38 Special
Biography

 


Hit List

'89 #6 Second Chance as "Thirty Eight Special"
 9枚目のアルバム「ロックン・ロール・ステラテジー」からのカット。この38(サーティ・エイト)らしからぬ曲が半年近くチャートに留まり、アダルトコンテンポラリー・チャートではナンバー1を獲得するなど、彼らにとって最大のヒットとなった。前作のベスト盤「フラッシュ・バック」で活動に区切りをつけた彼らは、77年のデビューアルバム以来のメンバー・チェンジをこのアルバムで行った。これまで38の多くの曲作りに関わってきたドン・バーンズとツイン・ドラムスの片翼であるスティーヴ・ブルッキンズが脱退し、マックス・カール(Vo,Key)、ダニー・チャンシィ(g)の2人が新しく加わった。プロデューサーは初期の頃から担当していたロドニー・ミルズを再起用したものの、このメンバーの入れ替わり+新メンバーのマックスがこの曲も含め、ほとんどの曲作りに加わったことがこれまでの南部のバンドらしい豪快さ、親しみやすいポップな曲調が薄れるなど、38のサウンドに大きく影響している。この曲は当時のチャートの中では存在感が薄く、いつの間にか上位まで上がっていたように記憶している。38のナンバーとして聴かなければ、聴き込んでいくうちに良さがじわじわ沸いてくる「するめ」のような曲であり、それが長期間に渡ってヒットし続けた理由でしょう。80年代はコンスタントにヒット曲を出し続けた38も、90年代に主流となっていくラップ、グランジ、オルタナティヴとはかけ離れた彼らのようなバンドは求められなくなり、90年代の彼らは「Bone Against Steel (91年)」「Resolution (97年)」 「Live At Sturgis (99年)」とリリースするアルバムの数も少なくなり、苦戦を続けているようである。(菅沼)



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