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      Music Magazine 【 meantime 】 Mail Magazine Edition


            [Vol.17 雛祭りEdition]    1998/3/3  739部発行
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一冊一冊がスタッフによる手作り製本ですので、あまり部数に余裕はありません。
読んでみたいという方は、早めに予約しておくことをお勧めします。
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☆まずは遅ればせながらブリット・アウォードの結果を。
ベスト・グループ  ヴァーヴ
ベスト・アルバム  「URBAN HYMNS」ヴァーヴ
ベスト・シングル  「NEVER EVER」 オール・セインツ
ベスト・ヴィデオ  「NEVER EVER」 オール・セインツ
ベスト・男性アーティスト  フィンリー・クウェイ
ベスト・女性アーティスト  ショーラ・アマ
ベスト・ニューカマー  ステレオフォニックス
ベスト・インターナショナル・男性アーティスト  ジョン・ボン・ジョヴィ
ベスト・インターナショナル・女性アーティスト  ビヨーク
ベスト・インターナショナル・バンド  U2
ベスト・インターナショナル・ニューカマー イールズ


結局スパイス・ガールズは功労賞(!)を受けたのみ。「手ぶら帰らせない
ために無理やり作った賞、なんて陰口も。
ステージではロビー・ウィリアムスとトム・ジョーンズがベスト・サントラ賞
を受賞した「THE FULL MONTY」収録曲をデュエットしたり、テキサスのステー
ジにメソッド・マンが参加した「SAY WHAT YOU WANT」などが演奏された。


☆そのブリット・アウォードの席上、チャンバワンバのダンバート・ノヴァ
コンはトニー・ブレアー首相の代理で出席していたジョン・プレスコット議員
の頭からバケツ1杯の水を浴びせかける、という事件が起きた。ショー最後の
フリートウッド・マックのステージがはじまる直前に議員のテーブルに近寄り、
夫人とその他2名の女性客に向かって襲いかかったもので、ダンバートは「俺
は労働党がやってることに注意をひくためにやった。学生は教育に金をはらわ
なきゃいけない、シングル・マザーは助成金をカットされる。社会の底辺にい
けばいくほど辛い目にあうような仕組になってる」と語り、機会があれば何度
でも同じことをやるとも付け加えた。彼は会場からセキュリティに連れ出され、
警察に引き渡されたが議員側に告訴する意思がないため釈放された。警察は必
要があれば再度事情聴取をするとコメントしている。チャンバワンバは授賞式
のオープニングで「TUBTHUMPING」を演奏、その中でも歌詞を変えて労働党
政権を批判した。


☆ニュー・オーダーが再始動。今年7月に行われるフェニックス・フェステヴ
ァルで土曜日のヘッドライナーを勤めることが発表された。92年のレデイン
グ・フェス以来のステージとなる。正式に解散を表明してはいないもののバー
ナード・サムナーとピーター・フックの仲が険悪と言われ、活動再開はないと
見られていたが、最近この二人の間はうまくいっており、リハーサルがうまく
進めば今年5月にリリースされるニュー・オーダーのボックス・セット用に新
曲をレコーディングする可能性もあるらしい。


☆ソニック・ユースの新作「A THOUSAND LEAVES」は4月リリース予定。ギタ
リストのリー・ラナルドによるとかなり実験的でアブストラクトなものらしい。


☆マッシヴ・アタックの新作「MEZZANINE 」は4月13日イギリス発売。シン
グル「TEAR DROP」はその2週間後にリリース予定。このシングルにはコクト
ー・ツインズのエリザベス・フレイザーがヴォーカルで参加、プライマル・ス
クリームのリミックスも収録。エリザベスは他アルバムでも2曲歌っている。
彼女には前作でもアプローチしたものの実現せず、今回ようやく念願かなった
ものらしい。これは非常に楽しみ。


☆モリッシーはB面曲を集めたアルバム「MY EARLY BURGLARY YERAS」をリリ
ースする。しかしこれは今のところアメリカのみのリリース予定。しかしこの
人は何種類コンピレーションを出せば気がすむんでしょう。


☆ガンズ&ローゼスの(という言い方はまだ有効なのだろうか)アクセル・ロ
ーズがアリゾナ州フェニックスの空港で逮捕。2月10日、空港のセキュリテ
ィに荷物を調べられそうになり逆上したアクセルがそのセキュリティに殴り
かかり、とりおさえられたもの。スポークスマンは「壊れやすいものが荷物に
入っており、落ちそうになったそれを拾おうとしただけ、この事件は誤解であ
ると釈明。
(以上、担当は野坂)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboard ポップシングルチャート速報(98/3/7付)


01 (→) My Heart Will Go On / Celine Dion (1)
02 (↑) Gettin' Jiggy Wit It / Will Smith
03 (↓) Nice & Slow / Usher
04 (→) Together Again / Janet
05 (→) Truly Deeply Madly / Savage Garden
06 (↑) No, No, No / Destiny's Child
07 (↑) Swing My Way / K.P. & Envyi
08 (↓) I Don't Ever Want To See You Again / Uncle Sam
09 (↑) What You Want / Mase (feat. Total)
10 (↓) How Do I Live / LeAnn Rimes
11 (→) Too Much / Spice Girls
12 (↑) Gone Till November / Wyclef Jean
13 (↓) A Song For Mama / Boyz II Men
14 (↓) Been Around The World /
     Puff Daddy & The Family (feat. The Notorious B.I.G. & Mase)
15 (→) Deja Vu [Uptown Baby] / Lord Tariq & Peter Gunz
16 (→) How's It Going To Be / Third Eye Blind
17 (↑) Are You Jimmy Ray? / Jimmy Ray
18 (↓) I Don't Want To Wait / Paula Cole
19 (初) The Mummers' Dance / Loreena McKennitt
20 (↓) You Make Me Wanna... / Usher


 先週初登場した2曲が1、2位を独占。現在のところそれほど強力な対抗馬
も見当たらないので、暫くはセリーヌとウィル・スミスのトップ争いが続きそ
う(“ミスターMIB”の勝ち目はあまりないように思われますが・・)。


 アメリカ最大の音楽賞の一つ、グラミー賞の受賞式が先週開催されました。
その結果を今週ヒットチャートに登場しているアーティストを中心にお知ら
せしておきましょう。サントラ賞にノミネートされていた1位のセリーヌは残
念ながら賞の獲得ならず。かわりに受賞したのは映画「スペース・ジャム」主
題歌、R.ケリーの「I Belive I Can Fly」でした。アカデミー賞では雪辱な
るか?2位のウィル・スミスは映画「メン・イン・ブラック」の主題歌でラッ
プのソロ部門を受賞。


 4位のジャネットはシングルカットされなかった「Got 'Til It's Gone」で
ビデオ部門を受賞。昨年カントリー畑のアーティストとして初めて新人賞に輝
いた10位のリアン・ライムスは、今年は残念ながら受賞なし。「How Do I Live」
はカントリーの女性部門を獲得しましたが、こちらは競作のトリーシャ・イヤ
ウッド版の方でした。


 12位のワイクレフのビデオにチラっと出演していたボブ・ディランはなん
とアルバム賞、ロック男性部門、フォーク部門の3つを獲得し、今年のグラミ
ーのハイライトの一つとなりました。彼の息子であるジェイコブが率いるウォ
ールフラワーズもロックグループ部門他を獲得し、珍しい親子受賞が実現。


 昨年ヒットチャートを独占する勢いで大活躍した14位のパフ・ダディはラ
ップのグループ部門とアルバム部門を獲得。最優秀プロデューサーの方は対抗
勢力(?)ベビーフェイスが今年も受賞。ベビーフェイスと並んで最多の7部
門にノミネートされて話題となった18位のポーラ・コールは、残念ながら新
人賞のみの受賞に終わりました。なおあちらの「レコード大賞」にあたる「レ
コード・オブ・ジ・イヤー」はなんとびっくりショーン・コルビンの「Sunny Came 
Home」が獲得、グラミーを携えて嬉しい帰宅(Came Home)となりました。


 話をチャートに戻します。今週TOP20内にニューエントリーしてきたの
は一曲、ロリーナ・マッケニットの「The Mummer's Dance(19位)」カナダ
出身のシンガーソングライターである彼女の、現在ヒット中のアルバム「The 
BookOf Secrets」に収録されているこの曲は、ケルト音楽に強い影響を受けた
彼女のユニークな作風(ケイト・ブッシュとエンヤを併せたような感じ?)を
聴くことができます。


 TOP20圏外の上昇曲のご紹介。まずアイドルが2組。フロリダで結成さ
れた男性5人組“'N SYNC”の「I Want You Back」が初登場25位。結成され
た場所といい、既にヨーロッパで人気者となっている実績といい、どことなく
バックストリート・ボーイズを思わせます。因にユニークなグループ名は、メ
ンバーの名前の最後の文字(JustiN、ChiriS、JoeY、LansteN、JC)を並べた
ものだそうです。本国イギリスは勿論日本でも既にかなりの実績があるガール
グループ、オール・セインツ「I Know Where It's At」は6週目にして念願の
TOP40入り(36位)。今週のTOP40は彼等をはじめとする10〜2
0代のアイドルたちが全体の約3分の1を占める結果となっており、時代の移
り変わりを感じさせます。


 最後にもう一曲。アッシャーのヒット曲をプロデュースしたジャーメイン・
デュプリが遂にアーティストとしてデビュー。愛弟子(愛人?)ダ・ブラット
を従えた「The Party Continues」は今週39位に初登場。パフ・ダディに迫
る成功を収めることができるのか?
(以上、担当は八亀 yakame@meantime-jp.com)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboardポップアルバムチャート速報(98/3/7付)


 1   1   Titanic                       Soundtrack
 2   2   Let's Talk About Love         Celine Dion 
 3  NEW  Charge It 2 Da Game           Silkk The Shocker
 4   6   Savage Garden                 Savage Garden
 5   3   Yield                         Pearl Jam
 6   8   Backstreet Boys               Backstreet Boys
 7   7   My Way                        Usher
 8   5   Spiceworld                    Spice Girls 
 9  26   The Wedding Singer            Soundtrack
10   9   Yourself Or Someone Like You  Matchbox 20


  来た来た、Silkk The Shocker初登場3位!先週のこのコーナーで予告した
以上の大ヒットとなりました。しかも約25万枚のセールスということで、タ
イタニック関係の爆発的ヒットという悪い時期に重なってしまわなければ、余
裕で1位になれたであろう立派なセールスです。
このSilkk The Shockerというのは、もはや西海岸ラップの最大勢力と言って
しまってもいい、かのマスターPの実弟。マスターPのヒットシングル「I Miss 
My Homies」にフィーチャーされていた「The Shocker」というのはこいつのこ
とです。他にもマスターP関係の作品には尽く顔を出してきているので、知名
度は十分。しかもあのゴテゴテに垢抜けないマスターP軍団の中にあって、わ
りと端正なルックスで洗練されたスマートな感じなので、今までマスターP軍
団にそっぽを向いていた若い女の子たちの興味も惹いているのかもしれませ
ん。ちなみに「イー!イー!」と叫んでるだけではなくちゃんとラップしてる
し、世界征服を企んでるわけでもないようですので安心して聴いて下さい(こ
こで「それは仮面ライダーのショッカーや!」と突っ込むように)。


1、2位は相変らずタイタニック関係が独占。アカデミー賞大量ノミネートの
ニュースも売上げに貢献した先週に比べればがくっとセールスは落ちてます
が、それでもぶっちぎりの1位(約56万枚)&2位(約29万枚)。タイタニ
ックはすでに累計で400万枚以上売れてますが、去年まる1年かけて、これよ
りも売れたアルバムは2枚しかありません(ジュエル、スパイス・ガールズ)。
それをわずか2ヶ月半でやってしまったわけですから、まさに歴史的大ヒット
です。


先週26位からジャンプアップ、9位の「The Wedding Singer」というサント
ラは、カルチャー・クラブ、ニュー・オーダー、ザ・スミスといった「ニュー
ウェーブ」の時代の懐かしい曲が満載。ザ・スミスなんて当時アメリカではチ
ャート的には全然ぱっとしませんでしたが、熱心な音楽ファンの間では非常に
人気が高かったバンドで(英本国や日本では「信者」が生れるようなカリスマ
性があった)、今更とは言えアメリカでのヒットは喜ばしいところ。


先般グラミー賞が発表され、アルバム・オブ・ジ・イヤーはボブ・ディランの
手に渡りました。なんとこの超ベテラン、グラミー主要部門は初受賞です。し
かし最近は政治家のパーティーに顔を出して談笑してるのが新聞で批判的に
報道されたりして、往年の「プロテスト・シンガー」のイメージを求めるファ
ンの間では、ちょっとその「大物ぶり」が反感を買ったりしてるようです(新
聞の見出しが「Dylan meets the Master of War」)。なお、このグラミー効
果がチャートに現れるのは来週以降でしょう。


それ以外では、サヴェージ・ガーデン、バックストリート・ボーイズ、アッシ
ャー、スパイス・ガールズといったアイドルの強さが目立ちます。シングル・
チャートのほうにもアイドルがどんどん入ってきていて、ああ、いよいよ世紀
末だなあという感じがしてきました(別に悪い意味ではなく、decadeの終りに
は訳のわからん奴が大量にチャートに入ってきて混沌としてきて、新しい
decadeの2年目ぐらいにそれが淘汰されて新しい時代に入るのが歴史的な通
例)。


先週のこのコーナーの「次週予告」でもちょっと触れたアニ・ディフランコは
22位に登場。この人は基本的にはシンガーソングライター(女性)なのですが、
あくまでもインディーで活動を続ける、非常に「骨のある」人で、今回のアル
バムも当然インディーからの発売ですから、この数字は立派なもの。ちなみに
先ごろシングルチャートでちょこっとヒットしたアラナ・デイヴィスの「32 
Flavors」というのは、この人の作品のカバーです。


さて来週のアルバムチャートですが、とくに大物のリリースは予定されていま
せんので、1・2位は安泰でしょう。既に日本でもヒットになっているマドン
ナの新作は再来週登場の予定。いいかげんセリーヌも落ちていきそうなもんで
すが、ついこの前やっとタイタニックのテーマがシングル発売されたと思った
らあっという間に廃盤になっているので、またアルバムのセールスが加速しそ
う。また、グラミー賞効果がどこまでチャートに反映されるかにも注目。


過去のチャート解説や、実際の売り上げ枚数まで掲載したプロフェッショナル
バージョンはこちら:
http://www.meantime-jp.com/Weekly/AlbumChart.html
(以上、担当は真貝 kaz@meantime-jp.com)


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■ UK SINGLE CHART(2/21日付)
 1 (-) BRIMFUL OF ASHA / CORNERSHOP
 2 (1) MY HEART WILL GO ON / CELINE DION
 3 (2) DOCTOR JONES / AQUA
 4 (-) TRULY MADLY DEEPLY / SAVAGE GARDEN
 5 (-) WHEN I NEED YOU / WILL MELLOR
 6 (-) BE ALONE NO MORE / ANOTHER LEVEL
 7 (3) NEVER EVER / ALL SAINTS
 8 (7) GETTIN' JIGGY WIT IT / WILL SMITH
 9 (4) ANGELS / ROBBIE WILLIAMS
10(-) YOU'RE STILL THE ONE / SHANIA TWAIN


  セリーヌの王座は当分続くだろう、なんて言ってたらあっさり1位が交代し
てしまいました。しかもその1位の座を奪ったのはコーナーショップ!という
のだから驚き。在英インド人2人組のこのグループの昨年のアルバム「WHEN I 
WAS BORN FOR THE 7TH TIME」は各音楽誌の年間ベストアルバムでことごとく
上位に選出されその評価を一気に高め、現在アメリカのオアシスのツアーに同
行するなど露出も多くなっていますが、今回のヒットの要因はやはりノーマ
ン・クックのリミックス効果でしょう。昨年夏にリリースされた時はヒットし
なかったこの曲もノーマン・クック(元ハウスマーティンズ、ビーツ・インタ
ーナショナル、フリークパワー等)がリミックスしたヴァージョンがクラブで
大受けし、リクエストにこたえての再リリースとなったわけ。というわけでか
なり上位に飛び込んでくるとは思ったもののまさか1位とは。セリーヌよりコ
ーナーショップのシングルが売れてる国イギリス、凄いなぁ。でも来週ひっく
り返される可能性もありますね。
4位はアメリカで1位獲得済みのサヴェージ・ガーデン。
5位に入ってきたウィル・メローはイギリスのソープオペラ(昼メロ)
「HOLLYOAKS」に出演中の俳優。この曲はタイトルでわかるようにレオ・セイ
ヤーの大ヒット(77年1月イギリス1位)のカヴァー。きっとロブソン&
ジェロームのようなカラオケのりなんでしょう。
6位のアナザーレヴェルは4人組の男性アイドル・グループ。しかしよく次か
ら次へと出てくるもんです。
10位には現在アメリカでもヒット中のシュナイア・トゥエインが登場。今ま
でイギリスでは無名だったのに何故?と思いきや、何でもイギリスの高視聴率
番組「NATIONAL LOTTERY SHOW」に出演したためのよう。言ってみれば宝くじ
の当選番号を発表するだけの番組なんですが、ここに登場して番号を選ぶ機械
のスイッチを押し、ここでパフォーマンスするというのはイギリスの芸能人で
はひとつのステイタスになってるくらいの凄い番組みたいです。そのプロモー
ション効果怖るべし。ちなみにカントリーのアーティストがイギリスで10位
内に入るのはビリー・レイ・サイラスの「ACHY BREAKY HEART」以来約6年振
りだそうです。
長くなったので以下はさらっと。12位にはオーシャン・カラー・シーンの新
曲。アルバムから4曲目のカット「IT'S A BEAUTIFUL THING」今回はPP ARNOLD
がヴォーカルで参加。
21位には何と!「IT'S RAINING MEN...THE SEQUEL」だって!84年に2位
まで上がったウエザー・ガールズのヒットのリメイクはオリジナルでもヴォー
カルだったマーサ・ウォッシュ。しかもフェーチャリングしてるのがルポール
だってんだから聴いてみたいようなみたくないような。でもヴィデオは見たく
ないなぁ。
29位にはオレゴン出身のダンディ・ウォーホールズが登場。名前もとぼけて
ますが「EVERY DAY SHOULD BE A HOLIDAY」というタイトルも相当とぼけてま
す。オアシスやレイデイオヘッドのアメリカツアーにも同行したようで、これ
は2枚目のアルバムからの先行シングル。NMEなどのメディアも好意的に取り
上げており、今後話題になるのでは、と思います。
では今週はこの辺で。


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                 全米ヒットチャート***FLASHBACK!!
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  オリンピックも終わり、グラミーも終わってしまって、大型のイベント物は
あとアカデミー賞の発表を残すのみとなってしまいました。グラミーも結構大
番狂わせというか意外というか、本命でないアーティストが多く賞を持って帰
ったようで・・・では今週は久しぶりの5年前、1993年にFLASHBACK!


■1993年3月6日付シングルチャートトップ10


順位 前週 週数 
* 1( 2)(12)  A Whole New World (Aladdin's Theme)●(ホール・ニュー・
       ワールド)- Peabo Bryson & Regina Belle
  2( 1)(17)  I Will Always Love You (From "The Bodyguard")▲4
             (オールウェイズ・ラブ・ユー)- Whitney Houston 
* 3 ( 3) ( 9)  Ordinary World●(オーディナリー・ワールド) - Duran Duran
* 4(10)( 9)  Informer▲(インフォーマー)- Snow 
* 5( 5)( 6)  Nuthin' But A "G" Thang▲
             (ナッシン・バット・ア・ジー・サング)- Dr. Dre
  6( 4)( 9)  I'm Every Woman (From "The Bodyguard")●
             (アイム・エブリ・ウーマン)- Whitney Houston
  7( 6)(12)  Mr. Wendal●(ミスター・ウェンドル)- Arrested Development
* 8( 9)( 6)  Hip Hop Hooray▲(ヒップ・ホップ・フーレイ)
             - Naughty By Nature 
* 9(13)(12)  Don't Walk Away●(ドント・ウォーク・アウェイ)- Jade 
*10(10)( 7)  Bed Of Roses(ベッド・オブ・ローゼズ)- Bon Jovi


 93年は1月の中旬に一回カバーしたが、その時1位を爆走していたホイット
ニーが14週間1位を続けた後、その時にトップ10入りをしていたピーボ・ブ
ライソンとレジーナ・ベルのディズニー・デュエットに、この週1位を明け渡
しているという、結構転換期のチャートと言える。そのディズニー・デュエッ
ト、それまで1位の経験のない2人(レジーナなんかトップ40ヒットはこの
曲1曲のみ)に目出たく1位をもたらした。いつの頃からか一つのヒット・フ
ォーマットとなってしまった感のある毎年のディズニー映画、とうとう昨年
「Anastasia」のテーマ曲が40入りを逸した(リチャード・マルクスとドナ・
ルイスのデュエットは最高位45位止まりだった)ため、これからのプロモー
ションが注目される。


 3位には当時で5年振りのトップ40ヒットでなんと3位まで上がったデュラ
ンデュラン。この頃で既に「へえまだいたのか」と言う感じの久しぶりのカム
バックヒットだった。最近新作「Medazzaland」をリリースしているが、あま
りニュースは聞こえてこず、寂しい限りだ。続いて4位にジャンプアップして
いるのはこの年のびっくりヒットの一つ、スノウの『インフォーマー』。次の
週には一気に1位をマークしてそのまま7週間も首位をキープするこの曲、ラ
ガ風味の歌が変に受けたのだろうか、この年の年間チャートでも堂々10位に入
る思わぬ大ヒットとなった。


一際目立つのが5位にいる、ドクター・ドレの、ギャングスタ・ラップがヒッ
トチャートで初めて市民権を得た記念すべきヒット曲、『ナッシン・バット・
ア〜』だ。この頃より一気にヒットチャートにラップ物が登場する頻度が増え、
かなりのチャートファンがこれを機に音から遠ざかっていった。しかし今にし
て考えれば、こんな歌詞のこんなハードコアなサウンドのギャングスタものが
いきなり全米第2位まで昇るというのは、全米のFM曲のオンエア・フォーマ
ットや、かける曲の傾向などがこの時期から大きく変わってきたことを如実に
物語っている。このドクタードレも含めてヒップ・ホップ/ラップ勢はこの週
も7位のアレステッド・デヴェロップメントや8位のノーティ・バイ・ネイチ
ャーの2組がチャートインしているのも、この時期のヒット曲の動きを見せて
いて興味深い。


 最後に、9位には今やすでに解散してしまった黒人女性3人組ジェイド唯一
のトップ10ヒットが入っていたこと、最近の傾向を反映してブラック関係の
アーティストで埋め尽くされていた(10曲中8曲)この週のチャートの中、デ
ュランデュランと並んで、地味にボン・ジョヴィが10位にチャートインして
いたことを付記して、また来週。
(担当:阿多)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


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