When In Rome
Biography

 クライヴ・ファーリントン(ヴォーカル)、マイケル・フローレル(キーボード)、アンドリュー・マン(ヴォーカル)の3人によりホエン・イン・ロームが結成されたのは1984年。関係ないけどヴォーカル2人にキーボード1人って編成はどうなんだろ。それ以前にも彼らはレジャーというグループで活動しており、そこでは現スィング・アウト・シスターのコリーンもメンバーにいたとか。で、ローマ人となった彼らは1988年2月に「The Promise」をリリース。これが本国イギリスではなく、アメリカのダンスチャートで輸入盤としてヒット。その流れを受け、同年8月に「The Promise」が、9月にデビューアルバム「When In Rome」がアメリカで正式リリース(ちなみにイギリスでのリリースは同年11月)。シングルは最高11位を記録、しかしそれ以降は……というのは当時のヴァージン系アーティストの常道。さてその後、彼らがどのような変遷を辿ったのかは知らぬが、グループとしては既に解散している模様。しかし個人ベースでは未だに音楽業界に関わっているようで、例えばアンドリューは自分のバンド「Mann」を率いてヨーロッパを中心に活動中。マイケルもジェイデン・フロストなるインディ系シンガーと組んで頑張っているようだし。ただ唯一、クライヴだけは消息がはっきりとはつかめない。同姓同名の人間が日記を掲載しているブログには行き当たったのだが、果たして本人か? なんか一番地味だな。(堤)


Hit List

'88 #11 The Promise
 ヒットの規模やアーティストの知名度のわりに人気がある。歌詞はネットに腐るほど転がってるし、ケータイの着信音もあるし。ダンスチャートでのヒットなんて話を聞くと先入観を持ってしまいがちだが、ナショナルチャートでのヒット・バージョンはポップとオシャレが適度に同居して心地よい。ギターを使わず、派手な打ち込みもなし。全編を流れる「タカタタタタ、タカタタタタ……」というリズムを膜のように覆うキーボードでのストリングス。ピアノも過度な自己主張をせず、ボーカルを含めた全てが見事に調和している。単純でありながら奥深い。それにしてもこんな曲を創る才能を持ちながら、何故彼らは一発屋で終わってしまったのか。いや、これだけの曲を創れたからこそ、未だに「あの曲好きだったんだけど、今彼らはどこで何してるんだ?」なんて書き込みをされるほど、人々の記憶に残っていられるのだ。



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