The Outfield
Biography

 


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'89 #25 Voices Of Babylon
 彼らにとって3枚目となるアルバムからのタイトルトラック。デビュー当時のストレートでポップなサウンドやグループ名やアルバムタイトルに野球用語が使われている(96年に出たベスト盤のタイトルは「Big Innings」で昨年出た新作のタイトルは「Extra Innings」)ことからアメリカのバンドと思っている人も多いかもしれないが、出身はイギリスである。この作品を最後にドラムスのアラン・ジャックマンが抜けてトニー・ルイスとジョン・スピンクスの二人組となっている。90年に出た4枚目のアルバム「Diamond Days」からのシングル「For You」が最高位21位を記録したがそれ以降はヒットに恵まれず、今日まで苦戦が続いている。この「Voices Of Babylon」は前のアルバム2作品が、粗削りの威勢のよさを売りにしていたのとは対照的に、シンセサイザー等を多用し音に厚みをつけた、言わば作りこんだ作風に変わっている。彼らなりの試行錯誤が見られ、方向性を模索している時期だったのかもしれない。この実験的とも思える作品がその後のメンバーの脱退とどう関係したかは不明だが、最近の作品を聴いてみると、どちらかというと初期の作風に近づいているような気がする。いろいろ迷った末の原点回帰というところか。(篠崎)



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