Bad English
Biography

 89年、解散状態だったジャーニーの中で、突如ニール・ショーン(g)はソロアルバム「Late Nite」を発表。この仕事をキッカケに、ニールはもう一度ジャーニー復活を夢見るようになる。一方ジョナサン・ケイン(key)も、以前に関わったことのあるベイビーズの復活を考えていた。そんなお互いの考え方を再確認した2人は、新たにグループを結成することで合意し、具体的なアクションを始める。そして89年の春には、ジャーニー+ベイビーズとも言えそうなバッド・イングリッシュが誕生した。メンバーは、ニールとジョナサンの他、元ベイビーズのヴォーカリストで、その後ソロ活動をし、バラードの名作「Missing You」の全米1位記録からはさほど間が無い為、当時人気の高かったジョン・ウエイト(vo)。同じく元ベイビーズのリッキー・フィリップス(b)。そして元ワイルド・ドッグスのディーン・カストロノヴァ(ds)を加えた5人組によるバッド・イングリッシュは、早速その年の6月にアルバム「Bad English」でデビュー。全米でのセールスや評判も良く、早々と来日公演もこなすなど多忙振りを見せたが長く続かず、91年に2作目「Backflash」を発表した直後に解散した。その後、ニールとジョナサンはジャーニーの再結成を果たし話題になったが、ジョンは細々と数年に1作程度のアルバムを発表するも大きな話題にはならず、商業的な意味では大きく退く形となっている。尚、ナイト・レンジャーのジャック・ブレイズと、スティクスのトミー・ショウ等による「ダム・ヤンキーズ」というバンドが同時期に出現して、そちらも話題になったが、バンド名に象徴されるように、彼らを大いに意識して結成されたということだ。(奥村)


Hit List

'89 #1 When I See You Smile
 ここ日本ではあのリーヴァイスのCMソングで使われていたので、多くの人々が耳にしたであろうロッカバラードであるが、何と作曲作詞はあのダイアン・ウォーレンが担当となっている。恐らくダイアンにとってもバッド・イングリッシュにとっても「大出世作」であることには異論は無いであろう。尚この曲が当時大ブレイクした要因としては、ダイアンのペンによる美しく素直なメロディーに加え、彼らのHR的な演奏手段が、当時の言わば“パワー・バラードブーム”に、上手く引っかかったことが考えられる。因みにこの曲と前後してハートやチープ・トリックといったベテラン達も、ダイアンによるロッカ・バラードでヒット作を生んでいる。



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