Eddie Money
Biography

 ニューヨーク生まれのロックシンガー。86年後半に発売したアルバム「Can't Hold Back」がヒットし、その余勢をかって88年にアルバム「Nothing To Loose」を発売、さらに畳み掛けるようにこの年の暮れにベストアルバム「Greatest Hits Sound Of Money」を発表と、最も油が乗ってきていた頃と言える。楽曲的にもこの頃の主流となっていたアレンジを取り入れ、耳障りも良く、ヒットも量産していた。その後91年の「I'll Get By(21位)」でTOP40ヒットは途絶え、作品のリリースは徐々に疎らに。最近は活動の話題を聞かないのが寂しい気がする。(小松)


Hit List

'89 #24 The Love In Your Eyes
 アルバム「Nothing To Loose」からのセカンドシングル。作者はD.P.ブライアント、エイドリアン・ガーヴィッツ、S.ダブリンの3人で、プロデュースはリッチー・ズィトーとエディ本人。オープニングを始め、全編にフューチャーされているサックスがなかなかカッコ良く、サビのコーラスやメロディラインはこの頃の定番とでも言えるキャッチーで覚えやすく、ポップでシングル向きな曲。アルバム発売後、オーディエンスはセカンドシングルが発売されるまで待てなかったのだろう。ポップチャートに先駆けてアルバム・ロック・ヒットの1位に輝いている。同じアルバムからはもう1曲「Let Me In」がカットされ小ヒットを記録した。


'89 #11 Peace In Our Time
 89年末に発売されたベストアルバム「Greatest Hits Sound Of Money」からの新曲で先行シングル。作者はA.ヒルとピート・シンフィールド、プロデュースはクリス・ロードアルジェとエディ。高めでハスキーな声を良く活かした、これまたキャッチーなナンバーだ。12月2日の初登場ながらチャートアクションも良く、晴れて12月最終週(と言っても23日付)4週でTOP40入り、オープニングにやや重厚なキーボードを入れ、すぐさまリズミカルなギターのリフが始まる。メロディはゆっくりやったら崇高なバラードになりそうな前半にサビのコーラスを取り入れたアップテンポの盛り上がりが心地良い。この頃はこういう良質でシンプルなポップ・ロック・サウンドが多かった。



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