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Music Magazine 【 meantime 】 Mail Magazine Edition
[Vol.36] 1998/7/15 1,677部発行
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はありません。6人のふつうの音楽好きな社会人によってミニコミの発行、
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リニューアルオープンしたmeantimeのウェブサイトのコンテンツを毎週少
しずつご紹介していくこのコーナー、今週はちょっと今までとは毛色の違う、
「msg board」のコーナーをご紹介します。
ちょっと「コーナー」と呼んでしまうのはどうかな、という気もしますが、
いわゆる「掲示板」のページです。どなたでも自由に書き込みができます。
これまでのところ、「これってどういうこと?」という質問型の書き込みに
も、ほぼすべてに返答が寄せられるという非常に「使える」掲示板です。
もちろん、音楽ネタであれば、単なる独り言でもいいし、長年抱き続けてき
た疑問を思い切ってぶつけてみるのもいいでしょう。日本の洋楽ファンの
最高峰が集う(ほんとか?)meantimeの掲示板に、あなたもGO!
なお、近日中に「ゲストブック」も設置予定です。こちらには、meantimeに
対するご意見、ご感想、ご要望などを書き込んでいただけるようにするつも
りです。設置の際は、このメールマガジンでもお知らせします。
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meantimeは今後も世界最強の洋楽サイト目指してがんがん拡張していきます。
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☆ヴァーヴのギタリスト、ニック・マッカブがアメリカ・ツアーを始めとした今
年の残りのライヴ・スケジュールには出演しないと発表した。これがバンドから
の脱退を意味するものかどうかは不明。彼はツアーによるストレスの増大に耐え
られずにライヴ出演をとりやめるそうで、残りの日程は4人組として消化する予
定。ヴァーヴは夏のフェスティヴァル出演もベースのサイモンの病気でキャンセ
ルしており、また以前にもツアーの疲れから一時期解散状態に追い込まれたこと
もある彼等だけに今後の動向が心配される。
☆ステレオフォニックスのベーシスト、リチャード・ジョーンズが地元のパブか
ら帰る途中で何者かに襲われ、鼻と肋骨を骨折するなど重傷を負った。彼はショ
ックを受けているものの、予定されているフェスティヴァルなどライヴへの出演
には支障はない模様。
また彼等も出演する、Tイン・ザ・パーク・フェスのトリだったジェイムスがヴ
ォーカルのティム・ブースが気管支炎のためキャンセルした。昨年も同フェスへ
の出演もティムの首の負傷でキャンセルしており、バンドはだいぶがっかりして
いるらしい。
☆マニック・ストリート・プリーチャーズの新曲「If Youe Tolerate This
YourChildren Will Be Next」は8月24日イギリスでリリース。アルバム
「This IsMy Truth,Tell Me Yours」は13曲収録で9月14日に発売予定。こ
のシングルは以前もお伝えしたようにスペイン内戦をテーマにしたクラッシュの
「SpanishBombs」へのオマージュになっているそう。
☆不死身の男、オールド・ダーティー・バスタードがまたもお騒がせ。今週彼は
近くの靴屋を訪れ、50ドル相当のナイキのシューズを履いたまま代金を払わず
に店を出ようとしたところを店員にとがめられ、万引きの罪で告発された。彼は
今月末に出廷する予定。50ドルくらいの金がなかったのか、また店に入った時
の靴はどうしたのかなど考えるとかなり笑える事件ではある。
☆グリーン・デイのベーシスト、マイク・ダーントがサード・アイ・ブラインド
のベーシスト、アリオン・サラザールと大喧嘩をし、瓶で殴られて頭蓋骨を骨折
した。これは毎年KRQQというFM局が主催するイヴェントでの出来事で、最初から
この二つのバンドの間はピリピリしていたらしいのだが、まずグリーン・デイの
ステージにサラザールが乱入して、マイクに飛びかかったというのが発端で、そ
の場はセキュリティに抑えられたが、今度はその後のパーティー会場でマイクが
サラザールを見つけて殴りかかっていったところ、ファンに邪魔され逆に一発く
らったらしい。サラザールは「最初はふざけてやった事が彼を傷つけることにな
って残念だ。飲みすぎで馬鹿なことをしてしまった。彼の回復を祈っているし、
僕の謝罪も受け入れてほしい」とコメント。グリーン・デイはその後のサクラメ
ントでのショーをキャンセル。法的措置も検討しているとか。
☆オール・セインツが新曲「Booti Call」のヴィデオ撮影でロスを訪れたとこ
ろ、アメリカのテレヴィ局から「ベイウォッチ」「ビヴァリーヒルズ90210」と
いった人気番組への出演を持ちかけられたらしい。また話題のアニメ番組
「South Park」のために曲を書く、という話もあるとか。まだどれも決定はして
いないが多いに可能性があるとのこと。
また彼女達は10月に発売される乳癌の研究・支援団体のためのチャリティ・ア
ルバム「Wicked Woman」に参加する。これまでにも彼女達はこの団体のためのオ
ークションや短編映画「A Bridge」の収益の寄付などの支援を行っている。この
アルバムには他にもカイリー・ミノーグ、テキサス、ケニッキー、クランベリー
ズ、アリーシャズ・アタック、Mピープル、ジーナGなどが参加する予定。
(以上、担当は野坂)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
■ Billboard ポップシングルチャート速報(98/7/18付)
01 (01) The Boy Is Mine / Brandy & Monica (7)
02 (02) You're Still The One / Shania Twain
03 (04) My Way / Usher
04 (03) Too Close / Next
05 (06) Adia / Sarah McLachlan
06 (07) Come With Me / Puff Daddy (feat. Jimmy Page)
07 (05) Ray Of Light / Madonna
08 (11) Make It Hot / Nicole (feat. Missy Elliot)
09 (08) My All / Mariah Carey
10 (10) Everybody [Backstreet's Back] / Backstreet Boys
11 (09) They Don't Know / Jon B.
12 (13) Say It / Voices Of Theory
13 (12) All My Life / K-Ci & Jojo
14 (14) Truly Madly Deeply / Savage Garden
15 (19) When The Lights Go Out / Five
16 (17) Ghetto Supastar (That Is What You Are) /
Pras Michael (feat. Ol' Dirty Bastard & introducing Mya)
17 (15) Sex And Candy / Marcy Playground
18 (21) Stop / Spice Girls
19 (20) Looking Through Your Eyes / LeAnn Rimes
20 (18) I Got The Hook Up! / Master P feat. Sons Of Funk
ひゃ〜、今週も上位陣に変動なし、上位20曲に新顔の登場はありませんでし
た。これはネタ的に非常にキツい・・(^^;
いい機会なので、TOP10の顔ぶれをおさらいしてみることにしましょう。
今週7週目の1位を獲得したブランディとモニカは、10代のR&Bスターによ
る即席デュエット。とりあえずこの曲はブランディのアルバム「Never Say
Never」の先行シングルとしてリリースされましたが、もうすぐリリースされ
るモニカのアルバム、その名も「The Boy Is Mine」にもフィーチャーされる
予定です。
ここのところずーっと2位に付けているシャナイア・トゥエインはカントリ
ー界きっての美人シンガーで、プロデューサー、ジョン“マット”ランジの奥
さん。夫婦共作によるこの曲は大ヒットアルバム「Come On Over」からの3枚
目のシングルで、ゆったりした曲調がポップス系のラジオ局に受けてこれだけ
の大ヒットとなった模様。
3位に上昇して次のナンバー1最有力候補となった19歳のR&Bシンガー、
アッシャー。こちらは大ブレイクを果たした彼のセカンドアルバムからの3枚
目のシングルで、前にリリースされた「You Make Me Wanna...」が最高2位、
「Nice & Slow」が1位を獲得済み。現在の彼の人気者ぶりがわかろうという
ものです。続いて4位は若手R&Bボーカルグループ、ネクスト。オールド
スクール風味たっぷりの名曲「Too Close」は5週間1位を続ける大ヒットと
なり、一躍彼らの知名度を高めました。
ジリジリと上昇を続け、今週5位につけたサラ・マクラクランはカナダ出身
の女性シンガーソングライター。これまでアルバムを発表する毎に高い評価を
受けてきた彼女ですが、今回の「Surfacing」では遂にシングルチャートでも
ブレイク。この曲はアルバムからの3枚目のシングルにして最大のヒット。ド
ラマチックなメロディ展開が印象的です。
先週末日本でも公開され、とんでもない数の人が映画館に押しかけたとい
うハリウッド版「ゴジラ」のサントラからの「Come With Me(6位)」は、
ラップ界の策士パフ・ダディがあのジミー・ペイジを引っぱり出した話題盤。
レッド・ツェッペリンの「カシミール」の「ジャジャジャ、ジャジャジャ」と
いうリフと、壮大なオーケストラをフィーチャーしたサウンドは、どことな
くオリジナル版「ゴジラ」の伊福部昭的世界を彷彿させるような印象も・・
(?)
先週5位に初登場し「次の1位はこれか?」と一瞬思わせたマドンナの
「Ray Of Light」は、今週早くも2ランクダウンの7位。新進プロデューサー、
ティンバランドことティム・モズレーとの共同作業でその名を上げ、最近で
は業界内で特別な存在となりつつある女性ラッパー、ミッシー・エリオット
が送り出した新人ニコールの「Make It Hot」は11位→8位でTOP10
入り。ミッシー効果絶大。
9、10位も毎度お馴染みの顔ぶれ。マライア・キャリーの「My All」はビ
デオがMTVで流れまくっているにも関わらず、アメリカではなかなかシン
グルを切らないことで話題になったアルバム「Butterfly」からの2枚目のシ
ングル。店頭小売価格を1ドル以下に設定して「そこまでナンバー1になり
たいのか!」と一部から批判があったりもしました。バックストリート・
ボーイズは日本でも人気のあるアイドルグループで、最近この手のグループ
が異常に増えています。私は彼らのことを人に説明するとき「バックスト
リートもイン・シンクもファイブもニューキッズみたいなもの。」と言って
いますが、80年代から洋楽に親しんでいる方々にこの説明は非常に解りやす
いと評判です。
と、いった訳で。例によって上位陣は動きのない今週でしたが、逆にTOP
20圏外では久しぶりに大量のTOP40ニューエントリー曲が登場しまし
た。片っ端からご紹介していきましょう。まず22位にいきなり初登場はケリ
ー・プライスの「Friend Of Mine」。アイズリー・ブラザーズのT-ネック
レーベルからデビューした彼女は以前ザ・ノートリアス・B.I.G.のナン
バー1ヒット「Mo Money Mo Problems」で印象的な「I'm Comin' Out」のフレー
ズを、パフ・ダディのアルバム「No Way Out」に収録されている「Do You
Know」では「Theme From Mahogany」のフレーズをと、何故かダイアナ・ロ
ス役での登場が目立っていた女性シンガー。続いて先週の54位から24位に
ジャンプアップしたのがGファンク残党のドッグ・パウンド。映画「Woo」
のサントラに収録されている「Nobody Does It Better」は新しいレーベル
“Dogg Foundation”からのリリースで、旧友ウォーレンGをフィーチャー。
レイドバックした雰囲気が期待できそう。
まだまだあります。イギリスの3人組ガールグループ、クレオパトラの
「Cleopatra's Theme(51位→32位)」はイギリスでは既に大ヒットを記録し
ている曲で、アメリカでは何故かマドンナのマーヴェリック・レーベルから発
売。アイドル達のアメリカ進出の勢いはとどまるところを知りません。更にヨ
ーロッパを本拠とするダンスレーベル、エデル・レコードからリリースされた
謎の女性シンガー、ジェニファー・ペイジの「Crush(48位→33位)」も
TOP40入り。こちらは詳細が判り次第続報をお知らせします。
はーっ、、まだ終わりません。近頃はヨーロッパのアーティストたちが次々
とアメリカのヒットチャートに登場するようになりましたが、考えてみるとア
メリカのレコード会社が海外の若いアーティストに目を向けるようになったき
っかけは彼らなのかも知れません。スウェーデンのエイス・オブ・ベイスが久
々に発表したサード・アルバムからのファーストシングル「Cruel Summer」は
今週37位に初登場。タイトルを見ておわかりのとおり、この曲はバナナラマ
('84年9位)のカバー。音を聴かなくてもサウンドが浮かんできそう・・。
(以上、担当は八亀 yakame@meantime-jp.com)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
■ Billboard ポップアルバムチャート速報(98/7/18付)
1 ( 4) Armageddon / Soundtrack
2 ( -) El Nino / Def Squad
3 ( -) Embrya / Maxwell
4 ( 1) City Of Angels / Soundtrack ▲2
5 ( 3) Never Say Never / Brandy ▲
6 ( 5) Hope Floats / Soundtrack ▲
7 ( 2) MP Da Last Don / Master P
8 ( 8) Big Willie Style / Will Smith ▲2
9 ( 7) Backstreet Boys / Backstreet Boys ▲4
10 (18) Dr.Dolittle / Soundtrack ●
(▲はRIAA認定のプラチナディスク=100万枚のセールス。●は同ゴールド
ディスク=50万枚。横に数字があるものは、▲×数字がセールス。
例:▲9=900万枚)
はっはっは。先週は「ランシドが初登場1位か?」なんていう超大胆予測を
したら、思いっきり外しました。結果は35位!これだけ思いっきり外すと爽快
ですな。まあいつも予想を的中させてばかりだと有難みがなくなるということ
で (^^;
で、今週トップになったのは何と先週初登場した「Armageddon」のサントラ。
先週の時点ではまだ映画そのものは公開されておらず、今週やっと公開された
ので、その勢いでの上昇でしょう(18.4万枚の売り上げ)。現在ヒット中の
エアロスミスのシングル「I Don't Want To Miss A Thing」を筆頭に、ロック
系でメンツを固めたオムニバス盤です。
続いて今週の初登場一番人気は、デフ・スクワッド。しばらく前から発売が予
定されていながら延び延びになってきていました。デフ・スクワッドという名
前では初のチャートインなので、ラップを聴かない人は「誰それ?」と思われ
るかもしれませんが、これは、昨年リユニオンしたEPMDのエリック・サーモン
をボスとする一派で、ソロとしてヒットを出しているレッドマンやキース・マ
レイがそのメンバー。昨年、ナスを中心にAZ、フォクシー・ブラウンらがザ・
ファームという名義でアルバムを出しましたが、あれと同じですね(売り上げ
は15.3万枚)。
続く3位、これは大健闘のマックスウェル。ディアンジェロらと共に新世代の
ソウル・ヴォーカリストとして注目される彼の、ライヴ盤を挟んでのセカンド
アルバム。エリカ・バドゥもアルバムを大ヒットさせてるし、この手のシン
ガーが売れるようになったんですねえ。
4位以下は軒並み上位の初登場組に押し下げられる格好になりましたが、10位
には先々週の予告通り「Dr.Dolittle」サントラが飛び込んできました。これは
ここ数年ありがちなブラック系のオムニバスで、ティンバランド、アリーヤ、
ジニュワインなど、ティンバランド一派の参加が目立ちますが、それ一色でも
ないようです。しかし、ちょっと華がないというか、参加メンツを見るだけで
はこんなに売れるとは思えないんですけどねえ。
ちなみに8位のウィル・スミスは82,679枚の売り上げ、9位のバックストリー
ト・ボーイズは82,674枚で、その差たったの5枚だそうです。どうでもいいと
言えばどうでもいいですが。
さて、トップ10以下を見てみると、22位に初登場しているのが、あれ、いつの
間にこんなの出てたの?という感じの、元プリンス氏の作品。なんか海賊盤かと
思うようなヘボヘボのジャケで、しかも今どき収録曲がたったの10曲と、これ
ほんとに正規のアルバム?と疑ってしまいたくなるような代物。ファンの間では
前々からリリースが噂されてたそうですが、妙に唐突に出てきた感があります。
そして残念ながら35位に終わったランシド。どうも個人的に好きなバンドには
過剰な思い入れをしてしまって正確な予想ができないのには参りますな (^^;
他にはあまり目立つ動きもありませんね。男の子アイドルグループ、イン・シン
クが85→56と急上昇しているのはちょっと気になりますが。バックストリート・
ボーイズがこれだけ売れてしまった以上、アイドルのアルバムは売れない、な
んていう従来の常識は通用しなくなりましたからね。
それからもう一組ぜひ紹介しておかねばいけないのが、20位のチェリー・ポッ
ピン・ダディーズ。今週はワンランク下がってしまいましたが、実はこのバン
ド、ロックでもポップスでもブラックでもなく、ジャズ系のグループなのです。
メンバーにトロンボーン奏者やらサックス奏者やらがいるスウィング系のバン
ドで、現在ヒット中の「Zoot Suit Riot」も、この曲だけ毛色が変わっている
というのではなく、みんなこんな調子なのです。このアルバムは「The Swingin'
Hits of Cherry Poppin' Daddies」と副題がついているように、数曲の新曲
を含む彼らのベスト盤。ケニーGのようなコンテンポラリー・ジャズを除けば、
ジャズ・ミュージシャンによるこれだけのヒットは、ハリー・コニック・ジュ
ニア以来でしょう(そういえば彼は最近何してるの?)。
さて来週なんですが、ないんですよ、めぼしいものが。ということでサントラ
軍団が上位を独占でしょう(また新たなサントラが登場するかもしれないし)。
そんな中、サントラ以外で唯一上位に初登場するとしたら、ケイン&アベルか
な。え、そんな奴知らないって?そりゃあごもっとも。でもね、きっと売れる
んですよ。なにしろマスターP軍団ですから (^^;
再来週は強力な新譜が目白押しなので、嵐の前の来週、意外な作品がどさくさ
紛れに1位になる可能性も!?
では今週はこの辺で。
(以上、担当は真貝 kaz@meantime-jp.com)
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■今週のUKチャート
1 (-) BECAUSE WE WANT TO / BILLIE
2 (4) GHETTO SUPASTAR(THAT IS WHAT YOU ARE)
/ PRAS MICHEL featuring OL' DIRTY BASTARD & introducing MYA
3 (3) C'EST LA VIE / B*WITCHED
4 (1) THREE LIONS / BADDIEL & SKINNER & THE LIGHTNING SEEDS
5 (2) VINDALOO / FAT LES
6 (6) SAVE TONIGHT / EAGLE-EYE CHERRY
7 (-) LEGACY EP / MANSUN
8 (8) LOOKING FOR LOVE / KAREN RAMIREZ
9(11) THE BOY IS MINE / BRANDY & MONICA
10 (7) HORNY / MOUSSE T VS HOT N' JUICY
週の途中までは1位をキープしていたものの、アルゼンチン戦での敗戦後、当然
のことながら一気に売り上げがダウンしたという「THREE LIONS」が遂に1位か
ら転落。ライトニング・シーズのイアン・ブラウディはスタジアムで観戦してい
たそうで、あまりの落胆に「この歌は二度と歌わないだろう」と宣言していま
す。前回のユーロ選手権に次ぐ敗退で呪われた応援歌となってしまうのでしょう
か。
そして今週1位に飛び込んできたのは、弱冠15才の女性シンガー、ビリー・パ
イパーのデビュー曲。スウィンドン出身の彼女はもともとはモデルをしており、
スパイス・ガールズのエマやオール・セインツのメラニーとニコルも通っていた
という演劇学校の生徒でもあるそうで、昨年暮れ、アイドル雑誌「SMASH HITS」
の広告に起用されたところ、ヴァージン・レコードの目にとまり、そのままデビ
ューを果たしたというラッキー・ガール。業界ではテイク・ザットやスパイス・
ガールズに続く一大旋風を巻き起こすだろう、ということで話題沸騰中。そして
当然のごとくナンバー1に飛び込んできました。今後日本でも注目されることは
確実ですので今からチエックしておきましょう。
7位に登場したのはセカンド・アルバム「SIX」のリリースを控えたマンサンの
新曲。これが彼等にとって3曲目のトップ10ヒットで、7位というのは最高記
録。デビューから4曲入EPにこだわり続けてきた彼等ですが先日お伝えしたよう
に「シングル・チャートにカウントすのは収録曲が3曲以内」という新ルールが
適用されるため、これがタイトルに「 EP」とつく最後のヒットになってしまう
かもしれません。
今週11位以下では15位にDRドレ&LLクールJ、19位にデスティニーズ・チ
ャイルド、22位にメアリーJブライジ、23位にバスタ・ライムス、26位に
ジャングル・ブラザースとなぜかブラック勢が大挙して初登場。メアリーJの曲
にフィーチャーされたジョージ・ベンソンは12年振りのトップ40入、という
以外、大して話題もないので今週は短いですがこのへんで。
最後にメンバーが入れ替わってしまった2アンリミティドの新曲が38位に寂し
くエントリーしているのを付け加えておきましょう。それでは。
(以上、担当は野坂)
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┃ 全米ヒットチャート***FLASHBACK!! ┃
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ようやく待望(?)の台風第1号も誕生、名実ともに夏に向かってまっしぐら、と言
う感じの今日この頃、皆さん、バテてませんか?今週の80年代プレ企画は1984年に
FLASHBACK!!
1984年7月21日付シングルチャートトップ10
順位 前週 週数
* 1 ( 1) ( 8) When Doves Cry▲(ビートに抱かれて)- Prince
* 2 ( 2) ( 9) Dancing In The Dark▲(ダンシン・イン・ザ・ダーク)
- Bruce Springsteen
* 3 ( 8) ( 6) Ghostbusters●(ゴーストバスターズ)- Ray Parker Jr.
4 ( 4) (12) Eys Without A Face(アイズ)- Billy Idol
5 ( 3) (13) Jump (For My Love)(ジャンプ)- Pointer Sisters
* 6 (15) ( 4) State Of Shock●(ステイト・オブ・ショック)- Jacksons
7 ( 7) (11) Almost Paradise...Love Theme From Footloose
(パラダイス〜愛のテーマ)- Mike Reno & Ann Wilson
* 8 (10) (10) Legs(レッグス)- ZZ Top
* 9 (16) ( 7) Sad Songs (Say So Much)(サッド・ソングス)- Elton John
*10 (11) ( 9) Infatuation(おまえにヒート・アップ) - Rod Stewart
1980年代プレ企画、今週で第5弾で、今回は1984年のチャートです。この週のチャ
ートなどを見ると、前年のイギリス勢の活躍はすっかり影をひそめ、アメリカのアー
ティストたちのMTV時代まっただなか、と言う感じがしますね。そんな感じを特に強
く感じさせるのが、この週の1位、プリンスの『ビートに抱かれて』。映画「パープ
ル・レイン」からの曲ですが、打ち込みのリズムだけを使用して生み出された極めて
粘質度の高いファンク・グルーヴを全面に押し出したこの曲が大ヒットしたという事
実にも随分驚かされたものですが、ビデオクリップで爬虫類のようにうごめきまわり
、レヴォリューションのメンバーと機械的に踊るプリンスの姿を目の当たりにし、「
これは新しいビジュアル世代のヒット曲だぞ」ということを痛感したものです。5年
前であれば絶対ヒットしなかったであろうこの曲、5週連続1位を記録(この週は3週
目)、見事この年の年間チャートの1位に輝いてます。2位につけていたのも、80年代
を代表する時代的ヒット曲の一つ、ブルース「ボス」スプリングスティーンの『ダン
シン・イン・ザ・ダーク』。アルバム「Born In The U.S.A.」からの第一弾シングル
ですが、当時12インチのExtended Remix(確かアーサー・ベイカーのリミックスだっ
た)バージョンが発売され、ダンスチャートの上位に昇ったということで「あのブル
ースがダンス・バージョンを!?」と話題を呼んだナンバー。この週の2位が最高位で
、年間チャートでは14位に付けていました。この後タイトル・ナンバーのシングル大
ヒットにより、更に大きな物議を醸し、ブルース自身も苦しむことになるのですが、
それはまた別の話。3位は偉大なるパーティ・ソングであり、特撮を駆使してビル・
マレイやリック・モラニスといった「サタデイ・ナイト・ライヴ」出身の人気コメデ
ィアンを配した大ヒット映画「ゴーストバスターズ」の主題歌。有名人が次々に出て
きて「ゴーストバスターズ!」と叫ぶビデオクリップが楽しかったですな。プリンス
のあと3週1位で、年間9位。
4位はUKパンク第一世代のバンド、ジェネレーションXの元リーダーで、既に『Hot
In The City』などを中ヒットさせていたビリーの初のトップ10ヒット。シンセサイ
ザーのストリング系のバックに乗せたいかにも80年代っぽいスロー・ナンバー(後半
ハードなギターが入るが)。この週の4位が最高。5位は当時第2期黄金時代に入って
いたポインター・シスターズの大ヒットアルバム「Break Out」からの第2弾シングル
。このアルバムも打ち込み系のバックトラックが目立つアルバムで以前からのファン
には違和感があったのではないかと思うんだけど、当時のサウンド傾向からかこの曲
を含む4曲のトップ10ヒットを生みました。この曲は3人のコーラスも決まった軽快な
ジャンプ・ナンバーで最高位3位。6位はミック・ジャガーとの競演(曲も共作)で大
きな話題を呼んだ曲。この週4週目にしていきなりトップ10入りしているあたり、盛
り上がってます。もっとも最高位は3位でしたが。7位は映画「フットルース」からぞ
ろぞろ出てきたシングルの中でも当時印象的だった、ラバーボーイのマイクとハート
のアンによる重量級のロック・バラード。二人のキャラクターを十分に生かし切った
プロダクションが見事です。作者が映画のスコアを担当していたディーン・ピッチフ
ォードと、何とあのエリック・カルメンというのも結構意外性ありですね。最高位は
この週の7位。
8位は出ました!という感じのZZトップ。アリゾナの偉大なるブギー/ブルース・
バンドだったこの3人組ほど当時のMTVの勢いと影響力を最大限に利用してスターダム
にのし上がったバンドも少ないのでは。モヘア付き回転ギター、バカバカしいほど長
い髭(マイナーだった頃よりも一層長くなってた)、打ち込み系のリズムトラックに
乗せた大陸的ノリのブギ・サウンド、そして気の効いたビデオクリップという4点セ
ットでこの曲を収録したアルバム「Elliminator」はホントに良く売れました。この
曲のビデオも田舎出の女の子が忽然と現れた髭の三人組(ZZ Top)の魔法で現代のシ
ンデレラならぬロックンロール・セクシー・ビッチに大変身するというもの。最高位
はこの週の8位が最高でした。9位はアルバム「Breaking Hearts」からのシングル、
『サッド・ソングス』。毎度お馴染みバーニー・トーピンとのコンビによるミディア
ム調のエルトンらしい曲、この週圏外から大きくトップ10入りしていました。最高位
は5位。最後に11位からジリっとトップ10入りしていたのは、最近カバー集「When
WeWere The New Boys」とリリースして好調なロッドのちょっとダンス調のアレンジ
が入った『おまえにヒート・アップ』(ワーナーの担当の人、よく考えた!しかしす
ごい邦題ではある)。この頃のロッドはあまり強烈な印象のある曲はないような気が
するのですが、何故かコンスタントにヒットは飛ばしてた、という印象があります
な。
これもそんな曲の一つ。最高位は6位でした。UK勢は思いの他元気のなかった今回の
チャート、来週の1985年はどうでしょうか。ということでまた来週。
(担当:阿多)
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今回の発行責任者: 真貝一之 Kazuyuki Shinkai kaz@meantime-jp.com
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