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     Music Magazine 【 meantime 】 Mail Magazine Edition


               [Vol.25]    1998/4/28  1,128部発行
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  このメールマガジンは、meantimeのウェブサイト、及びミニコミ形式の
meantime本誌と連動して、洋楽に関する各種情報を無料でお届けしています。
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 なお、meantimeは洋楽愛好者のためのサークルで、企業などの営利団体で
はありません。6人のふつうの音楽好きな社会人によってミニコミの発行、
イベントの開催、ウェブサイト運営などを行っています。
詳しくはmeantimeのウェブサイト、[What is meantime ?]および[events]の
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■■■■■■■■■■ meantime 9、好評販布中! ■■■■■■■■■■■


  このところずっと予告していたmeantime第9号が、ついに完成しました。
今回は97年の年間投票の結果をはじめ、97年後半に発売されたアルバムのレ
ビュー(その数170枚以上!)、全米トップ40ヒットシングル完全解説、シ
ングルチャートのチャートアクション完全掲載、イギリスの97年音楽シーン
などなど、その他音楽ネタもりだくさんです(A4版、約150ページ)。
このメールマガジンやホームページにはとても載せきれない膨大な情報量の
洋楽ミニコミを、印刷+製本+郵送代の実費のみでお分けしています。


  これが我々の予想を上回るご好評をいただき、すでに予約だけで完売とい
う状態になってしまいました。今からお申し込みいただく場合は、増刷の完
成を待ってからのお届けになりますので、1ヶ月程度はお待ちいただくこと
になりますが、待つだけの価値があることはお約束しましょう。


詳しくはこちらのページで。
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ホームページの更新情報は、what's newのページをご覧下さい。
http://www.meantime-jp.com/WhatisMeantime/WhatsNew.html


■■■■■■■■■■■■ meantime Music News ■■■■■■■■■■■■


☆新作「MEZZANINE」を発表したばかりのマッシヴ・アタックが今年の夏、以
前から話題になっていたレイディオヘッドとの共作を行うことを発表した。
彼等は以前からお互いのファンで、レイディオヘッドのアルバム「OK 
COMPUTER」をマッシヴ・アタックがリミックスする、というアイデアが出て
いたものの現在まで実現していなかった。マッシヴ・アタックのダリオGによ
ると「僕達は彼等の誰かの家に集まるつもりだ、たぶん夏のいつかにね。ト
ムはデーヴォンに家があるし、そこへいってただジャムってみたい。うまく
いけばそこから何か生まれるだろう」「ある意味でレイディオヘッドは僕達
に凄く影響を与えている。『OK COMPUTER』をリミックスしてほしいと頼まれ
たけど、それには大変な時間がかかる。リスペクトを持って扱わなければな
らないからね。本当にやろうと思えば何か月もかかってしまうよ」というこ
とらしい。


☆アラニス・モリセットは「CLERKS」、「CHASING AMY」という作品を撮った
ケヴイン・スミス監督の新作映画「DOGMA」に神の役で出演することが決まっ
た。これは聖書をテーマにしたコメディでマット・デーモンとベン・アフレッ
クが天国から追い出された天使を演じるもの。アラニスは天国に戻ろうとす
る彼等を妨害する門番の役で、当初はエマ・トンプソンがこの役をやる予定
だったとか。


☆アッシュはバンドの初期から昨年のワールドツアーまでの模様を収録した
自らのドキュメント映画「NOBODY SAID IT WAS GONNA BE EASY」を完成した
ものの、公開が危ぶまれている。これには彼等の友人でもある俳優のユワン・
マクレガーがナレーターを勤めていることでも話題になっているが、権利関
係でもめているらしい。スポークスマンによると「ソープ・オペラの俳優と
か他のバンドの人間が映画に登場しているんだ。彼等はなにもとんでもない
ことをしているわけじゃない、コカインをけつに打ってたりとかね。でも必
ずしも彼等の望むような形でとらえられているわけじゃないってことさ。こ
れはオーストラリアの話だよ、それ以上は言えないけど!」。一方アッシュ

は3枚目のアルバムの録音の大半を終了、9月にリリースする予定。プロデュ
ーサーはストーンズやフーを手懸けたクリス・キムジー。


☆ワールド・カップ応援歌続報。エコー&ザ・バニーメンのイアン・マッカ
ロクが書いたイングランド・チームの公式応援歌「(HOW DOES IT FEEL TO 
BE)ON TOP OF THE WORLD」にはオーシャン・カラー・シーンのサイモン、ス
ペースのトミー、そしてスパイス・ガールズが参加してレコーディングされ
るらしい。当初はバンドエイドのような大勢のミュージシャンが参加する、
とも伝えられたが、「あんまり大勢の人間はいらない。曲の目的を損なうか
らね」とイアン。5月25日発売のこのシングルはスパイス・ガールズ抜き
で曲そのもののベースは録音済。スパイス・ガールズの参加についてイアン
は「なぜいけないんだい?スポーティ・スパイスなんて本当のサッカーファ
ンだし、他のサッカーが好きなふりをしている連中よりずっといいよ。それ
に素晴しいアイデアじゃないか、エコー&ザ・バニーメンがスパイス・ガー
ルズと一緒に曲をやるなんてさ!」とコメント。


☆ビースティー・ボーイズの新作情報。6月中旬発売予定の新作に向けて27
曲が既に完成。アルバムにはパフ・ダディ、リー・スクラッチ・ペリーらが
参加、「オールド・スクールのラップ」に近い音になっていると伝えられて
いる。アルバムは2枚組になる予定だがタイトルは未定。


☆ロッド・スチュワートの新作には、何とオアシスの「CIGARETTES & 
ALCOHOL」、プライマル・スクリームの「ROCKS」のカヴァーが収録される。
タイトルは「WHEN WE WERE THE NEW BOYS」で、グラハム・パーカーやニック・
ロウの書いた曲の他、フェイセズの「OOH LA LA」のリメイクも収録、これが
ファースト・シングルになる模様。オアシスもプライマルもこの件について
はノー・コメント。


☆前回インディーで新作を製作中、とお伝えしたベックがゲフィン用の新作
にも既にとりかかっている。プロデューサーは前作も手懸けたダスト・ブラ
ザースとレイディオヘッドの「OK COMPUTER」のナイジェル・ゴドリッチ。
これにはインド人のオーケストラが参加した曲も収録される。2年前にボン
ベイを旅行中にベックがそのオーケストラのリーダーと知り合ったのがきっ
かけで、しかもストリングのアレンジはベックの父親が手懸けているとか。


☆クラッシュのライヴ盤リリースに向け、ジョー・ストラマー、ミック・
ジョーンズ、ポール・シムノンの3人は選曲の真っ最中。これには76年の
初期の音源から82年のニューヨークのシアー・スタジアムの録音まで含ま
れているらしい。そもそもこのライヴ盤の計画はシアー・スタジアムでの音
源が残っていることをジョー・ストラマーが引っ越しの荷造りをしていて
(!)発見したことから始まったもので、バンドの歴史を追った時系列のも
のになるか一つのショーに絞ったものになるかも未定。今年の終わりには発
表される予定らしい。一方クラッシュのトリビュート盤が8月にリリースさ
れ、それにはトリッキー、アイス・キューブ、モービー、ヘザー・ノヴァ、
トム・ウェイツ、フリー、プライマル・スクリーム、レナード・コーエン
(「ROCK THE CASBAH」をやるらしい!)などが参加、これに合わせてMTVで
はクラッシュのドキュメンタリーも製作する予定だとかで、今年はクラッシュ
再評価の年になりそう。


☆ブルース・スプリングスティーンのデビュー作以降のそれぞれのアルバム
のアウトテイクを集めたボックスセットがリリースされる。これは来年の彼
の「ロックの殿堂」入りに合わせたもので、6枚のCD に100曲近い未発表
曲が収録されるとか。11月の発売予定で、それと同時にオリジナル作の新
装再発も予定されている他、詩集も発表するそうだ。


(以上、野坂)


☆今年の「富士ロックフェスティバル」のメンツがだいたい決まったようです。
ただ、富士ロックとは名ばかりで、今年は都内の臨海エリアで開催。関東の人
はぐっと行きやすくなりました。


会場:東京ベイサイドスクエア(営団地下鉄有楽町線豊洲駅より徒歩20分)
期日:8月1日〜2日
開場8:00/開演10:00/終演20:30
料金¥12000(一日券)¥22000(2日通し券)


気になる出演バンドは...
(1日)ビョーク、ベック、エルヴィス・コステロ、ソニック・ユース、ガー
ビッジ、ニック・ケイヴ、エヴァークリア、その他日本のバンドたくさん。
(2日)プロディジー、プライマル・スクリーム、イアン・ブラウン、コーン、
ベン・フォールズ・ファイヴ、エイジアン・ダブ・ファウンデーションなど。


なお、これらはまだ非公式な情報であり、主催者による正式発表はまだ行われ
ていません。
パール・ジャムやスマパン、ナイン・インチ・ネイルズといった超大物の参加
も噂されていたのですが、残念ながら実現は成りませんでした。


(以上、真貝)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboard ポップシングルチャート速報(98/5/2付)


01(→) Too Close / Next (2)
02 (↑) You're Still The One / Shania Twain
03 (→) Let's Ride / Montell Jordan feat. Master P & Silkk The Shocker
04 (↓) All My Life / K-Ci & Jojo
05 (↓) Frozen / Madonna
06 (↑) Body Bumpin' Yippie-Yi-Yo / Public Announcement
07 (↑) Truly Deeply Madly / Savage Garden
08 (↑) Everybody [Backstreet's Back] / Backstreet Boys
09 (↓) Romeo And Juliet / Sylk-E. Fyne feat. Chill
10 (→) Sex And Candy / Marcy Playground
11 (↑) It's All About Me / Mya with special guest Sisqo
12 (→) Gone Till November / Wyclef Jean
13 (↑) I Want You Back / 'N Sync
14 (↓) Nice & Slow / Usher
15 (→) No, No, No / Destiny's Child
16 (↓) My Heart Will Go On / Celine Dion
17 (→) What You Want / Mase (feat. Total)
18 (↓) Deja Vu [Uptown Baby] / Lord Tariq & Peter Gunz
19 (↑) Money, Power & Respect / The Lox (feat. DMX & Lil' Kim)
20 (↑) Make Em' Say Uhh! /
       Master P feat. Fiend, Silkk The Shocker, Mia X & Mystikal


  ネクスト2週目の1位。今年はどの曲も2週までは1位の座を守ることができる
のですが、3週目以降がかなり厳しい。先週の5位から一気に2位までつけてき
たのはシャナイア・トゥエイン(カントリーチャートでは今週1位を獲得)。
日本のFMでも各局でヘビーローテーション入りしているので耳にされた方も
多いでしょう。来週は1位の交代があるのか?もし来週以降この曲が1位を獲
得した場合、ケニー・ロジャースとドリー・パートンの「Islands In The
Stream(83年)」以来15年振りのカントリーとポップチャートの両方でナン
バー1を記録する曲となります。


 先日来日公演を行い、ルックスに似合わぬ(失礼?)なかなかの実力派振り
を披露したというサベージ・ガーデンの「Truly Deeply Madly」が22週目にし
て再浮上。ラジオのエアプレイでは相変わらず根強い人気(アダルト・コン
テンポラリーチャートでは今週1位)があり、このようなロングヒットとなっ
ています。ちょっと気が早いですがこの曲、今年の年間チャートでもかなりの
上位に入ってきそうです。今からチェックしておいて下さい。


 今週はTOP20内に新顔が登場しなかったので、さっさと圏外の上昇曲のご紹
介へ。今週初登場一番人気でチャートに飛び込んできたのは、JDことジャー
メイン・デュプリが主催するソー・ソー・デフ・レーベルの看板ガールグルー
プ、エクスケイプ。3年振りにリリースされるサードアルバム「Traces Of My
Lipstick」からの先行シングル「The Arms Of The One Who Loves You」が24
位を記録。彼女たちは先日オール・スクールの「Am I Dreaming」にゲスト参
加(半分以上彼女たちが歌っていたような気もしますが)してTOP40に登場し
ていたので、久々という感じはしませんね。続いてここ数年頻繁にTOP40内に
登場するようになったアメリカ南部(特にマイアミ・アトランタあたり)の
ダンスミュージック“ベースミュージック”の重鎮、2ライブ・クルーのメン
バー、ルークのソロシングル「Raise The Roof」が先週42位から35位に上昇し
てTOP40入り。2ライブ・クルーとしても“マイアミつながり”でKC&サン
シャイン・バンドのKCをボーカルに迎えたシングルのリリースの予定があ
り、こちらも楽しみにしたいところです。


 昨年一大センセーションを巻き起こしたR&B界のニューウェイブ、ティンバ
ランドの、以前からラジオで人気を呼んでいた「Clock Strikes」がシングル
カットされて今週38位に初登場。マグー、ミッシー・エリオットといったお馴
染みの“ティンバランド一派”が登場して強烈な世界を展開します。そして
“クインシー・ジョーンズの秘蔵っ子”とここ数年呼ばれ続け、その活躍を期
待されていた若手女性シンガー、タミアの「Imagination」が51位→39位でこ
ちらもTOP40入り。彼女は既にクインシー・ジョーンズ名義のシングルへの参
加や、ブランディやチャカ・カーンらと共演した「Missing You」といった曲
でヒットチャートへは登場済みでしたが、単独名義でのヒットは初めてなので
喜びもひとしおでしょう。今後ジェイムス・イングラム、テヴィン・キャンベ
ルといったクインシー筋の諸先輩に匹敵する成功を収めることができるか?


(以上、担当は八亀 yakame@meantime-jp.com)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboardポップアルバムチャート速報(98/4/25付)


 1  1   Titanic                  Soundtrack        ▲10
 2  2   Let's Talk About Love    Celine Dion       ▲7
 3  7   City Of Angels           Soundtrack
 4  5   Savage Garden            Savage Garden     ▲2
 5  3   Backstreet Boys          Backstreet Boys   ▲3
 6  3   I Got The Hook Up !      Soundtrack
 7  8   Love Always              K-Ci & JoJo       ▲2
 8  9   Ray Of Light             Madonna           ▲2
 9 17   Come On Over             Shania Twain      ▲3
10 10   Left Of The Middle       Natalie Imbruglia ▲


(▲はRIAA認定のプラチナディスク=100万枚のセールス。横に数字がある
  ものは、▲×数字がセールス。例:▲9=900万枚)



  先週の予告通り、今週はまったくめぼしいニューエントリーがなく、上位の
変動もあまりありませんでした。ということで、いちばんのニュースは「タイ
タニック」の1000万枚達成ということになるのかな。最近ではアラニス・モリ
セットやフーティ&ザ・ブロウフィッシュが1000万枚突破のメガヒットアルバ
ムを出していますが、発売から4ヶ月で1000万枚達成というのは、おそらく歴
史上最速記録でしょう。
  しかしその無敵のタイタニックも、今週のセールスは27万枚にまで落ちてい
ます。このところずっとコンスタントに40〜50万枚/週ペースで売れていたの
で、勢いが落ちていることだけは確かです。
2位のセリーヌ・ディオンも16.3万枚にまで落ちてきた一方で、3位の「シティ
・オブ・エンジェルズ」サントラが15.2万枚と、2位射程圏内に入ってきまし
た。


  それ以下で注目されるのは、いきなり9位に飛び込んできたシュナイア・トゥ
エイン。発売当初、チャートの2位を記録し、その後はじりじりと落ちていまし
たが、第3弾シングル「You're Still The One」がNO.1になりそうな勢いで上昇
中なので、その勢いを駆ってアルバムのセールスにも火が点きました。
また、それだけでなく、VH-1(MTVみたいなもの)で女性アーティスト特集週間
みたいな企画があって、そこでフィーチャーされたおかげもあるようです。他
にもアレサ・フランクリン(48位→38位)、マライア・キャリー(40位→30位)
あたりがこの番組の恩恵を受けています。


  今週は下位のほうにもおもしろい動きがないので、さっさと次週予想に行き
ましょう。ずばり1位は、「タイタニック」、16週目、そして最後の1位をキー
プするでしょう。初登場組では、日本では大ヒット間違いなし、元レッド・
ツェッペリンのペイジ&プラント、カントリーのフェイス・ヒル(ティム・
マッグロウの奥さんでもある)あたりが有力。そして、最注目はあの伝説の
ラップグループ、パブリック・エナミーの再結成作でしょう。正式に解散して
いたわけではないので再結成と言っていいかどうかわかりませんが、88〜91年
ぐらいを頂点に、その後は急速に風化してしまい、すっかり「過去の存在」に
なってしまっていました。今回はスパイク・リー監督の映画「He Got Game」
のサントラを兼ねた新作で、プロデュースは全盛期の彼らの作品を担当した
ボム・スクワッドが担当ということで、ファンも期待できそう。果たして一度
は市場に「見捨てられた」彼らが、今回どこまで健闘するか。初登場1位とい
う「うれしい誤算」も、私はちょっとだけ期待しています。


個人的な興味では、マスターP秘蔵のR&Bグループ、サンズ・オブ・ファンク
(マスターP feat. サンズ・オブ・ファンクの「I Got The Hook Up」が現在
シングルヒット中)のデビューアルバムの健闘に期待!
(ちなみにこれから6月のP御大の「ラスト・ソロ・アルバム」までずっと、
隔週でP関連作品がリリースされます。お楽しみに (^^; )。


では今週はこの辺で。


過去のチャート解説や、実際の売り上げ枚数まで掲載したプロフェッショナル
バージョンはこちら:
http://www.meantime-jp.com/Weekly/AlbumChart.html
(以上、担当は真貝 kaz@meantime-jp.com)


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■今週のUKチャート


 1(1) IT'S LIKE THAT / RUN-DMC VERSUS JASON NEVINS
 2(2) TURN IT UP/FIRE IT UP / BUSTA RHYMES
 3(-) FEEL IT / THE TAMPERER featuring MAYA
 4(3) MY HEART WILL GO ON / CELINE DION
 5(5) TRULY MADLY DEEPLY / SAVAGE GARDEN
 6(6) FOUND A CURE / ULTRA NATE
 7(9) HOW DO I LIVE / LEANN RIMES
 8(7) LA PRIMAVERA / SASH!
 9(-) KUNG FU / 187 LOCKDOWN
10(4) KISS THE RAIN / BILLIE MYERS


今週で6週目の1位をキープしたのはランDMC。毎週言ってるようだけどなぜこ
んなに受けているんだろう?既に次のシングルとして「IT'S TRICKY」のリミッ
クスも用意されているとかでこの狂い咲き(といっては失礼かな)人気はまだ
まだ続くのか?
3位に入ってきたこの曲はタイトルの通り、ジャクソンズの「CAN YOU FEEL 
IT」(81年6位)を使ったダンスナンバー。各レコード会社が激しい争奪戦
繰り広げたほどのヒット性の高い曲だとかで、現在大量エアプレイ中のよう。
このアーティストについての情報は今のところ不明。
9位に登場した187ロックダウンは昨年「GUNMAN」という曲をヒットさせた
ロンドンのグループ。ジャングル/ドラムンベースをさらにスピードアップし
て激しさを増した「スピード・ガレージ」と呼ばれるサウンドの一種で、アン
ダーグラウンドでは昨年の秋頃から既に大きな動きとなっていたものが、ここ
にきてメジャーでもブレイクしはじめた、といったところでこれからのここら
へんの動きには注目が必要でしょう。
11位以下では12位にマイティ・マイティ・ボストーンズの「THE 
IMPRESSION THAT I GET」が登場。昨年アメリカで大ヒットしたこの曲が1年
遅れでイギリスに上陸。自ら「マッドネスのアメリカの親戚」と名乗るこのス
カ・サウンドがイギリスで受けるのは当然か。ツアーも精力的にこなしている
ようだし。プレスには「なぜ今さらこの音?」と受けがよくないようですが。
21位には以前、クラッシュの「BANKROBBER」のカヴァーをヒットさせたオー
ディオウェブの新曲「POLICEMAN SKANK...」が登場。異人種混合でレゲエやヒ
ップホップを取り入れたサウンドを持ったユニークなバンド、日本での知名度
は低いものの、本国ではかなり評価の高いバンドです。
33位にはSYLK130というグループが登場、この人達が何者かは知らないけど
曲が「LAST NIGHT A DJ SAVED MY LIFE」のカヴァー、というのは興味をそそら
れます。オリジナルにかなり忠実なカヴァーだそうで、となればヒットして当
然か。ちなみにオリジナルはINDEEPというグループが83年に13位を記録し
たクラシックとも言える名曲。
今週は初登場が10曲、しかも上位に大きな動きもないというチャートでした。
来週はバックス・フィズの「MAKING YOUR MIND UP 98」がどのくらいに入って
くるかが最大の見どころでしょう(嘘)。それではまた。



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┃                 全米ヒットチャート***FLASHBACK!!                 ┃
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ここのところちょっと初夏のような陽気が続いたかと思うと、今日あたりは冷
え込んだりして、体調を崩しやすい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
今週は丁度10年前の1988年のチャートにFLASHBACK!!


1988年4月30日付シングルチャートトップ10


順位 前週 週数 
  1 ( 1) (10)  Where Do Broken Hearts Go(ブロークン・ハーツ)
               - Whitney Houston
* 2 ( 4) (16)  Wishing Well●(ウィッシング・ウェル)
               - Terence Trent D'Arby
* 3 ( 6) (14)  Angel(エンジェル)- Aerosmith
  4 ( 2) (12)  Devil Inside(デビル・インサイド)- Inxs
* 5 ( 8) ( 8)  Anything For You●(エニシング・フォー・ユー)
               - Gloria Estefan & Miami Sound Machine
  6 ( 3) (12)  Get Outta My Dreams, Get Into My Car
              (明日へのハイウェイ - Billy Ocean
* 7 ( 9) ( 9)  Pink Cadillac(ピンク・キャデラック)- Natalie Cole
* 8 (10) (11)  Prove Your Love(プルーブ・ユア・ラブ)- Taylor Dayne
  9 ( 7) (10)  I Saw Him Standing There(アイ・ソー・ヒム・
               スタンディング・ゼア)- Tiffany
 10 ( 5) (14)  Girlfriend(ガールフレンド)- Pebbles


 先週(1993年)とはうって変わってミリオンマークは僅か2曲。一般消費は経
済動向のバロメーターだが、僅か5年後にこれだけ顕著に傾向が変わるというの
も見ててなかなか興味深いところ。この週のナンバーワンはセカンドアルバム
「Whitney」からの4曲目のシングルでかつ4曲目のナンバーワン、という絶好調
のホイットニー。ソロデビューから数えるとこれで7曲連続ナンバーワンで、エ
ルビス・プレスリーの10曲に続いて堂々史上2位の記録(ビートルズ、ビージー
ズ、ポーラ・アブドゥルが6曲で3位タイ)というから向かうところ敵なし状態
だった。2位に迫っていたのは、アメリカ人ながらUKで先に人気に火がつき、本
国でもこの曲で一気にブレイクしたテレンス・トレント・ダービー。この翌週1
週だけトップに輝くこの曲、あのヘヴン17のマーティン・ウェアがプロデュー
スした、抑え目のR&Bナンバー。しかし彼は今何をしてるんだろう。3位にズーム
アップしてこれがピークとなったのがエアロスミスの『エンジェル』。見事復
活を果たした名作「Permanent Vacation」からのこの2曲目が何と12年振りのト
ップ10ヒットとなった。この後これも名作「Pump」で第2期黄金時代を極めるこ
とになる。この間の「Nine Lives」ではさすがにちょっと息切れの感があった
が、頑張って欲しいもの。4位に最高位2位から落ちていたのは、この間のマイ
ケル・ハッチェンスの訃報も生々しいイネクセス。
 5位に急上昇中なのは、当時英語/スペイン語/スパングリッシュ(スペイン
語と英語の混合)の3バージョンで発売されたという、グロリア・エステファン
&マイアミ・サウンド・マシーンの、初のナンバーワンとなるバラードヒット。
グロリアの自作自演です。6位に落ちてきていたのは、やたらに顔のでかいビ
リー・オーシャン。彼のナンバーワンヒットのタイトルはこの曲も含めていず
れも8語、という変な記録があるが、この軽快なポップ・ダンス・チューンをビ
リーと共作していたのが、今をときめくシャナイア・トウェインの旦那、ロバー
ト・ジョン”マット”ランジ。いやあ、彼もブライアン・アダムスからフォリ
ナーからビリー・オーシャンからデフ・レパードからカントリーからとなかな
か間口が広い。7位にはナタリー・コールによるブルース・スプリングスティー
ンのカバー。ポインター・シスターズの『ファイア』(1979年最高位2位)に
続く、ブラック・アーティストによるブルースのカバー・ヒットとなった。ブ
ルース自身も『ダンシング・イン・ザ・ダーク』のB面として発表している。こ
の曲のプロデュースは職人、デニス・ランバート。
 8位はニューヨークのダンス・ダイヴァ、テイラー・デインのデビュー曲『
Tell It To My Heart』に続く第2弾シングル。デビュー曲と並んで最高位7位に
昇るヒットとなった、パワフルなピートとリズムのダンス・ナンバー。9位はビー
トルズ・ソングの女性版替え歌でしぶとくデビュー以来の3曲連続トップ10をキー
プしたティファニー。しかしよくこんなベタなカバーが大ヒットしたなあ。最後、
10位に入っていたのは今やベイビーフェイスの相棒L.A.リードの夫人としてTLC
を発掘するなどビジネス手腕も見せているペブルズのデビューヒット。作詞作曲
プロデュースは従って当然ベイビーフェイス&L.A. リード。結構この後『
Mercedes Boy』(1988年2位)『Giving You The Benefit』(1990年4位)といっ
たヒットも飛ばし、しっかりした作りのダンス系R&Bのいいアルバムを何枚か発
表していた。ビデオとかも格好良かったですなあ。ということでまた来週。
(担当:阿多)


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