The Escape Club
Biography

 「Wild Wild West」の銃声とともに消えたと思われたエスケイプ・クラブだが、意外に彼らはしぶとかった。91年にはピーター・ウルフを制作に迎えたセカンドアルバム「Dollars & Sex」を発表。そこからは「Call It Poison」が小ヒットに終わったものの、続くアコースティック・タッチの「I'll Be There」は見事にTOP10入りを果たす。その後間もなくバンドは解散したが、ヴォーカルのトレヴァー・スティールとギターのジョン・ホリデイはセッションミュージシャンとして今も活躍中。バハ・メンのレコーディングに参加したり、最近ではボーイゾーンの大ヒットアルバム「Where We Belong」にもクレジットされている。(松本)


Hit List

'89 #28 Shake For The Sheik
 良くも悪くもノベルティ的な色合いがあった「Wild Wild West」に比べると、まっとうなギターバンドといった色合いのセカンドシングル。重いギターのリフと、"shake!"というコーラスの掛け合いが印象的で、この曲がバンドの代表曲になってもおかしくないほどキャッチーな曲。“sheik”とは酋長のことで、国家権力の対立をコミカルに描いているが、リリースされたこの年の11月にはベルリンの壁崩壊。世界情勢の変動とともに、この曲のシニカルなメッセージは色あせてしまった。



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