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Music Magazine 【 meantime 】 Mail Magazine Edition
[ Vol.4] 1997/12/9 484部発行
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洋楽に関する各種情報をお伝えしていきます。
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なお、meantimeは洋楽愛好者のためのサークルで、企業などの営利団体ではあ
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詳しくはmeantimeのウェブサイト、[ What is meantime ? ]および[ events ]
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●meantime news! のコーナー新設●
大切なお知らせや大きなイベントなどはここで告知します。この秋から会員制
を導入したmeantimeでは、そのご案内を現在掲載しています。
●weekly Album Chart column 毎週更新中!●
最近のアメリカのアルバムチャートにはロック有り、ラップ有り、カントリー
有りの、何でも有り状態。アメリカ人でも、トップ10のアーティストを全部知っ
てる人はあまりいないんじゃないかと思えるぐらいです。そこで日本の洋楽ファ
ンのために、毎週のアルバムチャートの上位10枚を解説。しかも順位だけでなく
実際の売り上げ枚数も併記することで、何が「真の大ヒット」なのかを見極めら
れます。毎週週末に更新中。
http://www.meantime-jp.com/Weekly/AlbumChart.html
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◆ meantimeイベントのご報告
恒例のブレイクアウト第10回、12月7日に無事開催しました。
全米チャートでトップ40に入った曲すべてを聴いて、あーだこーだ言いながら
人気投票を行う、2ヶ月に一度のイベントです。今回は、8月〜9月にトップ40
にニューエントリーした全曲をお聴きいただきました。
また、ブレイクアウト後のフリーDJタイムには、今回ははるばる名古屋から
やってくるスペシャルDJによる、貴重な音源大放出のTOP40ヒットの元ネタ紹介
DJが大好評。そしてmeantimeスタッフの野坂による、イン・エクセスのマイケル・
ハッチェンス他を追悼するDJでしんみりと終りました。
(しかしその後の飲み会で爆裂)
今回はこのブレイクアウトのためにわざわざ富山や名古屋から出てきてくれた人
たちがいたので、前日の夜は歓迎会兼前夜祭で、六本木の洋楽カラオケ&ダンス
パブ・'keetsに繰出しました。外人軍団のパワーに圧倒されつつも「歌はおれたち
のほうが上手いもんね」と開き直って熱唱。
洋楽カラオケ好きの方、今度ごいっしょしましょう。
(以上、真貝 kaz@meantime-jp.com)
次回ブレイクアウトは1月31日(土)開催予定です。
イベントの詳細は editors@meantime-jp.com までお尋ね下さい。
イベントのお知らせ:
http://www.meantime-jp.com/Events/Event_Index.html
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毎週お届けする内容は、基本的に全米と全英のチャートから、今のホットな動
きを中心にどんどん発信していきます。まずは連載記事その1、今週の全米シン
グルヒットチャートの紹介から・・・!
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■ Billboardポップシングルチャート速報(97/12/13付)
1→ Something About The Way You Look Tonight/
Candle In The Wind 1997 / Elton John (10)
2↑ How Do I Live / LeAnn Rimes
3↓ You Make Me Wanna... / Usher
4→ My Body / LSG
5↑ Feel So Good (from "Money Talks") / Mase
6↓ My Love Is Shhh!
/ Somethin' For The People feat. Trina & Tamara
7→ Show Me Love / Robyn
8↓ Tubthumping / Chumbawamba
9↑ I Will Come To You / Hanson
10↑ It*s All About The Benjamins / Puff Daddy & The Family
上位陣は相変わらずお馴染みの顔ぶれ。エルトン・ジョンはついに10週目の
1位。この時期になって2位に上昇した15歳の天才カントリーシンガー、リアン・
ライムスの動きが少々気になるところ。
先週25位に初登場したパフ・ダディが2週目でTOP10入り。彼がこれまでにアー
ティストとして発表した2枚のシングル(「Can't Nobody Hold Me Down」
「I'll Be Missing You」)はいずれもナンバー1を記録しており、今回もこの
記録を伸ばすことができるか注目されます。
TOP10圏外では先週武道館で来日公演を行ったボーイズ II メン、必殺の
「マンマァ」が聴けるバラード「A Song For Mama」が27位に、メンバー全員が
10代というR&BグループDru Hillのこれまたバラード「We're Not Makin'Love
No More」が30位に初登場。この2曲はともにベビーフェイス制作の映画「Soul
Food」のサントラ収録曲です。
超ロングセラーとなっている2曲、ジュエルの「Foolish Games/You Were
Meant For Me(14位)」ダンカン・シークの「Barely Breathing(50位)」が
揃って今週チャートイン55週目を記録。これはエブリシング・バット・ザ・
ガールの「Missing」と並ぶビルボード史上最長記録です。なお、ダンカン・
シークは先週レーベルメイトのマッチボックス20とともに来日し、渋谷のオン
エアー・イーストでライブを行いました。私もそのステージを観てきましたが、
プロモ・ビデオでの印象より彼はスマートなルックスで、演奏もその人柄が感じ
られるような非常に好感の持てるものでした。現在ビルボードではランクが50位
より下になると、チャート滞在20週を超える曲はチャートから消滅してしまうと
いう決まりがあるため「Barely Breathing」は恐らく今週が最後のチャート登
場になると思われますが、ニューシングルが間もなく発売されるとのことなので、
彼が再びヒットチャートに返ってくるのをのを暫く待つことにしましょう。
(以上、担当は八亀 yakame@meantime-jp.com)
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■ Billboardポップアルバムチャート速報(97/12/13付)
1 NEW Sevens Garth Brooks
2 NEW R U Still Down ? 2Pac
3 2 Let's Talk About Love Celine Dion
4 3 Higher Ground Barbra Streisand
5 1 Reload Metallica
6 6 You Light Up My Life LeAnn Rimes
7 5 Come On Over Shania Twain
8 8 Tubthumper Chumbawamba
9 11 Spiceworld Spice Girls
10 7 Snowed In Hanson
15 NEW In Tha Beginning... There Was Rap
Various Artists
28 NEW Second Hand Smoke Sublime
31 NEW Big Willie Style Will Smith
やはりアメリカ。そして、やはりミスター・アメリカ。ビルボードがサウンド
スキャンという売上げデータを集計根拠として使いはじめたのが91年。以来、
1週間での最多売上げ記録をもっているのはパール・ジャムの93年作「Vs.」
で、約95万枚(日本のオリコンチャートなどになじみがある人は、随分少ない
と感じるかもしれませんが、アメリカは日本に比べると「瞬発力」が弱くて
「持続力」が強い売れ方です)。
そして今回、「ミスター・アメリカ」ことカントリー界の若き大スター、
ガース・ブルックスの新作が約90万枚という歴代2位の記録をつくって初登場。
何ヶ月も前からリリースが噂され、この秋にはニューヨークのセントラルパーク
で数十万人規模のコンサートを成功させたばかりの、超期待作。アルバム収録
14曲のうち12曲がカントリーシングルチャートに一気に登場するなど、その
盛り上りかたは半端ではない。しかし日本では何千枚とかいうセールスに終る
のでしょう。
2位には、いよいよこれで打止めか?2パックの未発表音源集。彼の母親がこの
ために設立したレーベルからの発売で、集めに集めた2枚組。これが何と、
今年のトップ5に入るビッグセールスを記録。やはり彼の人気は想像を絶する
ものがある。
順位は先週と変らないけど売上げ枚数をぐっと伸ばしているチュンバワンバの
動きに注目。一見「不調」に見えるスパイス・ガールズも、実はぐんぐん
売上げを伸ばしています。
今週派手に登場することが一部で予想されていたウィル・"Men In Black"・
スミスの新作は31位にさびしく登場。
さらに詳しい解説は毎週末に更新されるweekly album chart columnでチェッ
ク!
http://www.meantime-jp.com/Weekly/AlbumChart.html
(以上、担当は真貝 kaz@meantime-jp.com)
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全米ヒットチャート***FLASHBACK!!
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いよいよ1997年も12月に突入。巷ではハンソンのクリスマス・アルバムだの、
「Very Special Christmas 3」だの、季節感溢れるCDが店先に並べられる時期
になってきました。今週はちょうど一昔前、10年前の1987年のチャートを覗いて
みましょう。
1987年12月12日付シングルチャートトップ10
順位 前週 週数
*1 (3) (8) Faith(FAITH)・・・George Michael
2 (1) (12) Heaven Is A Place On Earth(ヘブン・イズ・ア・プレイス・
オン・アース)・・・Belinda Carlisle
3 (4) (12) Should've Known Better(シュッドブ・ノウン・ベター)・・・
Richard Marx
4 (2) (12) (I've Had) The Times Of My Life(タイム・オブ・マイ・ライフ)
・・・Bill Medley & Jennifer Warnes
*5 (5) (8) Is This Love(イズ・ジス・ラブ)・・・Whitesnake
*6 (6) (11) Shake Your Love(シェイク・ユア・ラブ)・・・Debbie Gibson
*7 (8) (7) So Emotional(やさしくエモーション)・・・Whitney Houston
8 (7) (10) We'll Be Together(ウィル・ビー・トゥゲザー)・・・Sting
*9 (10)(11) Don't You Want Me(ドント・ユー・ウォント・ミー)
・・・Jody Watley
*10(11)(8) Got My Mind Set On You(セット・オン・ユー)
・・・George Harrison
改めてこうして見てみると、わずか10年前だというのに(こんなことを言う
と年が判ってしまうのだが)何とも王道路線のメジャーアーティスト達でトップ
10が埋め尽くされているのにちょっと驚いてしまう。ここ数年の、ラップあり、
オルタナティヴあり、R&Bあり、カントリーありといった悪く言えば雑多、良く
言えば個性溢れる面々が群雄割拠している今時のチャートに比べると、いかにも
エスタブリッシュされた層が中心購買層であったが故に中道ポップ路線の天下
だった時期だと言える。まあ、混迷の90年代に突入する前の安定した時期を象徴
しているといえなくもない。
その中でR&Bをルーツに持つジョージ・マイケルがベリンダ・カーライル(元
ゴーゴーズ)を蹴落としてこの週3→1とトップに躍り出ているのが何やら象徴的
だ。この後4週1位をキープするこの曲は、結局翌年の年間チャート1位となる
大ヒットとなった。ワム解散後の初のソロアルバムで、彼のステイタスを確立
した「Faith」からのセカンド・シングル(アルバム発表に先立って、サントラ
「Beverly Hills Cop II」からの『I Want Your Sex』が2位に上る大ヒット
になっていた)だった。ベリンダの前に1位をキープしていてこの週4位にいる
のが、この年の社会現象ともなった映画「Dirty Dancing」の主題歌、『(I've
Had) The Times Of My Life』。先々週のFlashbackにも登場していた「サン
トラねーちゃん」のジェニファー・ウォーンズがライチャス・ブラザーズの片割
れ、ビル・メドレーを引っぱり出して見事全米1位に輝いた。「Dirty Dancing」
は、それこそベイビーブーマー世代に受けまくり、アルバムは18週も1位を独走、
サントラに入りきらなかった曲を収録したアルバム「More Dirty Dancing」も
売れた。
この週5位に入っているのは何故か1987年にアメリカで狂い咲きしたブリティ
ッシュ・ハード・ロックの残党、ホワイトスネークのこの年2曲目(『Here I Go
Again』は見事全米ナンバーワン!)の『イズ・ジス・ラヴ』。この時期はこの
手のFM産業ロック的ハードロックが最後の花を咲かせた年で、デフ・レパード
(『Pour Some Sugar On Me』(2位)など)やボン・ジョヴィ(『Bad Medicine
』(1位)など)らが隆盛を誇った。また、この年のティーン・アイドル女王の
座をティファニーと競ったデビー・ギブソンが6位に入っている(最高位4位)。
今は家庭を持って1児の母というティファニーに対し、デビーはブロードウェイ
のミュージカルなどにも精力的に参加するなど、現役で頑張り続けている。最近
は「デボラ・ギブソン」の名前で出ているそうな。
この後1位に君臨することになる、ホイットニーの『So Emotional』やジョージ
の『Got My Mind Set On You』など大物シングルも顔を出しているこの週、振り
返ってみると1987年という年は実にヒットチャートらしいヒットチャートがあり、
ヒット曲らしいヒット曲が多かった時期だったともいえるかもしれない。なお、
この週、圏外で27→22に、エルトンジョンの『Candle In The Wind』(オースト
ラリア交響楽団とのライヴ・シングル)が顔を出していたことをお伝えして、
今週はおしまい。しかし10年後にこの曲がこんな運命的な役割を果たす曲になる
とは、誰が想像しただろうか。(担当:阿多)
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