Sa-Fire
Biography

 サファイア、本名ウィルマ・コスメ。ニューヨーク生まれのプエルトリカンである彼女がデビューしたのは88年のこと。デビューシングル「Boy, I've Been Told」は、当時の学校の友人であったマーク・アンソニーの手によるダンス・ナンバー。89年にはセルフタイトルのデビューアルバムを発表、マークはここでも作曲とバック・ヴォーカルで参加している。またこの年ブレイクしたトミー・ペイジのアルバムで1曲デュエットしたり、映画「She-Devil」サントラでグロリア・ゲイナーの「I Will Survive」をカバーしたりと活躍の場は広がっていった。91年にはセカンドアルバム「I Wasn't Born Yesterday」を発表、デヴィッド・モラレスやサトシ・トミイエといった今をときめくサウンドクリエーターも参加していたが、セールス的には失敗に終わる。その後は96年にラテンアルバムを発表した。(松本)


Hit List

'89 #12 Thinking Of You
 アルバムからのセカンドシングルで、彼女自身も作曲に携わっている。この時代のラテン・ポップやアイドル勢が必ず勝負曲に持っていたタイプのバラードナンバーで、ティーンエイジャーの女の子だからこそ書けるし、また共感できる曲。狙い通りチャートに長期間居座るロング・セラーとなった。なお彼女をはじめとするラティーノ・アーティストたちが80年代に残した作品は、現在は“フリースタイル”と呼ばれ数多くのコンピレーションが発売されているが、この曲はそのいずれにも必ずといっていいほど収録されている人気曲である。



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