Lou Gramm
Biography

 


Hit List

'89 #6 Just Between You And Me
 ソロ2作め 「ロング・ハード・ルック」からのファーストカット。当時、バラッド指向となってしまったフォリナーのサウンドに対して、ロック色を強めていきたいというルーの方向性の違いからフォリナー内部でミック・ジョーンズと対立を続けていた。彼のソロ活動の成功により、ますます2人の関係の亀裂は深まっていき、結果としてルーは90年にフォリナーを離れ、彼のソロ活動に関わってきた友人であり、ベーシストでもあるブルース・ターゴンらと「シャドー・キング」を結成することとなった。彼とホリー・ナイトの共作となるこの曲に関して言えば、フォリナーの一連の楽曲に比較して、サウンドの厚みに欠ける軽めのポップ・チューンで、彼の目指すところのものは見えてこない。このへんの彼が思うところを表現しきれない甘さ、リスナーもフォリナーを離れる必要性を理解できないところがその後の成功に結びつかなかった原因のように思う。一方、フォリナーはルーに代わるヴォーカルを入れたが、こちらも商業的にぱっとしなかった。売れなくなった者どうしの定石どおり、92年にルーはミックと再度話し合い、フォリナーに再加入した。

 私生活においては、97年日本へツアー向かう直前に、彼の脳に腫瘍があるのが分かり手術を行った。幸い腫瘍は除去され、2年間の投薬と放射線治療の結果、完治し、ライヴ活動に復帰、現在に至っている。(菅沼)



copyright (c) 1997-2004 by meantime, all rights reserved.
無断転載を固く禁じます。