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Music Magazine 【 meantime 】 Mail Magazine Edition
[Vol.31] 1998/6/9 1,485部発行
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このメールマガジンは、meantimeのウェブサイト、及びミニコミ形式の
meantime本誌と連動して、洋楽に関する各種情報を無料でお届けしています。
原則として毎週火曜日の発行です。
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なお、meantimeは洋楽愛好者のためのサークルで、企業などの営利団体で
はありません。6人のふつうの音楽好きな社会人によってミニコミの発行、
イベントの開催、ウェブサイト運営などを行っています。
詳しくはmeantimeのウェブサイトをご覧下さい。
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meantimeのウェブサイトがリニューアルオープンして早くも半月が経ちまし
た。おかげさまで順調にアクセスも増えています。
コンテンツについて毎週少しづつご紹介していくこのコーナー、今回も先週か
らの続きで、「読み物」としてはメインのコーナーである「backnumber
article」をご紹介しましょう。
このコーナーは、ミニコミ版「meantime」の過去の号の記事をウェブサイト
に載せたもの。前回は「Da Rap Scene」をこ紹介しました。今回ご紹介するの
は「Year-End Poll」のコーナーです。
meantimeでは、1993年以来毎年、年末〜年始の恒例イベントとして「年間投票」
を実施しています。これは、その名の通り、1年間に生まれた数々の作品を対
象とした人気投票です。
アメリカでトップ40に入ったシングル全曲を対象とする「TOP40部門」、それ
以外のシングル(イギリスでのヒットなど、アメリカでヒットしなかったもの)
を対象とする「NON-TOP40部門」、そして「アルバム部門」の3部門に分かれて
います。ホームページには95、96、97年の投票結果を掲載しています。また、
投票の時期(毎年12月〜翌1月頃)になったら改めてご案内しますが、どなた
でもホームページから投票に参加することができます。
投票結果はホームページのほうでご覧いただくとして、毎年投票者の顔ぶれが
入れ替わりつつも、なにか「meantimeらしい」傾向が見える結果になっている
のが面白いところ。ある特定のジャンルに肩入れせずに、ラップが好きな人も
カントリーが好きな人も、オールディーズのファンも、ロックやポップスが好
きな人と同じように「居場所」があるmeantimeだからこそ、ジャンルを超越し
たほんとうに「いいもの」が選ばれているのだと自負しています。
市販の音楽雑誌でも年末の読者投票を恒例にしているものはありますが、また
一味違ったmeantimeならではの投票結果をお楽しみ下さい。
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ナビゲーションバーから「backunumber article」をクリック
または トップページを下のほうまでスクロールして、
「Year-End Poll」をクリック
来週も引き続き「backnumber article」コーナーをご紹介していきます。
meantimeは今後も世界最強の洋楽サイト目指してがんがん拡張していきます。
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☆マニック・ストリート・プリーチャーズ新作情報
前作「EVERYTHING MUST GO」が大成功を収めたマニックスのニュー・アルバムが9
月7日にイギリスでリリースされることがあきらかになった。タイトルは未定のこ
のアルバムには新人バンド、THEAUDIENCEのシンガー、ソフィー・エリス・ベクス
ターとのデュエットも収録される他、何曲かではシタールも使われており、また前
作よりもキーボードを主体にした作品になっているらしい。 リーダーのジェイムス・
ディーン・ブラッドフィールドによれば、初期のシンプル・マインズのような感じ
が欲しかった、ということでプロデューサーにはアポロ440のハワード・グレイ
の名前も挙げられている。 歌詞の面では今回のアルバムは失踪したメンバー、リッ
チー・エドワーズの歌詞を使わない初のアルバムとなり、全面的に詞作を担当する
ニッキー・ワイアーによる歌詞にはスペイン内戦をテーマにした曲がいくつかある
という。彼は以前からスペイン内戦に深い関心があり、クラッシュの「SPANISH
BOMBS」に対する敬意もこめられているとか。
秋にはこれにあわせたツアーも始まる他、BBCでは彼等のドキュメント番組も放送
される。
☆ベックの新作が完成したが、このアルバムをどこがリリースするかで、レコード
会社が大もめしている。もともとこの作品はベックがロスのインディー・レーベル、
ボングロードのために作ったもので、ゲフィンとの契約でも別のインディーから作
品を発表することは認められている。ところが今回のこの新作に対してゲフィン側
が優先権を主張したから話がややこしくなった。現在双方の交渉が続けられている
が、ベック本人はボングロードからのリリースを望んでいるため、当初の予定通り
インディーから出る公算が強いという。このアルバムは「ONEFOOT IN THE GRAVE」
と「ODELAY」の中間のようなサウンドでユーロポップ風からオールド・スクールの
フォークやガレージまで収められているとか。
一方、ゲフィンはベックのリミックス盤を企画中。また「ODELAY」ツアーの模様を
収めた映画の計画も進行しているそうだ。
☆レイディオヘッドのツアーの模様を収めたドキュメンタリー・フィルム「MEETING
PEOPLE IS EASY」が公開される。この作品は「NO SURPRISES」のクリップを手懸け
たグラント・ジーによるもの。 現在編集作業中のこの作品はエド・オブライエンに
よるとロック・グループのツアー中の奇妙な生活を伝えるためのもので、監督には
完全に自由な権利を与えたという。「レコードはたった5人で作りあげるものだ、
でもその後のツアーで多くの人とかかわりだすと、物事がだんだん変になってくる、
それがロックンロール・サーカスなんだ。これって普通じゃないし、リアルでもな
い。凄く面白いものになると思うよ」とのこと。
また彼は今年中に新作が出るという噂は否定したが、ツアーバスで録音したデモが
いくつかあり、レコーディンングは11月からスタートする予定、と発言した。
☆以前もお伝えしたリヴァプールの港湾労働者のためのチャリティ・アルバムの全
容が発表された。クリエイションから発売されるこのアルバム「ROCK THEDOCK」には、
オアシス(「DON'T LOOK BACK IN ANGER」のアールズ・コートでのライヴ)、プラ
イマル・スクリーム、ドッジー、キャスト、ポール・ウェラー、ケミカル・ブラザー
ス、チャンバワンバ、ジーン、60FTドールズ、ブー・ラドリーズ、そしてビリー・
ブラッグが参加、7月20日に発売される。
アルバムの収益は港湾労働者の家族の経済的苦境の援助のために使われる。この事
件は89年に港湾工業の私有化に伴う労働争議に端を発するもので、95年には労
働環境の悪化、臨時労働者の急増とレイオフの増大に抗議してストライキを行った
労働者400人が解雇されるという事態になり、つい先日ようやく2年半にわたる
争議が終結したもの。しかし、その和解により利益を得られない労働者も多い他、
この争議中に収入を得られなかった彼等は現在でも厳しい状況に置かれており、こ
れまでもいくつかのベネフィット・コンサートなど支援のためのイヴェントがミュー
ジシャンたちによって行われている。
☆またまたREMの新作情報。チベタン・フリーダム・コンサートにベックのドラマー、
ジョーイ・ワーロッMカーとスクリーミング・トゥリーズのベーシスト、バレット・
マーティン、そしてヤング・フレッシュ・フェローズのスコット・マカーフィーとと
もに出演する予定の3人組REM。ピーター・バックは「絶対面白いものになるよ。3
年も人前でプレイしてないし、オリジナル・メンバーも失った、それに今回のメンバー
の一人とは4時間しかリハーサルの時間がとれない、それで7万人の前で、まだ誰も
聴いたことにない曲をプレイするんだぜ!」とコメント。
新作は現在10月末の発売予定。「『AUTOMATIC FOR THE PEOPLE』よりも不調和で
狂気を帯びたアルバム」とのことでバンドは15曲を録音。ビーチ・ボーイズの影響
が強い曲が何曲かあるらしい。またバックはドラムを、マイク・ミルズもドラムと
サックス、そしてキーボードを担当、ベースのパートはほとんどがキーボードを使っ
て録音されている。またマイケル・スタイプのギター・ソロもある、なんていう噂も。
☆昨年ベスト盤が発表されたピクシーズが、今度はBBCのジョン・ピールの番組で録
音したセッション集をリリースする。88年から91年にかけて録音された曲の中に
はビートルズの「WILD HONEY PIE」のカヴァーや映画「イレイザーヘッド」に提供
されたアルバム未収録の曲もある。全15曲入で7月6日イギリスで発売。
(以上、野坂)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
■ Billboard ポップシングルチャート速報(98/6/13付)
01 (01) The Boy Is Mine / Brandy & Monica (2)
02 (02) Too Close / Next
03 (03) You're Still The One / Shania Twain
04 (04) My All / Mariah Carey
05 (05) I Get Lonely / Janet (feat. BLACKstreet)
06 (06) Everybody [Backstreet's Back] / Backstreet Boys
07 (08) All My Life / K-Ci & Jojo
08 (09) Truly Madly Deeply / Savage Garden
09 (07) The Arms Of The One Who Loves You / Xscape
10 (11) Sex And Candy / Marcy Playground
11 (14) Adia / Sarah McLachlan
12 (22) They Don't Know / Jon B.
13 (10) It's All About Me / Mya & Sisqo
14 (12) Body Bumpin' Yippie-Yi-Yo / Public Announcement
15 (13) Let's Ride / Montell Jordan feat. Master P & Silkk The Shocker
16 (15) I Want You Back / 'N Sync
17 (21) Say It / Voices Of Theory
18 (16) Frozen / Madonna
19 (18) Gettin' Jiggy Wit It / Will Smith
20 (20) I Got The Hook Up! / Master P feat. Sons Of Funk
ブランディとモニカ2週目のナンバー1。当然でしょうね。この強さはいつま
で続くのか?現在TOP10内で赤丸を付けているのはこの曲とシャナイア・トゥエ
イン(またか!)だけなので、強敵シングルが登場する数週間後まではこの状態
が続くのかも知れません。余談ですが、ヒットチャート史上女性アーティスト同
士の即席デュオによるナンバー1ヒットは非常に珍しいらしく、この曲は1979年
のバーブラ・ストライサンドとドナ・サマーの「No More Tears (Enough Is
Enough)」に続く2曲目の快挙なんだそうです。男女デュエット、または男同士と
いう組み合わせは数多いのですが、女同士の共演はなかなか実現しないという事
実は色な意味でなかなか興味深いものがありますね。
先週22位につけたジョンBの「They Don't Know」が今週は10ランクアップで
TOP20入り(12位)。このシングルは以前このコーナーでご紹介したとおり2パッ
クがゲスト参加した「Are U Still Down」をA面として発売されていたもので、
彼にとって久々のTOP40入りとなったこの曲のヒットは純粋に2パック人気の賜物
だろう、とばかり思っていたのですがさにあらず、一度50位までランクを下げた
ところでレコード会社がB面のバラード(ジョンB単独)「They Don't Know」を
再プッシュしたらこれがカップリング曲を上回る人気を呼び今回見事TOP20入り。
何故今さら彼がこれほどの人気を呼んでいるのか謎??と数週間前このコーナー
で書いたのですが、その後非常に興味深い意見をある方(ミーンタイム会員の
中村さんという女の子ですが)から聞いたのでここでご紹介しましょう。
ここ2〜3年、アメリカのヒットチャートにはアイドルグループが大挙して登
場しています。彼らの支持層といえば一般には10代前半の子供達と相場は決まっ
ているのですが、近年それとともに見逃せないものとして“ゲイ・マーケットの
存在”があるのではないか?というのが中村さんの意見。なんと大胆な。でもな
んだか説得力がある。10代のアイドル達に比べたらジョンB君はやや年をくって
いますが、師匠ベビーフェイス直伝のスムースなR&Bを歌う若い白人(しかも
男前)とくれば、その筋の方々が放っておかないでしょう(?)。70〜80年代に
ドナ・サマーやグロリア・ゲイナーなど“ディスコ・ディーヴァ”たちをヒット
チャートに送り込んだ彼らが、世代がかわった現在はバックストリート・ボーイ
ズやイン・シンクなどボーイズ・グループに熱を上げているという・・。実際レ
コード会社側もインテリジェンスがあり、収入の高い職業に就いていることの多
い彼らを新しい市場と捉え、特別にプロモーションを行っているという話も聞き
ます。それが直接現在のアイドルブームに結びついているのかどうかはわかりま
せんが、ヒットチャートの一つの側面としては興味深い話です。
なおこれは決してジョンBがゲイであるとかそういうことを言っているのでは
ありません。彼のファンの方が読んでいらっしゃるようでしたら(日本にいるの
か?是非私までメール下さい)、その点はお断りしておきますので。あくまでも
仮説ですからね・・。
ジョンB話が長くなってしまいました。TOP20内ではもう一曲、ラティーノ5
人組ボイセズ・オブ・セオリー(以下V.O.S.)の「Say It」が21位→17位へ
上昇。前この曲がTOP40入りした時、このコーナーでやや間違ったインフォメー
ションを流してしまったので訂正しておきます。この曲のプロデュースはスティー
ブン・モラレスが担当、当初ご紹介したジェリービーンはエグゼクティブ・プロ
デューサーという立場でこの作品に関わっています。なかなかいい感じのバラー
ドです。なおV.O.S.が所属しているレーベル、H.O.L.A.(オーナーはジェ
リービーン)は「Home Of Latin Artists」の略。ジェリービーンは今後自己の
ルーツに目を向けた音楽作りをしていくようですね。
続いて今週TOP40入りを果たした下位曲のご紹介。先週の43位から35位に上昇
して初のTOP40入りをしたのはR&B系のティーン・ボーカルグループ、イマジ
ンの「Shorty (You Keep Playin' With My Mind)」。そして初登場で40位に飛び
込んできたのが先日デビューアルバムがいきなり好順位を記録し、チャートファ
ンを慌てさせた(アルバムのジャケットを見てまたびっくり!)ラティーノラッ
パー、ビッグ・パニシャーの「Still Not A Player」。彼の前のヒット曲が「I'm
Not A Player」でしたから、その二番煎じか?先日はドゥ・オア・ダイの「Still
Po' Pimpin'」なんて曲もありましたが、ラップ界は一発当てるとその路線でしば
らく勝負するという傾向があるんですかね?
こうなったらフリーク・ナスティ(「Da 'Dip」)にも期待したいところ(?)。
(以上、担当は八亀 yakame@meantime-jp.com)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
■ Billboardポップアルバムチャート速報(98/6/13付)
01 (02) City Of Angels / Soundtrack
02 (04) Godzilla - The Album / Soundtrack
03 (01) It's Dark And Hell Is Hot / DMX
04 (06) The Limited Series / Garth Brooks
05 (11) Backstreet Boys / Backstreet Boys ▲4
06 (07) Before These Crowded Streets / Dave Matthews Band ▲
07 (03) Sparkle / Sparkle
08 (09) Songs From Ally McBeal (TV Soundtrack) / Vonda Shepard
09 (14) Come On Over / Shania Twain ▲3
10 (12) Titanic / Soundtrack ▲10
ふっふっふ。「City Of Angels」の1位は予言通りでしたな。先週はドカドカ
とトップ10内に5枚も初登場してましたが、今週はうって変わって落ち着いた週
になりました。先週の初登場組に蹴落とされたバックストリート・ボーイズ、
シャナイア・トゥエイン、タイタニックといったロングセラー組もトップ10に復
活してきました。特にバックストリート・ボーイズの根強い人気ぶりは目立ちま
すねえ。
2位に上昇したのが「ゴジラ」のサントラ。映画そのものの宣伝が非常に力が入っ
ているのできっと大ヒットするんでしょう。映画が当たれば、サントラの強さも
更に加速されそう。ここ数年、ヒットするサントラといえばブラック系のオムニ
バスというのが定番でしたが、「タイタニック」「シティ・オブ・エンジェルス」
「ゴジラ」と、そのパターンに属さないサントラのヒットがこのところ目立ちま
すね。逆に、今までのパターンだったら大ヒット間違いなしのヒップホップ系超
豪華メンバーによる「ブルワース」のサントラは、じりじりと上昇してはいるも
のの、今のところはトップ10にも入れずに苦戦しています。
なお、1位で16.5万枚、2位で14.9万枚のセールスでした。
さてトップ10以下に目を転じると、先週40位初登場から今週14位にジャンプアッ
プした、これまたサントラですが、「Hope Floats」が目をひきます。これは、
ガース・ブルックス、トリシャ・イヤウッドといったカントリー系の人たち、
ボブ・シーガー、ブライアン・アダムス、シェリル・クロウといった「土の匂い
のする」ロック系の人たち、そしてネオ・カントリーと呼ばれるような新世代の
ウィスキータウンなどのバンド、という、今までにあまりなかった顔ぶれ。でも
実際のところ、これが「今のアメリカの音」なんでしょう。ちょっと愛国的な雰
囲気が感じられるので、これは今後大ブレイクするかもしれませんね。
今週はそこそこ動きがあったものの、ここ数週間でぽんぽん上位に飛び込んでき
た新作が下位に落ちていったことによって再上昇したものがほとんどで、実質的
にはあまり変化はありませんでした。ということで来週ですが、もう、1位はま
ず間違いないところでしょう。スマッシング・パンプキンズの新作が登場します。
但しこれも絶対とは言い切れません。このコラムではすでに何度もお伝えしてい
るように、いよいよマスターP御大の「Da Last Don」(2枚組)が同時に出る
のです。まあスマパン優位には違いないでしょうが、ラップ系アーティストは発
売第1週の瞬発力が凄いので、ひょっとするとひょっとするかも...(私はおおい
に期待している)
他にめぼしいところでは、日本では非常に宣伝に力が入っているグロリア・エス
テファンのノンストップ・ダンス・アルバム、昨年EPMDを再結成したエリック・
サーモンが、自らの一派を率いてデフ・スクワッド名義で出す(昨年のナスを
中心としたザ・ファームを意識してる?)作品、イギリスでは大ヒットとなった
ロッド・スチュワートのカバー集、日本でもお馴染みになってきたトリッキーの
新作あたりが注目でしょうか。
では今週はこの辺で。
(以上、担当は真貝 kaz@meantime-jp.com)
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■今週のUKチャート
今週のUKチャート
1 (-) C'EST LA VIE / B*WITCHED
2 (-) THE BOY IS MINE / BRANDY & MONICA
3 (-) HORNY / MOUSSE T VERSUS HOT N' JUICY
4 (1) FEEL IT / THE TAMPERER featuring MAYA
5 (2) UNDER THE BRIDGE/LADY MARMALADE / ALL SAINTS
6 (-) COME BACK TO WHAT YOU KNOW / EMBRACE
7 (4) DANCE THE NIGHT AWAY / THE MAVERICKS
8 (3) STRANDED / LUTRICIA McNEAL
9 (6) LAST THING ON MY MIND / STEPS
10 (9) HOW DO I LIVE / LEANN RIMES
動きの少なかった先週とは一転、なんとトップ3を初登場曲がしめるという大荒
れのUKチャート。なんでもこれはチャート史上2度目の出来事だとか。そんな中
1位を奪ったのは「スパイス・ガールズが終わってしまった今、次はこいつらの
出番だ!」とばかりに話題沸騰中の女性4人のアイドル・グループ、ビウィッチ
ドのデビュー曲。シニード、エデール、キーヴィー、リンジー(読み方は推定で
す)の4人、うち二人は双子でボーイゾーンのシェーンの妹だとか。レコード会
社によれば「チャンバワンバ・ミーツ・アクア」ということで極めてキャッチー
なポップソングであることは間違いないようで、ブッチギリでナンバー1。まだ
ルックスは未確認ですが、今後かなり強力な存在になることは間違いないでしょ
う。ちなみにロビー・ネヴィルのあの曲とは関係ありません。
2位に登場したのは現在アメリカで1位になっているブランディ&モニカ。これ
まで両者ともイギリスでは大きなヒットが無く(ブランディは「SITTIN' UP IN
MY ROOM」の30位、モニカは「BEFORE YOU WALK OUT OF MY LIFE」の22位が
最高)、このヒットは意外な気もします。曲自体も全然大したことないし、二人
の人気だけでも受けるアメリカならともかく、イギリスでのこの受け方は不思議
です。
3位に入ってきたのはまたしても謎のダンスもの。これまでマイケル・ジャクソ
ンのリミックスなんかを手懸けてきたプロデューサーによる初のヒット曲になり
ます。
そして6位に登場したのは先日ニュースコーナーで紹介したエンブレイスの新曲。
アルバム「THE GOOD WILL OUT」がついに発売ということでメディアの露出も高
まる中、昨年の「ALL YOU GOOD GOOD PEOPLE」の8位を超える6位にランクイン。
今回もストリングスを大幅に導入したスケールのでかい曲で、アルバムへの期待
が高まります。
その他11位以下で注目曲を紹介。
12位に初登場したのはSUPER FURRY ANIMALSの「ICE HOCKEY HAIR EP」。彼等
にとって最大のヒットとなったこのEP、リード・トラックの「SMOKIN' 」はひた
すら「俺はマリファナが吸いたい!」と叫び続ける奇妙ながらとてつもなくキャ
ッチーなナンバー。タイトル曲も「狂ったELO」みたいな変テコなサウンド。これ
はほんと最高。この前のアルバムにそぐわない、ということで外され、次のアル
バムにも収まらないということで急遽リリースされたこのEP、プラステイック・
ケースもお茶目だし、これは買っておかないとやばいでしょう。
16位には久しぶりのパブリック・エナミーの新曲「HE GOT GAME」。スパイク・
リーの映画のサントラともなる新作からのタイトル曲でバッファロー・スプリン
グフィールドの「FOR WHAT IT'S WORTH」をサンプリング。ヴィデオにはスティー
ヴン・スティルス本人も登場してます。
19位にはアルバムからの3枚目のシングル「WISHING I WAS THERE」でナタリ
ー・インブルーリアが登場。この曲凄く好きなんだけど意外に低い順位でした。
前のヒット「BIG MISTAKE」よりずっといい曲なのに。
29位にはベストから2曲目の新曲となるジェイムスの「RUNRGROUND」が登場。
36位にはこの夏ブレイクする、と私が密かに期待しているケニッキーの新曲「I
WILL FIX YOU」が登場。
そして39位にはドクター・ジョンの新作に参加した際に録音されたというスピ
リチュアライズドの「THE ABBEY ROAD EP」が登場。これはタイトル通りアビー・
ロード・スタジオでアルバム収録曲「COME TOGETHER」と「BROKEN HEART」をオー
ケストラをバックに再演したもの。これも素晴しい出来です。
さていよいよ来週はワールドカップからみの曲がたくさん入ってくるはず。エコ
バニが勝つのかそとれともライトニング・シーズがトップを再び奪うのか、はた
またチャンバワンバが間隙を縫うのか。大荒れ必至の来週をお楽しみに。
(担当は野坂)
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┃ 全米ヒットチャート***FLASHBACK!! ┃
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いよいよ関東地方も梅雨入りと言うことではっきりしない天気が続くこの頃、
武豊ダービー初制覇おめでとう!(何のこっちゃ)と、いうことで今週は10年
前にFLASHBACK!!
1988年6月11日付シングルチャートトップ10
順位 前週 週数
1 ( 1) ( 9) One More Try●(ワン・モア・トライ)- George Michael
* 2 ( 5) ( 9) Together Forever(トゥゲザー・フォーエバー)- Rick Astley
3 ( 4) ( 9) Everything Your Heart Desires(エブリシング・ユア・ハート・
ディザイアーズ)- Daryl Hall John Oates
4 ( 2) (13) Shattered Dreams(シャタード・ドリームス)
- Johnny Hates Jazz
5 ( 3) (16) Naughty Girls (Need Love Too)(ノーティ・ガールズ)
- Samantha Fox
* 6 ( 7) ( 8) Foolish Beat(フーリッシュ・ビート)- Debbie Gibson
* 7 ( 9) ( 9) Make It Real(メイク・イット・リアル)- The Jets
* 8 (12) ( 6) Dirty Diana(ダーティ・ダイアナ)- Michael Jackson
* 9 (11) ( 9) Circle In The Sand(サークル・イン・ザ・サンド)
- Belinda Carlisle
*10 (14) ( 7) The Valley Road - Bruce Hornsby & The Range
1988年のこの頃と言えば、毎回言いますがブラックマンデー等の経済の沈滞状
況を反映して、レコード業界もえらく不振の時期。それはミリオンセラー・マー
クの少なさにも現れてます。この週の1位は先頃カリフォルニアで猥褻行為のか
どで逮捕されてしまったジョージ・マイケルの『ワン・モア・トライ』が3週目
にして最後の週のナンバーワンをキメてました。そろそろアルバム出しとかない
とこいつもやばいですなあ。ところでこの2年後にティミーTという男が全く同
名異曲のナンバーワンヒットを放ってます。こういう風にタイトルは同じだが曲
は別物、というナンバーワンのペアがこれまでこのペアを含めて全部で13組ある
んですが、あなたは全部判りますか?(回答は次号。副題付きや文字表示が異な
るものも含む)
2位に入っていたのはUK出身のブルーアイド・ソウルシンガー、リック・アシュ
トレーの第2弾。めでたくこの次の週ジョージを蹴落として1位に輝いてます。懐
かしやストック・エイトケン・ウォーターマン。3位はこれが最後のトップ10ヒッ
トとなってしまった今や化石のホール&オーツ。最近カムバック・アルバムを出
して来日公演までしましたが、昔と全く変わらぬ音作りに当時のファンとしては
嬉しいような寂しいような複雑な気分でした。4位はイギリスから突然現れたポッ
プ・トリオ、ジョニー・ヘイツ・ジャズ。当時の日本の洋楽系FM曲ではバカ受け
でした。今はいずこ。
5位にはこれもUK勢(そういえばトップ5の内4曲がUKアーティストですな)で
御存知ピンナップガール上がりのサマンサ嬢。この曲ではプロデュースにフル・
フォースを迎え、ニューヨーク・ハウス系サウンドに挑戦、見事に3位までに昇る
大ヒットになりました。「エッチなあたしだって恋したいの」なんてカマトトな。
6位は最近自分を付け回すストーカーを訴えて長年の苦労から解放されたというデ
ビー・ギブソンのナンバーワンヒット(この2週後に1位)。最近ではブロード
ウェイに出演したりですっかり「デボラ・ギブソン」の名前が定着しつつあるよ
うで。7位はハワイ出身のファミリー・グループ、ジェッツのしっとりバラード、
『メイク・イット・リアル』。当時としてはいかにもポップソングらしいポップ
ソングで、昔ながらのヒット曲ファンにも好評の曲でした。でもこの曲、R.ケリー
が共作してたのね、知らなかった。
8位はマイケルの『ダーティ・ダイアナ』。3週後にデビー・ギブソンを蹴落と
してこれも1位になってます。これでアルバム「BAD」から5曲連続ナンバーワン、
という記録を樹立しています。9位はゴーゴーズOGのベリンダ、アルバム「Heaven
On Earth」から3曲目のトップ10ヒット。何だかポップ歌謡風の結構いなたい曲
調なんですが、この頃の彼女はアイドル的な人気もあったのでしょうか、大ヒッ
トになってます。
最後に10位にジリっと入賞しているのがブルース・ホースビーの地味なヒット曲。
こういう曲が最近はなかなかトップ40に入ってこないですね。ということでまた
来週。
(担当:阿多)
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今回の発行責任者: 真貝一之 Kazuyuki Shinkai kaz@meantime-jp.com
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