'89 #19 Headed For A Heartbreak
デビュー曲「Seventeen」の商業的成功を受けるカタチでのシングルカット第2弾。全体的にドッシリしたムードの重い曲調ながらややAOR的な味付けと、産業ロックにも近い清潔感をもたしたスケール感が魅力のミディアム・ナンバーだ。聴く人の感じ方によっては売れ線狙いの一過性の曲と思うかもしれないが、今聴くと「なんで当時1位2位を競うほどのヒットじゃなかったんだろう」と俺は不思議に思うくらい格好良い。特に後半の曲の展開は、プログレっぽい知的かつ複雑なムードを醸し出すなど非常に創り込まれていて「一体どうなっちゃうんだよ、この曲」と思うほどの適度な緊張感が走る。とは言っても、イエスやジェネシスのファンだけが楽しめる曲と言ってるわけではなく、カッティング・クルーやらグラス・タイガーやらが好きなポップスのファンにもキチンと理解されるであろう優秀な曲。これは必聴だ!
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