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     Music Magazine 【 meantime 】 Mail Magazine Edition


                [Vol.18]    1998/3/10  775部発行
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  meantimeメールマガジンのご購読ありがとうございます。このメールマガ
ジンは、meantimeのウェブサイト、及びミニコミ形式のmeantime本誌と連動
して、洋楽に関する各種情報を無料でお届けしています。
 今後もできるだけ週1回程度の発行を目標に頑張ります。ウェブサイトの方
も週に1〜2回程度アップデートしていますのでそちらのチェックもお忘れ
なく!


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 なお、meantimeは洋楽愛好者のためのサークルで、企業などの営利団体では
ありません。6人のふつうの音楽好きな社会人によってミニコミの発行、イベ
ントの開催、ウェブサイト運営などを行っています。
詳しくはmeantimeのウェブサイト、[ What is meantime ? ]および[ events ]
のページをご覧下さい。
http://www.meantime-jp.com/WhatisMeantime/Whatis.html 
http://www.meantime-jp.com/Events/Event_Index.html


--------------------< meantime - what's new ? >----------------------


● meantime 9 予約受付け中! ●
  いよいよ半年に一度のビッグイベント、meantime(ミニコミ版)の発行まで
あと一月をきりました。このメールマガジンやホームページにはとても載せ
きれない膨大な情報量の洋楽ミニコミを、印刷+製本+郵送代の実費のみで
お分けしています。
一冊一冊がスタッフによる手作り製本ですので、あまり部数に余裕はありませ
ん。読んでみたいという方は、早めに予約しておくことをお勧めします。
詳しくはこちらのページで。
http://www.meantime-jp.com/WhatisMeantime/WhatIs.html
http://www.meantime-jp.com/WhatisMeantime/news.html



ホームページの更新情報は、what's newのページをご覧下さい。
http://www.meantime-jp.com/WhatisMeantime/WhatsNew.html



■■■■■■■■■■■■ meantime Music News ■■■■■■■■■■■■


☆スマッシング・パンプキンズ新作情報 --------------------------------
スマパン待望の新作は「ADORE」というタイトルで5月末発売予定。このアル
バムは昨年2月に製作がスタートしたもののプロデューサー探しに難航した
り、ドラマーが脱退したりなどで困難を極めた。結局プロデュースは1曲リッ
ク・ルービンが手懸けた他はビリー・コーガンが勤め、元サウンドガーデンの
マット・キャメロンがドラマーとして数曲参加した他はドラム・マシーンを
使ってレコーディングされた模様。全部で14曲が収録される。このアルバム
によるツアーが行われるかは未定。


☆ジェフ・バックリーの遺作、発売へ ----------------------------------
昨年5月に亡くなったジェフ・バックリーが製作中だったアルバムが正式に
発売される。タイトルは「SKETCHES(FOR MY SWEETHEART THE DRUNK)」という
もので彼の母親やエンジニア、また元サウンドガーデンのクリス・コーネルが
選曲に関わっている。20曲入の2枚組でニューヨークで元テレヴィジョンの
トム・ヴァーレインと録音した曲や、死の直前、メンフィスで録音された曲や
デモなどが含まれる。発売は5月中旬。


☆ドッジーが解散説を否定 --------------------------------------------
「FREE PEACE SWEET」に次ぐ新作を製作予定だったドッジーは1年間の活動停
止することを発表、メンバーはそれぞれソロで活動するが、解散の噂は強く否
定した。5月にドッジーとしての新曲をリリースし、その後その曲を含むベス
ト盤を発売する予定で新作は1999年以降になるとのこと。アメリカでの
レコード会社との契約のゴタゴタなどでバンドの間でストレスがたまってい
たらしい。シンガーのナイジェルによれば「幸運なことに僕達は暴力的なタイ
プじゃないから殴りあいはなかったけど、たくさんのことが話し合われたん
だ」「ドッジーとしてアルバムを作るのは間違いない。でもそれは本当にいい
ものじゃなきゃね!」とのこと。


☆LUSHが正式に解散 --------------------------------------------------
ベーシストのフィル・キングはジーザス&メリーチェインに加入。シンガーの
一人、エマ・トンプソンは新バンド、SING-SINGをスタート。もう一人のシン
ガー、ミキはソロで曲作りをしている。彼等はドラマーのクリスが一昨年自殺
して以来その活動を停止していた。


☆ポルノ・フォー・パイロスも解散 -------------------------------------
ペリーファレルとドラマーのスティーブン・パーキンスはGOBBELEEという
新プロジェクトをスタート。ベースのマーティン・レノブルとギターのピー
ター・デステファアーノは元ストーン・テンプル・パイロッツのスコット・
ウェイランドと活動を開始。解散の理由は不明。
(以上、担当は野坂)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


                   ● Great Site of the Week ●


  今号からの不定期連載、音楽関係の「すごい」サイトを紹介していくコー
ナーです。今回はこのメールマガジン読者の湊さんに教えていだだきました。


■ Billboard Challenge ----------------------------------------------


  このメールマガジンをお読みの皆さんなら多少は興味があるだろう、「来週
のチャートはどうなるか」。それを予想して遊ぶゲームで、ビルボードが自ら
主催しています。細かいルールの説明は省きますが、今週のアルバムチャート
にエントリーしているアルバムの中から、来週上昇すると思われるもの10枚を
選んでエントリーします。その10枚の、向こう4週間のチャートアクションが
点数に換算され、その人のポイントになります。
今週既にエントリーしているものだけが対象となり、来週初登場するであろう
ものは対象にはできないことや、上位にランクされているものの中からは数枚
しか選べないなどの厳しいルールがあり、予想は相当難しいです。
このサイトをおしえてくれた湊さん自身、最新のランキングで873人のエント
リー中2位という凄い順位につけています。私も早速今回エントリーしてみた
ので、次回のランク(今週金曜日発表)でどの辺に入ってるか探してみて下さい。
「遠い世界の裏側でランクインできた事は、私個人としては誇らしく思っていま
す。これもmeantimeからの最新情報、評価を参考としていた為、と非常に感謝
しております。」とのことなので皆さんもmeantimeの情報をじっくりと読んで
(^^; チャレンジしてみましょう。


★URLは: http://challenge.billboard.com/
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皆さんも洋楽関係の「すごい」サイトをご存知でしたら、ぜひ教えてください。
(担当は真貝:kaz@meantime-jp.com)


**************************** 売ります ******************************
セリーヌ・ディオンの「My Heart Will Go On」アメリカ盤CDシングル。
ご希望の方は下記アドレスまでメール下さい。
norie@meantime-jp.com
********************************************************************
↑数量限定発売で、あっという間に売り切れてしまったアメリカ盤。日本の
輸入盤店等でもほとんど出回らなかった貴重盤です。売主がたまたまアメリカ
旅行中だったので幸運にもゲットできた品。売主も金儲け目当ではないので、
転売目的の方はご遠慮下さい。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboard ポップシングルチャート速報(98/3/14付)
     
01 (↑) Gettin' Jiggy Wit It / Will Smith (1)
02 (↓) My Heart Will Go On / Celine Dion
03 (→) Nice & Slow / Usher
04 (↑) No, No, No / Destiny's Child
05 (→) Truly Deeply Madly / Savage Garden
06 (↑) Swing My Way / K.P. & Envyi
07 (↓) Together Again / Janet
08 (↑) What You Want / Mase (feat. Total)
09 (↑) Gone Till November / Wyclef Jean
10 (→) How Do I Live / LeAnn Rimes
11 (↓) I Don't Ever Want To See You Again / Uncle Sam
12 (→) Deja Vu [Uptown Baby] / Lord Tariq & Peter Gunz
13 (↑) Are You Jimmy Ray? / Jimmy Ray
14 (↑) Too Close / Next
15 (↓) Too Much / Spice Girls
16 (↓) Been Around The World /
     Puff Daddy & The Family (feat. The Notorious B.I.G. & Mase)
17 (↑) Body Bumpin' Yippie-Yi-Yo / Public Announcement
18 (↓) How's It Going To Be / Third Eye Blind
19 (→) The Mummers' Dance / Loreena McKennitt
20 (↓) A Song For Mama / Boyz II Men


 ごめんなさい、また嘘をついてしまいました。セリーヌ・ディオン2週で
トップから脱落。1位となったのはウィル・スミスでした。どうも限定版とし
て発売された「My Heart 〜」のシングル65万枚は、発売から2週間でほと
んど売り切れてしまったようですね。全く発売しないよりはマシとはいえ、
ソニー・レコードも商売が上手い。これで暫く「タイタニック」サントラも
好調な売り上げが続くことでしょう。


 さて、以前御紹介しましたがサベージ・ガーデン以降今年のHOT100の
ナンバー1は2週間ごとに入れ替わっています。セリーヌも見事(?)2週間
で陥落しましたのでこれで4曲連続の“2週間天下”。これだけ頻繁に1位が
入れ替わるのは91年にビルボードがヒットチャートの集計方法を変更して
以降では初めてです。因に前回4曲連続隔週で1位の交替があったとき(91
年)の顔ぶれは


The First Time / Surface
Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now) / C & C Music Factory 
All The Man That I Need / Whitney Houston
Someday / Mariah Carey


でした。なおこの記録には更に上があって、88年に


Father Figure / George Michael
Never Gonna Give You Up / Rick Astley 
Man In The Mirror / Michael Jackson
Get Outta My Dreams, Get Into My Car / Billy Ocean 
Where Did Broken Hearts Go / Whitney Houston


の5曲という記録があります。さて、今回のウィル・スミスはどうなるか?と
検証してみますと、実はその可能性はかなりありそうなのです。聞くところに
よるとこのシングルはアメリカではすでに廃盤(またソニー・レコードだ!)、
来週以降マドンナ等の強力新譜が登場することから、歴代タイ記録も充分考え
られる状況にあります。


 今週TOP20内にニューエントリーしてきたのは2曲。14位のネクスト
はラップグループ、ノーティ・バイ・ネイチャーのケイ・ジーが送りだした
R&Bボーカルグループで、この曲はウィル・スミスの「Gettin' Jiggy 〜」
にも通じるディスコ・クラシック調の大変ポップなナンバー。かなり“歌える”
グループみたいですね。17位には出た!パブリック・アナウンスメントの
「Body Bumpin' Yippie-Yi-Yo」。彼等の地元シカゴでは熱狂的な人気を呼ん
でいるようです。元同僚のR.ケリーが以前やっていたエロ路線(“Body
 Bumpin'”とはズバリ、セックスのこと。“Yippie-Yi-Yo”はカウボーイのか
け声ですから、ロデオスタイルの激しいヤツを想像していただくと大体曲の
イメージに合うのではないでしょうか)を敬承していくのか?


 TOP20圏外の上昇曲の御紹介。今週TOP40内にニューエントリーし
てきたのは33位の女性R&BシンガーSylk-E. Fyneの「Romeo And Juliet」
1曲のみ。この曲は昨年人気を呼んだロームに続いてグランド・ジュリー・
プロダクションの制作、RCAレコードからのリリースということでかなりの
本格派であることを期待していいのではないでしょうか。


 最後に初登場曲。“レディ・ソウル”アリサ・フランクリン94年の
「Willing To Forgive」以来の新曲「A Rose Is Still A Rose」が43位に初
登場。プロデュースは現在ワイクレフがソロでヒットを飛ばしているフージー
ズの紅一点、ローリン・ヒルが担当。「腐ってもなんとか」って意味なんで
しょうか(まさか...)。
来週はスケジュール通りシングルがリリースされていれば、マドンナの
「Frozen」が初登場の予定。イギリスでは既にナンバー1を記録しているこの
曲が一体何位に付けてくるか?ウィル・スミスは今年に入ってからの“ナン
バー1ヒットのセオリー”どおり2週目のトップを堅守することができるの
か?話題豊富な3/21付チャートに続く。
(以上、担当は八亀 yakame@meantime-jp.com)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboardポップアルバムチャート速報(98/3/14付)


 1   1   Titanic                       Soundtrack
 2   2   Let's Talk About Love         Celine Dion
 3   3   Charge It 2 Da Game           Silkk The Shocker
 4   4   Savage Garden                 Savage Garden
 5   9   The Wedding Singer            Soundtrack
 6   6   Backstreet Boys               Backstreet Boys
 7   7   My Way                        Usher
 8  11   Love Always                   K-Ci & JoJo
 9  10   Yourself Or Someone Like You  Matchbox 20
10   5   Yield                         Pearl Jam


  今週は上位への初登場はなく、あまり動きのない週でした。しかしやはりグ
ラミー賞効果はばっちり現れていて、アルバム・オブ・ジ・イヤーのボブ・デ
ィランが先週122位から一気に27位へとジャンプアップ。同じくアルバム部
門など計7部門にノミネートされながら、結局新人賞しか取れなかったポー
ラ・コールも先週40位→20位と、セールスは好調。サラ・マクラクラン45位
→28位、レディオヘッド57位→37位、エリカ・バドゥ173位→103位なんて
のも目立ちます。また、主だったノミネート曲を集めたオムニバス盤「1998 
Grammy Nominees」も32位→11位とジャンプアップ。
しかし何年か前には、グラミー賞効果でトップ10圏外からいきなりNo.1にな
ってしまったトニ・ブラクストンなんてのもあったわけで、それに比べると今
年はちょっとおとなしめでした。


「タイタニック」サントラは、1/17付以来9週連続の1位。そして1/31付以
来ずっと、毎週50万枚以上を売っています(今週は50.5万枚)。これはおそ
らくぶっちぎりの新記録でしょう。セリーヌのアルバム(今週26万枚)共々、
そろそろ勢いが落ちてきたかな、と思ったところで、つい先ごろ発売されたば
かりのセリーヌ・ディオンのシングルは既に廃盤ということで、またアルバム
の売上げに勢いがつきそう。果していつになったらタイタニックを沈める強敵
が出てくるのか。


3位のシルク・ザ・ショッカー、粘ります(今週14.1万枚)。たいていこの
手のラップというのはぽーんと上位に初登場しても翌週はすぐに落ちて、ほん
の数週で上位から消えてしまうのが通例ですが、見事3位に踏みとどまりまし
た。
先日アメリカの黒人向け雑誌「VIBE」を読んでたら、あるNBA選手のインタ
ビュー記事の中で「シルク・ザ・ショッカーみたいな声が聞えた...」という
表現がありました。もはや彼は我々の想像を遥かに越えた有名人なのかも(少
なくとも黒人若者の間では)。


4位の「ウェディング・シンガー」、順調に上昇中(今週9.7万枚)。先週も
ちょこっと書きましたが、80年代ニューウェーブの曲満載のこのサントラ、映
画はアダム・サンドラー主演のコメディ物のようです。ざっと主な収録曲を。
「君は完璧さ」カルチャー・クラブ、「マジック」ポリス、「ホールド・ミー・
ナウ」トンプソン・ツインズ、「チャイナ・ガール」デヴィッド・ボウイ、「ブ
ルー・マンデイ」ニュー・オーダー、「パス・ザ・ダッチー」ミュージカル・
ユース(知ってますか?)などなど。今20代後半以上の人は懐かしいでしょ
う。既に解散してしまったプレジデンツ・オブ・ジ・USAによる「ラジオ・
スターの悲劇」のカバーがいちおう目玉なのかな。


それ以外ではとくに目立つ動きはありません。「All My Life」のエアプレイ
が絶好調のK-Ci & JoJo、ようやくこの曲のシングル発売が決ったようですが、
最近はリリース直前になっての中止や延期が多く、その辺がアルバムの売上げ
にどう影響を及ぼすか(逆に言えばどうにかしてアルバムを売りたいが為にみ
んな一生懸命いろんな小細工をしてるんですが)。


さて来週のアルバムチャートですが、既に日本でもヒットになっているマドン
ナの新作が登場します。つい先日、地元(池袋)で、車体の全面にマドンナの
新作の広告をペイントした凄いバスを見かけました。イギリスでも宣伝効果が
あってこのアルバムは初登場1位になっているし、今回はかなりマーケティン
グに力が入っているようです。タイタニックにはちょっと勝てないでしょうが、
セリーヌ・ディオンとはいい勝負になるかも。そしてもう一人、注目しなくて
はいけないのは、前作を初登場No.1に送り込んでいるゲットー・ボーイズの
スカーフェイス。今回は自ら出演している映画のサントラを兼ねた2枚組で、
実は私はこれはマドンナより売れるんじゃないかと見ています。
ボン・ジョヴィのギタリスト、リッチー・サンボラのソロなんてのも出ますが
チャートアクション的にはせいぜい20位台か30位台がいいとこで、あまり期
待できないでしょう。


過去のチャート解説や、実際の売り上げ枚数まで掲載したプロフェッショナル
バージョンはこちら:
http://www.meantime-jp.com/Weekly/AlbumChart.html
(以上、担当は真貝 kaz@meantime-jp.com)


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■今週のUKチャート(2/28日付)
 1 (-) FROZEN / MADONNA
 2 (2) MY HEART WILL GO ON / CELINE DION
 3 (1) BRIMFUL OF ASHA / CORNERSHOP
 4 (-) THE BALLAD OF TOM JONES / SPACE with CERYS of CATATONIA
 5 (4) TRULY MADLY DEEPLY / SAVAGE GARDEN
 6 (3) DOCTOR JONES / AQUA
 7 (-) HOW DO I LIVE / LEANN RIMES
 8 (-) SHOW ME LOVE / ROBYN
 9 (6) BE ALONE NO MORE / ANOTHER LEVEL
10 (-) WHO AM I / BEENIE MAN


セリーヌがひっくり返すだろう、という先週の予想は的中したもののさらに
その上を行き、トップを押さえたのはマドンナの新曲。オリジナル作としては
久しぶりの新作「RAY OF LIGHT」からのシングルでプロデューサーはウィリア
ム・オービット。地味な曲なのでヒットは難しいかなとも思ったのですがかな
り精力的にプロモーションも行っており、見事ナンバーワン。これで彼女に
とっては8曲目のイギリスナンバーワン・ソングで「VOGUE」以来約7年振り
にトップに立ちました。


そして4位に飛び込んできたのはリヴァプール出身のバンド、スペース。2枚
目のアルバム「TIN PLANET」から2曲目の先行シングル。1曲目の「AVEGING
 ANGELS」に続くトップ10入で彼等にとって最高のヒット。この曲で
デュエットしているのは先月「MULDER & SCULLY」を3位に送り込んだカタト
ニアのヴォーカル、セリーズ嬢。この曲は喧嘩しているカップルがトム・
ジョーンズの曲を聴いて仲直りするというものらしく、トム・ジョーンズと
同じウェールズ出身のセリーズのことを最初から念頭に置いて書かれた曲だ
そう。
 
10位に登場したビーニー・マンはジャマイカ出身のレゲエ・アーティスト。
何でもジャマイカで初めて1位のヒットを出したのは8才の時だったという
彼。今回はスライ&ロビーをプロデューサーに迎え初のイギリス・ヒットにな
りました。


その他11位以下では15位にメタリカの「THE UNFORGIVEN II」が登場。「THE
 UNFORGIVEN」も最高位が15位ということでこれは珍しい記録でしょう。


22位にはイギー・ポップの「THE PASSENGER」がエントリー。「TRAINSPOTTING
」に使われて「LUST FOR LIFE」がヒットしたのは記憶に新しいところですが、
今回この曲はトヨタのCMソングに起用されてのヒットだそう。なるほど
「THE PASSENGER」だから車のCMにはもってこいの曲というわけなんでしょう。


32位に登場したMARIA NAYLERはロバート・マイルズの「ONE ON ONE」で
ヴォーカルをとっていた人。この「NAKED AND SACRED」という曲は元ウィル
ソン・フィリップスのチャイナ・フィリップスがソロで出した曲のカヴァー。


38位にはボン・ジョヴィのギタリスト、リッチー・サンボラのソロ
「HARDTIMES COME EASY」が登場、今回のプロデュースはドン・ウォズ。今週
はこんなところで。


さてマドンナが1位の座をキープできるか、それともセリーヌがひっくりかえ
すか。はたまた新たな1位が生まれるか。SPICE GIRLSの新曲「STOP」はいつ
入ってくるのか。お楽しみに。
(担当は野坂)


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                 全米ヒットチャート***FLASHBACK!!
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 しばらくは安泰かと思われたセリーン・ディオンのタイタニックのテーマ曲
も、あえなくヒップホップ界の植木等、ウィル・スミスに1位を明け渡してし
まい、最近ますますわけわからん状態を増すホット100ですが、いかがお過ご
しでしょうか。今週は10年前のチャートにFLASHBACKしてみましょう。


■1988年3月12日付シングルチャートトップ10


順位 前週 週数
* 1 ( 2) (13)  Never Gonna Give You Up●(ギブ・ユー・アップ)
               - Rick Astley
  2 ( 1) ( 9)  Father Figure(ファーザー・フィギュア)- George Michael
  3 ( 3) (13)  She's Like The Wind(シーズ・ライク・ザ・ウィンド)
               - Patrick Swayze featuring Wendy Fraser 
* 4 ( 4) ( 9)  I Get Weak(アイ・ゲット・ウィーク)- Belinda Carlisle
* 5 ( 8) ( 8)  Endless Summer Nights(エンドレス・サマー・ナイツ)
               - Richard Marx 
* 6 ( 7) ( 9)  Just Like Paradise(まるっきりパラダイス)
               - David Lee Roth
* 7 ( 9) ( 6)  Man In The Mirror(マン・イン・ザ・ミラー)
               - Michael Jackson
* 8 (12) ( 7)  Out Of The Blue(アウト・オブ・ザ・ブルー)
               - Debbie Gibson
* 9 (16) ( 9)  I Want Her●(アイ・ウォント・ハー)- Keith Sweat
 10 ( 6) (17)  Can't Stay Away From You(キャント・ステイ・アウェイ・
               フロム・ユー)- Gloria Estefan & Miami Sound Machine


 先週のチャートとうって変わって何とミリオンセラー・マークの少ないこと。
たった5年遡っただけでこんなにレコードの売れ具合が違うというのも結構
驚きだが、それもそのはず、この頃は前年のブラック・マンデーの影響で起き
た不況がアメリカ経済を見舞ってたというわけ。こういうときは明るいポッ
プ・ソングが流行るもので、折しもストック・エイトキン・ウォーターマンの
ヒット製造プロデューサーチームの手がけたリック・アシュトレーのデビュー
ヒットが見事1位に輝いていた。この曲、本国イギリスでも前年の8月に見事
1位に輝いている。当時は顔が幼い割にドスの利いたR&B向きの声をしてると
いうんで結構話題になったっけ。2位は現在LL Cool Jのサンプリングでトッ
プ40に10年振りに登場している、ジョージ・マイケルのナンバーワン・ヒッ
ト。3位は1987年の社会現象にもなった、映画「ダーティ・ダンシング」の
主演男優、パトリック・スウェイジのデュエット・バラード・ナンバー。俳優
によるヒット曲というのは昔からけっこうあって、最近アクション派に転向し
たジョン・トラボルタ(『Let Her In』1976年10位や、一連の映画「グリー
ス」のヒット)、同じく今やめっきりアクション派のブルース・ウィリス
(『Respect Yourself』1987年5位)、テレビ番組「スタスキーとハッチ」の
デヴィッド・ソウル(『Don't Give Up On Us』1977年ナンバーワン)、同じ
くテレビの「ジェネラル・ホスピタル」のジャック・ワグナー(『All I Need』
1984年2位)などが有名だ。


 トップ10の真ん中あたりではリチャード・マルクス、デヴィッド・リー・
ロス、マイケル・ジャクソンといった大物たちがそつなくヒットを並べている
わけだが、その中に混じって当時の新しめのアーティストが2人、トップ10
入りを果たしている。一つは、歌謡曲ディスコ的なデビューヒット『Only In My
 Dreams』を大ヒットさせて一躍ティーンエイジャーの人気者となったデビー・
ギブソンの3曲目のトップ10ヒット、『アウト・オブ・ザ・ブルー』。
またまた歌謡曲的なこの曲は3位まで上りこの時点での彼女の最大のヒットとな
り、次の松田聖子的バラード『Foolish Beat』の1位の下地を築いたので
あった。もう一つは、折からのニュー・ジャック・スィング・ブームにうまく
乗る格好で、彗星のように現れた新人R&Bシンガー、キース・スウェットの
『アイ・ウォント・ハー』。とはいえ、ただのニュージャックではなく、音
作りにも斬新さとねっとりとした味が効いていてただ者ではないな、という
感を抱かせたもんだ。案の定、昨年はLSGという大プロジェクトをドロップす
るなど、今やR&B界の屋台骨をしょって立つ中心人物にまでのし上がって
しまった。でも彼の場合、これだけ売れてもステージとかでは振りがぎこちな
かったりとか、結構素人臭いところが魅力だったりするのだが。ということで、
先週と対照的にほぼ真っ白けのチャートでした。また来週。
(担当:阿多)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


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