Donny Osmond
Biography

 グレイトカムバック!大人になって帰って来たダニー。70年代初頭よりヒット曲を連発したアイドルファミリーグループ、オズモンズの7男坊であり、人気頭。グループのみならず、ソロとして、また妹のマリーと共にデュエットでもヒットを飛ばし人気を博した。活躍した年代とグループ形態、また年齢も近い事から「白人系のダニー、黒人系のマイケル・ジャクソン」とことあることに比較され続ける。10代でほぼ時代の頂点に達し、20代になってからは主にミュージカルやヴァラエティ・ショーなどで活躍していた。そんな彼がレコード会社もキャピトルに移り心機一転「歌」の世界に戻ってきた年であった。結局彼のヒットチャート上の復活は長くは続かなかったが世に健在ぶりを示した意義は大きく、その後も懐かしの「ダニー&マリー・ショー」を復活させるなど、現在も人気タレントとして活躍している。(小松)


Hit List

'89 #2 Soldier Of Love
 復活シングルの第1弾として発売され、ソロヒットとしては13年ぶりのチャートイン、実に16年ぶりのTOP10ヒット(TOP3としては18年ぶり)となった。作曲およびプロデュースはカール・スターケンとエヴァン・ロジャース。この年に流行った打ち込み系のベースサウンドにストリングス調の固めのシンセサイザーを乗せ、ややジョージ・マイケルちっくな歌声が響く。コーラス部分も覚えやすく、当時もそれなりに好きだった曲でもある。ポップ・ヴォーカル、アイドル・ポップ的な印象を持たれていたダニーの見事な脱皮だったといえよう。バックヴォーカルには94年にアルバムデビューを果たしたシンディ・ミゼーレも参加、後半でダニーとの掛け合いも見られる。

'89 #13 Sacred Emotion
 「Soldier Of Love」に次ぐ第2弾。ソロとしては16曲目、オズモンズ、マリーとのデュエット等も含めれば32曲目のTOP40ヒット。作・プロデュースとも前作と同じカール・スターケンとエヴァン・ロジャース。打ち込み形のバックは変わらないもののアップテンポの前作から打って変わり、ミディアムバラードで攻めている。「海に注ぐ河のように、僕は君が帰って来るのがわかる。だって僕達の愛は神聖なものだし、世界中を照らしだすほど燃え上がっているのだから」と歌詞の内容も年齢に則し、30代に突入した男の色気を魅せた1曲。この年に発売されたアルバムからはこの年もう1曲「Hold On」がカットされHOT100入りを果たしている。



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