Sharon Bryant
Biography

 ニューヨークはウェスチェスターという高級住宅地出身のシャロン・ブライアント嬢は、1980年代後半から1990年代初頭にかけて「Secret Lovers(86年3位)」「Always(87年1位)」「Masterpiece(92年3位)」といったメロウなR&Bヒットでポップでも活躍したアトランティック・スターのオリジナルボーカリストとして83年の5作目アルバム『Yours Forever』までリードを取っていたのがキャリアのスタート。彼女、TOP40ファンには82年のヒット「サークルズ(38位)」のボーカルで聞き覚えがあるかな、という感じですが、はっきり言ってアトランティック・スターが「Secret Lovers」を含む次のアルバム『As The Band Turns (85)』でブレイクしたのには不運にも乗り損なった感があり。しかしこの時の脱退の理由が元チェンジのメンバーのリック・ゴールウェイ君と目出度くゴールインしたから、ということなので、彼女として文句は言えなかったというところか。脱退後5年を経て歌の虫がムラムラして来たのか、ソロ作『Here I Am (89)』をリリース、「Let Go」のTOP40ヒットを放ったものの、その後はさっぱり音沙汰がないので、どうも後が続いていない様子ですな。(阿多)


Hit List

'89 #34 Let Go
 イントロからリンドラムマシーンが鳴り渡るこのジャンプナンバー、5年間の沈黙を経てソロデビュー、というので、当時流行のキャリン・ホワイト、ペブルスあたりの線をちょっとアダルトにした感じ、という線を狙った感じの曲に仕上がってます。シャロンも目一杯その線に乗って頑張ってるのですが、いかんせんコンセプトがステレオタイプなので、とてもステレオタイプな曲に仕上がっている、というのが悲しい現実。80年代ダンスナンバーとしての耳触りは抜群ですが、これでは新しいキャリアの展望はなかなか開けそうもないなあ、というのが実感。



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