'89 #13 Cult Of Personality
“黒いツェッペリン”と呼ばれたことを象徴するような、彼らのデビュー曲。隙間だらけのようで微妙にタイミングをずらすリズム、メロディとは無関係なリフを鳴らすギター、そしてあえて前面に出ないようにしている歌メロが渾然一体となって曲が進行する。この構成では誰がどう演奏しようとツェッペリン的という評価からは逃れられない。それでもヴァーノンのギタープレイや、一旦曲が終わると見せかけてニュースのナレーション調のMCが入り、突然倍速になってラストまで突っ走る終盤など、聴きどころは多い。
'89 #31 Glamour Boys
ミック・ジャガーがプロデュースを担当した、彼らにとってはやや異色な明るめのナンバー。メッセージ性もほとんどなく、ヴァーノンのギターも弾きまくるのではなくシャープなカッティングが主体となる。同じ土俵で評価する人はほとんどいないが、例えばパワー・ステーションの構成に近い。このバンドがこういうポップな曲も書けることは、意外に見落とされている。
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