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      Music Magazine 【 meantime 】 Mail Magazine Edition


                 [Vol.16]    1998/2/24  690部発行
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●年間投票 '97締切迫る!●
 いよいよ年間投票の締切が明日、25日に迫りました。もう投票はお済みでしょ
うか?meantime読者の皆さんが決める97年のベストシングル、ベストアルバム
人気投票に、あなたもぜひ参加して下さい。今日・明日がラストチャンス!
詳しくはこちらのぺージでチェック!
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投票用フォームは:
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●最新全米TOP40ヒット全曲紹介、アップデート!●
 全米TOP40ヒット全曲解説の「最新ヒット」コーナーをアップデート。昨年12月
からこの1月に新たに全米チャートのトップ40に入ったすべての曲を徹底解説。ま
だまだチャートを上昇中の最新ヒットの情報がいち早く手には入ります。また、
今回からはエアプレイチャートのみに入っている曲(シングルとして発売されて
いないが、ラジオではがんがんオンエアされている曲)もすべて解説。
TOP40シングル全曲解説はこちら:
http://www.meantime-jp.com/SingleReview/SingleReviews.html
最新ヒット(97/12〜98/1)全曲解説は:
http://www.meantime-jp.com/SIngleReview/97Dec98Jan.html



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☆ガービッジ新作情報
ガービッジは4月に新曲「PUSH IT」をリリースする予定。この曲はショーン・
ライダーも出演している映画「THE NEW AVENGERS」のサントラにも収録される。
その後5月にアルバム「VERSION 2.0」をリリース。1作目よりもサンプリング
を多用しているらしい。シャーリー・マンソンいわく「このレコードはもっと精
神分裂気味なの。ある意味ではより暗くて陰気なアルバム、でもその一方で楽観
的な気分を求めて必死になってるところもあるし。ビートとギターと口ずさめる
曲、それが私たちの目標とだけいっておくわ」とのこと。この「PUSH IT」は最
初ビーチ・ボーイズの「DON'T WORRY BABY」をサンプリングしていたが、許可を
求めるためブライアン・ウィルソンにテープを送ったところ断わられた、とのこ
と。かわりにシャーリー自身がこの曲の一部を歌ったヴァージョンになった模
様。そしてシングルにはビッグ・スターの名曲「THIRTEEN」のカヴァーが収録さ
れる!これは楽しみ。また8月のレディング・フェスティヴァルの出演も合わせ
て明らかになった。


☆一方そのブライアン・ウィルソンも4月に新作を発表する予定。純粋な新作と
してはおよそ10年振りとなるこの作品は「IMAGINATION」というタイトルで、
「ペット・サウンズ」以前のビーチ・ボーイズのような音」らしい。プロデュー
サーのジョー・トーマスによると「1965年のブライアンが最もハッピーだっ
た時代、録音中にブライアンは何度もその時代とこのアルバムを結び付けてい
た。でもそれよりもっと夏っぽくてアップビートな音だよ」とのこと。録音風景
を収めたドキュメント番組も製作されているらしい。


☆サッカーのワールドカップ大会でのイングランド・チーム応援歌を歌うバンド
の候補にブラー、パルプ、オーシャン・カラー・シーン、ブー・ラドリーズ、エ
コー&ザ・バニーメンらの名前が挙がっているらしい。前回のワールドカップで
はニュー・オーダーの「WORLD IN MOTION」が、一昨年のヨーロッパ選手権では
ライトニング・シーズの「THREE LIONS」が応援歌として使用されいずれもナン
バー1ヒットになっている。賭け屋ではブラーが6ー4で一番人気らしいが、エ
コバニの曲をフットボール協会がかなり気に入っているという情報も。一方スコ
ットランド・チームではデラミトリ、テキサス、ウエット・ウエット・ウエット
らの名前が挙がっている。


☆マイケル・ハッチェンス続報
シドニーの検屍官が記者会見を行い、マイケルの死について正式に自殺であると
発表した。彼の体内からはアルコール、コカイン、そして抗うつ剤が検出され
た。彼は死の直前にボブ・ゲルドフに対して二度の「侮辱的で脅迫的な」電話を
した後、以前のガールフレンドやマネージャーの留守番電話にメッセージを残し
ており、マネージャーのそれには「もうたくさんだ(I'VE HAD ENOUGH)」とい
う言葉が残されていたという。


☆ビリー・コーガンはホールの新作のうち7曲を共作、1曲でベースを弾いてい
ることが明らかになった。このまだタイトルのついていない新作は6月15日に
アメリカで発売予定。またコートニー・ラヴは「セヴン」の監督、デヴィッド・
フィンチャーから次作「BOXING CLUB」(主演ブラッド・ピット)への出演依頼
を受けているらしい。


☆元ストーン・ローゼスのイアン・ブラウンが今年のグラストンベリー・フェス
ティヴァルへの出演を決定。「ツアーをやるほど十分のマテリアルがないからフ
ェスティヴァルに出ることにしたのさ。グラストンベリーには行ったことないん
だよ、8万人もの人間が泥と戯れてるなんてあんまり楽しそうじゃないしさ」と
人を食ったコメント。ストーン・ローゼスは95年にトリとして同フェスへの出
演が決まっていたがジョン・スクワイアの骨折でキャンセルしている。イアンは
土曜日のトリをつとめるらしい。


☆伝説のニューヨーク・パンク・バンド、スーサイドが復活する。先日のスピリ
チュアライズドのステージで彼等の曲「ROCKET USA」を共演したアラン・ヴェガ
とマーティン・レヴはこの3月に4夜連続の再結成ライヴを行う。また78年に
リリースされたファースト・アルバムも併せて再発される。


☆インセイン・クラウン・ポッセが乱闘罪でインディアナ州の警察に逮捕され
た。ライヴ中に客がメンバーのヴァイオレントJの母親に対して「侮辱的なコメ
ント」を発したためその若者に対して殴りかかったというもの。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboard ポップシングルチャート速報(98/2/28付)


01 (初) My Heart Will Go On / Celine Dion (1)
02 (↓) Nice & Slow / Usher
03 (初) Gettin' Jiggy Wit It / Will Smith
04 (↓) Together Again / Janet
05 (↓) Truly Deeply Madly / Savage Garden
06 (↓) How Do I Live / LeAnn Rimes
07 (↓) I Don't Ever Want To See You Again / Uncle Sam
08 (↓) A Song For Mama / Boyz II Men
09 (↓) No, No, No / Destiny's Child
10 (↓) Been Around The World /
     Puff Daddy & The Family (feat. The Notorious B.I.G. & Mase)
11 (↓) Too Much / Spice Girls
12 (↑) Swing My Way / K.P. & Envyi
13 (↓) What You Want / Mase (feat. Total)
14 (↑) Gone Till November / Wyclef Jean
15 (↑) Deja Vu [Uptown Baby] / Lord Tariq & Peter Gunz
16 (↓) How's It Going To Be / Third Eye Blind
17 (↓) I Don't Want To Wait / Paula Cole
18 (↓) Kiss The Rain / Billie Myers
19 (↓) You Make Me Wanna... / Usher
20 (↑) Are You Jimmy Ray? / Jimmy Ray


 やはり、というか。セリーヌ・ディオン初登場1位。記録的な大ヒット映画
「タイタニック」の主題歌として世界的なヒットとなっているこの曲がアメリカ
でも天下をとりました。このシングルは発売一週間で35万枚を売り上げ(瞬発
力命で一週間に100万枚近く売れるものもある日本のヒットチャートと比べる
とこの数字は少なく聞こえますが、人気アーティストの場合下手すれば発売最初
の週でその作品の総売上枚数の8割くらいを消化してしまうこともあるこちらと
は違い、広いアメリカではこの状態が何カ月も続いて大ヒットとなるのです)、
「Candle In The Wind」という特殊な例を除けばこれはホイットニー・ヒュース
トンの「I'll Always Love You」以来の特大ヒットのようです。


 今年に入ってこれまで2週間毎にナンバー1が入れ替り、めまぐるしい動きを
見せていたヒットチャートですが、今回のセリーヌはかなりの長期政権となりそ
うな様子。この曲が主題歌部門でノミネートされている3月のアカデミー賞まで
は1位で居続けるであろう(賞の結果によっては更に続くかも)という見方が有
力ですが、一方ではこのシングル、初回出荷のみで生産は打ち切り(現在店頭に
出回っている分だけで問屋には在庫が全くないそうです)になり、売上枚数は頭
打ちに終わるのでは?という情報も入ってきています。


 1位のセリーヌの勢いがあまりにも凄いため影が薄くなりがちですが、ウィ
ル・スミスの初登場3位も大したもの。TOP10内に2曲が同時にニューエン
トリーしてきたのはいつ以来でしょう(ご存じの方お知らせ下さい)。「インデ
ィペンデンス・デイ」「メン・イン・ブラック」と大ヒット映画2作に立て続け
に主演し、米芸能界の大物となった彼ですが、元はといえばヒップホップ・グル
ープ、DJジャジー・ジェフ&フレッシュ・プリンスとしてヒップホップクラシ
ック「Summertime(91年)」や初期のスマップもステージでカバーしていた
「Boom! Shake The Room(93年)」などをヒットさせた売れっ子ラッパー。9
0年にスタートしたテレビのトークショー「Fresh Prince of Bel Air」が6年
も続く人気番組となったり、殆どアイドル映画だった刑事もの「バッド・ボーイ
ズ」に主演してヒットさせたりと着実にキャリアをステップアップして前述の大
ヒット2作の主役を獲得。ミュージシャンとして昨年久しぶりにリリースしたア
ルバム「Big Willie Style」ではラジオで大ヒットした「メン・イン・ブラッ
ク」の主題歌をはじめ、如何にも人気スターといった感じの堂々としたセルアウ
トぶり(いい意味で言っています)を発揮していました。


 上位に飛び込んできた2曲の勢いに押されて、先週TOP10内にいた曲はす
べてランクダウン。これも珍しい現象でしょう(オリコンに近いノリですね)。
ランクを下げた曲の中には先週より売上枚数が増えているものもあるということ
なので、セリーヌ、ウィル・スミス両者の売れ方がいかに凄いかが解ろうという
もの。


 こうした状況の中、TOP20内にニューエントリーしてきたのが2曲。15
位のロード・タリク&ピーター・ガンズはラップ2人組。「Deja Vu」ではステ
ィーリー・ダンの名作「彩(エイジャ)」収録の「Black Cow」をサンプルに使
用、作者のクレジットがドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの2人だ
けになっているのでこれはカバーと見なしてよいのか?先週初登場曲としてご紹
介したジミー・レイの「Are You Jimmy Ray?」は今週もランクを上げてTOP2
0入り、ファーストアルバム「俺 ジミー・レイ」も近日中に日本盤が発売され
ます。


 続いてTOP20圏外の上昇曲。こちらも先週ご紹介したパブリック・アナウ
ンスメントの「Body Bumpin' Yippie-Yi-Yo」が41位→29位と急上昇してT
OP40入り、最近は曲の出来よりもプロモーションビデオの内容の方が気にな
るエアロスミスの新曲「Pink」が36位初登場。


 ヒットチャート滞在歴代最長記録を誇っていたジュエルの「Foolish Games /
You Were Meant For Me」が今週遂にチャート圏外へ。65週という大記録は今
後暫く抜かれることはないでしょう。シングルヒットはともかく、彼女には長い
こと待たれているセカンドアルバムの発表を急いでもらいたいところです。
(以上、担当は八亀 yakame@meantime-jp.com)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■ Billboardポップアルバムチャート速報(98/2/14付)


 1   1  Titanic                 Soundtrack
 2   3  Let's Talk About Love   Celine Dion
 3   2  Yield                   Pearl Jam
 4  24  Sevens                  Garth Brooks
 5   4  Spiceworld              Spice Girls
 7   5  My Way                  Usher
 9   6  Yourself Or Someone Like You
                                Matchbox 20
 8   7  Backstreet Boys         Backstreet Boys
 6   8  Savage Garden           Savage Garden
10  16  Love Always             K-Ci & JoJo


  なんだかもう、凄いことになってます。Billboardは91年から、アルバム
チャート集計の根拠として「サウンドスキャン」を採用しました。これは、全米
各地のCDショップの店頭レジでバーコードが読まれた回数をカウントし、集計
するオンラインシステム。
で、91年以降はこのように明確に「何枚売れたから1位」という根拠を提示でき
るようになったわけですが、そういうシステムになって以来、史上5番目の売れ
行きだそうです、今週の「タイタニック」サントラ。既に発売から2カ月近くたっ
てるのに、1週間で85万枚を売り、これまで史上5位の記録をもっていたスヌー
プ・ドギー・ドッグ「Doggy Style」(93年、80.3万枚)をあっさり抜いてしま
いました。今週はその「タイタニック」サントラ爆発的ヒットの原動力になってい
るセリーヌ・ディオンの曲もシングルチャートに登場し、まさにアメリカでは今
社会現象的なヒットになっているようです。何度も書きますが、何しろこのアル
バムはオリジナルスコア集、ストリングスとかのインスト物ですからねえ!
その社会現象的な盛り上がりに加えて、今週は映画本編のほうがアカデミー賞で
史上最多の14部門でノミネートされたというニュースも、この爆発的な勢いに拍
車をかけたようです。 
ちなみにこのサントラ、全英チャートでも1位になったほか、日本の某輸入盤店
のセールスチャートでも1位になっていました。


  先週辛うじて2位に飛び込んだパール・ジャムは、早くもセリーヌに抜き返さ
れてダウン。「タイタニック」の爆発的ヒットの陰に隠れがちですが、この数週
間ずっと30万枚以上のセールスを維持しているセリーヌも、「ものすごい大ヒッ
ト」と言える数字です。ジャネット・ジャクソンやU2あたりの超ビッグネームで
も、1週間で30万枚以上のセールスを上げるのは、発売第1週だけですから、そ
れを、発売から3カ月たっているセリーヌのアルバムが発売以来ずっと続けてい
るというのは驚異的。これはトータルセールス1000万枚突破は間違いないでしょ
う。 


 年末にはそのセリーヌとトップ争いを繰り広げながらも、年があけるとあっけ
なくするするとチャートを落ちていったガース・ブルックス。先週は24位にまで
ダウンしていましたが、なんと今週いきなり4位に大躍進。これは、「The Oprah 
Winfrey Show」というテレビ番組に出演した効果だとか。アメリカの音楽といえ
ば「ラジオ」というイメージがありますが、案外テレビの影響力も大きいです。
日本ほどじゃないにしても。 


 5位から9位は、そのまま上位陣に押し下げられる形になりましたが、先週の
このコーナーで紹介したK-CI & JoJoがトップ10に入ってきました。発売当初は
トップ20にさえ入らなかったのに今になってこれだけ売れ出すというのは、やは
り今ラジオでさかんにエアプレイされている「All My Life」の力なのでしょう
(リンダ・ロンシュタットの同名曲とは関係ありません)。 


 さてこれから大物のリリースラッシュが始まります。とりあえず来週は(ちょっ
といわゆる大物とは違う、「アングラ界の大物」)アニ・ディフランコの新作が
どこまでいくか注目。老練ラッパー・アイスTの久々の新作も、どこまで健闘する
か。そして、また出るぞ!マスターPプレゼンツ・シルク・ザ・ショッカー!
マスターPのヒット曲に「The Shocker」とクレジットされていた、彼です。これ
はトップ10入り間違いないでしょう。
そして「タイタニック」を首位から蹴落とすのは誰が、いつ!? あなたの予想
を kaz@meantime-jp.com までお送り下さい。ではまた来週。


過去のチャート解説や、実際の売り上げ枚数まで掲載したプロフェッショナル
バージョンはこちら:
http://www.meantime-jp.com/Weekly/AlbumChart.html
(以上、担当は真貝 kaz@meantime-jp.com)


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■今週のUK チャート(2/14日付)


 1(-) MY HEART WILL GO ON / CELINE DION
 2(1) DOCTOR JONES / AQUA
 3(5) NEVER EVER / ALL SAINTS
 4(7) ANGELS / ROBBIE WILLIAMS
 5(-) LET ME SHOW YOU / CAMISRA
 6(2) ALL I HAVE TO GIVE / BACKSTREET BOYS
 7(6) GETTIN' JIGGY WIT IT / WILL SMITH
 8(3) CLEOPATRA'S THEME / CLEOPATRA
 9(8) HIGH / THE LUGHTHOUSE FAMILY
10(-)SOLOMON BITES THE WORM / THE BLUETONES


という訳でアクアを倒したのはやはりこの曲でした。イギリスでは「タイタニッ
ク」も公開されたてということで未だにシングル発売されないアメリカより一足
お先にナンバー1を獲得。しばらくはこの王座は続きそうな感じです。3位にオ
ール・セインツ、4位にロビー・ウィリアムスというロングセラーを続ける2曲
がそろってランクアップ。とにかく最近のイギリスのチャートでは珍しいくらい
の粘り腰を見せています。5位に初登場したのはDJ/プロデューサーによるダン
ス・ヒット。アンダーグラウンドから火がつき、現在クラブではかかりまくりの
ようです。この人については詳しい情報がわかればまたお伝えします。
そして10位に入ってきたのが久しぶりのブルートーンズの新曲。セカンド・ア
ルバム「RETURN TO THE LAST CHANCE SALOON」からの先行シングル。今までの繊
細な青年達というイメージをくつがえす力強いナンバー。意味不明のタイトルか
らも伝わるひねくれたユーモアも感じられます。アルバムにも期待。
10位以下で注目はまず13位に登場したAIRの「SEXY BOY」。フランスから登
場した2人組。イージーリスニング・テクノなんて言われている独特の作風でア
ルバム「MOON SAFARI」もすでにトップ10入しています。これはお薦め。
そして14位にはウェールズ出身のギター・バンド、ステレオフォニックスの
「LOCAL BOY IN THE PHOTOGRAPH」が登場。これは昨年発表されたものの再リリ
ース。メロディー・メーカー紙の読者投票で97年の最優秀新人に選ばれ、現在
NMEが主催する若手バンドのツアーでヘッドライナーを勤めるなど人気の高まり
に応えての最登場。彼等の地元で実際にあった少年の自殺をテーマにしたシリア
スな曲。これは名曲です。B面ではCCRの「WHO'LL STOP THE RAIN」のカヴァーも
収録。
16位に登場したのはアメリカ東海岸出身のリリーズ、96年に発表された3作
目「BETTER CAN'T MAKE YOUR LIFE BETTER」からのシングル「A NANNY IN
MANNHATTAN」。実はこれリーヴァイスのCMソングとして使われてのヒット。
STILTSKINやBABYLON ZOOのようにナンバー1とはさすがにいかなかったよう。
19位にはハリケーン#1の新曲「ONLY THE STORONGEST WILL SURVIVE」が初登
場。プライマル・スクリームの「COME TOGETHER」を手懸けたTERRY FARLEYがプ
ロデュースに係わっており、ストリングスを配したメロディアスな佳曲。次のア
ルバムは「SCREAMADELICA」みたいな凄いアルバムにすると意気込んでます。
今週はここまで。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
               全米ヒットチャート***FLASHBACK!!
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 筆者のチョンボで先週のコラム中2カ所ほど訂正すべき箇所がありました。慎ん
でお詫び致します。訂正箇所は次のとおりです。


1. アーティストの死後1位となった曲は、オーティス・レディングの『ドック・
  オブ・ベイ』、ジャニス・ジョプリンの『ミー・アンド・ボビー・マギー』、
  ジム・クロウチの『タイム・イン・ア・ボトル』、ノトーリアスB.I.G.の
  『ヒプノタイズ』『モ・マネー・モ・プロブレムズ』以外に、一番大事な人
  を忘れていました!そう、ジョン・レノンの『スターティング・オーヴァー』
  (1980/12/8没、1980/12/27に1位)です。全国のレノンファンの方、許して!
2. ディオンヌ・ワーウィックはホイットニーの「伯母さん」ではなく、ホイッ
  トニーの「従兄弟」でした。全国のディオンヌファンの方(いる?)許して! 


 前号発行後すぐに的確な指摘を下さった方、ありがとうございます!多くの熱
心な読者の方がいらっしゃることを再認識するとともに、今後も興味を持って頂
ける記事をお届けしよう、と思った次第。では、気分を取り直して今週は20年前
にFLASHBACK!


1978年2月25日付シングルチャートトップ10


順位 前週 週数
* 1 ( 1) (12)   Stayin' Alive▲(ステイン・アライブ)- Bee Gees
* 2 ( 2) (17)   (Love Is) Thicker Than Water●(愛の面影)- Andy Gibb
  3 ( 3) (16)   Just The Way You Are●(素顔のままで) - Billy Joel
* 4 ( 5) (14)   Sometimes When We Touch●(ふれあい)- Dan Hill
* 5 ( 6) (15)   Emotion▲(愛のエモーション)- Samantha Sang
* 6 ( 7) (18)   Dance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah)●
               (ダンス・ダンス・ダンス)- Chic
  7 ( 4) (19)   We Are The Champions▲(伝説のチャンピオン) - Queen
* 8 (17) ( 4)   Night Fever▲(恋のナイト・フィーバー)- Bee Gees
* 9 (11) ( 8)   Lay Down Sally●(レイ・ダウン・サリー)- Eric Clapton
 10 (10) (23)   How Deep Is Your Love●(愛はきらめきの中に)- Bee Gees


 この年は1ヶ月ほど前にカバーしましたが、多少顔ぶれの変更はあるというも
のの、相変わらずビージーズ関連の圧倒的な強さが目立ちます。何せこの週は1位
・2位がビージーズとアンディ・ギブの兄弟独占。兄弟独占はこの前の週の2/18付
から3/11までの4週間、そして3/18から4/15までの5週間は、『ステイン・アライ
ブ』とこの週17位からズームアップしてきた映画「サタデイ・ナイト・フィー
バー」からの3曲目、『ナイト・フィーバー』が1位2位独占、というすさまじさ。
いや、当時チャート番組を聴いていてつまんなかったことつまんなかったこと。
この前の年の年末から年初にかけてはデビー・ブーンが10週1位でいい加減いや
になったところでまたぞろこれだったから当時は結構うんざりしてた。まあ、今
時の14週1位とか、16週1位とかに比べれば随分ましだけど。なお、同一アーティ
ストが1,2位を独占した記録としては、ビートルズが1964/2/22〜4/25まで10週独
占(『抱きしめたい』『シー・ラヴズ・ユー』『キャント・バイ・ミー・ラブ』
『ツイスト・アンド・シャウト』の4曲で達成)という前人未到の大記録がありま
すが、この他にも、ビルボードTop100時代(1955〜1958年のHot100の前身チャー
ト)にエルヴィス・プレスリーが1956/10/6に1週だけ達成しています(『冷たく
しないで』『ハウンドドッグ』)。また、フィーチャリングを含めると、昨年の
8/9〜8/30の4週間、そう去年の話題の男、パフ・ダディが1・2位の両方に顔を出
してました(『アイル・ビー・ミシング・ユー』『モ・マネー・モ・プロブレ
ムズ』)。
 しかしこの頃のレコードはよく売れてたな。トップ10の10曲ともがミリオンセ
ラー以上というのは今のエアプレイ主体のヒット状況を考えると結構驚異的。こ
の週3位で最高位を記録していたのは、この3月にエルトン・ジョンと来日するビ
リー「ピアノマン」ジョエルの出世作、『素顔のままで』。今度のライヴが彼の
ポピュラー音楽活動最後となるとのことなので、約20年に亘ってポップ界で活躍
したことになる。もっとやればいいのに。4位はカナダのダン・ヒルのデビュー曲
で、シンプルなアレンジとメロディが新鮮なバラード。彼はこの曲と1987年の
『Can't We Try』(6位)の2曲のみが40ヒット。黒人と白人のハーフという社会
的に難しいパックグラウンドを持つ人らしく、人間の琴線にふれる詞とメロディ
が印象的だった。5位はギブ兄弟のペンによるヒット。6位はこの後ダンス界の大
御所的存在にのし上がることになるシックのデビューヒット。「ヨウザァァ、ヨ
ウザァァ、ヨウザァァ!」なんていう能天気な合いの手入りの軽快なダンスヒッ
トだが、出た当時はサウンドはなかなかしっかりしていたものの、てっきり一発
屋だと思っていた。わからんもんです。
 最後に9位にトップ10入りしていたのは、来月久々のスタジオ録音の新作
「Pilgrim」がリリース予定のクラプトンの当時久々の大ヒット。カントリー調の
レイド・バックしたサウンドに、当時は結構面食らったもんだ。アルバム
「Slowhand」収録のこの曲は、ブルースをルーツとする彼にしてみればいわば原
点に戻ったサウンドだったし、カントリーチャートでもヒットするなどの幅広い
受け入れられ方をしたこともヒットにつながった要因だろう。本格的ブルース・
カバー・アルバムだった前々作「From The Cradles」以来のオリジナル新作アル
バムはいったいどんな内容なんだろう。ということでまた来週。(担当:阿多)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


 先週金曜日発行の臨時増刊号は「どうしても金曜日中に発行したい」と大慌て
で制作してしまった為、以下の誤りがありました。お詫びして訂正します。


■ブレイクアウトの開催について
「次回は1月31日の開催、これを聴いてからでも、年間投票に間に合います」
とありますが、間に合いません (^^; 失礼しました。なお、次回のブレイクアウト
は4月4日開催を予定しています(現段階ではまだ予定)。


■いちばん下のクレジット欄
実は以前の号の内容をまるまる流用してしまったので、クレジットがその号のま
ま... ということで「Vol.7」というのは嘘でした。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


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