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     Music Magazine 【 meantime 】 Mail Magazine Edition


              [Vol.28 PART1]  1998/5/20  1,306部発行
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  このメールマガジンは、meantimeのウェブサイト、及びミニコミ形式の
meantime本誌と連動して、洋楽に関する各種情報を無料でお届けしています。
原則として毎週火曜日の発行です。
ウェブサイトの方のチェックもお忘れなく!



■ 今回は事情により、いつもの内容を2回に分けてお届けします。PART2は
   明日、5/21の配信予定です。


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 なお、meantimeは洋楽愛好者のためのサークルで、企業などの営利団体で
はありません。6人のふつうの音楽好きな社会人によってミニコミの発行、
イベントの開催、ウェブサイト運営などを行っています。
詳しくはmeantimeのウェブサイトをご覧下さい。


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           ★★★    meantimeのホームページが    ★★★
           ★★★  リニューアルオープンしました  ★★★




  遂に全面改装工事も終り、本日、リニューアルオープンです。この機会に新
しいコンテンツもたくさん追加しました。
コンテンツの内容については、今後何週間かかけて、毎週少しづつご紹介して
いきますので、まずは大幅に改善された構成と、新鮮なデザインをチェックし
て下さい。
もちろん今後も世界最強の洋楽サイト目指してがんがん拡張していきます。


http://www.meantime-jp.com/


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  先週お願いしたアンケートにはたくさんの方にご協力いただきました。どう
もありがとうございます。できるだけ多くの方の意見をmeantimeの運営に反映
していきたいと思っています。


■■■■■■■■■■ meantime 9、好評販布中! ■■■■■■■■■■■


  このところずっと予告していたmeantime第9号が、ついに完成しました。
今回は97年の年間投票の結果をはじめ、97年後半に発売されたアルバムのレ
ビュー(その数170枚以上!)、全米トップ40ヒットシングル完全解説、シ
ングルチャートのチャートアクション完全掲載、イギリスの97年音楽シーン
などなど、その他音楽ネタもりだくさんです(A4版、約150ページ)。
このメールマガジンやホームページにはとても載せきれない膨大な情報量の
洋楽ミニコミを、印刷+製本+郵送代の実費のみでお分けしています。


  これが我々の予想を上回るご好評をいただき、すでに予約だけで完売とい
う状態になってしまいました。今からお申し込みいただく場合は、増刷の完
成を待ってからのお届けになりますので、1ヶ月程度はお待ちいただくこと
になりますが、待つだけの価値があることはお約束しましょう。


詳しくはこちらのページで。
http://www.meantime-jp.com/
ナビゲーションバーで「about meantime」をクリック


■■■■■■■■■■■■ meantime Music News ■■■■■■■■■■■■


☆昨年NME誌の読者投票で最優秀新人に選ばれるなど、今年最も注目を集めてい
る新人バンド、エンブレイスのデビュー・アルバムの概要が明らかになった。イ
ギリスで6月8日に発表されるこのアルバムは「THE GOOD WILL OUT」というタ
イトルで、昨年秋にトップ10入したシングル「ALL YOU GOOD GOOD PEOPLE」の
他、これまでのシングルで発表された曲が収録されるが、そのほとんどが再録音
されている。本来は今年の初めにリリースされる予定が延期になっていたのもこ
のせいらしく、リーダーのダニー・マクナマラいわく「我々が想像していた通り
に曲を完成できたのは最高の気分だ。録音するときは常に正しいパフォーマンス
のマジックを捕えようと心がけているからね」「こういうことはリハーサルして
できるものじゃないから時には1月かかってしまうこともあるし、どうしても最
初のヴァージョンの持つムードを超えられなくてオリジナルを使った曲もあるん
だ」とのこと。彼等は今年のグラストンベリーへの出演も決定している。


☆ヴァーヴが故郷のウィーガンで行う凱旋公演にベックとDJシャドウが前座で参
加することが決まった。ベックはユニヴァース・ダンス・フェスティヴァルとい
うイヴェントに参加する予定だったものの当のイヴェントがチケットの売れ行き
不振でキャンセルになってしまい、その替りに登場することになったらしい。ま
たヴァーヴのリチャード・アシュクロフトはDJシャドウの次のプロジェクトで1
曲ヴォーカルで参加しており、その縁での参加になった模様。ヴァーヴは早くも
次の作品のためにスタジオ入りしており、すでに5曲が完成、今年中の発売を目
指しているとか。


☆イギリスで唯一のオルタナティヴFMステーションであるXFMが経営不振のため
大手のキャピタル・ラジオに身売りした。この放送局はキュアーを擁するフィク
ション・レーベルのオーナーがスタートしたもので、何度もの申請却下の末、昨
年9月にようやくライセンスを得たものの、聴取率が低迷し、大きな赤字を出し
た模様。キャピタル側は「局の方針は変えるつもりはないし、セリーヌ・ディオ
ンやテレタビーズがかかることはない」と言明しているが、若いリスナーやアー
ティストからは先行きに懸念の声が上がっている。


☆スヌープ・ドッギー・ドッグがテレビ局で番組収録中の舞台裏で何者かに教わ
れ、警察に助けを求めた。これはロスのテレビ曲で「DEF COMEDY JAM」というコ
メディ番組の収録中、スヌープとそのとりまきが4人組の男達にからまれ、近く
にいた警察官に仲裁を求めたというもの。ところがスヌープはそのときマリファ
ナの臭いをプンプンさせていたためその場で身体検査を受け、ポケットからドラ
ッグがみつかりご用となってしまうという何ともまぬけな結末に。彼は7月に出
廷を求められた模様。現在彼は97年の武器不法所持の保釈期間中でもあり、そ
ちらへの影響も考えられる。


(以上、担当は野坂)


☆そのスヌープが移籍した、マスターP率いるノー・リミット・レーベルから今度
はマック・10の新作が出るようです。アイス・キューブらとウェストサイド・
コネクションというグループで一昨年ヒットを出し、昨年はソロでもヒットを出
した人だけに、これで一層勢いがつくでしょう。更にPはラップ・ファンにはお馴
染み、コンプトンズ・モスト・ウォンテッドのMCエイトにも自分のレーベルに移
籍するように説得中とか。勢いに任せて売りまくるだけでなく、しっかり足場固
めもやってるようで、Pもただの阿呆ではないようですな。


☆すでに一般メディアで大きく報じられていますが、先週の金曜日(5月14日)、
フランク・シナトラが82歳で亡くなりました。このメールマガジンを読んでいる
若い洋楽ファンには、あまり縁のない人と思われがちかもしれませんが、U2の
ボノが「彼こそが20世紀そのものだった」なんて言っているように、もはや洋楽
とかロックとかいう範疇を超える、「20世紀でもっとも偉大なエンターテイナー」
とでも言うべき人でしょう。


(以上、真貝)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboard ポップシングルチャート速報(98/5/23付)
     
明日発行のPART2に掲載します。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboardポップアルバムチャート速報(98/5/23付)


明日発行のPART2に掲載します。


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■今週のUKチャート


 1(-)  TURN BACK TIME / AQUA
 2(1)  UNDER THE BRIDGE/LADY MARMALADE / ALL SAINTS
 3(-)  GONE TILL NOVEMBER / WYCLEF JEAN
 4(-)  LIFE AIN'T EASY / CLEOPATRA
 5(3)  FEEL IT / THE TAMPERER featuring MAYA
 6(-)  DREAMS / THE CORRS
 7(-)  SAY YOU LOVE ME / SIMPLY RED
 8(2)  RAY OF LIGHT / MADONNA
 9(7)  LAST THING ON MAY MIND / STEPS
10(8) DANCE THE NIGHT AWAY / THE MAVERICKS


うーん、アクア強し。またしても1位を獲得でこれで、「BARBIE GIRL」、
「DOCTOR JONES」に続き初ヒットから3曲連続のナンバー1。これは史上6組目
の記録になります。ちなみにこれまでの5組は、GERRY & THE PACEMAKERS,
FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD,JIVE BUNNY & THE MASTERMIXERS,ROBSON & JEROME,
そしてSPICE GIRLSで、アクアはイギリス以外のアーティストでは初めてこの記
録を作ったことになります。もしかしてこのままSPICE GIRLSの記録(6曲連続)
まで塗りかえる、なんてことはないことを祈りたいですが。とはいえこの曲は
これまでのノヴェルティ色の強い2曲とはうってかわって至って正当派のポッ
プ・バラードで、「SLIDING DOORS」という映画で使われているのもヒットの要
因のようです。


3位に登場したのは現在アメリカでもヒット中のワイクレフ・ジャン。フュージ
ースは「KILLING ME SOFTLY」のナンバー1を始めイギリスでは4曲のトップ1
0ヒットを出しているので、特に驚くことでもないですが、この前の2曲がこけ
ているだけに3位に初登場というのは意外でした。


4位に登場したのは今年初め「CLEOPATRA'S THEME」を3位に送り込んだ十代の
黒人姉妹3人組、クレオパトラの新曲。何でもマドンナが彼女達の大ファンで、
アメリカではマドンナのメイヴリック・レーベルと契約したとか。これからもし
かしてアメリカでのヒットも狙えるかも知れません。


6位に登場したのはアイルランド出身の兄妹バンド、コアーズ。日本ではかなり
のセールスを記録し、アメリカやヨーロッパ各国でも確固とした人気を誇るこの
バンドですが、なぜか本国のイギリスではこれまで完全に無視されていました。
2枚目のアルバム「TALK ON  CORNERS」からのシングルもこれまでことごとくヒ
ットを逃していたのですが、この曲でようやくブレイク。タイトルでおわかりの
ようにこれはフリートウッド・マックの大ヒット曲(77年アメリカ1位、イギ
リス24位)のカヴァー。これは先日リリースされた「RUMOURS」のトリビュー
ト盤からのシングルで、彼等のアルバムにも追加収録されます。これまでもライ
ヴでは演奏してきた曲だそうですが、今回このシングルではエヴリシング・バッ
ト・ザ・ガールの「MISSING」や、カーディガンズの「LOVEFOOL」などを手懸け
たトッド・テリーをリミキサーに起用したことが功を奏したようです。またつい
最近マックの再結成ツアーがあったというのも影響しているのかも。


続いて7位に入ってきたのが先週予告した、シンプリー・レッドの新曲。オリジ
ナルとしては3年振りになるアルバム「BLUE」からの先行シングル。前作からは
「FAIRGROUND」がナンバー1になっているだけに今回も3位以内は固い、と予想
したのですが、この曲もアルバムもあんまり評判がよくないようでこの位置に止
まりました。確かにこの曲、「STARS」や「FOR YOUR BABIES」といった名曲に比
べるとなんとも煮え切らない出来で、仕方ないかなという気もします。とはいえ
「FAIRGROUND」だって全然大した曲じゃなかったわけで、単に人気に陰りが出て
きただけなのかもしれませんが。


11位以下では18位にフランスのテクノ・デュオ、エールの新曲「KELLY
WATCH THE STARS」が、21位にはお久しぶりの808 STATEが彼等の90年のヒッ
ト曲「PACIFIC/CUBIK」のリミックス版で登場。
23位にはこの前「BRIMFUL OF ASHA」をナンバー1に送り込んだコーナーショ
ップの新曲「SLEEP ON THE LEFT SIDE」が登場。
また60位から32位に浮上して今年初の「初登場ではなく、40圏外からアッ
プして40位以内に入ったヒット」になったのがIMAANIというアーティストの
「WHERE ARE YOU」という曲。実はこれ、毎年恒例のユーロヴィジョン・ソン
グ・コンテストの今年のイギリスのエントリー曲。昨年はカトリーナ&ザ・ウェ
イヴスの「LOVE SHINE A LIGHT」で見事優勝したイギリスですが、今年は惜しく
も2位に止まったそう。ここ数年のイギリス代表曲は全てトップ10ヒットにな
っているのに対してこの曲に対するリアクションは今一つ盛り上がっていないよ
うですが。


さて無敵のアクアは首位をキープできるのか?また来週。


(担当は野坂)



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┃                 全米ヒットチャート***FLASHBACK!!                 ┃
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ここのところ蒸し暑い日もめっきり多くなったわりにはあまり雨も降らず、こ
のまま一気に夏か?と気の早いことを考えている今日この頃。今週は久しぶり
に15年前にFLASHBACK!!


1983年5月28日付シングルチャートトップ10


順位 前週 週数 
* 1 ( 3) ( 9) Flashdance...What A Feeling●(フラッシュダンス...
          ホワット・ア・フィーリング)- Irene Cara
* 2 ( 1) (10) Let's Dance●(レッツ・ダンス)- David Bowie
  3 ( 2) (14) Beat It▲(今夜はビート・イット)- Michael Jackson
* 4 ( 4) ( 8) Overkill(オーバーキル)- Men At Work
* 5 ( 5) (15) She Blinded Me With Science(彼女はサイエンス)
                    - Thomas Dolby
* 6 ( 6) (14) Little Red Corvette(リトル・レッド・コルベット)- Prince
* 7 ( 7) (11) Solitaire(哀しみのソリテア)- Laura Branigan
* 8 (10) ( 7) Time (Clock Of The Heart)(タイム)- Culture Club
* 9 ( 9) ( 8) My Love(マイ・ラブ)- Lionel Richie
*10 (13) (12) Straight From The Heart(フロム・ザ・ハート) - Bryan Adams


(注)この週の4位と5位は☆ではなく、★です。ビルボード誌は、1981/2/28付
チャートから1983/9/24付チャートの間、☆(特に上昇度合いが大きい曲)と★
(上昇度合いが大きい曲)の2種類の星印を採用していた。


 この週のチャートは、ミリオンセラー/プラチナ・マークがよく表しているよ
うに、上位3位がいずれもこの年を代表する超大ヒット曲(それぞれ年間3位、18
位、5位)に占められていて、完全な二層構造、という感じがするチャートになっ
ている。特にこの週圧倒的な強さを見せたのが前の週1位だったボウイを星印付
きながら2位に退けてトップをもぎ取った映画「フラッシュダンス」のテーマ。
これって確かオリコンでも1位になったのではなかったか?それほどアメリカの
みならず全世界的な大ヒットだっただけにこの強さは納得。今のチャートでも
Nextの『Too Close』やマライアの『My All』に次々に割り込まれてシャナイア・
トウェインの『You're Still The One』が星印をキープしながらも2→3→3→4と
じり貧傾向、という可哀想な例があるが、この時のボウイは1位を取った後だか
らまだいい。当時シックの二人をプロデュースに迎えたことによるタイトな音作
りが評判だったこの曲、つい最近パフ・ダディの『Been Around The World』で
大々的にサンプリングされていたのは記憶にまだ新しいところ。3位のマイケル
も、もう問答無用の大ヒット曲。エディ・ヴァン・ヘイレンのギターソロを効果
的に使い、Weird Al Yankovicの『Eat It』という大パロディヒット(最高位12
位、ミリオンセラー!)を生むほどのインパクトのある曲だった。ビデオの中の
喧嘩のシーンは最近Refugee Camp Allstarsのシングルでもパロディされていたっ
け。


 4位以下は全て星印付き。4位は落ち目寸前のメン・アット・ワーク。この曲の
後もう1曲トップ10ヒット(『It's A Mistake』)を放った後、あっと言う間に
シーンから消えてしまった。5位はトップ40一発屋のトーマス・ドルビー。カイ
ロ生まれで考古学者の父親と幼少の頃世界中を巡ったという彼の感性がにじみ出
たサウンドとバカバカしい詞とビデオ(彼曰く、「自分の書いた曲の中で一番バ
カバカしい曲なんだけどヒットしちゃったんだよね」)が受けてか大ヒットした。
この年はMTV誕生の年と言うことで、その恩恵も多分に受けたに違いない。6位は
アルバム「1999」からのシングルで、ファンの間でも人気の高いプリンスの初期
の大ヒット。7位は、この前の『Gloria』で見事ブレークを果たしたローラが、
連続トップ10ヒットとした曲。またこの曲は今をときめくヒット・ソングライ
ター、ダイアン・ウォーレンの記念すべき初のトップ40ヒットでもある。最後に
この週の唯一のトップ10デビュー曲は、この曲をスタートポイントとして、この
後怒涛のヒット曲連発攻勢を見せるカナダ出身のいかにも80年代っぽいロック・
アーティスト、ブライアン・アダムスの記念すべき初のトップ40ヒットであった。
この週の10位が最高位になるわけだが、特に演奏スタイルに特色があるでもなく、
特に歌唱力がすぐれているでもない彼のここから先のチャートでの活躍を誰がこ
の時点で予言できたであろうか。ということでまた来週。(担当:阿多)


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今回の発行責任者: 真貝一之   Kazuyuki Shinkai    kaz@meantime-jp.com
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