Kon Kan
Biography

 バリー・ハリス(ギター、キーボード)とケヴィン・ワイン(ヴォーカル)はトロント出身。カナダ産を意味する“Canadian Content”略してCan Conを逆さに読んでコン・カン、これが彼らのユニット名となった。アルバムデビューは88年の「Move To Move」、ここから少し遅れて「I Beg Your Pardon」が世界的に大ヒットした。しかし案の定この手のユニットは長続きせず、間もなくケヴィンが脱退、実質バリーのソロ・プロジェクトと化す。そしてコン・カン自体も次のアルバム「Syntonic」発表後に消滅した。(松本)


Hit List

'89 #15 I Beg Your Pardon
 シンセサイザーが盛り上がり"Here we go!"のかけ声と共に曲がスタート。GQの「Disco Nights」使いのリズムに乗ったユーロビート調のメロディは、いかにも欧米受けが良さそうであるが、注目は中盤に入る女性ヴォーカルのパート。この部分のメロディは非常に良くできている。それもそのはず、ここはリン・アンダーソンの名曲「Rose Garden(70年3位)」をそのまま借用しているだけで、そもそも"I beg your pardon"とはこの曲の歌い出しの部分。それにしては曲のつながりに不自然さがなく、アイディアとして優秀であったことも確か。しかし彼らはさらに調子に乗り、次のシングルではレッド・ツェッペリンの「Immigrant Song」にナンシー・シナトラの「These Boots Are Made For Walkin'」を合体させるという荒技「Puss N' Boots/These Boots (Are Made For Walkin')」を出したのだが、さすがに同じ手は二度も通用しなかった(最高58位)。



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