Dino
Biography

 カリフォルニア州エンシノ生まれのディノ・エスポジートは多感な10代をラスヴェガスで過ごした。7歳から習っていたオルガンをハイスクールでピアノに転向、それを機に音楽理論を学んだり、父の経営するレストランのジュークボックスにシングルを入れ替えにやってくる業者にレコードをもらったりする中で音楽に親しんできた。ハイスクールでは加入したバンドにはメンバーにキーボードが既にいたため、シンガーを務めた。進学先のラスヴェガス大学ではコミュニケーション/ブロードキャスト/ミュージックを専攻。カレッジ・ステーションではプログラムディレクター、更に地元局POWER97のTOP40番組のDJを担当。そしてラスヴェガスのブラックステーションKCEPに就職、ミュージックディレクターとなる。さらにその仕事が終わるとクラブDJとしてファンクナンバーをかけまくっていた。ある日KCEPを訪れたレコード会社の宣伝マンに自分のデモテープを聞かせる。それを気にいった彼らの計らいでデビュー曲「Summergirls」を発売、88年8月にビルボードで最高位50位を記録し、デビューアルバム「24/7」を発表する。翌年発表のセカンドアルバム「Swingin'」からも「Romeo」等のヒットが生まれ、90年代半ばにリリースしたサードアルバムからもカバー曲「Ooh Child」を小ヒットさせた。(なかむら)


Hit List

'89 #7 I Like It
 ディノ最大のヒット曲となったこの曲はTOP40目前までヒットしたセカンドシングル「24/7」に続いて放ったサードシングル。KC &ザ・サンシャインバンドの「That's The Way」を思わせるフレージングを効かせたファンクテイストが感じられるナンバー。ヘタウマというかヘタヘタなディノのヴォーカルの軽快さに反し、ビデオでは妙にマジな顔で歌っていた。作曲、アレンジ、プロデュースなど全てディノがこなしているが「People clap your hands if you feel like it ... stop!」のあたりの音使いはさすがにDJらしい音遊びが感じられる。

'89 #23 Sunshine
 続くシングルはミディアムファンク調のオープニングから「彼女は俺の太陽」なんてまたまた使い古された単純な表現のサビで一気にウエストコーストらしい爽やかさになだれこんでしまうというカワイイ歌。「I Like It」でもキーボードで参加していたジェフ・ローバーはここにも登場している。ディノの一連のヒット曲の中でも特にポップなこの曲は、日本のリスナーにも愛されてJ-Waveのチャートでは5ヶ月近くもランクインする長期ヒットとなっていた。



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