Love and Rockets
Biography

 ロンドンはノーザンプトンでバンドを始めたデヴィッドJとケヴィン・ハスキンス兄弟は、後にダニエル・アッシュとピーター・マーフィーを迎え78年にバウハウスを結成。ピーターのシアトリカルな表現力と、ノイジーなギター主体の暗さの中にポップセンスが光るサウンドは、一躍彼らをUKインディ・シーンの主役に押し上げた。黒を基調とした衣装にメイク姿という、ルックス面だけのフォロワーも、特に日本に多かった(いまだに多いという説も)。そんなバウハウスも、フロントマンとしての役割に疲労したピーターと、バンドの可能性を試したい残りのメンバーとで意見が食い違い、83年、名盤「Burning From The Inside」の発表とともに解散。デヴィッド、ケヴィン、ダニエルが再始動の際に選んだバンド名がラヴ・アンド・ロケッツである。名前の通りバウハウス時代とはうって変わったシンプルなギターロックを展開した彼らは、本国よりもむしろアメリカで成功を収めていくのであるが、98年にまさかのバウハウス再結成が実現すると、ラヴ・アンド・ロケッツはその役目を終えたように昨年、解散した。(松本)


Hit List

'89 #3 So Alive
 セルフタイトルとなった4枚目のアルバムからのセカンドシングル。バウハウス時代からのファンは、全米チャートでプリンスとボビー・ブラウンの次に彼らの名前があるのを見て、誰もが目を疑った。この曲はバンドの芸風を考えると、トーンを抑えたかなり地味な曲。タイトル通り生きていることの喜びを、死にそうな声で歌うダニエルと、女声コーラスとの掛け合いが耳に残るくらいで、最初から最後までミドルテンポのまま淡々と進んでいく。



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