The Doobie Brothers
Biography

 もう最初の1音を聴いただけで、全世界のドゥービーファンは狂喜乱舞だったことでしょう。なぜって、みんなが大好きだった頃のドゥービーサウンドが戻ってきたんだから。83年にバンド解散、88年にトム・ジョンストン、パット・シモンズ、タイラン・ポーター、ジョン・ハートマン、マイケル・ホサック(以上2〜4枚目のアルバムのメンバー)、そしてボビー・ラカインドの6名により再結成。翌89年にリリースしたアルバム「Cycles」からの第1弾シングル「The Doctor」で復活を果たしてくれたわけである。(菅沼)


Hit List

'89 #9 The Doctor
 アルバムのプロデューサーは38スペシャルをずっと手がけてきたロドニー・ミルスだが、この曲に関してのプロデュースはチャーリー・ミッドナイトと81年に「All Our Tomorrows」をTOP40入りさせたエディ・シュワルツが担当し、彼らとトム・ジョンストンの共作である。この年11月にマイケル・マクドナルドらも含むドゥービー黄金期のラインナップで8年ぶりの来日公演も果たし、まさにドゥービーファンにとって89年は最高の年になった。91年に「Cycles」と同メンバー同路線で「Brotherhood」を発表するがセールス的には失敗に終わり、90年代はライブ活動を行う他はスタジオアルバムのリリースも無く、99年に30年間の活動をCD4枚組にまとめたボックスセット「アンソロジー:ロング・トレイン・ランニン (1970-2000)」)をリリースしている。96年には76年にリリースした「The Best of The Doobies」が1000万枚のセールスを達成しRIAAダイアモンド・レコードの認定を受けたが、同時期にリリースされたイーグルスの「Their Greatest Hits 1971-1975」が現時点全米での最高セールス(2600万枚)を記録しているのと比較すると少々さびしいかも。80年代半ばから、彼らは矢沢永吉のレコーディング、ツアーに参加しており、日本の音楽ファンの間ではドゥービーよりもそちらの活動の方がなじみでしょ?。現在のメンバーは、トム・ジョンストン、パット・シモンズ、キース・ヌードセン、ジョン・マクフィー、マイケル・ホサックとなっている。

 最後に一言。マイケル・マクドナルドを貶すことでドゥービー通を気取る似非ファンの方々、「Takin' It To The Streets(76年)」からもう一度よ〜く聴き直してみたらどう?



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