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     Music Magazine 【 meantime 】 Mail Magazine Edition


               [Vol.33]  1998/6/23  1,556部発行
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  このメールマガジンは、meantimeのウェブサイト、及びミニコミ形式の
meantime本誌と連動して、洋楽に関する各種情報を無料でお届けしています。
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 なお、meantimeは洋楽愛好者のためのサークルで、企業などの営利団体で
はありません。6人のふつうの音楽好きな社会人によってミニコミの発行、
イベントの開催、ウェブサイト運営などを行っています。
詳しくはmeantimeのウェブサイトをご覧下さい。


http://www.meantime-jp.com/
で、ナビゲーションバーから「about meantime」「event」をクリック


--------------------< meantime - what's new ? >---------------------


  リニューアルオープンしたmeantimeのウェブサイトのコンテンツを毎週少
しずつご紹介していくこのコーナー、このところずっと「backnumber 
article」をご紹介してきました。まだ全部ご紹介が終わったわけではない
のですが、今回はちょっと寄り道して「event」のコーナーをご紹介します。


  meantimeでは、2ヶ月に一度定例のイベント「ブレイクアウト」を開催し
ています。また、それ以外にも投票企画や、合宿、飲み会などいろいろと楽
しんでいます。そういったイベントの告知と、過去のイベントのご報告をま
とめて掲載しているのがこのコーナー。


現在は、ミニコミ版「meantime」の10号記念企画として「80年代投票」の投
票を受付中です。日本の洋楽ファンに多い「80年代世代」のあなた!ぜひ投
票に参加してくださいね。
また、次回のブレイクアウトは8月1日に開催が決定しています。一体みん
なで集まって何してるの?と不安なあなたは、このページで過去の様子を
チェックしてから、安心して(?)参加して下さい。


http://www.meantime-jp.com/
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articleの中の一部)に、CDnowへのリンクボタンがあります。ここを経由
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本経済ですが、これで円安差損を一気に取り戻そう!


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く注意してください。meantimeでは注文に関する質問やトラブル等には一切
応じられません。


来週からはまた「backnumber article」コーナーをご紹介していきます。


meantimeは今後も世界最強の洋楽サイト目指してがんがん拡張していきます。



■■■■■■■■■■■■■ meantime Music News ■■■■■■■■■■■■■


☆ドッジーからヴォーカルのナイジェル・クラークが脱退を表明した。残りの二
人のメンバー、ドラムのマシュー・プリーストとギターのアンディー・ミラーは
現在バーナード・バトラーとツアー中だが、ドッジーとしての活動も続けるよう
だ。新たにシンガーを加えるかアンディがヴォーカルを担当するかを現在検討中
とのこと。レーベルもマネージメントも脱退は友好的なものだ、としているが公
式なコメントは発表されていない。ナイジェルは「もうバンドという形式にあき
あきしたんだ。ギターがあってドラムがあって何があって、凄く退屈なんだよ。
僕は最近サンプラーを使ってるし、このほうがやる気がでるしエキサイティング
なんだ」とコメント。残りの二人がドッジーとして活動することについても「ヘ
ンな感じだよね。僕がシンガーで僕が曲を書いてたんだから。おそらく法的な問
題が発生すると思う。僕は今でも彼等と話をするし、友好的だけど。」と語って
いる。この3人による最後のシングル「ALL THE HOURS」は7月17日のリリー
ス、その後シングル曲とレア・トラックを収録した2枚組アンソロジー「AS AND
KILLER BS」が8月に発売される。


☆6月13日、ワシントンDCで開催されたチベタン・フリーダム・コンサートは
落雷により一人の女性が重態、10人が負傷したため、途中で中止となった。午
後3時半、ハービー・ハンコックのステージ中、 客席に落雷、25才の女性に直
撃し、すぐさま病院に運ばれたものの重態であると伝えられている。参加ミュー
ジシャンと5万人以上の観客はスタジアムの地下に避難、そして落雷から1時間
後、主催者であるビースティー・ボーイズのアダム・ヤウチとREMのマイケル・ス
タイプが現われコンサートの中止を伝えた。
翌日、2日目のコンサートは初日にプレイできなかったアーティストも出演した
ため、それぞれ持ち時間を短縮したものの予定通り行われた。ビースティー・ボ
ーイズは1&2枚目のアルバムからの曲を主に演奏、REMは「AIRPORT MAN」、
「SUSPICION」、「SAD PROFESSOR」、「PARAKEET、「YOU AND ME」の5曲の新曲
を披露、最後の曲にはレイディオヘッドのトム・ヨークがヴォーカルで参加、続
いて「E-BOW THE LETTER」でも一緒に歌った。コンサート後、15日には中国へ
向かう前のクリントン大統領へのアピールのためホワイトハウス前でのデモも行
われた。アダム・ヤウチは「これが最後のコンサートになるのか?」という問に
対し、「もしクリントンがやるべきことをやれば、そうなるだろう。しかし彼が
チベットで行われた迫害に対する償いに対する交渉を押しすすめないなら、我々
はこれを続けるだろう」と語った。


☆イギリスのチャートを管轄するCIN(CHART INFORMATION NETWAORK)がシングル
チャートにカウントされるシングルの条件を「3曲、20分以内」としたためマ
ンサンやエンブレイスといった4曲入のEPを精力的にリリースしているバンドの
猛反発を受けている。CINによるとこれはレコード会社側の要望によるもので、シ
ングルを出すごとに3〜4曲も新曲やリミックスを収録しなければならないアー
ティスト達の負担増を考慮したものだという。
マンサンのポール・ドレイパーは「イギリスの音楽業界は自分達の足を撃ってい
るようなもんだ。4曲入のEPっていうのはビートルズの時代からの伝統じゃない
か。このルールで助かるやつなんていないよ。4曲入のEPが出せないとしたら同
じだけの曲を3つのフォーマットに分けてだすさ。」とコメントした。
このコメントのように、このルールが適用されればファンは全ての曲を手に入れ
るためには何種類ものシングルを買わされるはめになることになり、これは深刻
な問題だ。エンブレイスのスポークスマンは「このバンドはファンにそのお金に
値するだけの音楽を与えようとしてきたバンドなんだ。このルールができたら、
4曲入のシングル1枚出すかわりに3曲入のシングルを2枚出すことになるだろ
う。でもそれはボッタクリだよ。」と語り、またエンブレイスのマネージャーは
「アイドル・グループのためのルールじゃないか。アイドルのシングルを買う連
中はA面の曲のためだけにシングルを買うからな。4つの曲があることによって
深さとクオリティが示せるのに。これでセールスは落ち込むだろう。未発表曲の
入ってないシングルをアルバムを持ってるファンは買ってくれないからね。」と
している。
7月から適用されるというこのルールでチャートがどのように変化するのか、シ
ングルのリリース形態はどう変わるのか、注目されるところ。


☆ニール・ヤングは6か月に渡るバッファロー・スプリングフィールドのアンソ
ロジー編集作業を終了した。3枚組のこのアルバムには未発表曲やライヴなどの
音源が含まれており、10月の発売予定。


☆プロペラーヘッズの片割れ、ウィル・ホワイトが「重病」のため夏のライヴの
スケジュールを全てキャンセルした。詳細は明らかにされていないが、彼は現在
入院し、治療を受けている模様。


☆イギリスを代表するDJ、ジョン・ピールに勲章(OBE)が贈られることになっ
た。67年から活動している彼は今だに最先端の音楽を紹介し続けて、若者から
も支持されている名物DJである。「両親はぶっ倒れちまうだろうな。これでアン
フィールド(サッカー・チーム)のシーズン・チケットが取りやすくなるんじゃ
ないかな、という希望を持って受け取るつもりさ」と語っている。


☆2パック殺害の最大の容疑者だったオーランド・アンダーソンがギャングの撃
ちあいにより殺害された。ロス警察はこの事件は2パック事件の復讐ではなく、
金銭トラブルによるものと発表している。彼は2パックが撃たれた当日に2パッ
クとマリオン・スージ・ナイトから暴行を受けており、銃弾が発射されたのを目
撃された車がその後彼のおじの家の前で発見されていることなどから最大の容疑
者と目され、2パックの母親が民事訴訟も起こしていた。


(以上、担当は野坂)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboard ポップシングルチャート速報(98/6/27付)


01 (01) The Boy Is Mine / Brandy & Monica (4) 
02 (02) You're Still The One / Shania Twain 03 (03) Too Close / Next
04 (04) My All / Mariah Carey
05 (06) Everybody [Backstreet's Back] / Backstreet Boys 
06 (05) I Get Lonely / Janet (feat. BLACKstreet)
07 (09) Adia / Sarah McLachlan
08 (07) They Don't Know / Jon B.
09 (13) My Way / Usher
10 (初) Come With Me / Puff Daddy (feat. Jimmy Page)
11 (08) All My Life / K-Ci & Jojo
12 (10) Truly Madly Deeply / Savage Garden 
13 (12) Sex And Candy / Marcy Playground
14 (11) The Arms Of The One Who Loves You / Xscape 
15 (15) Say It / Voices Of Theory
16 (18) I Got The Hook Up! / Master P feat. Sons Of Funk 
17 (14) Body Bumpin' Yippie-Yi-Yo / Public Announcement
18 (17) Let's Ride / Montell Jordan feat. Master P & Silkk The Shocker 
19 (36) Stop / Spice Girls
20 (初) Make It Hot / Nicole (feat. Missy Elliot)


 今週も上位陣は安泰。今週アルバムチャートでも好順位(3位)でのデビュー
を果たしたブランディの「The Boy Is Mine」が4週目の1位。売上枚数も100
万枚を越えました。


 さて、以前「The Boy Is Mine」にからめて「女性同士のデュエット曲はヒッ
トチャート史上非常に少ない」というお話をしましたが、これについて追加情
報を仕入れましたのでご紹介しましょう(あめりかん☆ぱいの佐藤さん、デー
タ提供有り難うございました)。女性アーティスト同士のデュエットヒットと
いうのは本当に少なく、この前ご紹介した2曲のナンバー1ヒット(ブランデ
ィとモニカ、バーブラ・ストライサンドとドナ・サマー)を含め、先週までの
HOT100史上('58年〜'98年)全部で7曲しかないそうです。


Barbra Streisand & Donna Summer 
  / No More Tears (Enough Is Enough) ('79 #1)
Barbra Streisand (with Kim Carnes) 
  / Make No Mistake, He's Mine  ('85#51)
Aretha Franklin & Whitney Houston 
  / It Isn't, It Wasn't, It Ain't Never Gonna Be ('89 #41)
Whitney Houston & Cece Winans / Count On Me ('96 #8) 
Da Brat featuring T-Boz / Ghetto Love ('97 #16)
Missy "Misdemeanor" Elliott featuring Da Brat / Sock It 2 Me ('97 #12) 
Brandy & Monica / The Boy Is Mine ('98 #1)


 ここまで少ないとは思いませんでしたね。ただT-ボズとミッシーの曲に登場
しているダ・ブラットのように近年盛んにラッパーやシンガーをフィーチャーし
た“フィーチャリングもの”ヒットが増えているので、今後は女性同士の組み合
わせの曲がヒットチャートに続々と登場してくるのでしょう。現に今週早くも
“史上8曲目”のデュエットヒットが登場していますし(後述)。ついでにソロ
に限らずグループや3人以上の組み合わせのヒットもご紹介しましょう。


Salt-N-Pepa with En Vogue / Whatta Man ('94 #3) 
Xscape & MC Lyte / Can't Hang ('96 #56)
MC Lyte featuring Xscape  / Keep On, Keepin' On ('96 #10)
Brandy, Tamia, Gladys Knight & Chaka Khan / Missing You ('96 #25) 
Lil' Kim featuring Da Brat, Left Eye, 
  Missy Elliot & Angie Martinez / Not Tonight ('97 #6)


 それでもこんなもの。なかなか“女だらけのヒット曲”の実現は難しいよう
ですね。実は更にもう一曲、映画「Panther」のためにR&B、ラップ系の女
性アーティストが60人以上も集まった一大プロジェクト「Freedom (Theme from
 Panther)('95 #45:アーティストが大勢過ぎるのでチャートインした時は
“Various Artists”名義になってしまっています)」というのもあるのですが、
流石にそれはここには含めませんでした。ご覧になっていただければわかると
おり、96年以降は女性アーティストたちの組み合わせによるヒット曲が非常に
増えてきています。この記録が珍しい、なんて言っていられるのは今のうちだ
けかも知れませんね。


 さて。今週のチャートのトピックの一つとして、特筆すべきはなんといって
も“ジミー・ペイジがヒットチャートに帰ってきた!”ことでしょう。あちら
でもなかなかの興行成績を収めているらしいハリウッド版「ゴジラ(日本では
7月下旬公開)」のサウンドトラックからシングルとしてリリースされた
「Come With Me(10位)」は、ジャンルのクロスオーバーを次々と進めていく
パフ・ダディと、盟友ロバート・プラントとのコラボレイションを復活させて
ツアー中のジミー・ペイジがタッグを組んだ話題盤。レイジ・アゲインスト・
ザ・マシーンのトム・モレロも加わって、ツェッペリン・クラシック「Kashmir
」を元ネタにした新曲を演奏しています。なお、ペイジにとってこの曲はポー
ル・ロジャースと組んでいたザ・ファームの「Radioactive('85年28位)」以
来13年振りのTOP40ヒットということになります。


 昨年ポリスの「Every Breath You Take(見つめていたい)」を元ネタに使用
した「I'll Be Missing You」が300万枚の大ヒットとなったことに味をしめ、
続いて「Roxanne」をスティングと組んでリメイクしたら今度は全然ヒットし
なかった(ラップチャートではTOP10入り)パフィの、ロックファンに対
するリターンマッチは現在のところ話題先行でまずまずの滑り出し。今後は
どのような伸びを見せるのか?


 パフ・ダディの他、今週TOP20内にニューエントリーしたのはあと2曲。
先週38位に初登場し、その行く先を誠に勝手ながら個人的に非常に不安視して
いたスパイス・ガールズの「Stop」は今週19位にジャンプアップ。曲のよさが
功を奏したようですね。もう一曲は全くの新人、18歳の女性シンガー/ラッパー、
ニコールの「Make It Hot(初登場20位)」。こちらは彼女が所属するレーベル
“ザ・ゴールド・マイン・インク”のオーナー、ミッシー・エリオット(何か偉
くなりましたね、この人)がフィーチャーされた“史上8番目”の女性同士ヒッ
ト。


 少々長くなってしまったので最後にTOP20圏外の初登場曲を簡単に紹介。
今週23位に初登場したのはフージーズのプレイスにウータン・クランのオール・
ダーティ・バスタードと先日「It's All About Me」がTOP10ヒットとなっ
たマイアが参加した「Ghetto Superstar (That Is What You Are)」。映画「
Bulworth」のサウンドトラックに収録されているこの曲は、イギリスでもヒット
を記録しています。なおアーティストクレジットに“Introducing Mya”と書い
てあるのですが、こちらが彼女にとっての事実上のデビュー曲だったということ
でしょうかね。


(以上、担当は八亀 yakame@meantime-jp.com)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboardポップアルバムチャート速報(98/6/27付)


01 (01)  MP Da Last Don / Master P
02 (03)  City Of Angels / Soundtrack
03 (−)  Never Say Never / Brandy
04 (04)  Godzilla - The Album / Soundtrack
05 (05)  Hope Floats / Soundtrack
06 (09)  The Limited Series / Garth Brooks
07 (07)  Backstreet Boys / Backstreet Boys ▲4
08 (02)  Adore / The Smashing Pumpkins
09 (13)  Come On Over / Shania Twain ▲4
10 (06)  It's Dark And Hell Is Hot / DMX ▲


  先週の非常に激しい動きから一転、今週は静かな週でした。唯一のトップ10
デビューは現在モニカとのデュエット・シングルが1位になっているブラン
ディ。こういうR&Bシンガーというのはシングルはヒットしても、アルバムは
あまり売れないのが通例なので、ブランディはいかにタレントとして人気が
あるかということでしょうね。


1位はマスターP、2週目をキープ。21.8万枚のセールスで2位以下を寄せ
付けませんでした。しかし昨年のアルバム「Ghetto D」からカットされたシ
ングル「Make 'Em Say Uhh!」がまだシングルチャートの29位にいて、3ヶ月
前に出たサントラからのシングル「I Got The Hook-Up!」が16位赤丸上昇中、
そしてこの新作「Da Last Don」からはまだシングルが切られていない...シン
グルよりも短い間隔でアルバムを出すからすっかり入り乱れてます。何がPを
こんなに焦らせるのか!?
それはずばり、この人気がいつまでも続くわけがないと自分でもわかっている
からでしょう(笑)。8月にスヌープ・ドギー・ドッグ改めスヌープ・ドッグ
のNo Limit移籍第1弾が出ますが、これをピークに、No Limitの勢いは落ち目
になるだろうというのがPファンの私なりの冷静な分析です。


2、4、5位にはサントラ軍団が粘ります。とくに、もう2ヶ月近くもずっと
上位に張り付いている「City Of Angels」(16.9万枚)の強さは特筆すべきも
のでしょう。「ゴジラ」(12.2万枚)も、豪華メンバーを集めた久々の「超強
力サントラ」(昨年の「Batman & Robin」以来かな?)の肩書きに恥じない売
れ行き。5位の、カントリー〜アメリカン・田舎ロックを中心とした「Hope 
Floats」(10.6万枚)は、アメリカならではのヒットですね。


さて、3位のブランディ(16万枚)。95年に15歳でデビューだから、アリーヤ、
モニカとほぼ同期。デビューアルバムからシングルヒットを量産して一躍人気
者になりましたが、彼女の場合は音楽以外の活動も盛んで、そもそもの芸能界
デビューも音楽ではなくコメディドラマへの出演でした。
すっかりシンガーとしての人気を確立してからも、ディズニー制作、ホイット
ニー・ヒューストンが音楽面の指揮をとった実写版「シンデレラ」に主役で出
演するという大役をこなすなど、すっかり「芸能人」してます。あ、そういえ
ばホイットニーはブランディにとっての「憧れの人」だそうな。


6位のガース・ブルックス、粘ります(10.2万枚)。旧作品の寄せ集めのボッ
クス・セットだから、短期間にファンがばーっと買って、あとは一気にチャー
トを落ちていくかと思ったのですが、さすがにこの人の人気はレベルが違いま
すね。
粘るといえば7位のバックストリート・ボーイズ(9.9万枚)。もはやアメリカ
でもトップ・アイドルなんでしょう。


先週初登場2位に甘んじたスマッシング・パンプキンズは8位にまで転落(9.6
万枚)。いくら地味なアルバムとは言え、これはちょっと「どうしたの?」と
いう感じですねえ。ちなみに私は今日の武道館公演に行ってきます (^^)


トップ10以下では、21→12と再浮上してきたウィル・スミスが目をひきます。
ブランディにしろ、ヴォンダ・シェパードにしろ、この人にしろ、最近「芸能
人」の活躍が目立ちますねえ。
29位初登場は、昨年実に11年ぶりの新作を出した元CCRのジョン・フォガティの
ライヴ盤。31位にはスラッシュ・メタルのスレイヤーが初登場。
そしてジェリ脱退を乗り越え、いよいよ初の全米ツアーをスタートさせるスパ
イス・ガールズは、新曲「Stop」が好調なこともあって「Spiceworld」が61→51、
「Spice」が77→72と再上昇しています。


さて来週ですが、ずばりトップ10内への初登場はなし、と予想しておきましょ
う。めぼしい物を挙げておくと、ニール・フィン(元クラウデッド・ハウス)、
フロント242(インダストリアル・ロック)、クイーン・ラティファ(最近は
映画女優化している女性ラッパー)、そしてブライアン・ウィルソン、リンゴ・
スターという超ベテラン勢。
再来週もあまりめぼしいリリースはないようなので、しばらくは落ち着いたチャー
トになりそうです。(ニューリリース情報はBillboardのウェブサイトによる)
それではまた来週。


(以上、担当は真貝 kaz@meantime-jp.com)


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■今週のUKチャート


1 (-)  THREE LIONS '98 / BADDIEL & SKINNER & THE LIGHTNING SEEDS 
2 (-)  VINDALOO / FAT LES
3 (-)  GOT THE FEELIN' / 5
4 (1)  C'EST LA VIE / B*WITCHED
5 (-)  CARNIVAL DE PARIS / DARIO G
6 (-)  THE ROCKFELLER SKANK / FATBOY SLIM 
7 (2)  HORNY / MOUSSE T VS HOT N' JUICY
8 (-)  LIFE / DES'REE
9 (3)  THE BOY IS MINE / BRANDY & MONICA
10(6)  DANCE THE NIGHT AWAY / THE MAVERICKS


先々週に引き続いてトップ3全て初登場という変動の激しい今週のチャート、
そんな中珍しく予想が当たって、ライトニング・シーズがナンバー1を獲得。
この曲はもともと96年のサッカー・ヨーロッパ選手権でのイングランド
応援歌だったのが、今回のワールドカップのために歌詞を変えてのニュー・
ヴァージョンで録音。大会前の国内の試合で公式応援歌「ON TOP OF THE 
WORLD」をかけたのに、観客が歌うこの曲でかき消されてしまった、なんて
いうエピソードが示すように、この曲の人気、浸透度はすさまじいものがあ
るようです。ちなみに96年にもこの曲は1位になっているので同じアーティ
ストの同じ曲が違うヴァージョンで2度ナンバー1になる、という非常に珍し
い記録を作りました。これまでこのケースに該当するのはクリフ・リチャード
の「LIVING DOLL」(59年と86年)だけです。またこの曲に参加している
DACID BADDIEL とFRANK SKINNERというのはイギリスのコメディアンです。


そして2位に入ってきたのもワールドカップの応援歌、こちらもコメディアン
のキース・アレンという人のプロジェクトです。この人は90年のワールド
カップでの公式応援歌、ニュー・オーダーの「WORLD IN MOTION...」にも作詞
で参加しており、96年のユーロ選手権でもブラック・グレイプと「ENGLAND'S
 IRIE」という曲を作ってヒットさせています。今回はブラーのアレックス・
ジェイムスと、ダミエン・ハーストというアーティストが参加しての曲。サビ
の歌詞が「WE'RE GONNA SCORE ONE MORE THAN YOU」(おまえらより1点多く
取ってやるぜ!てな感じでしょう)というものでしかもヴィデオ・クリップは
ヴァーヴの「BITTER SWEET SYMPHONY」のパロディーというのもかなり受けて
いるようです。先日 NME誌の記事でも今大会で最も優れた応援歌はこれだ!と
のお墨付をもらっています。


3位はワールドカップとは関係なく、「SLAM DUNK (DA FUNK)」、「WHEN THE
LIGHTS GO OUT 」に続く3曲目のヒットになる男性アイドル・グループ、5の
新曲。「WHEN〜」はアメリカでもチャートを上昇中でバックストリート・ボー
イズに続く存在になりそうな感じです。


5位もこれまたタイトルでおわかりのようにワールドカップ関係です。昨年
「LIFE IN A NORTHERN TOWN」を使った「SUNCHYME」を大ヒットさせたダリオG
の新曲。どこの国を応援する、といったものではなく、大会そのものを祝福す
るもので、参加国を表わす楽器がそれぞれ1回づつ使われている、といった
凝ったつくりの曲だそうです。イギリスでは5位でしたが、ヨーロッパや世界
的にはこの曲の方が大きなヒットになるかも知れません。


6位に登場したのは今を代表するミュージシャン/リミキサーであるノーマン・
クック率いるファットボーイ・スリムの新曲。今年に入ってからもWILDCHILDの
「RENEGADE MASTER」やコーナーショップの「BRIMFUL OF ASHA」といった大
ヒットを仕掛けている彼、この曲もすでにクラブでは大人気の曲で、当然のよ
うにトップ10に入って来ています。


8位には久しぶりのデズリーの新曲が登場。95年にはアメリカでも「YOU
GOTTA BE」を大ヒットさせた女性シンガー。これまでイギリスではデビュー曲
「FEEL SO HIGH」の13位が最高でこれが初のトップ10ヒットになっています。


そのほか11位以下では、
20位にロンドンのパワー・ポップ・バンド、シルヴァー・サンの新曲「TOO
MUCH,TOO LITTLE,TOO LATE」が登場。タイトルを見ておわかりのようにこれは
JOHNNY MATHIS & DENIECE WILLIAMSの大ヒット(78年アメリカ1位、イギリ
ス3位)のカヴァー。オリジナルに沿った真面目な仕上がりになっているのに
は結構意表をつかれます。このシングルにはRUSH,MY BLOODY VALENTINE,THE 
MUFFSといった人達のカヴァーも収録。


21位にはイアン・ブラウンの新曲「CAN'T SEE ME」が、22位にはパルプの
「A LITTLE SOUL」がそれぞれ登場。
また39位には元ゴー・ウェストのピーター・コックスが「WHAT A FOOL
BELIEVES」のカヴァーで登場しています。


さてイングランド・チームも好調のようだし、「THREE LIONS」がこのままし
ばらく1位を続けそうな勢いですが、さてどうなるか。来週をお楽しみに。



(担当は野坂)


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┃                 全米ヒットチャート***FLASHBACK!!                 ┃
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今週もテレビの前で大きなため息をついた方も多かったことでしょう。クロア
チアに惜敗した日本チームには、残るジャマイカ戦で勝ちにいくのみ。精々応
援してあげましょう。ということで今週は先週に続き80年代プレ企画、1981年
にFLASHBACK!!


1981年6月27日付シングルチャートトップ10


順位 前週 週数 
* 1 ( 2) (14) Bette Davis Eyes●(ベティ・デイビスの瞳)- Kim Carnes
  2 ( 1) (12) Stars On 45 Medley●(ショッキング・ビートルズ45)
              - Stars On 45
  3 ( 3) (17) Sukiyaki●(スキヤキ '81)- A Taste Of Honey
  4 ( 4) (17) A Woman Needs Love (Just Like You Do)●
             (ウーマン・ニーズ・ラブ)- Ray Parker Jr. & Raydio
* 5 ( 5) ( 6) All Those Years Ago(過ぎ去りし日々)- George Harrison
* 6 ( 7) ( 7) The One That You Love●(シーサイド・ラブ)- Air Supply
* 7 ( 9) ( 9) You Make My Dreams(ユー・メイク・マイ・ドリームス)
       - Daryl Hall & John Oates
  8 ( 8) (10) America(自由の国アメリカ)- Neil Diamond
* 9 (10) (14) Jessie's Girl●(ジェシーズ・ガール)- Rick Springfield
*10 (23) ( 7) Elvira▲(恋するエルヴァイラ) - The Oak Ridge Boys


 1980年代プレ企画第2弾の今週は1981年を振り返って見ます。しかしこの頃
はまだ日本のレコード会社の人も頑張って邦題考えてたんですなあ。けっこう
気の入った邦題が目立ちます。1位はいわずと知れた80年代を代表する大ヒッ
ト曲、『ベティ・デイビスの瞳』。5週1位を続けた後この前の週、2位のStars 
On 45に蹴落とされたのをこの週もう一回もぎ取って、ここから4週、通算9週1
位という(当時としては)超大ヒットでした。もっとも最近の16週とかいう1位
に比べると色あせてしまいますが。
当時はこの曲、ビデオも斬新なカメラワークで話題を呼んだものです。2位は
その曲を1週だけ1位から蹴落としたスターズ・オン45。この曲実は、チャート
上では曲中にメドレーで登場する曲の曲名を並べたタイトルが表示されており、
この曲だけで8行もスペースを取っていたというトンデモない曲。ちなみに、
そのタイトルは、『Medley: Intro Venus/Sugar Sugar/No Reply/I'll Be Back
/Drive My Car/Do You Want T o Know A Secret/We Can Work It Out/I Should
 Have Known Better/Nowhere Man/You're Going To Lose That Girl/Stars On 
45』。ああ疲れた。オランダのスタジオ・プロデューサーのヤープ・エガーモ
ントと言う人がアイデア一発でビートルズのメドレー(最初にショッキング・
プルーとアーチーズのナンバーワンヒットも入っているが)を録音して出した
ところ世界的な大当たりになったという『およげたいやきくん』的ヒット曲。
この後もいろんなメドレー物を出しましたが、これほどは売れなかったようで。
3位は御存知日本人アーティスト唯一の全米ナンバーワンヒット、故坂本九ちゃ
んの『上を向いて歩こう(スキヤキ)』に英詞を付けて琴の音をポロローンな
んて入れてリメイクしたらヒットしちゃった、というもの。このケースもそう
ですが、最近のメアリーJブライジが『Everything』の中でこのメロディーを
本歌取りするなど、R&Bの世界ではなぜかこの曲、根強い人気を持っているよう
で。プロデュースはちなみにジョージ・デューク。
 4位は当時「エッチ男」の評判高かったレイ・パーカー・ジュニア率いるレイ
ディオの『ウーマン・ニーズ・ラヴ』。今聴いてもやっぱりクリスタルしてま
すなあ。5位はジョージ・ハリスンが久々に放ったトップ10ヒット。昔のビート
ルズ時代のことを懐かしんだと言う風情の詞が受けたか、この後2位まで昇る大
ヒットになりました。6位もこの頃の「なんクリ(=「なんとなくクリスタル」。
皆さん覚えてますか?)」世代の人々に人気のあったエア・サプライのナンバー
ワンヒット。絵に描いたようなこの邦題が凄い。7位は名作アルバム「Voices」
からこれも80年代を代表するヒットであるナンバーワンヒット『キッス・オン・
マイ・リスト』に続くシングルカットとしてトップ10入りした、『ユー・メイク・
マイ・ドリームス』。イントロから最後までモチーフとなっているクラヴィネッ
トの音が印象的なアップテンポナンバーでした。


 8位に入っていたのは、何故かこの年映画「ジャズ・シンガー」にいきなり
主演して、最後の狂い咲きを見せたミスター・アメリカン・エンターテイナー、
ニール・ダイアモンドのその映画のサントラからの第2弾シングル。この週で最
高位をつけてました。映画の中ではかなり印象的な場面で使われていた、なかな
かスケールの大きいアップテンポの曲です。9位には、この後1位に輝いて一躍ス
ターダムにのし上がるオーストラリア出身、リック・スプリングフィールド。TV
番組「ジェネラル・ホスピタル」のハンサムな青年医師役でアメリカのお茶の間
での人気を勝ち得た後の大ヒットということで、女性人気も高く、とかく色物視
される傾向もありますが、音楽性はなかなか腰の座った小気味のいいロックン
ロールで、この後もいい作品を出してました。しかし今でいえば「ER」のジョー
ジ・クルーニーがマッチボックス20みたいなレコードを出すみたいな感覚なんで
すかねえ。どん尻に23位から大きくトップ10入りしていたのが、最終的にプラチ
ナ・ディスクに輝いた、カントリー界の大御所、オークリッジボーイズによる初
のポップ・クロスオーヴァー・ヒット。昔のビッグ・ボッパーの曲みたいな、
ロックンロール・ノヴェルティ・ヒット的な味わいのあるこの曲、何で突然売れ
たんでしょうね。ということでまた来週。


(担当:阿多)


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