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     Music Magazine 【 meantime 】 Mail Magazine Edition


            [Vol.26  創刊半年記念号]  1998/5/6  1,190部発行
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  meantimeメールマガジンは今号で26号、週1回の定期発行を始めてから
ちょうど半年を迎えました。これからもよろしくお願いします。


  このメールマガジンは、meantimeのウェブサイト、及びミニコミ形式の
meantime本誌と連動して、洋楽に関する各種情報を無料でお届けしています。
原則として毎週火曜日の発行です。
ウェブサイトの方のチェックもお忘れなく!


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 なお、meantimeは洋楽愛好者のためのサークルで、企業などの営利団体で
はありません。6人のふつうの音楽好きな社会人によってミニコミの発行、
イベントの開催、ウェブサイト運営などを行っています。
詳しくはmeantimeのウェブサイト、[What is meantime ?]および[events]の
ページをご覧下さい。
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*********** 只今ホームページ再建中 ***********


97年1月の開設以来、成長を続けてきたmeantimeのホームページですが、
ちょっとつぎはぎだらけになってきてしまった、という感も否めません。
「手作り感覚」をテーマにしたデザインにも飽きてきたところで、この際
デザイン・構成共に一新、更に新ページを追加というリニューアルを施す事
にしました。
つきましてはホームページ再建工事のため、来週には数日〜一週間ほどページ
を閉鎖する予定です。まだ現ホームページをチェックしていない方はこの機会
にチェックしてみてください。
なお、ホームページに関するご意見・ご要望はeditors@meantime-jp.com
にて常時受け付けております。今このタイミングでのご要望はリニューアル版
にも反映しやすいかも・・・?!


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■■■■■■■■■■ meantime 9、好評販布中! ■■■■■■■■■■■


  このところずっと予告していたmeantime第9号が、ついに完成しました。
今回は97年の年間投票の結果をはじめ、97年後半に発売されたアルバムのレ
ビュー(その数170枚以上!)、全米トップ40ヒットシングル完全解説、シ
ングルチャートのチャートアクション完全掲載、イギリスの97年音楽シーン
などなど、その他音楽ネタもりだくさんです(A4版、約150ページ)。
このメールマガジンやホームページにはとても載せきれない膨大な情報量の
洋楽ミニコミを、印刷+製本+郵送代の実費のみでお分けしています。


  これが我々の予想を上回るご好評をいただき、すでに予約だけで完売とい
う状態になってしまいました。今からお申し込みいただく場合は、増刷の完
成を待ってからのお届けになりますので、1ヶ月程度はお待ちいただくこと
になりますが、待つだけの価値があることはお約束しましょう。


詳しくはこちらのページで。
http://www.meantime-jp.com/WhatisMeantime/WhatIs.html
http://www.meantime-jp.com/WhatisMeantime/news.html


ホームページの更新情報は、what's newのページをご覧下さい。
http://www.meantime-jp.com/WhatisMeantime/WhatsNew.html


■■■■■■■■■■■■ meantime Music News ■■■■■■■■■■■■


☆フェイス・ノー・モアが解散。バンドのベーシストであるビリー・ゴールド
の出した声明は以下の通り。「15年の長く、実り多い年月の後、フェイス・
ノー・モアは彼等は解散するのではないかという疑いに対してピリオドを打つ
ことにした。…それは現実に解散をすることによってである」「この決定はメ
ンバー全員の同意に基づくもので誰のせいにするつもりもないし、名前をあげ
つらうつもりもない。…ただ記録のためにつけくわえておくと始めに言い出し
たのはドラマーのマイクだ」「そしてこの解散によってそれぞれのメンバーは
それぞれの音楽的なプロジェクトを妨げられることなく追及できることになっ
た。最後に、そして最も重要なことだが、バンドはその歴史を通してサポート
してくれ、ついてきてくれた全てのファンと仲間達に感謝をしたい」。シンガ
ーのマイク・パットンは早くも新たなバンド、PHANTOMASをMR.BUNGLEの同僚で
あるトレヴァー・ダンとスタート、これには元メルヴィンズやスレイヤーのメ
ンバーも参加する。ゴールドはプロデューサーとして活動。キーボードのロデ
ィー・ボッタムは既に1枚アルバムを発表しているIMPERIAL TEENとして2枚
目のアルバムを既に完成させている。


☆パール・ジャムのドラマー、ジャック・アイアンズが「健康上の理由」のた
め予定されていた夏のツアーを欠席、替りを元サウンドガーデンのマット・キ
ャメロンが勤める事が発表された。マットは5月1日のデヴィッド・レターマ
ン・ショーで初共演を済ませた後、チベタン・フリーダム・コンサートに出演、
その後6月20日から全米ツアーがスタートする。一方、レコーデイングにマ
ットが参加していたスマッシング・パンプキンズはツアーのドラマーとしてケ
ニー・アロノフという人物を起用。彼はジョン・メレンキャンプやジョン・フ
ォガティのドラマーとして活動していた人だそう。


☆デペッシュ・モードが秋からのヨーロッパ・ツアーの日程を正式に発表。こ
れは彼等の2枚目のベスト盤「SINGLES 86-98」のリリースにあわせたもので
3曲の新曲のうち「ONLY WHEN I LOSE MYSELF」がシングルになることも明らか
になった。彼等がツアーをするのは5年ぶりで、アラン・ワイルダーの脱退後、
そしてデヴィッド・ガーンのドラッグ禍/自殺未遂騒動後は初めてになる。アン
ディ・フレッチャーは「何度もやめようと思った。でも今は凄くいいヴァイブを
このバンドの中に感じている。凄く新鮮な気持ちなんだ。」と語り、デイヴィッ
ドは「アランが抜けた穴は大きい。彼はバンドの中で本当の意味でのミュージシ
ャンだったからね。だから新しく仕事が出来る人をみつけなきゃ」とつけ加えた。
またアンディによると「今、僕達がやっている音楽は凄くヘヴィーなR&Bなんだ。
これは(プロデユーサーの)ティム・シムノンの影響なんだけどね。」というこ
とらしい。一方、デペッシュ・モードのトリビュート盤も今年後半の発売が予定
されている。タイトルは「FOR THE MASSES」で参加するのはスマッシング・パン
プキンズ、キュアー、デフトーンズ、フー・ファイターズ、スマッシュ・マウス、
ディッシュワラ等。


☆しつこいですがワールド・カップ、イングランド応援歌続報。エコー&バニー
メンにオーシャン・カラー・シーンのサイモン・ファウラーとスペースのトミー
・スコット、そしてスパイス・ガールズを加えたこのプロジェクトは正式に「
ENGLAND UNITED」と命名され、先日ヴィデオ撮影が行われた。スペースのトミー
は「凄くおかしかったよ。メルCとジェリとエマは部屋に入ってくるなりイアンも
サイモンも通りこして僕のところにきてさ、『私たちあなたのアルバム持ってる
のよ。スペース大好き!』って言われてさ。そこへヴィクトリアが入ってきて僕
に向かって『あなた誰?』って聴いたんだ。そしたらその3人が一斉に振り返っ
て『あんた何言ってんのよ。彼は“NEIGHBOURHOOD”を歌った人よ!』だって。
笑っちゃったよ!」とその体験を語っていた。またこの曲の収益はイングランド
が対戦するチュニジア、ルーマニア、コロンビアの孤児のために寄付されること
も決定した。しかし、一昨年のユーロ選手権での応援歌、ライトニング・シーズ
の「THREE LIONS」が歌詞を変えた新ヴァージョンで発売することもあきらかにな
り、チャートではかなりの激戦になりそう。



☆昨年、カナダのトロントのCNタワーで「史上最も高いところでプレイしたバン
ド」の称号を得たスピリチュアライズドは先日、ニューヨークのワールド・トレ
ード・センタービルの105階でもライヴを行い、また今度はシカゴのシアーズ・
タワー(世界で一番高いオフィスビル)でもプレイするとの計画を語った。
またこの夏にはノルウェーの北極圏から500マイルくらい入ったところで、白
夜のもとライヴをするという計画も進んでいるらしい。一方新曲「COMETOGETHER」
のヴィデオがジェイソン・ピアースが撃たれて血を流すシーンが生々しすぎる、と
いうことで放送禁止になり、新たに作り直す、という話題も。


☆先日ギタリストのデイヴ・ナヴァロの脱退が報じられたレッド・ホット・チリ・
ペッパーズだが、その後任になんと!ジョン・フルシャンテが復帰するという情
報が。彼は「BLOOD SUGAR SEX MAGIK」後の日本ツアーの真っ最中に突然脱退し、
その後ソロで活動していた。彼の復帰となれば期待できるが、同時にいつまで持
つのかという不安も否めないところ。詳細がわかり次第またお伝えします。


(以上、担当は野坂)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboard ポップシングルチャート速報(98/5/9付)


01 (→) Too Close / Next (3)
02 (初) My All / Mariah Carey
03 (↓) You're Still The One / Shania Twain
04 (↑) Everybody [Backstreet's Back] / Backstreet Boys
05 (↑) Truly Deeply Madly / Savage Garden
06 (→) Body Bumpin' Yippie-Yi-Yo / Public Announcement
07 (↓) Let's Ride / Montell Jordan feat. Master P & Silkk The Shocker
08 (↓) All My Life / K-Ci & Jojo
09 (↓) Frozen / Madonna
10 (初) Turn It Up [Remix]/Fire It Up / Busta Rhymes
11 (→) It's All About Me / Mya with special guest Sisqo
12 (↓) Sex And Candy / Marcy Playground
13 (↓) Romeo And Juliet / Sylk-E. Fyne feat. Chill
14 (↓) I Want You Back / 'N Sync
15 (↑) The Arms Of The One Who Loves You / Xscape
16 (↓) No, No, No / Destiny's Child
17 (↓) Nice & Slow / Usher
18 (→) Gone Till November / Wyclef Jean
19 (↑) Victory / Puff Daddy & The Family
        (feat. The Notorious B.I.G. and Busta Rhymes)
20 (↓) Money, Power & Respect / The Lox (feat. DMX & Lil' Kim)


 ネクストなんとか3週目の1位をキープ、しかし2、3、4位と強力な追撃
がありその座はもはや風前の灯火状態。果たして来週の1位はどの曲になるの
か?バックストリート・ボーイズの強さが気になります。


 マライア・キャリーの新曲「My All」が今週初登場2位。信じられない話で
すがアメリカでこの曲はアルバム「Butterfly」から「Honey」以来約半年振り
2枚目のシングル。その間「Butterfly」「Breakdown」といった曲がラジオや
MTVで盛んに流され、ビデオにおける彼女の肌の露出振りが賛否両論の話題
となっていましたが、シングルとしては発売されていなかったのでポップチャ
ートには久々の登場となります。で、じらしにじらした上でようやくリリース
されたファン待望のシングル、の割には2位止まりだったということで「彼女
の人気にもいよいよ陰りが見えてきたのか?」との見方をする気の早い向きも
あるようですが。ともかく来週以降の動向に注目しましょう。なお、このシン
グルは先にエアプレイヒットとなっていた「Breakdown」とのカップリングとい
うお買い得盤。


 先週も取り上げましたが、サベージ・ガーデンの「Truly Madly Deeply」が
驚異的なロングセラーとなっています(今週5位再上昇)。1月に1位を獲得して
以降、ランクを下げた後もジリジリと粘り、今週15週目のTOP10滞在です。
参考までにこれまでの“1位をから落ちた後のTOP10滞在記録(除く1位返
り咲き)”をご紹介してみましょう。いずれも90年代のヒット曲です。


1. Gangsta's Paradise / Coolio feat. L.V (17週)
2. Truly Madly Deeply / Svage Garden (15週)
3. Exhale (Shoop Shoop) / Whitney Houston (14週)
4. Kiss From A Rose / Seal (12週)
You're Makin' Me High / Toni Braxton (12週)
6. Because You Loved Me / Celine Dion (11週)
No Diggity / Blackstreet feat. Dr. Dre (11週)


 ここ数年のヒットチャートの変動の鈍さがはっきりと形になっていますね。
サベージ・ガーデンはクーリオの持つ記録まであと2週、今週も赤丸付きとい
うことなので記録更新はまず間違いないでしょう。エルトン・ジョンの2年連
続年間1位(冗談ではなく今後2〜3週間毎に1位が次々と入れ替わっていく
とすれば充分考えられる話なのです)の大記録を阻止するのは彼らなのか?


 今週初登場でTOP10に入ってきたのはもう一曲、先日イギリスで異例の
ヒット(ナンバー1獲得!)を記録したバスタ・ライムスの「Turn It Up
[Remix]/Fire It Up(10位)」。タイトルが紛らわしいのですがこの曲は別に
両面ヒットではなく、2曲がメドレー形式となっているようです。「Turn It
Up」の方はわざわざリミックスとうたってある上に、アルバム未収録曲「Fire
 It Up」まで追加されているということで、既に彼のアルバムを持っているバ
スタファンもシングルを買わない訳にはいかない仕組みとなっています。


 TOP20内で他にニューエントリーしてきたのはパフ・ダディの「Victory
(19位)」。この曲では映画「ロッキー」のサントラ曲「Alone InThe Ring」
が効果的に使用されており、ビギー、(またまた登場)バスタのハイテンション
なラップが展開されています。


 今週は20〜30位台にニューエントリー曲がなかったので、圏外上昇曲のご紹
介はお休み。今週とても既婚者とは思えないブリブリのジャケットがレコード
店で非常に目を引く(可愛いですよ、一度ご覧あれ)アルバム「FAITH」をアル
バムチャートでTOP10入りさせたカントリーシンガー、フェイス・ヒルの
「This Kiss」は44位→42位とジリジリとTOP40に向けて上昇中。あと一息。


(以上、担当は八亀 yakame@meantime-jp.com)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboardポップアルバムチャート速報(98/5/9付)


 1  1   Titanic                  Soundtrack        ▲10
 2 NEW  One Step At A Time       George Strait
 3  3   City Of Angels           Soundtrack
 4  2   Let's Talk About Love    Celine Dion       ▲7
 5  4   Savage Garden            Savage Garden     ▲2
 6  5   Backstreet Boys          Backstreet Boys   ▲4
 7 NEW  Faith                    Faith Hill
 8 NEW  Walking Into Clarksdale  Jimmy Page & Robert Plant
 9  8   Love Always              K-Ci & JoJo       ▲2
10  9   Come On Over             Shania Twain      ▲3


(▲はRIAA認定のプラチナディスク=100万枚のセールス。横に数字がある
  ものは、▲×数字がセールス。例:▲9=900万枚)



  上位にまったくめぼしい初登場がなかった先週とは変わって、トップ10内に
3枚も初登場の、にぎやかな週になりました。
まずは、2位のジョージ・ストレイト。ちょうど1年前の前作「Carrying Your
 Love With Me」も初登場2位でしたが、その翌週に1位になっています。カ
ントリー系のアーティストは、ロックやブラック系とは違って、発売第1週よ
りもその翌週、翌々週が売り上げのピークになることが多いので、ジョージ・
ストレイトにも十分、今後1位になる可能性はあるでしょう。
この人は70年代から活動するベテラン・カントリー・シンガーですが、これほ
どアルバムが大ヒットするようになったのは92年頃から。


  7位に初登場しているのも、カントリーの人。フェイス・ヒルは、昨年夫で
あるティム・マッグロウとのデュエットで「It's Your Love」をヒットさせて
おり、今も「This Kiss」がシングルチャートでTOP40入り目前です。ところで
この人、シングルのジャケットなんかでは自分の名前を単に「Faith」としか
表記してないんですが、フェイス・エヴァンスと関係あるんですかね?(フェ
イス・エヴァンスは最初単に「Faith」と名乗っていたが、すぐに「Faith 
Evansとフルネームに変わった。フェイス・ヒル側からクレームがついた??)


  続く8位は、出ました。レッド・ツェッペリンOBのお二人。ツェッペリン時
代以来、この2人によるスタジオ新録盤は初めてということで、ファンは期待
と不安の混じった複雑な心境ではないでしょうか。しかし、ロバート・プラン
ト、老けたなあ。もう「おじいちゃん」だね、こりゃ。一方のジミー・ペイジ
は「おばさん」だったりする。ああいう顔のおばさん、あなたの近所にもいる
でしょう。


  初登場組以外では、いよいよ「タイタニック」の勢いが目に見えてなくなっ
てきたのが目を引きます。ここ数ヶ月ずっと40〜50万枚/週という凄まじい売
り上げを記録してきていたのが、今週は18.4万枚にまでダウン。今まではどん
なビッグアーティストの新作が出ても、50万枚も売れてるの相手じゃ勝負にな
らないって感じでしたが、今週は2位のジョージ・ストレイトとの差は僅か
6000枚。いよいよ、今週が最後の1位になりそうです。
一緒に勢いを落としているのがセリーヌ・ディオン。ほぼ「タイタニック」の
半分ぐらいのセールスをずっと維持してきていましたが、これも今週12.2万枚
にまで落ち込み、4位にダウン。ただ、こちらはまだまだネタが豊富なので、
シングルカットの仕方しだいで、まだこれからしばらくはロングセラーを続け
るんでしょう。


  トップ10以外では21位に「Bullworth」サントラが登場。これはメソッド・
マン、RZA、LLクールJ、Dr.ドレ、アイス・キューブといった一流ラッパー勢
揃いの、非常に豪華なサントラなのですが、その割には伸びませんでした。た
だ、これは映画そのものがまだ公開されていないようなので、今週3位急上昇
中の「City Of Angels」サントラ同様、公開と同時に大ヒットになる可能性も
ありますね。
41位、49位にはスティーヴ・ワリナー、ランディ・トラヴィスというカントリ
ーの人がまたまた登場。今週は初登場の2人に加えてシュナイア・トゥエイン
がトップ10内に、ガース・ブルックスがトップ20内に粘ってるし、ティム・
マッグロウの、もう1年ほど前のアルバムが50→28位と急上昇してるし、カン
トリー勢大活躍ですね。たしか、リアン・ライムスの新作もそろそろ出るんじゃ
なかったかな?
さて、マスターP軍団からの初のボーカルグループ、サンズ・オブ・ファンクは
44位に登場。シングルもヒットしていない無名の新人グループとしては異例の
チャートアクションですが、トップ3初登場を連発しているP軍団としては不本
意な結果でしょう。まあ今回は、みんながPに求めるものとは違うってことかな。
56位には珍しくEP(ミニアルバム)がランクイン。結局「OK Computer」が非常
に高い評価は得たものの、アメリカでは今一つ商業的にぱっとしなかったレディ
オヘッドですが、確実にファンはつかんだようです。こういうEPが売れてしまっ
たりするのは、一番勢いがあった頃のU2とか、数年前のスマパンなんかを思わ
せます。マッシヴ・アタックが手がけているというリミックスアルバムなんて
どのぐらいヒットするんでしょうね。


  では次週ですが、ずばり、1位交代でしょう。タイタニックに代わってトッ
プに立つのは、デイヴ・マシューズ・バンドの新作。←断言してますが、あく
までも私の予想です(^^;
日本では全然ぱっとしない感じなので想像しにくいでしょうが、アメリカでは
ライヴで鍛えあげた、本格派の(大人も聴ける)ロックバンドとして幅広い層
に支持されています。前作「Crash」は2位止まりでしたが、今回は行くでしょ
う。
今週2位のジョージ・ストレイトも、来週以降1位の可能性有り。
そして、今週登場予定だった、パブリック・エナミーの新作兼スパイク・リー
の映画のサントラ。どうも発売が延びているようなので、来週もチャートに無
事入ってくるかどうかわかりませんが、入ってくれば、一応首位争いには加わ
ることになるでしょう。


では今週はこの辺で。


過去のチャート解説や、実際の売り上げ枚数まで掲載したプロフェッショナル
バージョンはこちら:
http://www.meantime-jp.com/Weekly/AlbumChart.html
(以上、担当は真貝 kaz@meantime-jp.com)


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■今週のUKチャート


 1(-)  ALL I HAVE TO GIVE / BOYZONE
 2(1)  IT'S LIKE THAT / RUN-DMC VERSUS JASON NEVINS
 3(-)  SOUND OF DRUMZ / KULA SHAKER
 4(3)  FEEL IT / THE TAMPERER featuring MAYA
 5(-)  ROAD RAGE / CATATONIA
 6(-)  LAST THING ON MY MIND / STEPS
 7(5)  TRULY MADLY DEEPLY / SAVAGE GARDEN
 8(2)  TURN IT UP/FIRE IT UP / BUSTA RHYMES
 9(-)  DANCE THE NIGHT AWAY / THE MAVERICKS
10(4) MY HEART WILL GO ON / CELINE DION


トップ10内5曲、40内17曲が初登場と春の新作ラッシュでようやく大き
な変動が起きた今週のチャート、6週続いた1位の座からランDMCを引きずり
おろしたのはボーイゾーンでした。4年前にデビューした男性アイドル・グル
ープ、テイク・ザット無き後はしっかりナンバー1の人気をキープしており、
これは彼等にとって「WORDS」に続く2曲目のナンバー1になります。
3位に入ってきたのは「ナチ疑惑」騒動覚めやらない(詳しくはmeantime9号
59ページ参照)クーラ・シェイカーの新曲。今回も発売日が「ヒトラーの誕
生日と一緒」ということで更にその疑惑は深まるばかり。最近のインタビュー
でもこいつの頭の悪さはひどくなるばかりであきれます。こんなレイシストで
セクシストの間抜け野郎の曲なんてなぜ売れるのか不思議で仕方ないんですけ
どね。
気を取り直して、5位に入ってきたのは「MULDER AND SCULLY」、そしてSPACE
との共演「THE BALLAD OF TOM JONES」の連続ヒットですっかりチャートの常
連になった感のあるカタトニアの新曲。特に話題性もなく比較的地味な曲なが
らこれだけの支持を集めているというのは大したもの。
6位に入ってきたのは昨年暮から今年の始めにかけて「5,6,7,8」という曲をロ
ングセラー・ヒットにした女3人、男2人のアイドル・グループ、ステップス
の新曲。
9位に登場したのはナッシュビルを拠点に活動するカントリー・バンド、メイ
ヴリックス。リーダーのRAUL MALOはキューバの出身ということでラテンやテッ
クス・メックスの影響も聴かせるユニークなバンドで、これは5枚目のアルバ
ム「TRAMPOLINE」からのシングル。今までイギリスでは全く無名だった彼等の
この突然のヒットは謎ですが、先日のシュナイア・トゥエインと同様、「THE
NATIONAL LOTTERLY SHOW」という人気TV番組への出演の影響では?と推測され
ます。


11位以下で注目しておきたい曲を簡単に。
まず16位に登場したのが新作「FROM THE CHOIRGIRL HOTEL」もリリースされた
トーリ・エイモスの新曲「SPARK」。昨年のシングル「PROFESSIONAL WIDOW」で
は1位になっているだけに今回も10位内には入ってくると予想していたのです
が、意外に低い順位でした。凄く暗い曲なんでしょうがないですが。アルバムも
かなり暗いですが良いです。
20位にはレイデイオヘッドのトム・ヨークがヴォーカルで参加したことで話題
のドラッグストアの新曲「EL PRESIDENT」。イザベラ・モンテノという女性シン
ガーを中心にしたグループで95年にデビューしたものの所属レーベルの売却な
どで不遇の時代を過ごしての復活シングル。トム・ヨークとは以前ツアーを一緒
にしてからの友人だそう。デュエットといってもラヴ・ソングではなく政治的な
内容を持った曲のようです。
27位にはこちらもアルバム「GOOD HUMOUR」が発売になったセイント・エチエン
ヌの新曲「THE BAD PHOTOGRAPHER」。非常に春らしい、爽やかな曲。目下一推し
です。
30位には昨年NME誌評論家投票で最優秀新人に選ばれた話題の新バンド、THE LO
 FIDELITY ALLSTARSの新曲「VISION INCISON」が登場。アルバムも今月末にリリー
ス予定。デビュー曲ではブリーダーズの「CANNONNBALL」をサンプリングしていた
のが、キム・ディールからストップがかかり結局回収、今度のアルバムではタイ
トルまで変えられるとか。いずれにしろこのバンドは要注目です。
31位にはエイジアン・ダブ・ファウンデーションの新曲「BUZZIN'」。今や業界
でも注目の的でいろんな人達からリミックスを頼まれたりしてるそうですが、ほ
とんど断わっている彼等、でも何と最近タニタ・ティカラム(って覚えている人
いるかなぁ)の新曲をリミックスしたとか。
40位に地味に入ってきたのはスーパーグラスのダニーとその奥さん、パール
(元パウダー)とデリカテッセンのメンバーを加えた新プロジェクト、ロジャー
の新曲「I'M LEAVING」。契約の関係でダニーはプロモーションには関わってない
ようですが、結構プレスでは話題になってます。


今週はこんなところで。来週も大きな変動あり、注目曲が登場するチャートになっ
ているようなのでお楽しみに。それでは。
(担当は野坂)


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┃                 全米ヒットチャート***FLASHBACK!!                 ┃
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今週はお休みです。来週をお楽しみに!



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今回の発行責任者: 真貝一之   Kazuyuki Shinkai    kaz@meantime-jp.com
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