Scarlett & Black
Biography

 85年結成。ドクター&ザ・メディックスのバックボーカルだったスー・ウェストとキーボーディスト/セッション・プレーヤーだったロビン・ヒルドはドクター〜のレコーディングスタジオで出会ったのは83年。そこで恋に落ちたかは知らないが、2年後にめでたくデュオとしての活動を開始する。86年インディ・レーベルより「You Don't Know」をリリースするも鳴かず飛ばず。しかしその後デモテープがヴァージン・レコードのスタッフの耳に止まり、めでたくメジャーデビュー。映画「Hiding Out」の挿入歌として使用されたこともあり、「You Don't Know」はアメリカでもヒット。禍福はあざなえる縄の如し。

 しかし結局彼らに与えられたのは「一発屋」の称号のみ。人間万事塞翁が馬。以降スーの行方については確認できず。ロビンはマーティン・ペイジ(「In The House Of Stone And Light」のヒットを持つこれまた一発屋)と仕事をしたりナターシャ・キーンなる女性SSWと組んだり、とまぁ今でも音楽業界にいるらしいが、一方で「CaliforniaでHand Made Cabinet Shopを経営してる。」なんて書き込みもネットにあったりして(なんだこれ?)、やはり謎は多い。ちなみにデビュー・アルバムにはジェーン・ウィードリン(元ゴー・ゴーズ)やマーティン・ペイジがバックボーカルで、ダン・ハフがギターで参加していたりする。(堤)


Hit List

'88 #20 You Don't Know
 彼らのデビュー曲であり、ヴァージン・グループ製作の映画「Hiding Out」の挿入歌。同じくサントラ収録のプリティ・ポイズン「Catch Me (I'm Falling)」はダンサブルな曲調も受けてTOP10ヒットとなったが、こちらは小ヒット止まり。というかこの時期ヴァージンの曲は「ラジオのDJに金を遣ってエアプレイを稼いでた」なんて噂もあったようで、「うん、そうでもしなきゃ売れないわな」と思わず首肯してしまうような曲ではある。酷い言い方かも知れんがそれくらい華も毒もないフツーのブリティッシュ・ポップ。一発屋の唯一のヒット曲にインパクトがなくてどーすんの。それにキーボードとかプログラミングとかでクレジットされてて、本来裏方に徹するはずのロビンがメインボーカル張ってるし。しかも声が中途半端にナヨっちぃんで力が抜ける。うーん、悪態しか吐けん。紹介者としては失格だな。



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