有に終わりました。

 時間通り19:30、まずはウサギの気ぐるみが出てきて盛り上げます(SUM41のメンバーという噂も)。グリーンデイのロゴを指差して万歳!!!ウォーなんかわからんがウォー。そしてグリーンデイ登場。一曲目知らない曲だ。これが新曲か(正解)、との冷静な判断をしている間もなく、過去のヒットパレード。矢継ぎ早に「ロンビュー」「ギークスティンク」そして私の一番好きな曲、「ヒッチンアライド」きゃーーーーーーー。最初の5曲で完全にやられてしまい、赤の他人の隣の人に「すげえ」「すげえよ」を連発。隣の方ごめんなさい。

 しかしまだまだ盛り上げどころは多いです。恒例の客をステージに上げてギターを弾かせて、一旦他のお客さんの休憩タイムにしたあと「Basket Case」。またまた、隣の人に「次、バスケットケースやるよ」と意味なく通ぶってしまいました。この展開はモッシュピットの人も暴れやすくてよい工夫ですね。ラストは名曲「Minority」、アンコールは「When I Come Around」からクイーンの伝説のチャンピオンへ。最後の花火は感動の余韻に浸るに充分です。メロディーの良さと、ビリー・ジョーのヴォーカルが青春時代を美化して思い返させてくれるんですよ。思えばボーリング場のジュークボックスでバスケットケースを1日で5回くらい聴かされ、その後入ったピザ屋でも2回くらい聴かされたあの日から早10年。感極まって泣きそう、ああ生きてて良かった。

 あれやった?という質問にはすべて「Yes」と答えられるようなベスト選曲。あ、「Time Of Your Life」やってない。でもそんな事はどうでもいい。以前観た時より盛り上げ方がうまくなっているように感じました。これほど神々しいライブができるようになるとは思いませんでした。CDの売り上げだけ見ると確かにあまり良い成績は残せなくなっていますので、有名税で批判される事も多いですが、これだけのライブ魅せられてまだ文句言う人がいたらお目にかかりたいです。セットリストはいろいろな所で見れますが、セットリスト見てるだけで楽しめますよ。いや、あの悶絶ライブを観てなければ面白くないかも。

1. AMERICAN IDIOT(新曲)
2. LONGVIEW
3. GEEK STINK BREATH
4. HITCHIN'A RIDE
5. WELCOME TO PARADISE
6. BRAINSTEW
7. JADED
8. 2000 LIGHT YAERS AWAY / FOUGHT THE LOW / LIPS
9. KNOWLEDGE
10. BASKETCASE
11. SHE
12. KING FOR A DAY
13. WAITING
14. MINORITY

〜アンコール〜

15. GOING TO PASALACQUA
16. WHEN I COME AROUND
17. WE ARE THE CHANPIONS(QUEEN)

 是非来年もグリーンデイをトリでお願いします。来年はモッシュピットで観たいのでわがままいいますがよろしく。

(mz)

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Summer Sonic 2004 (2004.8.8 幕張メッセ/千葉マリンスタジアム)
 さあ、昨日のグリーンデイの感動も覚めやらぬまま、2日目です。最初から被っているものはともかく観たいものは大体見れました。いや、ボリリアスはわざわざCD買っていたのに見逃しました。寝坊ではなく、そこまでいいアルバムではなかったので実家でまったりTV見てただけなんです。とにかく13時にマリンスタジアムへ。この日のメッセはターンテーブル祭りでさぞセットチェンジが楽だった事と思います。すべてのアクトにDJさんがいるのではないでしょうか?いや、いないかもしれません。HIP-HOP勢というよりターンテーブルを駆使した音構築主体だった事は事実です。それじゃ感想垂れ流してみましょう。

13:00-13:45 Jurassic 5 (Marine Stage)

 スタンド席で場所とってロスト・プロフェッツに備えアリーナへ。曲はわからないんですが、楽しめました。セイホーヘイホー言ってればそれなりに楽しめますな。DJの人は動きも激しく魅せてくれました。なんかカバーやった気もするけど忘れました。通ぶった人が聴く音楽というイメージがあったのですが、ポップスとして楽しめたのは意外だったかな。もうちょっとましな感想があってしかるべしなのですが、御勘弁ください。

14:15-15:00 Lost Prophets (Marine Stage)

 今年の夏フェスの目玉、ロスト・プロフェッツ。モッシュしやすそうなところを選び、かなりいい位置をGetしました。暑いけどモッシュピットに放水されたりしてなんとかしのぎました。。開演直前に「Next Lostprophets」の画面が流れ、そこで「Last Train Home」がBGMってのが妙な感じですが、とにもかくにも始まりました。2ndの1曲目からスタート、いきなり暴れますよ。そりゃあ暴れますよ。ほとんど音楽を聴いていなかったんではないかというくらいモッシュ。ニコニコしながら殴りあいしている人もいました。脱落者も続出していました。カップルとかで観るバンドじゃないって。女性ファンも積極的にモッシュ・クラウドサーフィンに混じって、体育会系ののり。

 ここでメンバー紹介。イケメンヴォーカルは何故かスタッフのTシャツを着ていました。ベースの人はキュアーのTシャツ。DJ兼シャウト担当の人は似合っていないスーツ。他ギター2人とドラムかな。アイアンメイデンにDJが加わったような音楽性の楽曲が淡々と進んでいきますが、ちょっと観てみよう的な人には飽きが来たかもしれません。おいしい所を最後にとって置いているのを知っている私は関係なく暴れていました。で、セットリストによると7曲目にビルボード・モダンロック・チャートで堂々1位を獲得した「Last Train Home」。それはそれは盛り上がりました、大合唱です。全部歌いました。しかしなんと言っても1stの「Shinobi vs Dragonninja」が名演奏。デーンデデデーン デーンデデー  キューイーーーーン。意味不明なタイトルのこの曲はツボな楽曲です。逆にターンテーブルが機能している楽曲ってこれくらいかも。最後はバンバン。ヴォーカルのワトキンスさんもモッシュピットに降りてきて大円団。今年のサマソニも楽しかったなぁ。暴れまくり、日焼けしまくり。事前の予習が役に立って完全な個人空間を作る事に成功しました。自分は全然気づかなかったけど音が悪かったらしいです以下多分あってるセットリスト

1. We still kill the old way
2. To hell we ride
3. The fake sound of progress
4. Make a move
5. I don't know
6. Sway
7. Last train home
8. Start something
9. Shinobi vs Dragonninja
10. burn burn

 エヴァネッセンスが好きな人には特にお勧めしたいバンドです。イギリス人特有のメロディーセンスとKoЯn直系のヘヴィロックの融合はまさに私のツボです。5年後はサマソニのトリやってください。スタンドでまったり観ますから。うーもう一回みたいよーー

 と、余韻に浸りながら、アクエリアスを一気飲み。とにかく凄い汗です。オデッセイ→フジ→サマソニで日焼けもばっちり。荷物整理しながらA Seed Japanの志村健太さんがごみの分別か何か話していましたが、フジロックの人と違いラリっていなかったので、この団体もまともな人がいるのか、と変に感心してしまいました。ここからは冷房効きすぎのメッセへ。

15:20-16:05 The Ordinary Boys (Mountain Stage)

 激混みかつ過密スケジュールのため10分遅刻。UKロックでスティーブン・ストリート(スミスやブラーのプロデューサーね)のプロデュースという事でアルバムもきちんと購入して鑑賞。Meantimeに書くのは初めてですが、スティーブン・ストリートって2トーン好きですね。デーモン・アルバーンとテリー・ホールの声が似てるというのは前から気になっていたのですが。あまり人に勧めづらいのですが、素晴らしく私と嗜好が合うバンドですね。

 で、スペシャルズのカバーとシングル曲は盛り上がりました。凄くいい曲を書いて演奏しているバンドです。前の方は凄いことになっていたようです(混乱状態が起きる盛り上がりっぷり?)。いわゆるブリットポップの若手としては本命かもしれないので、さっさと次のアルバム作れれば、UKと日本では大物になれる素質はあると思います。ブラーになれるか、メンズウェアになるのか?そういえばスヌーザー誌の表紙になってます。全然関係ないですがライブ中、音楽評論家の沢田太陽氏がうろうろしていましたが、声はかけず。うろうろから察するに酷評されると読みますがどうでしょう?私は普通に楽しめました。それにしてもよくサマソニはこういうバンドを3月の段階で見つけてきますね。来年もこういう私好みのバンド呼んでください。キュアーとかキュアーとかキュアーとか。

16:10-16:30 Midtown (Rock Stage)

 エモコア好きなんで当然このバンドは好きです。エモコア四天王とか呼ばれていたのも、今は昔(他の3バンドを当ててみてね)。新作は80年代ハードロック調の曲が多いので個人的には前作の方が好きです。といっても一昨年フジロックで観た時も登場するなり「Sweet Child O' Mine」のイントロだったのでもともとそういうバンドのようです。そもそもニュージャージー出身だし。いちいちそんな事を考えている暇もなく、会場に着くなりすぐ始まってしまいました。「スパイダーマン2」のサントラに提供してる曲が1曲目でした。その後も新作の曲しかやってないかな?エモコアが出自なので当然メロディーはわかりやすく音はきちんと爆音だしいいライブです。しかし、4、5曲聴いた所でどうしてもあのフレーズが気になりステージ移動です。最後まで観る事ができなかったのが残念。まあ、また2年後くらいにお待ちしていますよ。

17:10-18:00 Junior Senior (Sonic Stage)

 この前のブンブン・サテライツがいっぱいいっぱいで入場規制。恐ろしいほどの人が並んでいましたが、ブンブンが終わったら入れ替わるだろうと予想して、スクリーンでNASを観てました。NASってターンテーブルもやるんですか?違う人ですね。こんな事してるんならミッドタウンに戻ればいいのですが、一度出たら戻れぬ入場規制。特に次のフーバスたんのファンが押し寄せており、ミッドタウン観てたら外に出られない可能性もあるので、これは正解だとみずからに言い聞かせていました。

 4月の初来日はチケットを購入しながらチケットが入っていた鞄ごと紛失してしまい、これで入場規制で観られなかったら呪われていますが、予想通りブンブンが終わったところで人が入れ替わり無事真ん中当たりで見ることができました。正直曲は単調なのですが、バンド形態でここまで踊りやすい音楽を作ったことは凄いことです。客は若い女性客中心の平和なライブでした。非常にわかりやすい、ポピュラー音楽はこうあるべきという自信が感じられる堂々としたライブ演奏でした。歌って踊って、幸せな時間。随所で工夫のあるパフォーマンスを魅せてくれた前半戦から一転し後半。「Move Your Feet」はアレンジが違うのが残念。でも楽曲が良いのでどうでも良くなってきます。同じアホならっていいますでしょ?そして、アイズレー・ブラザーズの名曲「ツイスト・アンド・シャウト」のカバーからブリッジに「プッシュ・イット」を軽く演奏していた所がハイライトでしょう。若いファンはプッシットわからないのが残念無念。いい汗かかせて頂きました。

18:05-18:15 Hoobastank (Rock Stage)

 ジュニア・シニアのラストの曲でムーンウオークで徐々に後方に下がり、終わると同時にフーバスたんへGO!!慌しく動き回っている割にはビールは必ず買っているな。おそらく中盤戦だと思いますが、いきなり「The Reason」が聴けて満足。これでぞろぞろ人が出て行くかと思いきや、依然として入場規制がかかっておりました。視力2.0の私が確認できないほど遠くで3曲聴いて諦めました。もっともっと大物になるポテンシャルはあると思います。親日な彼らはまた来てくれるでしょう。「Out Of Controll」も聴きたかったな。

 そういえばメッセはマリンスタジアム出演アーティストのグッズも売っているはず、とメッセのグッズ売り場に行くも閑古鳥でめぼしい商品は売り切れ。Tシャツが2枚とも汗だくになっていたので、ミッドタウンのTシャツだけ購入。涼しいメッセの喫煙所でチェーンスモーキングしながらしばし休憩。そしてマリンスタジアムに戻るとマッド・カプセル・マーケッツの演奏中。相変わらずMCで何を言っているのか全く聞き取れません。CDの売り上げはそれほどでもないと思うのですが、ライブはいつも大盛況ですね。私は日本人のバンドにはあからさまな偏見を持っているので、今ひとつ好きになれませんが、洋楽のライブで前座やったり海外のフェスにも参加したりの実績から、洋楽ファンに人気が高い印象を受けます。

19:30-20-50 Beastie Boys (Marine Stage)

 いよいよ今年のサマソニもラスト。昨年のチベタンでもレビューさせていただいておりますが、今回は新作も好調でサマソニのトリとして満を持しての来日です。ほぼ時間通りにDJミックスマスターマイク登場。そして約8分のDJプレイの後ついに悪ガキ3人がのそのそとステージへ。まずはセットリスト。

Right Right Now Now
Super Disco Breakin'
Sure Shot
Body Movin'
3MC&1DJ
Pass The Mic
Root Down
Triple Trouble
We Got The
Blass Monky
That's it That's all
Ch-Check it out

アンコール

Intergalactic
So What's Cha Want

 うーん、まあ予想通りのセットリストなんですけどね。新作を中心に「ブラス・モンキー」とか「スーパー・ディスコ・ブレイキン」とか「ボディ・ムーヴィン」とか「ルート・ダウン」とか「シュア・ショット」とか。そもそもどの曲演っても踊りまくるだけです。ライブで一緒に歌いやすいのはやっぱ「チェッチェキアウ」と「インター・ギャラクティク」ですねえ。

 しかし、ちょっと待て。本当に俺が聴きたい曲をやり尽くしたか?「ファイト・フォー・ユア・ライト」は無理としても、アンコールのラストが「サボタージュ」で8月9日を国民の休日にしても良かったんじゃないのか?ああ、花火あがっちゃったよ。でも花火上がると感涙のあまりセットリストに不満を漏らす気力もうせます。いや、そもそも素晴らしいライブです。セットリストに文句つけるのは無粋だと思います。ここまで書くのに褒め言葉が出尽くしてしまった感があるので、変な文章ですが、トリとしてしっくりくる内容でしょう。1時間弱の短いステージでしたが、昨年観た時も短かったのでこれが彼らのステージなんでしょう。ああ、もう2曲くらい聴きたかったってな贅沢な願望もありましたが、インターギャラクティクかサボタージュで締めだったら感動も2倍だったと思います。

 ラスト2005年の1月に武道館で会おうと言うコメントがありました。もちろん行くのですが、3年連続ビースティーズ観る事ができるのは素敵な事実です。

最後に:グリーンデイ、ビースティーズという人気バンドを核に人気バンドを勢ぞろいさせたブッキングに大満足です。若者向けというよりは、ブリットポップ、メロコア、東海岸のヒップホップと、90年代中期のおいしいところを中心にしたブッキングが今月で29歳になる人達に受けている要因だと思います。

 入場規制とかも予想範囲内だったので、何のストレスもなく楽しめました。2日間完璧な空間を提供していただいた主催者、アーティスト、観客さんに感謝。モラルハザードな私でさえもタバコは喫煙所で吸うか、周りに誰もいない所で吸って備え付けの喫煙所に捨てていました。別のロックフェスではゴミをなるべく散らかるように捨てていた私でさえ、サマソニの会場ではごみの分別もしました。完全にリスペクト状態。来年のトリがレディオヘッドのコピーバンドでもサマソニの素敵な環境なら許せるでしょう。土日だけと言わず1週間くらいやってほしいですね。アメリカのフェスのように日本各地を2週間くらいかけて回るのもいいと思います(ちょっとずつ始めてますけど)。

サマソニベストアクト予想クイズ:さあ、今回の私のベストアクトはどのバンド(アクト)でしょうか?正解者の中から抽選で1名様に来年のサマソニチケットが当たることになりますので、是非是非御応募ください。締め切りは2004年10月20日です。なお、当選者の発表は発送を持って代えさせていただきます。宛先はこちら

 ではまた来年、アデュ!

(mz)

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Fuji Rock Festival '04 (2004.7.30 新潟県苗場スキー場)

はじめに:この報告書は卑猥な言葉や誹謗中傷が多く含まれております。御両親の忠告を受けてから閲覧する事をお勧めいたします。また、この報告書は事実ばかりを記したものではありません。犯罪行為が行われているかのような記述や、素晴らしい演奏をされた出演者や関係者の方々に対して敬意の欠けた表現は、実際の会場での出来事では無い事もありますので、御承知おきください。


行ってきましたFuji Rock '04。

 日本のロックフェスティバルの先駆けとも言われ今年で8年目です。私は今年で4回目の参加となります。100以上のアーティストが演奏する事になるわけで、とても全部は観きれないので例によって日記調なレポートになります。

 今年は私の弟、弟の友達、初日が終わった後に田鍋さんと合流というメンバーでまずは7月29日(木)の夕方に、猿ヶ京温泉の宿に到着。この旅館は飯がうまいし、温泉は夜中でも入れるし、安いので3年間利用しています。

 到着するなり飯食って前夜祭へ向かいます。駐車場は会場から歩いて20分近くかかる遠い所にさせられてしまいました。で、ICチップ搭載リストバンドを付けて前夜祭へ向かいます。無料なので地元の人も多いようで、激混みです。とりあえず未発表のトリを確認しにタイムテーブルを見に行くと、「再生会」とボールペンで書き込まれていました。見知らぬラリッた人が「おい、再生会って誰だよ、何だよ」とおおはしゃぎ。馬鹿騒ぎに付き合いきれなくなったのと、前夜祭に「The Music」が演奏するという噂ががせだったことを確認して宿へ戻ります。Judeは演奏したらしいです。

 宿に戻って作戦会議。今年は海外アーティストのブッキングに失敗したようで、「今年のフジロックは誰が出るの?」という素朴な質問に答えづらい環境にあります。思い入れのあるアーティストがいないので、つまらなかったら即移動、細かくいろいろ見ることにしました。第二のホットワイアーを探す気分でまずは初日から。



 さくっと9:30に宿を出発して会場に向かいます。10:30頃会場に到着してまずは乾杯。ちょいと曇ってましたがすごしやすそうなよい天気。環境を考える人になるべく、生ビール専用プラスティックマグカップもあわせて購入しました。蓋ができればライブ中もビール呑めるぜ!!

11:00-11:20 British Sea Power (GreenStage)

 例年メインステージの始まりはテンションの高いライブが期待できるし、当日まで未発表の大トリの発表があるのでは?と期待も込めてスタートを待ちます。今や有名人の日高社長の登場はなく、いつもの司会進行役から、コートニーは飛行機に乗りました、モリッシーの代役はすげえのを用意したという前フリがあり、BSPのスタートです。頭に植物の被り物をしてるUKバンド。ボーカルが素っ頓狂な声を出すのがだんだんうざくなってきたので、20分観た所で中座します。

11:30-12:10 Sikth (Red)

 メタルバンド。レッドマーキーはステージが狭いため人数の多いこのバンドは窮屈そうでした。スリップノットに似ているかなと思いました。それなりに楽しめましたがお客さんもまだまばらな状態でした。もうちょっと前に行ってれば楽しめたかも。

12:40-13:25 The Killers (Red)

 ここで時間ができたのでフジロック名物のカレーを食べます。今回はガーナカレーとナン500円なり。UKバンド、ブルートーンズを彷彿させるブリットポップでした。USのバンドらしいですが、私はこの辺は好きなジャンルだと思います。

13:40-14:10 The Blind Boys Of Alabama (Green)

 50年代から活動するのR&Bグループのようです。途中から観たのですが、全く知らないので面白くなかったです。

14:40-15:20 Haven (Green)

 すっごい気持ちよい睡眠が取れました。普通に眠かっただけで彼らの音楽が眠たいものだったのかどうかもわかりません。会場は大きく分けて2種類に分かれています。一番入り口から近いレッドマーキー、グリーンステージがある側にこの時間までいたのですが、ここで奥側に移動しました。こちらにはホワイトステージ、フィールドオブヘブン、オレンジコートと3つのステージがあります。道中フジロック主催者の日高社長を目撃しました。

15:40-16:40 BEGIN (Field Of Heaven)

 20代後半の方には懐かしいイカ天出身バンドです。「恋しくて」を演った時に思ったこと:「会場にたどり着いて5時間以上にして、今日はじめて知ってる曲が流れた」結局沖縄そば700円を食べながら全部観てしまいました。MCも必要以上に等身大を強調して、わかりやすかったので好感度は高いのですが、CDは買わないだろうな。

17:20-18:10 Ozomatli (White)

 スタッフはまべさん御推奨という事でバケットヘッドを蹴って観る事にしました。弟と友達は行きの車で聴いた時に気に入らなかったようで、PJ harveyを観に行ってしまいました。単調だけど良かったそうです。オゾマッリ(がより正確な表記のようです)の方はというとラテン系の踊りやすい音楽性でライブバンドであることはわかりました。ただ、楽曲に幅が少なく、決め曲もないのが残念でした。最後ステージ降りてメンバーが会場をぐるぐる回りながら演奏してる時にメンバーに触れました。

18:50-19:10 X-Ecutioners (White)

 オゾマッリがステージ外で20分近く演奏していたおかげで、あっという間に次のアクトへ。エクセキューショナーズと読むようです。3人組のDJユニット。スクラッチを多用するプレイはコールドカットに近いと思いますが、彼らは黒人です。決めのポーズはX-japanみたいですが、ブレイクビーツは大好きなので、なかなか見応えはありました。最後まで見ても良かったのですが、ピクシーズを見ないと後悔しそうなので移動。

19:20-20:00 Pixies (Green)

 Greenstageに戻るとまさに始まった所でした。アンチグランジな私は強い思い入れがあるわけでは無いのですが、何曲か好きな曲もあるし怖いもの観たさもあいまって観戦。さすがに持ち時間が長く1時間30分くらい演奏されたようですが、40分くらいでまたまたホワイトステージに移動。風のおかげで曲だけ聞こえた「Where Is My Mind」「Here Comes Your Man」盛り上がってただろうな。代表曲を最後の方でやるなよ(わがままか)。ビックコミックスピリッツに掲載されている漫画「極道一直線」の組長に似ているフランクブラック、という印象しか残りませんでした。うーん、もう観る事はないでしょう。

20:35-21:35 東京事変 (White)

 泣く子も黙る椎名林檎の登場です。世紀末の頃はキチガイのように毎日のように、「無罪モラトリアム」「勝訴ストリップ」を聴きまくり、2ちゃんねるで3万円でチケットを購入して、NHKホールに観に行ったこともある、馬鹿者の私の感想としては変わってないな。おそらく今年のホワイトステージで一番の混み具合の中椎名林檎登場です。胸の谷間を強調する白いドレスに、林檎時代の曲をアレンジを買えて演奏。東京事変としての楽曲は本邦初公開ということで、盛り上がりにくく結局昔の曲に人気が集中。「本能」はワンフレーズだけアカペラっぽく決めてました。「幸福論」は悦楽編バージョンで拡声器で歌ってくれたのがポイント高し。

22:00-23:15 Lou Reed (Green)

 本日のトリは御大にして性格の捻じ曲がっているこのお方です。パティ・スミスをもってして「あれだけ性格の悪い人間があれだけ綺麗な曲を作曲できる事は信じられない」とべた褒めしたと言われるだけあり、音楽は綺麗です。眼鏡をかけていたのはちょっと意外でした。しかし避暑地である苗場で夜にまったりルーリードを見るのは寒いものがありました。仕方がないので去年も食べたペンネを買いに行って戻ったりして、何とか身体をあっためていました。しょっちゅう来日している印象もあるだけに、大物感がなく、客入りもそれほどよくなかった。弟は一曲も知らないにもかかわらず前で見ていたようで、なかなか良かったそうです。

 アンコールの最後は「Perfect Day」やっと知っている曲がかかった。深々とお辞儀をして機嫌よさそうに帰っていきました。ヴェルベッツ時代の曲も演奏していたようですが、かなり地味な選曲で相当なファンでも全曲は知らなかったのではないでしょうか?ルーも2度と観る事はないでしょう。

(mz)

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Fuji Rock Festival '04 (2004.7.31 新潟県苗場スキー場)

 慌しくいろいろ見た金曜日に比べ、この日は夕方以降は割りときっちりライブを観ましたのでようやくライブレポートっぽくなると思います。この日は雨が降ったりやんだりで、天候には恵まれませんでしたが、ライブはよかったです。

 夕方までの行動は、ジャマイカ・オールスターズをバックにレジャーシート敷いてまったり、ビール購入(マグカップを宿に忘れてしまったため再度購入)、HDDプレイヤーで過去のフジロックの視聴(「ブルー・マンデイ」を踊りながら聴いてたのに音飛びして最後まで聴けなかった)、ジミヘントリビュート・バンドを聴きながら爆睡、途中スティービー・サラスが飛び入りしたので目が覚めましたが1曲で帰ってしまいました。ステージセット交換中にわけのわからないギターパフォーマンスが始まったので、あわててトイレへ逃げ込み、フランツ・フェルディナンドは激込みだったので今がチャンスとJEWとPrimusのTシャツ購入(Take Me Outってなんかに似てるんだけど思い出せない、情報求む)、筋が多くて硬い牛串をビールで流し込み、ジャック・ジョンソンとドナヴァン・フランケンタイナーのBS中継用生ライブを観た後、ベン・ハーパー観ながらまったり雑談、とフェス満喫モードに突入です。ベン・ハーパーはお昼のグリーンステージが似合っており、見応えのあるステージでした。雑穀が世界を救うというアシッド・ジャパンのラリッた演説に耐えられず移動。ここからはホワイトステージで盛り上がるぞ。

17:20-18:10 Dropkick Murphy's (White)

 ベン・ハーパーの時大雨だったのでレインコートを着て移動したのですが、さすがに暑い。ポケットにゴミ袋を発見したので荷物をまとめて身軽に鑑賞。ボストン出身のパンクバンドで、ランシドともつながりが深いということで結構期待していましたが、期待通り音楽を楽しめるライブでした。割と音楽性は幅広くモッシュ系からバラードまでよかった。残念ながらアルバムは未聴なのでこれを機に買ってみます。

 ライブが終わっても異常な盛り上がりで20分くらい30人くらいがサークルピットを作っていました。完全にラリッている人もいて、「みんな、もう一回聞きたいよな、もう一回コールしようぜ、もう一回、もう一回、俺は全然マーフィーズのファンじゃないけどもう一回聴きてえよ、あ、もう一回、もう一回」 「なあ、お前ももう一回聴きたいよな、もう一回、もう一回」と私の後ろの人に話しかけだして、後の人も迷惑そうでした。ラリッた人にはなるべく目を合わせない事が大事です。ちなみに「戦争反対」の旗を持ってラリ集団の中心にいたのは元ハイ・スタンダードの難波という人だったらしいです。

 マーフィーズはフジロックは2回目で'01の時以来とのこと。ん?'01って自分の初フジだ、彼ら出てたんだ?と思い過去のタイムテーブルを観ると、初日のGreenstageに出ていました。ということは俺'01のフジロックで彼ら観てるジャン。どうやら私の中でドロップキック・マーフィーズとコットン・マウス・キングを勘違いしていたようです。やっぱこうやってレポート書かないと忘れちゃうね。

18:50-19:40 Jimmy Eat World (White)

 ラリッた人を無視したおかげでステージ中央前から3列目の位置を確保。もう今年のフジロックのオオトリはこいつらだ、どんな事があろうとも絶対前の方で観ようと心に決めておりました。最初は思ったよりすいてるように感じましたが、別ステージのベルセバ、コートニ・ーラブが終わったらしく、開演直前には大混雑になっていました。入場規制もあったかもしれません。ほぼオンタイムにメンバー登場。1曲目は超絶ポップチューン「Sweetness」この曲を嫌いな人はいないのではないでしょうか?

 彼らの初来日はイースタン・ユースの前座という事もあり、割と日本先行型で売れていますが、この曲は確かに日本人がいかにも好きな曲展開です。残念ながらマイクの調子が悪かったようでヴォーカルが聞き取りづらかったのですが、どうせカラオケタイムなので関係なし。をーをーをーをーをー。マグカップと首に巻いてたタオルを周りの人に勝手に投げられてしまい、踏んだり蹴ったり暴れたりでした。マグカップは宿にもう一個あるからいいとして、オフスプタオルはもったいない。

 前はぎゅうぎゅうだったため徐々に後ろに下がりモッシュしようと思うも、クラウドサーファーが下手糞すぎで足をばたばたさせる人が多く、下の人もうまく担げていない人が多くサーフ失敗者も続出していました。今年のフジロックは暴れ系目当ての人にはお得感がない面子なので、パンクファンは少なかったようにも感じました。モッシュも全然輪にならず仕方がないのでさらに5列くらい後でスペース作りながら鑑賞しました。待望の新作からも3,4曲披露してくれました、こちらも今までの同路線で、メロディー主体のエモソングでした。ラストは「The Middle」さすがに大盛り上がりで合唱できました。こういうわかりやすいバンドのライブが一番楽しいや。もうちょっと長くやって欲しかったけどまた来るでしょう。

20:30-21:15 The Charltans (Red)

 あのシャーラタンズが唐突に来日ということで、一応鑑賞。といっても私の場合彼らのCDをまともに聴いた事がなく、ちょっともったいなかった。当時からインスパイラル・ローゼスと揶揄されていた事もあり、どうしても2番手以降という印象があったのですが、良く考えると90年ごろのマンチェスターのバンドで残っているのは彼らだけになってしまいました。確かにインスパイラル・カーペッツに似ていますね。後何曲かやるようでしたが、曲がわからない事にいたたまれなくなってしまい中座してしまいました。

 普通に演奏も楽曲もよかったのでヒット曲くらいは抑えておくべきだったなあ。ヴォーカルはこの後ケミカル・ブラザーズにもゲストで登場したらしいです。ケミカルはホワイトへ通りがかった時にチラ見するのみ。一昨年も飽きて途中で帰ってしまいましたが、あれは何を楽しむものなのか未だに疑問です。弟の友達はベストアクトに上げていました(ケミカル観たのはこれで5回目のようです。彼らはあれでいいそうです。

22:20-23:40 Primus (White)

 ここで問題です。プライマスとストリーツ、優れたアーティストはどちらでしょう?両方と答えたあなた、正解です。では第二問、プライマス、ストリーツ再来日が早そうなのはどちらでしょう?正解はストリーツ。に違いない。いや絶対そうだ。ということで本日のメインディッシュはプライマスに決定。コンスタントに活動していたとは知らず、全く忘れていたので今回の出演はかなりびっくり。全盛期はロラパルーザのトリを務めた事もあり定評のあるライブパフォーマンスは一見の価値ありでしょう。

 ベースプレイに注目されがちで確かにベース音が気持ちいいのですが、ペリー・ファレルにも通じる変態ヴォーカルがライブでも再現されていたのが驚きでした。ステージセットはかなり変わっていて、巨大な白いレモン型の物体が釣り下がっており、なんとそれがスクリーンになっており、PVのようなものを流しておりました。これがかなり細かく映像が切り替わり、飽きさせません。決して楽曲の幅が広いとは言えないバンドなので途中で飽きるかなと思ったのですが、ぐいぐい引っ張られてあっという間の1時間半でした。

 そんなおかげで、ストリーツはほぼ終了の時間。グリーンステージに漏れてくる音を流し聴きするのが精一杯。マリオワイナンスの曲をバックに「Say Ho」とか煽りまくってるし、日本語のMCがネイティブとしか思えないほど流暢だったので、もうストリーツは終わって次のDJになってるのかと思ってました。。観てみたかったけど近いうちにまた来てくれるでしょう。

(mz)

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Fuji Rock Festival '04 (2004.8.1 新潟県苗場スキー場)

 マグカップをまたまた宿に忘れてしまい、3個目のマグカップを購入した3日目はどんな一日になるのでしょうか?

 ザ・サウンドトラック・オブ・アワ・ライブズはよくわからないけどつまらなそうな空気を感じたので場所取りを済ませておさらば。「Are you Tired?」のMCが印象的でした。まだ行ってないオレンジコートに行ってみたくなり誰が演奏するかと調べてみるとZANZOとのこと。良くわからないけど他に観たいアクトもないので行ってみました。

12:00-12:30 ZANZO (Orange)

 がらがらにもほどがある。11:30頃着いてしまったのですが、麻布大学日本野鳥の会ではない私でもお客さんの数を数えられました。入った瞬間は46人。喫煙スペースにウクレレが置いてあったのでそれで遊んで11:55時点でZANZOを観るために前でスタンバっている人数4人。おいおいあと5分ではじまるんだから並べよ、誰も並ばないなら俺が並ぶと、ボランティア精神を発揮して我々は3人で最前列のど真ん中キープ。時間通りZANZOの登場。ヴォーカル兼シンセサイザー兼ターンテーブルの甚平を着ている人と、やしきたかじんにそっくりのベースの2人が正式メンバーで、他にとてもプロとは思えないほど普通の格好のトランペット、及びスキンヘッドのドラマーの4人が出てきました。あ、日本人です。

 最初のMC「ざんぞー はじまり」は一生忘れられません。音楽的にはアバンギャルド・ジャズと呼べばいいのかな?それでも音を求めてじわじわ人が集まって最終的には200人くらいは踊ってたと思います。こんなに人が少なくて怒ってるように見えたのですが、実はそういう顔立ちだっただけのようで、おそらく過去これだけのオーディエンスに囲まれて演奏するのは初めてだと思います(わからないけど)。ベースの人はトリッキーな弾き方をしながらかなり楽しそうでした。トランペットの人はマイルスファンだと思います。ヴォーカルは何を言ってるか全くわかりませんでしたが、憎めない感じです。ドラムは結構うまいんじゃないかと思いました。  で終わった後、弟の友達がトイレに行くからここで待っててといって、最前で待っているとメンバー自ら機材を片付けていました。で、ベースの人が「今日はありがとう」と言われてYeahと返して、回りを見渡すと私しかいなくて、個人的に感謝されてしまったようです。しかし天気がよかったので遠いステージまでいきましたが、雨でも降ってたら5人くらいしかいなかったのでは?と思うとドキドキですね。

 その後フィールドオブヘブンでパーカッションを1200円で購入。あと固いパン(名前は失念)はうまかったです。Greenに戻ってコズミックラフライダーズをバックにお昼寝。リバティーンズは最近ヘビロテの曲を2曲目にやってくれて満足しつつホワイトステージへ移動します。

15:55-16:35 Praxis (White)

 バケット・ヘッドをメインにビル・ラズウェルと吉田達也(気持ちのいいドラムを叩く人だったけど誰?)の3人でした。これは中々当たりです。プライマスのドラマーが出るということだったのですが、最後まで出てきませんでした。バケットヘッドはさすがに凄い演奏力です。インストでここまで私を聴かせられるのはたいしたものです。ヌンチャクパフォーマンスや、なんか前の方の客にばら撒いたりサービス精神旺盛。

17:10-18:00 JET (Green)

 個人的には今ひとつ。「Are You Gonna Be My Girl」は盛り上がりましたが、ためが長すぎ。今後の展開には期待したい所ですね。弟は充分満足していました。

18:20-19:20 Keane (Red)

 UKの大型新人です。レディヘやコプレと比較されますが、個人的にはマシューがピアノ弾いてる曲のミューズが一番近いかなと思います。しかしライブではじめて知ったのですが、このバンドはベースもいないんですね。てっきりヴォーカルの人がピアノ弾いているのかと思っていました。ライブは非常に良かったです。ヒット曲を2曲聴いたらステージ移動しようと思っていたのですが(実際そういう人も多かった)、結局全部観てしまいました。盛り上げが旨いとかそういうことではなく、とにかくメロディーが綺麗でもう一曲聴きたいという感じにさせるのです。まだまだアルバムからヒット曲が生まれるのではないでしょうか。アルバムを後2枚くらい出してから、今度は夕暮れのグリーンステージのモッシュピットでシングアロングしたいですね。

19:20-19:50 The White Stripes (Green)

 キーンから戻るべく歩いている途中にちょうど始まりました。「Seven Nation Army」だけ好きなので4曲目くらいに聴けて移動。好きな人にはその後も凄く良いライブが展開された事だと思います。私にはプログレは難しすぎます。

20:30-21:30 Graham Coxon (White)

 本来この時間はアッシュを観る筈だったのですが、どうしても生グレアムが観たくなった、アッシュは激混みが予想されるとの理由で持ってグレアムを拝む事にしました。ヒット曲がないので知らない人も多いかもしれませんが、元BlurのギターでBlur在籍時からこつこつソロワークを出しています。私は熱狂的なBlurのファンではありますが、デーモンが好きなので正直グレアムのソロライブにアッシュを蹴ってまで心中する価値があるのか、始まるまでは心配でしたよ。事前からあまり話題にもなっておらず、それほど混んでいなかったのですが、素晴らしいパフォーマンスでした。1曲目が終わるとチャームポイントの眼鏡を外してしまったため、途中から見た人は誰だかわからなかったかもしれません。歌いまくり、弾きまくりで短めの曲を矢継ぎ早にがんがん演奏していきました。モッシュはなくフレンドリーな盛り上がり方です。

 結構激しめの曲が多く満足度の高いライブでした。欲を言えば1曲でいいからBlurの曲を演ってほしかった。「Song 2」のイントロでも流れたら今年のベストアクト賞だったのに。

 グレアムの終演間際からどんどん人がホワイトステージに流れてきました。トリのベルセバはやはり人気があるなあ。そういえば未発表だったグリーンのラストはどんな盛り上がりになってるかなあ。


 これで終わりではなく、最後に文句をかかせてもらいます(ここから下は読まないほうがいいかも)。

 ホワイトステージからグリーンステージに戻ろうとしている人の数の数倍の人数がホワイトステージに押し寄せていました。ああ、失敗だったんだろうな、グレアムを観てよかった。歩いている途中に「びっくまーすをーをををーをーを」と聴こえてきました。スミス再結成なんて事はあるはずもなく、すれ違う人の情報ではスミスのコピーバンドとのこと。「モリッシーの代役はすげえのを用意した」とフジロック初日の発言は狂言だったのでしょうか?トーンダウンするどころか怒りがこみ上げてきて、「こんなんでよければ俺がトリの方がまだましだ、俺に歌わせろ」くらいの勢いでした。今年のフジロック全体暴れ足りなかったので、一気に自分がヒートアップしていくのがわかりました。とにかく浴びるようにビール飲んで、タバコはポイ捨て。むしろ会場がこのまま燃えればいいのにと思うも、夜露のせいかなかなか発火せず諦めました。いやあ、火遊びがすぎました(みきちゃんには謝っておきます)。

 まあ、冷静に考えると何万人の大観衆で演奏しきった(最後まで見てないからわからないけど)あのバンドは立派だと思います。

23:00-23:40 Steavie Salas (Red)

 このままじゃ終われないという事でサラスを観ました。移動中苗場食堂と言う地元の人がやっているフードスペースでビールを買おうと寄ると、スマッシュの日高社長が酒盛りしていました。そりゃあんなトリは自分で呼んどいても観ないよな。ライブはサラス名義なのにヴォーカルか真ん中でサラスは向かって右側でもくもく弾いてました。ファンキーでかっこいいんだけど私の怒りが収まるほどは素晴らしくは無かったかな。機嫌が良い時だったらもっと楽しめたかもしれません。

 グリーンに戻るとクロージングバンドの渋さ知らずオーケストラをやってました。前の方は盛り上がってましたが、私は何がいいのかさっぱりわかりません。パチンコ屋の前で客引きしているチンドン屋みたいなものなので、これはお祭りかと言われれば、お祭りでしょう。ただ、日本はロックフェスは成熟していませんが、お祭り文化は世界に誇れると思うので、別に苗場まで見に来る様なお祭りじゃなくて、近所の花火大会で充分なのでは?

終わった後の感想戦:キーン、ストリーツと旬なUKアーティストを揃えているのはさすがですが、そこにいる客すべてを巻き込むような展開がグリーンステージでは感じられませんでした。風が強かったのかもしれませんが、音が流れていく感じがしたのも今年が初めてでした。隣のステージの音って今まではたまにしか聞こえなかったのに。今年は盲目的にチケットを買ってしまいましたが、さすがに来年は考えざるを得ません。今年のフジロック出演者で単独公演行くのは、観られなかったアッシュ、ストリーツと大好きなJEW、東京事変くらいかなあ。ブッキングが弱いのは最初からわかっていたことなので、フジロックのブランドに踊らされてしまった自分に腹をたてていたような気がします。

さらに文句は続きます。トリがルー・リード、ケミカル・ブラザーズ、ホワイト・ストライプスでいいんでしょうか?ここにモリッシーが入ってもあまり変わらず。昨年までは夕方くらいまでにも名の売れたバンドやアーティストが多かったように感じます。本当はグレアムは昼間にやればもっと盛り上がっただろうし、、清志郎がトリ前なんてブッキング失敗宣言でしょう。ルーリードなんて普通にサブのステージの方が良かっただろうし、ケミカルはもうケミカルステージ作って一日中やってればいいだろうし、ASHもサマソニだったらどの位置かは興味のあるところです。

 スミスのコピバンは最初からどこかのステージに出る予定でブッキングされていて、モリッシーのキャンセルで仕方なくあの時間にやることになったとしか思えません。そもそもモリッシーって来る予定無かったんじゃないのかとすら思います。JEWはレコーディングがやっと終わって、ライブに向けては本調子ではなかった所を無理やり出てもらった感じがありました。ここのアーティストは良いパフォーマンスをしたのかもしれませんが、早い話が皆様Zeppクラス。3万人を楽しませるようなパフォーマンスは3日間で1度も見ることができませんでした。飯の質も落ちたような気がしますが、それは私がモッシュピットに行っていない為、あまり腹が減らなかった事に依存する事かもしれません。ビールはたくさん飲みました。夏休み気分は味わえたのでつまらなくはなかった、という評価です。まあ、来年はよほど自分好みのラインアップでない限り行かないと思います。

 主催者は充分反省していると思いますが、「今年のフジロックには感動はなかった」という点は強調したいです。公式ファンサイトのBBSにも同様の意見は多数寄せられていましたので、来年は頑張るのかもしれませんね。来年の法案改正で輸入盤規制よりまず、フェスティバルのトリはコピーコントロールにしていただきたいです。

(mz)

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